厳正なる審査の結果、見事ギネス世界記録認定! そしてさらにもう一体、凄い大蛇みこしがあります。 大地に長く横たわるその大きさ、なんと全長108メートル、総重量2トン。 2001年の巳年を記念して制作されたもので、こちらも二年の歳月をかけて全て手作りによる巨大みこしです。 2013年の巳年にはギネス世界記録公式認定員の立ち会いの下、見事「Longest festival snake 最も長い祭り用の蛇」としてギネス世界記録認定。 老神温泉が歓喜に包まれ、300人の担ぎ手によって温泉街を練り歩きました。 こちらの世界一大蛇みこしは12年に一度の巳年のみに担がれますが、毎年大蛇まつりの時に展示されているので、その迫力を体感してみてください。 大勢の担ぎ手によって息が吹き込まれ、大蛇みこしが喜びの舞いを踊ります 2014年の大蛇まつりは5月9日、10日開催 もうすぐ開催の2014年の老神温泉大蛇まつりの見どころを老神温泉観光協会の星野さんに伺いました。 「2014年は5月9日(金)、10日(土)の2日間にわたって開催されます。 昼は子供みこし、夜は若衆みこしが登場。 ギネス世界記録認定108メートルの大蛇みこしの展示もあります。 その他にも鏑矢を射る『蟇目(ひきめ)の儀』や温泉街ウォークラリーなどの様々な催しが盛り沢山ですので、ぜひお越しください」 今年も大蛇たちはきっと勇壮な姿を見せてくれることでしょう。
次の5月10日、群馬県に位置する老神温泉の大蛇まつりにおいて、 新たなギネス世界記録が誕生しました。 記録名は、 『最も長い祭り用の蛇 Longest festival snake 』です。 全長は108メートル、重さは約2tになる祭り用の蛇です。 本記録の前記録保持者は、新潟県関川村。 2000年に「大したもん蛇祭り」に出す大蛇みこしとして、 82. 7m(271ft)の長さと2t(4400lb. )披露し 認定されていたものでした。 この記録に認定されるためのガイドラインを 抜粋して説明すると次のようなものになります。 祭り用の蛇でならず、蛇に見えなければならず、 蛇の一部を模しただけではなく、 全体を模したものでなくてはならない。 今回、このガイドラインをクリアしたことで 認定された老神神社の大蛇みこしは、 実は2001年からひっそりと存在していたみこしです。 頭はグラスファイバー、胴は発砲スチロール、表面はビニールで、 全長も申し分のない108. 22mという長さです。 元々、「世界一の蛇で 化しよう! をしよう!」と 2年がかりで製作したものだったそうです。 蛇のみこしを確認する公式認定員のカルロス・マルティネス そして、実は当時から ギネス世界記録に挑戦しようという 目論見はあったのです。 ところが、英語での本社への申請方法しかなかった当時は (現在は日本語での申請もできます)、 思うようにコトが運ばず、悔しい想いが残ったまま、 断念した経緯があったのです。 2001年から12年もの歳月が経過してしまったのにも、 大きな理由がありました。 それは、蛇の年、巳年を待っていたということでした。 それだけに喜びも大きかったのでしょう。 総勢300人で2tの大蛇みこしを支え、運ぶ 「今から12年前にもギネス世界記録に申請を試みたのですが、 当時はまだ日本語のサポートがなかったこともあり、途中で断念していました。 そして12年ぶりの巳年の今年、ついにギネス世界記録に申請、認定。 本当に嬉しいですね」 遂にギネス世界記録挑戦となった「大蛇まつり」には、 地元の高校生や子供たちなど、老若男女300人がかけつけて、 2tのみこしをかつぎ練り歩いたのでした。 赤城神社の御神体である白ヘビを模した 大蛇のみこしも、 この土地の守り神として崇められるだけではなく、 ギネス世界記録に認定されたことは嬉しかったのではないでしょうか。 地元の人たちは、このギネス世界記録に沸き立っていました!!
次の2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、みこしの渡御などが中止となります。 詳しくはをご覧ください。 体長30mの大蛇を数十名の人数で担ぎ、振る舞い酒と共に温泉街を駆け巡る「大蛇まつり」は、 老神温泉の名前にも由来する「大蛇」への感謝を示す老神温泉で最も大きなイベントです。 はるか昔、赤城山の神と日光男体山の神が今の戦場ヶ原で争いました。 互いに「蛇」と「ムカデ」に化けて激しく戦いましたが、 矢傷を負った 蛇は老神の地まで戻り、体の矢を抜いて地面に刺しました。 すると大地から温泉が湧き出し、湯に浸かった蛇はすぐに回復してムカデを追い返しました。 これによりこの土地は「追い神」と呼ばれ、今の老神温泉の名の由来となりました。 赤城山の守り神であり、万病に効く温泉を見つけてくれた「蛇」への感謝の気持ちを込めて、 老神温泉では例年「大蛇まつり」を開催しています。 威勢の良い掛け声とともに大きな蛇を大勢で担ぎながら、夜の温泉街を練り歩く若衆みこし。 みこし自体の全長が長いため、おのずと蛇が生きているかのような動きが出て迫力があります。 大蛇神輿が温泉宿や店先を通りがかると、庭の方まで入り込んでいき「とぐろ」を巻いて一休み。 担ぎ手たちが大きな杯で振る舞い酒を回し飲むたびに、大きな歓声が上がって温泉街が熱気に包まれます。 担ぎ手たちの酒が回るごとに神輿の蛇行が強まり、いよいよ大蛇の動きに「らしさ」が増してきます。 神輿は、当宿「吟松亭あわしま」の館内にも入り込み、ロビーラウンジで賑やかな「とぐろ」も巻きます。 老神温泉「大蛇まつり」は、年5月の第二金曜日と土曜日に開催されます。 2013年の巳年に「Longest festival snake 最も長い祭り用の蛇」としてギネス世界記録にも認定された、 全長108m、重さ約2t、胴回り1. 3mの「大蛇」も、12年に一度、200名以上もの手によって担ぎ出されます。 昼間は元気なちびっ子たちによる可愛い「子供みこし」が通りを練り歩き、 夜は大人たちによる「若衆みこし」が街に繰り出します。 「子供みこし」に使われるの全長20mの蛇は、平成28年9月17日に開催された東京都品川区の魅力発信イベント 「しろへびサミットinしながわ」において貸し出されました。
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