朱雀は 小布施の栗菓子御三家のひとつ「小布施堂」でこの季節でしか食べられない究極の栗スイーツです。 このブログでは「小布施堂の朱雀を食べるには何時から並べぶのが良いか」を2017年の実体験をもとに紹介しています。 新栗の収穫時期の1か月間のみ、注文の都度、工場から出来立てを持ってきて提供されるそうです。 新栗の風味を損なわないように、と徹底したこだわりです! 2017年の販売期間は9月15日(金)~10月中旬まででした。 期間限定に加えさらに行列を生む理由が1日限定400個の超レアスイーツだからです。 料金は¥1,500円。 前払いで整理券の配布時に支払いをします。 【小布施堂 本店】 住所:長野県上高井郡小布施町小布施808 営業時間:11:00-15:00(食事)/10:00-16:00(喫茶) TEL:026-247-2027 小布施堂「朱雀」を食べるための宿泊 「朱雀」を食べるために前日金曜日に長野入りして、長野駅前のホテルに宿泊しました。 長野駅前を拠点にすることで、小布施以外にも観光に出かけられるメリットがあります。 しかし・・「朱雀」を食べるために整理券を獲得するには、当日ホテルを早朝6時に出発する必要がありました。 長野駅前の交差点の電光掲示板の時計は「06:07」です。 人通りがほとんどない時間に「小布施堂 朱雀」に向けて出発。 長野電鉄下り、小布施方面の信州中野行きの始発は6:21。 週末に公共交通機関を使って長野駅から「小布施堂の朱雀」を食べに行くにはこれが一番早い電車です! 小布施駅に06:54着。 車内には「小布施堂 朱雀」を目指すであろう人がちらほらいました。 駅から小布施堂まで徒歩10分。 ここから早歩きで向かいます。 朱雀 小布施堂の行列 小布施堂に到着したのは午前7時5分。 すでに大行列!この人の多さでは到底400個の中に入るのは無理かも、と一瞬にして目の前が真っ暗に。 整理券の配布は平日8:30から、土日祝は8:00からとなっています。 列の先頭は午前2時から並ぶ寝袋持参の強者もいる、なんて情報があったので、最大限急いだつもりでしたが、こんなに人が多いなんて想定以上でした。 敷地内に並びきれない人が道まであふれています。 キャンプの装備を持参している人も中にはいました。 「朱雀」整理券の並んだ位置と並び方 お店の入り口を先頭に列が作られています。 青い星印が午前7時5分に整理券の列に並んだ位置で「長野信用金庫の店舗前」です。 そのあと続々と人が増えて、交差点を曲がった先まで列が伸びていました。 この時点でお店のスタッフさんが列の整理をしていたので、400個に入れるか確認したら、400人は私たちの位置から30人くらい前の位置と教えていただきました。 絶望的・・・ そして時刻は8時になり整理券の配布が始まります。 せっかく始発で来たので、結果がわかるまでは最後まで並んでみよう、と行列に残りました。 朱雀 小布施堂 整理券 午前8時50分ごろ、運命の告知がやってきます。 男性スタッフさんが人数を数えるカウンターを持ちながら列に沿って人数を数え始めます。 かなりドキドキしながらその男性が私たちを数え終えて通り過ぎるのをを祈りますが、残念ながら私たちの前方、5組くらい前でアナウンス。 「このあたりが400のライン」とのこと。 私たちのほんの前のグループで終了の最悪の結果に・・・ただし、「キャンセルなどもあるので10名くらいは前後します」、との追加アナウンスがありました。 わずかな希望をもって行列に留まることにしました。 私たちのずっと後ろに並んだ人たちも列を離れる感じはありませんでした。 それから30分の間、徐々に列は進みお店の入り口手前までたどり着きます。 私たちの前には3組くらい、スタッフさんが最終の最終でどこまで整理券が配布できるかを一組ずつ確認した結果、ギリギリ整理券を購入することができました! 午前9時20分くらい。 無事に購入できた「朱雀」小布施堂の整理券。 最終的に後ろから数えて4組目くらいでした。 午後3時30分から本宅にていただけることに。 小布施堂「朱雀」究極の栗スイーツをいざ実食 時間になりようやく入店!4人テーブルの相席でした。 結構、ギリギリのラインで入れて人たちは、なんか変な仲間意識が芽生えるのか「入れて良かったね~」みたいな声が聞こえてきます。 着席して間もなく、「朱雀」が運ばれてきました。 蒸した新栗を裏ごしした素麵状の栗ペーストで栗餡を覆ってあります。 栗100%の素麵状のペーストは箸で慎重に食べなくてはならいほど繊細です。 「朱雀」のアップ。 早起きの疲れも吹っ飛ぶくらいの感動です。 なかに詰まった栗餡。 素麵状のペーストは栗そのままの味わいで、なかの餡と一緒に食べるのがコツです。 小布施堂の本宅の庭の様子 午後3時30分までだいぶ時間があったので、えんとつカフェの「モンブラン朱雀」を食べたり、一旦、長野駅に戻り善光寺を観光をして時間を有効に使いました。 小布施堂 本宅の庭。 写真左の建物のなかで「栗の点心、朱雀」をいただきます。 整理券の番号を呼ばれるまでは、座れるスペースがありますので、そこで待機します。 入り口には完売のサインが置いていあります。 小布施堂本宅なかの様子 天気が良く、縁側からの光が差し込んでいます。 3人以上のグループはひとつのテーブルで案内されたいたようです。 お一人様、二人の場合は相席になっていたようでした。 縁側の席。 うまく順番が合えばここに案内されることも。 特別席のような雰囲気。 本宅の裏手の庭。 本宅裏手から見えるはなれ?でしょうか。 雰囲気ある建物です。 小布施堂の朱雀を食べた感想 土日祝に公共交通機関を使って「小布施堂の朱雀」を食べようと思ったら、長野電鉄の始発を使ってもかなり厳しいことがわかりました。 必ず食べたい場合は車で行くか小布施に泊まる必要があります。 そこから徒歩10分 【小布施旅行の関連記事】 えんとつカフェの「モンブラン朱雀」 小布施堂本店の「朱雀」とは別に食べておきたい栗菓子が小布施堂の系列店「えんとつカフェ」にあります。 朝の行列の位置をみて、小布施堂の「朱雀」が食べられなかった場合の保険としてもう一つの朱雀、えんとつカフェの「モンブラン朱雀」の整理券の列に並びました。 もともと、どちらか食べれればいいと思って小布施には来ています。 「モンブラン朱雀」整理券の並び方 「モンブラン朱雀」の整理券の列の並び方です。 朝早くは正門は開いていないため裏から廻って中門から入ります。 本店の「朱雀」とは別ですのでご注意ください。 中門への行き方が書いたサインが数か所置いてあります。 なんて親切。 午前7時15分の中門から撮影した「モンブラン朱雀」の整理券を求める行列です。 先頭から円を描くように行列を作っています。 午前7時15分で先頭から数えて32番目でした。 こちらは小布施堂の「朱雀」と違って列が短いのに驚きです! 午前8時に整理券の配布(購入)が始まり、整理券を無事購入することができました。 これで最低限の目的は果たせホッとします。 小布施堂「栗の点心、朱雀」の整理券をギリギリでゲットしたあと、再びこちらに来ましたが、その時はすでに「モンブラン朱雀」は完売していました。 通年提供されているので、他の時期はわかりませんが、新栗の時期はこちらも早めに整理券の列に並んだ方が良いのかもしれません。 「モンブラン朱雀」をいざ実食! 料金はドリンクとセットで1,500円(税込)。 セットのドリンクはコーヒー(hot or ice 、紅茶 hot or ice 、ジュースの中から好きなドリンクが選べます。 セットのコーヒーもこだわりの一杯です。 モンブラン朱雀に合うオリジナルブレンドの「朱雀ブレンド」がいただけます。 「モンブラン朱雀」。 こちらは通年食べられますが、いまは新栗を使った栗のペーストなので貴重な一品です。 香りがよく、甘さは控えめで、和栗の濃厚な味わいを楽しめるようになっているようです。 お店のブログによると中はナッツのセミフレッドとカスタードクリームから作られていて、サクサクの食感がよかったです。 個人的には中がメレンゲでなかったのもプラスで嬉しかったです。 小布施堂の「朱雀」同様、唯一無二のモンブランです。 店舗はもともと小布施堂本宅の蔵を改装して作られたそうです。 外観は歴史ある佇まいですが、店内は白を基調とした内装で天井は高く2階席もあります。 外観とのギャップが素敵な、まさにオシャレなカフェです。 待つことなく、すぐ案内されました。 小布施の観光の中心地も平日は土日祝と比べて人は多くないのですね。 その日は個人で観光している人よりもバスツアーの団体さんを多く見かけました。 朱雀パルフェの専門店、傘風楼はイタリア料理店のはずですが、オフィシャルブログを見ると2017年8月26日(土)から朱雀パルフェの専門店として営業しているようです。 料金はドリンクとセットで1,250円(税込)です。 ドリンクはブレンドコーヒー、アイスコーヒー、エスプレッソ、カフェインレスコーヒー、紅茶、アイスティー、小布施牛乳、小布施のリンゴジュース、赤いオレンジジュース(イタリアシチリア産)から選べます。 プラス150円すると、季節の自家製スカッシュ、自家製ジンジャーエール、カプチーノにできます。 朱雀パルフェの専門店 傘風楼の外観。 営業時間は12:00-16:00。 朱雀パルフェのメニュー。 全部で10層!シリアルとバナナでカサ増し?されていないのも個人的には嬉しいです。 「どこか行きたいな~、できれば海外!」が口ぐせの妻を持つ、ごく普通のオーバー40のサラリーマンです。 大学を卒業後にワーキングホリデーで渡豪。 ビジネスビザを取得してシドニーで8年働いていました。 週末は都内を中心にコスパ重視(安くて・美味しい・雰囲気が良い)のランチスポットを夫婦で巡っています。 夫婦で楽しめる旅行やグルメ情報を発信できたらと思っています。 twitter: カテゴリー• アーカイブ•
次の小布施堂本店 雨上がりの木々の緑が、より美しく輝く季節となりました。 今月も旬の食材を使ったお料理をご紹介いたします。 【太刀魚の利久揚げジュレ添え】 太刀魚にごまをまぶして、香ばしく揚げました。 だしの香る和風ジュレとご一緒にお召し上がり下さい。 【アスパラ素麺】 素麺のように細く切り、シャキシャキとしたアスパラと、 ふわふわなあさり真薯をお入れしたお椀。 あさりと鰹節から丁寧に取っただし汁からも、 初夏を感じられる一品でございます。 【宝登冨のくるみ辛子添え】 新じゃがいもや新玉ねぎなどを、 牛肉とともにじっくり炊き上げました。 優しい辛さのくるみ辛子がアクセントです。 【アスパラ御飯】 炒めたアスパラを、昆布だしで炊いた御飯に混ぜ込み、 サクッとした穂先の天ぷらをお乗せしました。 【びわ】 びわの爽やかな甘さが口に広がるデザートでございます。 栗あんでお作りしたくずきりもご用意しております。 ぜひ、小布施堂へお越しくださいませ。 えんとつ えんとつでご提供している「モンブラン朱雀」は 季節限定「栗の点心 朱雀」を洋風にアレンジしたもので、 通年でご提供しております。 えんとつでは、お飲み物にミカフェートの川島良彰さんが考案した、 モンブラン朱雀にぴったりのオリジナルブレンドの 「朱雀ブレンド」をご用意しております。 モンブラン朱雀の為に産地までこだわり 選ばれたコーヒー豆を焙煎、挽き方まで調整しています。 挽き立ての豆を丁寧にハンドドリップでご用意致します。 フルーツのように新鮮な「朱雀ブレンド」を モンブラン朱雀と一緒にお楽しみください。 皆さまのご来店お待ちしております。 メニュー ・モンブラン朱雀とお飲み物のセット 1,600円 コーヒー朱雀ブレンド アイスコーヒー 紅茶 アイスティー リンゴジュース.
次の栗菓子の老舗「小布施堂」(長野県小布施町)の「朱雀」は期間限定、数量限定、本店限定の極めて貴重な大人気商品。 小布施栗の新栗収穫期一ヶ月間のみ製造され、出来立てを都度工場に取りに行く為、工場隣接の本店と本宅2箇所の提供でテイクアウトも出来ない、こだわりの逸品です。 秋にはメディアでも頻繁に紹介され、販売期間中は早朝から大行列が発生。 絶対に一度は食べたい、小布施堂の朱雀を紹介します! 新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う、県境をまたいだ移動の自粛が2020年6月19日より解除されます。 また県境をまたぐ観光については「徐々に行い、人との間隔を確保すること」というガイドラインが政府より示されています。 各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。 (LINEトラベルjp) 写真:藤田 聡 小布施堂本店横には、平日の朝7時でも既に写真のように並んでいます。 驚くべきことに雨の日でも同様に並んでいるので、特別な攻略法はありません。 強いて言えば車の場合は、小布施駅の始発5時40分の前に行けば、電車の人には勝てるという程度です。 本店の定員は20名で本宅も同様と考えれば、30番前後で並ばないと初回の9時は無理です。 平日でも整理券配布 販売 開始の2時間以上前に到着して、行列が短ければ車中で待機して、20人程度になってから実際に並ぶのがおすすめ。 つまり、2時間程度の待ち時間は覚悟が必要で、週末ならさらに前に到着しましょう! 併設の無料駐車場が満車の場合は、少し離れた町営の有料駐車場になります。 以前は時間制でしたが、今では一日制の料金。 食後に小布施町内を散策したり観光して、いつまで駐車しても同一料金なので安心です! 写真:藤田 聡 整理券は朱雀を食べる場所と時間が指定された指定席券で、購入後は2度と並ぶ必要が無く極めてスムーズ。 近年は整理券の配布時に会計も同時に済ませるようになり、一層効率的になりました。 「朝から並んでよかった」と食べる前から実感出来ます! 朱雀が午後になっても構わないなら、平日なら整理券配布直前でも間に合う場合もありますが、一日400個限定なので売切れの場合もあります。 行列対策としては、敷物を敷いて座って待つのも一法。 2人以上なら「信州の小江戸」と呼ばれる小布施の町並みを、交代で散策しつつ待つ事も出来ます。 散策は食後にも楽しめるので、記事の最後で詳細に紹介します。 朱雀は予約出来ませんが、本店レストラン平日限定「朱雀特別コース」は予約可能で、並ばずに頂ける裏技としておすすめ。 ランチの電話予約は例年8月下旬ですが、2019年は8月初頭に開始し既に満席です。 系列宿の「桝一客殿」でも「朱雀付き」と明記された宿泊プランに限り並ばずに頂けますが、早々に予約が一杯になるのが実情です。 小布施堂の朱雀は、小布施栗そのままの「点心」 写真:藤田 聡 小布施堂の朱雀はモンブランではありませんが、形から無意識にモンブランの味を期待してしまうのも事実。 そういう場合には、姉妹品の「モンブラン朱雀」がおすすめ。 馴染み深いモンブラン味なので、「朱雀よりも美味しい」と口コミやブログでも大評判です! 加工商品なので通年販売で、朱雀の販売期間中でも商品の内容に変更はありません。 中にはイタリアのアイスクリームが入っており、残暑厳しい季節にもピッタリ。 テイクアウトは出来ずホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、小布施産アップルジュースから選択したドリンクとセットで頂きます。 結構甘いので、ドリンクは先に全部飲んでしまうのがおすすめ。 食後に飲むとモンブランの甘さに麻痺して、折角のドリンクが全く甘く感じません。 お皿の角に添えられた、ビターチョコとベリーのソースを活用して、お口直しをしながら最後まで美味しく頂きましょう! 写真:藤田 聡 小布施町では他にも小布施栗の銘菓が多数あり、新栗の季節には限定商品が各種登場します。 特に朱雀が午後になってしまった場合には、待ち時間を有効に活用する意味でも、季節限定スイーツめぐりがおすすめです! 山家定食で有名な竹風堂小布施本店の栗小餅は、9月末から10月下旬の期間限定で朝のみ販売。 朱雀同様にテイクアウトも予約も出来ず、2階の食事処で頂きます。 栗の木テラス小布施店では、看板商品のモンブランが「新栗モンブラン」になります。 いずれも例年9月下旬の販売開始ですが、新栗の収穫状況次第で変動します。 栗に飽きた場合には、パティスリー・ロントの信州りんごの洋菓子もおすすめ。 特に季節限定のタルトタタンは、人気商品で売り切れ必至!こちらも、お菓子用の信州りんご品種の収穫状況次第で、提供期間が変動します。 期間限定なので入手困難ですが、それでこそ本当の旬の味を堪能出来るのです! 写真:藤田 聡 実は小布施栗の時期は、山田温泉で知られる信州高山温泉郷や志賀高原では紅葉シーズン真っ盛りで、まさに見頃。 小布施堂の朱雀を満喫したら、ドライブを兼ねて紅葉狩りに行きましょう。 特に小布施町から非常に近い七味温泉では、白濁の本格硫黄温泉の露天風呂から絶景の紅葉を一望出来ます!詳細については、別記事で紹介しましたので、是非ご覧下さい。 (記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります) 小布施堂本店「朱雀」の基本情報 住所:長野県上高井郡小布施町小布施808 電話番号:026-247-2027 朱雀販売期間:2019年9月10日 火 〜10月20日 日 チケット販売時間:平日8:30〜(土日祝は8:00〜) アクセス:長野電鉄小布施駅から徒歩約10分 2019年10月現在の情報です。 最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
次の