弱保ドラパルトの育成論 特性 クリアボディ 性格 いじっぱり 持ち物 じゃくてんほけん 努力値 HP:76 攻撃:236 防御:148 特攻:0 特防:4 素早さ:44 実数値 173-187-114-x-96-168 技 ドラゴンアロー ゴーストダイブ アクロバット はがねのつばさ 持ち物:じゃくてんほけん タイプ相性で弱点の技を受けたとき攻撃と特攻を2段階上昇させる道具です。 耐久が大きく上がり倒されにくくなる ダイマックスと「じゃくてんほけん」は非常に相性が良いです。 ドラパルトは「つるぎのまい」や「わるだくみ」など 決定力を大きく上げる手段がないため、この持ち物で補うことができます。 この調整を施さなくとも基本的に対面から突破することは可能ですが、「こだわりスカーフ」持ちに上から2回殴られて負けてしまったりすることを防いだり、ダイマックスターンを節約することができるようになります。 今回のように物理、特殊ともに調整先が存在する場合は、まずHPを伸ばし必要努力値が少ないほうを耐えるようにします。 その後、もう片方の攻撃を耐えるまで防御または特防を伸ばすことで効率の良い配分を実現できます。 また、連続技なので「じゃくてんほけん」発動後であれば「きあいのタスキ」を貫通して倒すことができ、6世代のメガガルーラを彷彿とさせるような活躍を見せます。 ダイマックス技として使用した場合 相手の攻撃を下げる追加効果を持つので、「じゃくてんほけん」の安全な発動に貢献するほか、バンギラスとの殴り合いで相手の「じゃくてんほけん」を発動させずにダメージレースで勝利することを可能にします。 また、通常技として使用した場合1ターンの無敵があるため、相手の ダイマックスターンを稼ぐ技としても活用できます。 ただし、鋼タイプが弱点であるバンギラスやトゲキッスは「じゃくてんほけん」を持ちがちなので、「ダイドラグーン」や「ダイジェット」などで削ってから「ダイスチル」を使用しましょう。 ただし、元の技が 命中不安であることや、特防に努力値を割いたり 「タラプのみ」を持ったアーマーガアは突破できない点などデメリットも存在しますし、そもそも 「はねやすめ」で様子見された後に交代されるとほとんど活躍しないままダイマックスが切れてしまうため根本的な解決となっているとは言い難いです。 ダイマックスした時に 「ダイウォール」に変化する点も優秀ですが、ドラパルトの「じゃくてんほけん」が発動してかつ生存している場合はほぼ勝ちであることが多いので、 過剰な有利状況技であるとも考えられます。 弱保ドラパルトの対策 殴らずにやり過ごす• まともに殴り合って勝てるポケモンではないので、タイプや数値の高さを活かして受けることでダイマックスターンが切れるのを待つのがベストな対策です。 ただし、 「ダイホロウ」が防御を下げてくるため2匹以上受け流せるポケモンを選出し交代を混ぜ合わせるか、技「あくび」で連打を抑制するなど工夫は必要です。 ダイマックス+ミミッキュで倒しきる• 調整を見てもらえば分かる通り、このポケモンはダイマックス同士での殴り合いにかなり強いです。 しかし、こちらもダイマックスしないとただ高火力技で倒され反撃すらできません。 そこで、 撃ち合いで勝つことを諦め、ダイマックスポケモンで削り裏のミミッキュで倒しきるルートを取ることでなんとか対処します。 今回紹介したドラパルトは ダイマックスポケモンの撃ち合いにおいて非常に強く、上手く決まれば1体でゲームを制することができる性能を持っていました。 同じポケモン、 同じ持ち物でも開拓が進み技構成や配分が新たになることで大きく性能が変化することもこのゲームの面白さの1つですね。 新たな調整や型が発見され次第、随時紹介していくので最新情報をチェックできる公式アカウント のフォローをよろしくお願いします。
次のドラパルト育成論二度目の投稿です。 今回は鬼火祟り目ドラパルトの紹介です。 初めてランクマで見かけたのは確か2週間ほど前なので、現在ではかなり認知されつつある型だと思います。 私はこのドラパルトを受け回し系の構築に採用しており、 ドラパドリュウズアーマーガアドヒドサニーゴパッチラゴン 結果としてはランクマッチ3桁順位を維持し続けれる程度には勝つことができました。 それでは紹介に移ります。 調整意図 H... A187 252 ドリュウズの岩石封じを身代わりが確定耐え H-D... 最速120族 インテレオン 抜き 使用感を試すために試験的にH236 S252余りBの配分で運用していたのですが、初手のタスキドリュウズの岩石を耐えることができれば有利な展開が作れるなと感じることが多かったです。 そのため、最速ドリュの岩石を身代わりが耐えるH-Bラインを初めに設定しました。 次に、流行りつつある身代わりチイラ ヤタピ のエースバーンやインテレオンが鬱陶しかったのでそれらを抜けるようにSを調整。 身代わりのタイミングで繰り出して、すり抜けを利用して処理するイメージです。 最後に余りをCに振り切るつもりでしたが、ダメ計を回していたらDに全振りすることで特化サザン スカーフ想定 の悪の波動をいい感じの乱数で耐えることが分かったのでDに振り切りました。 受け回し系の構築は身代わりor挑発悪巧みサザンが天敵なので、実際に使用していた構築ではすり抜けドラパルトで身代わり等を上手く絡めて処理していました。 そういった事情もあって、不意のスカーフサザンに事故らされるのが怖かったためスカサザンを強く意識した調整となっています。 運用方法 ドラパルトのCでは例え全振りしていても状態異常時の祟り目でも火力不足感が否めないため、ドヒドイデ等の受けポケを絡めて毒や火傷、ステロダメージを蓄積させ、相手が疲弊したところをこのドラパルトで一掃するといった使い方がベストなのではないかと感じました。 つまり、スタンパよりは受けに寄せている構築の方が相性が良いのではないかと思われます。
次のこのように、 「きあいのタスキ」を持ったドラパルトは相手が初手に出してきやすいポケモンに対して有利な展開を作れることに気付いたため、初手ドラパルト からスタートする構築を組もうと考えました。 状態異常を活かした積み展開 初手のドラパルトは相手のダイマックス や残飯カビゴン に対しては状態異常を撒く以上の仕事ができません。 この状態異常となったポケモンをただ倒してはせっかくのドラパルトの補助が無意味になってしまいます。 そこで、 それぞれ異なる役割を持った積み技を使えるポケモンたちを後続に用意し、状態異常を撒くために使った1ターン分以上のリターンを得ることを狙います。 まず、状態異常の入った相手を起点にするメインのポケモンとして 残飯アシレーヌ を採用しました。 アシレーヌは 火傷になった残飯カビゴン や麻痺になったラプラス 、トゲキッス を「みがわり」や「めいそう」を駆使して起点にすることができます。 この展開になったとき、 相手はアシレーヌを突破するためにダイマックス やミミッキュ を使う必要があります。 そこで、3体目のポケモンとして相手のダイマックスやミミッキュに強いダイマックスポケモンである 砂かきドリュウズ と アッキミミッキュ を採用しました。 アシレーヌは「からげんき」を持ったカビゴンを起点にすることができませんが、「からげんき」を見てからノーマルタイプへの耐性を持つこの2体に交代することで立て直すことができます。 一部構築に対する補完 この構築は 初手に襷ドラパルトを繰り出して場を作り、2体目と3体目が積み技を使いそれぞれ全抜きを狙うといった勝ち筋を軸としていますが、この流れでは勝つことが難しいマッチも存在します。 ピクシーやアーマーガアを採用した受け構築などはよほど運が良くないと崩すことが難しいですし、積み技を使うのではなく攻撃技で殴り続けたいこともあります。 そこで、「つのドリル」で受け構築への回答を持つことができる チョッキラプラス と、殴り続ける選出の1パーツとなれる 珠ギルガルド を採用しました。 個別解説 ドラパルト 特性 すりぬけ 性格 おくびょう 持ち物 きあいのタスキ 努力値 HP:0 攻撃:0 防御:12 特攻:244 特防:0 素早さ:252 実数値 163- x-97-151-95- 213 技 りゅうせいぐん たたりめ おにび でんじは 調整意図 HB:火傷状態の142 252 ミミッキュの「いのちのたま」持ち「じゃれつく」+「かげうち」を96. これにより、ほぼ全ての相手に対して先発で投げられるため、 選出や試合展開を考える負担を大きく減らすことができます。 高火力の「たたりめ」 従来の「おにび」と「たたりめ」を持ったドラパルトは耐久に努力値を振った型であるため、高火力の「たたりめ」は考慮されにくいです。 これにより、居座ってきたナットレイやトゲキッスなどを2発で倒すといった展開になりやすく、 意外な数的有利を得られることがあります。 特に、「からげんき」の無いカビゴンや草技の無いナットレイ、「ほろびのうた」を覚えていないラプラスとアシレーヌを起点にする展開が多いです。 「ねっとう」で起点作成 基本的には前述のドラパルトで状態異常を撒いてアシレーヌを展開しますが、 技「ねっとう」の追加効果で自ら起点作成をすることができます。 ナットレイやカビゴンを後出しされた場合は積極的に「ねっとう」を撃ち、追加効果待ちをすることで簡単に試合を終わらせられることもあります。 アシレーヌが突破された場合は対物理性能が高い このミミッキュを被せることで、再び全抜きを狙う展開を作ることができます。 ドリュウズ 特性 すなかき 性格 いじっぱり 持ち物 じゃくてんほけん 努力値 HP:0 攻撃:116 防御:212 特攻:0 特防:0 素早さ:180 実数値 185- 187-107- x-85-131 技 じしん アイアンヘッド ロックブラスト つるぎのまい 調整意図 A:余り B:177 252 ギャラドスの「いのちのたま」持ち「ダイストリーム たきのぼり 」をダイマックス状態で93. しかし、ドリュウズはミミッキュよりも 対ピクシー、トゲキッス、パッチラゴン性能が高く、後述する崩し性能も持ち合わせているため、相手のパーティに合わせて選出します。 3割怯みによる崩し このポケモンのメインウェポンの1つである「アイアンヘッド」には3割の怯みという追加効果が存在します。 これにより、 ドリュウズを受けようと出てくる受けポケモンに対し、どんな不利相性であろうとある程度の勝率を確保することができます。 例えば、アーマーガアに対しては「つるぎのまい」を積んだ後の「アイアンヘッド」で2回怯ませることができれば「ダイロック」で突破することができます。 この場合は アーマーガア側も「てっぺき」を積まなければ受けが間に合わないため、ほぼノーリスクでこの確率勝負を仕掛けることができ、アーマーガアに対する引き先を用意することで複数回の挑戦権を得られます。 ラプラス 特性 シェルアーマー 性格 ひかえめ 持ち物 とつげきチョッキ 努力値 HP:0 攻撃:0 防御:4 特攻:252 特防:0 素早さ:252 実数値 205- 94-101- 150-115-112 技 なみのり フリーズドライ こごえるかぜ つのドリル 調整意図 B:端数 C:特化 S:振り切り 解説 一撃技による強引な崩し 採用率の低い要塞型のポケモンや、流行りのピクシー+アーマーガアの受けサイクルに対して刺さります。 その不安定さにより一撃技の採用を毛嫌いするプレイヤーも多いですが、 どんなポケモンと当たるかわからないランダムマッチで勝率を高める大きな要因の1つであることは間違いありません。 「こごえるかぜ」による高い初手性能 ラプラスの弱点として「ドレインパンチ」持ちミミッキュの起点となることが挙げられます。 しかし、「こごえるかぜ」を採用することで突破されても相手のミミッキュの素早さが下がった状態で後続に繋げられるため、 ミミッキュに全抜きされるといった展開を阻止することができます。 ギルガルド 特性 バトルスイッチ 性格 いじっぱり 持ち物 いのちのたま 努力値 HP:0 攻撃:252 防御:4 特攻:0 特防:0 素早さ:252 実数値 135- 211-161- x-160-112 技 アイアンヘッド インファイト かげうち キングシールド 調整意図 HP:無振り(「てつのとげ」や「やどりぎのタネ」の定数ダメージ意識の実数値8n-1) A:特化 B:端数 S:振り切り 解説 高い攻撃性能 鋼・格闘・ゴーストの技範囲は環境上位のポケモンほとんどに弱点を突くことができ、攻めの範囲として非常に優秀です。 また、タイプの通りが良く採用率1位のドラパルトに対して弱点を突くことも出来る「かげうち」は、 ダメージレースの有利を継続でき、攻撃的な選出のパワーを底上げしてくれます。 考慮外の「キングシールド」による遅延 「いのちのたま」を持ったギルガルドでは珍しく「キングシールド」を採用しており、一度攻撃して反動ダメージを受けた後であれば考慮されることは少ないです。 これにより、 相手が想定していない「キングシールド」でダイマックスターンを消費させ、こちらのダイマックスを通しやすくすることができます。 ミミッキュはほぼ全てのパーティに対して選出可能ですがドリュウズには弱く、ドリュウズはトゲキッスやピクシーに特に強い代わりに欠伸カビゴンに止められてしまうという性質を持つため、試合展開を予想し最後の1体を選ぶことが重要です。 ラプラスの一撃技による強引な崩しを狙ったり、ドヒドイデ入りのパーティに対して初手でアシレーヌを投げTODを仕掛けたり、ドリュウズの「アイアンヘッド」の怯みによる崩しを狙うなど様々なパターンが存在するため、 相手の選出を限定し最適な方法を選ぶ必要があります。
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