2012年、2015年、2017年と製作された同三部作でオーブリー役を演じたアンナによると、キャスト陣は第4作目に乗り気だという。 コライダーの「レイディーズ・ナイト」シリーズに出演したアンナは、第4作目の製作へ向けてキャストが再集結するかどうか質問され、こう答えている。 「私達は、もちろんやりたいわ!私達は皆『やろう!』ってなるわよ。 老人ホームから演じるぐらい年を取るまでやって行きたいから」 また、プライベートでもキャスト同士は仲良しかどうか聞かれたアンナは、アナ・ケンドリックやレベル・ウィルソン、ブリタニー・スノウを含む共演者と築いた絆について、こう続けている。 「100パーセントね。 ほかに言いようがないし、あんなケミストリーは偽れるものじゃない。 お互いに茶化し合ったりする楽しい経験や、本物の女友達グルーブであったことを偽れるもんじゃない」「あの映画を撮影した時、私達はとても若かったから、リハーサルをしている時は学生時代に戻ったような感じだった。 みんな同じホテルに泊まって、週末にはパーティーを開いていた。 それに、私達の多くにとってあれが初めての大作だったの。 アナ・ケンドリックとブリタニーは違ったけどね。 でも、私達は同時に学んでもいた。 そして素晴らしい時を過ごしていたわ」 「映画の宣伝で飛び回って、多くの時間を一緒に過ごすから、仲良くなかったら、また違った経験となる。 地獄になる得るわね」.
次の本編をあらすじ順に詳しく解説(感想含めて)• バーデン・ベラーズのメンバーについて• マッシュアップされている原曲・劇中曲まとめ など、詳しく紹介していきます。 「ピッチ・パーフェクト」では、バーデン大学にベッカが入学したことで、アカペラサークル「バーデン・ベラーズ」が新チームとして結成されていくストーリーが描かれます。 伝統を重んじるチームリーダーと、新しさを取り入れて行く提案をする新メンバーたち。 葛藤を通して絆を深めていきます。 作中にはたくさん音楽シーンがあるのですが、扱うのがアカペラということもあって、普通のミュージカル映画とはちょっと趣向が違うのが面白ポイントの1つです。 伝統vs革新というテーマもわかりやすい構図で観やすい作品でしたよ。 「ピッチ・パーフェクト」あらすじ 目次• 大学アカペラ選手権の決勝。 トレブル・メーカーズの圧倒的パフォーマンスのあと、バーデン・ベラーズが登場。 ボーカルのオーブリーがステージ中に戻してしまったことで、最悪のステージになってしまいます。 新たな春、ベラーズ再生へ向けて始動 あれから4ヶ月後。 ベッカはバーデン大学に入学。 父が大学教授をつとめており有意義な大学生活を望むが、ベッカはレコード会社に勤めて音楽をやりたい。 しっかり大学生活をすればLA行きを援助するという父。 そんな折、去年の失態もありたった2人になったバーデン・ベラーズに勧誘されます。 しかし歌には興味がないと断るベッカ。 DJをやりたいベッカはラジオ局でバイトをしていました。 そこでジェシーと知り合います。 ベッカがシャワールームで鼻歌を歌っていたら、バーデン・ベラーズのクロエに気に入られ、改めてオーディションにお呼ばれすることに。 ベラーズへ新加入。 しかし選曲やダンスは伝統のものだけ アカペラチーム合同のオーディションが始まります。 素人目にはうまいのか上手くないのかいまいちわかりませんでした…が。 ベッカ達10人が、新たにバーデン・ベラーズの一員として迎え入れられます。 一方、ジェシーはトレブル・メーカーズに入ります。 しかしリーダーのオーブリーはトレブル・メーカーズを嫌っており、チームメンバー同士が仲良くしたり性行したりすることを禁じます。 破ったことですぐにチームから2人破門される始末。 オーブリーは伝統を重んじることを重視していました。 古い曲ばかりのリストが渡され、独自のダンスも禁じられ、ベラーズの訓練が始まります。 ベッカはジェシーと仲良くしていることも咎められます。 伝統を重んじるあまり、失敗を繰り返すベラーズ 初めての発表会は団結力が足りず失敗。 さらに、オーブリーとともに残っていたクロエが声帯結節であることが判明します。 ジェシーが将来の夢が映画音楽の作曲であることをベッカに伝えますが、ベッカは映画が好きではなく話が噛み合いません。 ジェシーはおすすめ映画「ブレックファースト・クラブ」をベッカに見せます。 映画はあまり見ていなかったものの、2人の仲はなんだかいい感じに。 アカペラチームによるバトル(リフオフ)でも、またもトレブルメーカーズに負けてしまうベラーズ。 伝統にこだわり古い曲を貫こうとするオーブリーに、ベッカは提言するも聞いてもらえません。 その後、地区予選のステージでも、去年と同じ曲を歌い会場をしらけさす始末。 エイミーのアドリブがあったことでなんとか盛り上がり、ぎりぎり2位通過をします。 トレブルメーカーズはもちろん地区優勝です。 大会後のいざこざに巻き込まれ、トロフィーを投げて窓を割ってしまったベッカは警察に捕まってしまいます。 怒った父はLA行き援助を撤回。 ベッカの脱退。 ベラーズの仲にヒビが 予選を振り返り、オーブリーはエイミーのアドリブを咎めます。 しかし、観客にもウケたと提案するベッカらに対し、オーブリーは相変わらず聞く耳を持ちません。 準決勝大会へ向かう道中。 トレブル・メーカーズのメンバーはエイミーにブリトーを投げつける嫌がらせ…。 こいつら本当に嫌なやつだな…常に偉そうだしあんまりいいイメージがないです。 大会へ向かうバスの中ではみんなでアカペラセッションするなど仲が深まります。 しかしガソリン入れ忘れでバスはガス欠。 結果、トレブル・メーカーズのバスに同乗させてもらうことに。 さすがにブリトー投げた手前、断らなかったんですかね。 準決勝では、今まで通りではダメだと判断したベッカがアドリブを入れたことで、オーブリーにきつく叱られます。 ベッカをかばおうとしたジェシーとも険悪に。 ベラーズは結局準決勝で姿を消すことになってしまいます。 1人で改めて「ブレックファースト・クラブ」を見たベッカは、結末に涙を流します。 落ち着いたベッカはジェシーに謝りに行くも、心配してくれる人を邪険にするなんてと拒否されてしまうのです。 やっと1つに!心機一転ベラーズが優勝 そんな折、ベラーズに決勝大会出場の知らせが届きます。 オーブリーはベッカなしで出場しようとしますが、オーブリーの独裁っぷりにチームはぐちゃぐちゃに。 もめていたとき、ベッカが登場。 勝手にアドリブしたことを謝り、戻りたいと告げます。 オーブリーも自身の独裁を反省し、ベッカにリーダーの座を渡して新しい曲を歌うことを受け入れます。 やっと1つになれたベラーズ! そして決勝大会。 全く新しい衣装にダンス、曲で勝負にでたベラーズは見事に優勝を決めます。 ジェシーとも仲直りしてハッピーエンドです。 「ピッチ・パーフェクト」登場人物 登場キャラクターについて詳しく解説していきます。 今作ではベラーズがまとまるときに秘密を打ち明ける演出があったので、各自の秘密についてもまとめます。 ---バーデン・ベラーズ--- ベッカ/アナ・ケンドリック 音楽プロデューサーを目指しているベッカ。 バーデン大学には父親が教授をしていることもあり入学しましたが、本心ではなく本当はLAで音楽を学びたいと思っています。 歌が上手いことからバーデン・ベラーズへ加入することに。 友達はほとんどいない一匹狼的な性格。 一方で、ラジオ局で自分のDJアレンジを流してもらえた時には笑顔を見せてはしゃくなど、少女らしい一面ももっています。 ベラーズでは伝統を貫こうとするオーブリーに意見し、現代風チームへと生まれ変わる一助を担いました。 オーブリー/アンナ・キャンプ バーデン・ベラーズのリーダーで、メインボーカル。 昨年の決勝大会でパフォーマンス中に戻してしまうという失態を犯したことで、チームを崩壊させてしまいました。 自称パパっ子で、失敗を許されない家庭に育ってきました。 伝統にこだわり、こだわりだしたら聞かないわがままな性格も持ち合わせています。 クロエ/ブリタニー・スノウ 今年に入ってもオーブリーとともにバーデン・ベラーズに残っていたメンバー。 声帯結節になり切除したことで、Gシャープ以上の高温は出なくなってしまいましたが、代わりに低音が出るようになりベラーズの楽曲の幅を広げることになりました。 ファット・エイミー(パトリシア)/レベル・ウィルソン バーデン大学の新入生でオーストラリア出身。 太った体型をいじられることを嫌い、自ら「ファット」と名乗っています。 性格は明るく、下ネタもよく発言するお調子者。 本名はパトリシアです。 ステイシー/アレクシス・ナップ バーデン大学の新入生でスタイルも抜群。 実はセックスが好きであることを暴露しました。 シンシア/エスター・ディーン バーデン大学の新入生でレズビアン。 2ヶ月前にガールフレンドに捨てられて以来、ギャンブルにハマってしまったことを暴露しました。 リリー/ハナ・メイ・リー バーデン大学の新入生で、極端に小さい声で喋ります。 しかも話す内容がいつも不気味な不思議ちゃん。 暴露内容は双子の妹を食べたという奇妙な内容でした。 アカペラではドラムの音を担当しています。 ジェシカ/ケリー・ジェイクル バーデン大学の新入生。 アシュリー/シェリー・リグナー バーデン大学の新入生。 デニース/ワネッタ・ワルムスレイ バーデン・ベラーズの一員。 ---トレブル・メーカーズ--- ジェシー/スカイラー・アスティン バーデン大学の新入生で、トレブル・メーカーズへ入部します。 ベッカとはラジオ局でのアルバイトで知り合って以降、いい感じの仲に。 映画音楽プロデューサーになることが夢です。 演じるアスティンは、今回での共演をきっかけにオーブリー役のアンナと結婚しました。 バンパー/アダム・ディヴァイン トレブル・メーカーズのメインボーカル。 しかし決勝大会を目前に、メジャー抜擢により脱退します。 ベンジー/ベン・プラット ジェシーのルームメイトで、手品好きのオタク。 もともとトレブル・メーカーズへ入部を希望していましたが、少し変な性格であることから拒否されていました。 バンパーの穴を埋めることで入部を果たします。 ドナルド/ウトカルシュ・アンベードカル トレブル・メーカーズの一員。 ゲイル/エリザベス・バンクス アカペラ大会のコメンテーターを務める女性。 結構毒舌で、ベラーズに対しても厳しい評価を何度も口にします。 演じるエリザベス・バンクスは本作のプロデューサーでもあります。 ジョン・スミス/ジョン・マイケル・ヒギンズ アカペラ大会のコメンテーターを務める男性。 女性蔑視の思想を持っており、ベラーズに対しては女性チームだから上手くいかないという意見を都度発言します。 「ピッチ・パーフェクト」劇中曲 本作ではいくつもの曲がアカペラアレンジされて使用されています。 有名なものをいくつか紹介します。 原曲はブルーノ・マーズが歌っています。 海外ドラマ「glee」でも歌われたことで知名度が高い曲です。 まとめ 「ピッチ・パーフェクト1」では伝統と革新というテーマの元、新生ベラーズが1つになっていく様子が描かれました。 アカペラ音楽も随所で登場し、普通のミュージカル映画とは一線を画している点で、独特の作品として面白かったです。 物語は2015年に公開された「ピッチ・パーフェクト2」へと続きます。 続編で描かれるのは、本作から2年後、ベッカたちが大学4年生になった年です。 新たな危機を前に、世界大会優勝を目指して絆を深めていく物語になっています。 1作目のプロデューサーであるエリザベス・バンクスが続編では初監督を務めています。 個人的には1作目以上に2作目のほうが、リアルな学生たちの悩みや葛藤を描いていて観やすい作品だなという印象です。
次の作品全体について ほぼ全編通してテンポのいいガールズトークが続くコメディが良かった。 メインのメンバー全員の個性を活かしていたかと言われると微妙だけど、さりげない一言とか目線で誰が誰をどういう風に見ているのかを感じ取れる会話シーンが多かったと思う。 シーンごとの切り替えも、舞台パートもとにかく小気味よいカット割り。 まさしくテンポを意識した映像だった。 映像的には平凡な部分が多かったけど、終始楽しく見れた。 カメラワーク コメディ映画であることを前提にしても、舞台パート以外のカメラワークが単調。 ベッカとジェシーの距離感を詰めるカットバックとTUは良かった。 ベッカがオーディションを受けるとき、ベッカ以外のキャラクターを色んな画面分割で見せるのが良かった。 メインたるベッカをどう写すのかも注目してたけど、一人だけステージで座って歌うというアイデア。 これもまた良くて、オーブリー達の心を動かす距離感の近さの演出として有効だった。 舞台パートもステージ演出特有の回り込みや左右に動かす映像が続くのはつまんない。 ライブ映像とかならまだしも、映画の中の舞台くらい新しいものが見たいと思ってしまう。 これは他の作品にも言えることかも。 その他 オーブリーとクロエの関係性が最高に良い。 本作最大の見どころ。 冒頭の「事件」によってサークルに残された二人。 考えが決して近いわけではないのに水面下にある信頼関係が見えかくれするセリフ、カメラワークが猛烈に良い。 革新的なベッカを評価しつつも保守的なオーブリーを思いやるクロエの優しさが表出したときのオーブリーの態度にも注目。 クロエの感情を理解しているのような視線を送るのが百合チック。 最後の舞台シーン、序盤のクロエのソロパートは画面手前にオーブリーを置き、振り付けの一環であるものの、オーブリーの方へ体を向ける。 二人の特別な関係性を示してくれる、すごく良いカットだったと思う。
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