ご指導頂きありがとうございました。 「ご配慮いただきありがとうございます」の意味と使い方・敬語

【ご確認いただき、ありがとうございます。】 と 【ご確認いただき、ありがとうございました。】 はどう違いますか?

ご指導頂きありがとうございました

わが家の長女はとてもマイペースなので、これまでは自分から積極的に課外授業的なものに参加する、ということがありませんでした。 私も思うところがあり、自分でやりたいことを見つけたら、その時はしっかりサポートしよう、くらいの軽い気持ちでいました。 それでも、いつの間にか学校生活も助走期間を過ぎて後半になり、本人のがんばりが結果となって見えることが出てきました。 スポーツでも勉強でも、先生が時間をさいて、「あと一押し」あるいは「ガッツリ指導」をして下さることもあります。 本来なら親の役割だったことを、親以上に親身になって下さる先生には、感謝しきれないほどの気持ちです。 大げさでなくても、感謝の気持ちは伝えたい。 そんな思いを、短めのメッセージにしました。 スポンサーリンク 連絡帳や、一筆箋で伝える感謝 大森先生 夏休みの算数教室では、ていねいなご指導をありがとうございました。 先生のおかげで、2学期をとても前向きに迎えることができました。 暑さが続く中での新学期となりましたが、どうぞご自愛ください。 2学期もまた、よろしくお願いいたします。 青山 便箋など、きちんと伝える感謝の気持ち 大森先生 夏休みの水泳教室では、大変お世話になりました。 「あなたならできる。 」と先生に言ってもらえたからと、娘は毎日いきいきした表情で練習に通っていました。 連日暑い中、本当にありがとうございました。 先生のご指導のおかげで、日々更新される記録に、とてもやりがいを感じたようでした。 最後の大会は、緊張も含めてよい経験となり、夏休み最高の思い出になったと話しています。 がんばりを評価して頂いたことや、努力が実って満足できる結果が出たことが、大きな自信につながったようです。 2学期からの学校行事にも、前向きな気持ちでいることが伝わってきます。 先生は休む間もないのではないかと思いますが、どうぞお体を大切に、2学期からもよろしくお願いいたします。 青山 スポンサーリンク お任せします、ではないことを伝えたい 学校の先生へのお手紙では、いつも結びの言葉に悩みます。 先生のことを信頼し、感謝していると伝えたい。 だからといって、何から何までお任せしますのでよろしく、なんて無責任なことを言うつもりもない。 ただ現在、娘がお世話になっていることは間違いない。 だからやっぱり、「引き続き」、「2学期も」、よろしくお願いしますになるなぁと思いながら書きました。 ある日ふと、もっとよいフレーズが浮かんだら、またご紹介したいと思います。 スポンサーリンク.

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「ご指摘ありがとうございます」の意味やビジネスでの使い方を例文で解説

ご指導頂きありがとうございました

この記事の目次• ご指導いただきありがとうございます の意味 「ご指導いただきありがとうございます」は「指導してもらいありがとう」という意味。 なぜこのような意味になるのか? そもそもの意味と敬語について順をおって解説していきます。 すると意味は「指導してもらい~」と解釈できます。 「ご連絡いただく=連絡してもらう」「ご利用いただく=利用してもらう」などのようにして使われる語とおなじ意味。 上司・目上・ビジネスメールに使うフレーズとしてはとても丁寧で好感がもてますね。 ここで「ご指導」の「お(ご)」の部分は向かう先を立てるために使う敬語であり謙譲語の「お(ご)」です。 指導 = 指導すること• すると「ご指導いただきありがとうございます」の意味は… 「指導してもらい、ありがとう」 のように解釈できます。 「ご指導いただきありがとうございます」敬語の種類 この項目は少しマニアックな敬語の解説になります。 敬語について細かく学ぶ必要のないかたは読み飛ばしてください。 「ご指導いただきありがとうございます」の敬語 繰り返しにはなりますが「ご指導いただきありがとうございます」を敬語としてみると、以下のように成り立ちます。 もとになる単語「指導」• 「〜してもらう」の謙譲語「お(ご)〜いただく」を使い、• 「ありがとうございます」をくっつけた敬語 あるいはもっと細かくすると以下のような敬語の解釈もできます。 もとになる単語「指導」に謙譲語「お・ご」で 「ご指導」• さらに「〜してもらう」の謙譲語「〜いただく」で 「ご指導いただく」• とにかく敬語としては全くおかしいところは見当たりません。 間違い敬語でもなく二重敬語でもなく、正しい敬語です。 バランスを考えて使いましょう。 また丁寧語「ます」とくみあわせて「〜します」「〜いたします」とするのが丁寧な使い方ですのでご留意ください。 ご指導いただきありがとうございます の使い方 つづいて「ご指導いただきありがとうございます」の使い方について。 文字どおり指導してもらったときのお礼に使います。 取引先など社外あてに限らず、上司や目上など社内あてのメールにも使える丁寧な敬語フレーズです。 使い方「お礼ビジネスメール書き出しの挨拶」 「ご指導いただきありがとうございます」はとくに上司や目上・取引先に何かしら指導してもらったとき。 返信ビジネスメール書き出しの挨拶に使います。 具体的にはたとえば、 研修の講師にお礼メールするとき。 営業部・ノマドです。 先日は営業研修にて大変お世話になりました。 研修では営業の基礎を学ぶだけでなく、〇〇部長の貴重な経験談なども伺うことができ、とても勉強になりました。 ご指導いただき誠にありがとうございました。 研修でご指導いただいたことを日々実践し、仕事に精進して参ります。 今後ともよろしくお願い申し上げます。 営業部 ノマド のようにして使うと丁寧です。 まぁとにかく「指導してくれてありがとう!」という意味ですので、そのようなビジネスシーンであれば大抵は使えますね。 敬語の種類としては以下のとおり。 もとになる語「指導してもらいありがとう」• 丁寧語「ます」の活用形「まして」で「ご指導いただきまして」• あるいは 「ご指導くださり、ありがとうございます」としてもOK。 あるいは単に「ご指導ありがとうございます」としてもまぁ問題はありません。 結論としてはどれを使っても丁寧な敬語です。 先に解説のとおり「ご指導いただき ありがとうございました」のように過去形で使うのが一般的です。 研修の感想を長々とコメントすればするほど丁寧ではあるがムダな努力に終わるので、例文のようにシンプルで良い。 メール件名:ビジネスマナー研修のお礼(転職・ノマド) ビジネス研修 株式会社 研修部 〇〇 様(社外講師) お世話になっております。 営業部・ノマドです。 先日はビジネスマナー研修にて大変お世話になりました。 とくに実際のビジネスシーンに基づいたワークショップが印象的で、実務に直結する内容となっており実りの多い研修となりました。 ご指導いただき誠にありがとうございました。 研修だけで終わらず、ご指導いただいたことを実践し日々精進して参ります。 今後とも何卒宜しくお願い致します。 研修の感想を長々とコメントすればするほど丁寧ではあるがムダな努力に終わるので、例文のようにシンプルで良い。 メール件名:営業研修のお礼(転職・ノマド) ビジネス研修 株式会社 研修部 〇〇 様(社外講師) お世話になっております。 営業部・ノマドです。 先日は営業研修にて大変お世話になりました。 ご指導いただき誠にありがとうございました。 研修だけで終わらず、ご指導いただいたことを今後の業務に活かしていく所存でございます。 また機会がございましたらその際には何卒宜しくお願い致します。 「 ご指導いただきありがとうございます」と似たような表現には 「 ご指導くださいましてありがとうございます」 これって何が違うのでしょうか? 結論としてはどちらも上司や目上・取引先などに使える丁寧な敬語フレーズです。 ここではその根拠について順を追って解説していきます。 敬語・意味の違い まずは敬語と意味の違いについて。 とくに色づけした部分についてよくご確認を。 「まして」の部分は丁寧語「ます」の活用形 色づけしたところが主に違います。 どちらも同じように使える ということで、 「ご指導いただく=指導していただく」なのか「ご指導くださる=指導してくださる」なのか、という点において違いますが丁寧さとしてはまったく同じです。 また、 「 ご指導いただきありがとうございます」「 ご指導くださいましてありがとうございます」はどちらも結局のところ、お礼を述べているわけであってどちらも同じように使います。 おっさん営業マンの経験値であり、本来でしたらどちらも同じように使えます。 どちらも丁寧な敬語フレーズですので、あまり悩む必要はありません。 「いただく」vs「くださる」の使い分け せっかくですので「いただく」「くださる」の違いを例文で考えてみます。 たとえば結び・締めに使う「お願い」するときのシーンを考えましょう すると… 「ご容赦 くださいますようお願い致します」 「ご容赦 いただきますようお願い致します」 「ご指導 くださいますようお願い致します」 「ご指導 いただきますようお願い致します」 「ご指導 くださいますようお願い致します」 「ご指導 いただきますようお願い致します」 こんな敬語フレーズをよく使います。 実はこれらは「くださる」を使うのが一般的です… 「いただく」としても丁寧ではありますが… ところが、たとえば何かをもらった時のお礼のシーンを考えます。 「たいそうな お品をくださりありがとうございました」 「たいそうな お品をいただきありがとうございました」 もうひとつ、 「 ご指導して くださりありがとうございます」 「 ご指導 いただきありがとうございます」 上記の例文はどれも敬語としては正しい使い方。 ただ圧倒的に「いただき〜」とするほうが多いですね。 本来でしたらどれも丁寧な敬語であり同じように使えます。 「ご指導」のいろいろな使い方・例文 あとは「ご指導いただきありがとうございます」だけでなく、いろいろ使える「ご指導」の例文を紹介しておきます。 どの例文も上司や目上・取引先などのビジネスメールに使える丁寧な敬語フレーズにしています。 ご参考にどうぞ。 依頼・お願いビジネスメール結びに使う「ご指導」 お礼シーンだけじゃない「ご指導」の使い方。 ほかには何かしら目上や上司・取引先に「指導してほしい」とお願い・依頼をするときのビジネスメール結び締めとして使います。 たとえば、• 例文「 ご指導くださいますようお願い申し上げます」 意味は「指導してくれるようお願いします」• 例文「 ご指導いただきますようお願い申し上げます」 意味は「指導してもらうようお願いします」• 例文「 ご指導(を)賜りますようお願い申し上げます」 意味は「指導してもらうようお願いします」• 例文「 ご指導のほどお願い申し上げます」 意味は「指導してくれるよう、お願いします」• 例文「 ご指導いただければ幸いです」 意味は「指導してもらえたら嬉しいです」• 例文「 ご指導いただきたく存じます。 何卒よろしくお願い致します」 意味は「指導してもらいたいと思います」• 例文「 ご指導いただければと存じます。 何卒よろしくお願い致します」 意味は「指導してもらえたらと思います」 のようにお願いすると丁寧です。 「ご指導いただければ幸いです」「ご指導(を)賜りますようお願い申し上げます」がもっとも丁寧な敬語であり、あとはほぼ等しいレベル。 まぁ、ようするに「指導してね!よろしく」という意味なのです。 「お願い申し上げます=お願い致します」 ところでビジネスシーンでは、 「ご指導くださいますようお願い申し上げます」としても丁寧ではありますが… 「ご指導くださいますよう お願いいたします」「ご指導くださいますよう お願い致します」と言い換えすることもできます。 また「どうか」という意味の「何卒(なにとぞ)」をつかい、 「ご指導くださいますよう 何卒よろしくお願い申し上げます」 頭の片隅にいれておきましょう。 ほかにも色々ある「ご指導」の例文 敬語の種類というのは本当にいろいろあります。 ほんの一例ですが他にもある使い方を例文にまとめておきます。

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「ご指導いただきありがとうございました」意味・敬語・使い方・メール例文

ご指導頂きありがとうございました

「ご指導する」について。 「『敬語』 菊地康人著(講談社学術文庫)」のp. 209 に、 「お/ご~してくださる(ください)」「お/ご~していただく」は、一般に誤り。 と書いてあります。 これは「お/ご~する」が謙譲語であるためです。 さらに、「お/ご~<を>くださる(ください)」「お/ご~<を>いただく」のように「を」を入れて使うことも、なぜか国会の質問や審議の中で、「お調べをいただく」「ご審議をいただく」のように使われるのは耳障りだと、書いてあります。 次のような、言葉遣いはあり得ると思います。 「いつも、(先生にご指導いただいて/先生がご指導くださって)いますが、スキーに関しては、私の方からご指導して差し上げるこができます」(「ご指導する」が謙譲語です) スポーツ選手の多くが、「応援、よろしくお願いします」と口を揃えていうのを聞いて、「指導、よろしくお願いします」とも言うのだろうかと心配するのですが、「ご応援」はさすがに言いにくいのですね。 語句によって、違いは確かにあります。 じつは「指導」も言いにくい言葉のひとつです。 「御覧」だと実に分かりやすいので、試してみてください。 ただし、「御覧する」は謙譲語には使えません。 「拝見する」に置き換える必要があります。 A ベストアンサー No. 5で回答した者です。 下記のように修正します。 申し訳ない。 こういう場合の「~て頂き」(補助動詞)は、ひらがなで書くことが多いようです。 『公用文における漢字使用等について』(平成22年11月30日/内閣訓令第1号)の「別表」に次のようにあります。 「~ていただく」は4例目にあるとおり、ひらがなで書くルールになっています。 おそらく、本動詞の「~を頂く」と補助動詞の「~ていただく」で使い分けるのでしょう。 bunka. pdf ================引用開始 ・・・かもしれない 間違いかもしれない。 ・・・てあげる 図書を貸してあげる。 ・・・ていく 負担が増えていく。 ・・・ていただく 報告していただく。 ・・・ておく 通知しておく。 ・・・てください 問題点を話してください。 ・・・てくる 寒くなってくる。 ・・・てしまう 書いてしまう。 ・・・てみる 見てみる。 ・・・てよい 連絡してよい。 ・・・にすぎない 調査だけにすぎない。 ・・・について これについて考慮する。 ================引用終了 No. 5で回答した者です。 下記のように修正します。 申し訳ない。 こういう場合の「~て頂き」(補助動詞)は、ひらがなで書くことが多いようです。 『公用文における漢字使用等について』(平成22年11月30日/内閣訓令第1号)の「別表」に次のようにあります。 「~ていただく」は4例目にあるとおり、ひらがなで書くルールになっています。 おそらく、本動詞の「... Q 先日インターンシップでお世話になった企業先へ礼状を書くのですが、以下のような書き方でよろしいでしょうか? 拝啓 初秋の候、皆様にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。 この度、貴社においてインターンシップを無事終えることができました。 これもひとえに皆様方の懇親丁寧で暖かいご指導のおかげと感謝致しております。 その中で暑い中黙々と作業する姿にたいへん感銘を受けました。 今後はこの貴重な経験を活かし、これからの学生生活は勿論のこと、自分自身も磨き上げ、いつか成長した姿で皆さまにお目にかかりたいと思います。 皆様のご健康とご活躍をお祈りして、お礼の言葉とさせていただきます。 A ベストアンサー 『次の書類を送付いたしますので、ご査収のほどお願い・・・』 送る行為は、相手にも関わる事なので、 「送付いたします」と、致しますと言っていても、 「ご」を付けなければ「送り付ける」という意味になります。 「ご」は相手に対する「謙譲語」です。 「ご送付します。 」か「ご送付致します。 」が正しいです。 「する」の謙譲語は「いたす」なので、「ご送付致します。 」が 正しいのです。 二重敬語になるかもしれませんが、こちらの方が 丁寧です。 「お送り致します。 」でもOKです。 ・「ご」を必要としない場合は、「送付させて頂きます」になります。 例えば「ご連絡します」の「ご」も同様です。 連絡するのは 自分の動作ですが、「連絡」を受ける相手に対する敬意を表すため、 謙譲の接頭語「ご」を付けます。 相手に頼む場合は「お送りください。 」です。 civillink. 度々すみませんが二重敬語についても教えてください。 感覚的に納得できているのですが、 実際に、仕事が電話交換をしておりまして、 名指人が不在の場合、変わりの事務の人に伝言を聞いてもらうよう依頼します。 そのときに、 今までは「不在でしたので、内容を聞いて頂いてもよろしいですか?」 と依頼していました。 次回からは、「不在でしたので、内容をお聞き下さいますか?」 でよろしいのでしょうか? 宜しくお願いします。 A ベストアンサー 公的な規範である「敬語の指針」(平成19年2月2日 文化審議会答申 下記URLに全文が載っています。 )、及び「敬語」(菊地康人 講談社学術文庫)に基づいてご説明します。 >社内で 部長・課長 はすでに敬意を表す ほぼその通りです。 他社の人間に対しても、職名に重ねて敬称はつけないのが普通です。 ただ、厳密に言えば、職名=敬称ではありません。 よって、他者(相手側)に対し、電話で「課長(自分の上司)はただいまガイシュツしておりますが……。 」ということもできるのです。 それは全くの間違いです。 生半可な知識の持ち主が言うことであって、無視すべきです。 上記「敬語の指針」に、ちょうどご質問に関連したQ&Aが書かれているので、以下(>>~<<)にコピーします。 >>【17】いつも,「御利用いただきましてありがとうございます。 」と言ったり,書いたりしているのだが,「御利用くださいまして」の方が良いのだろうか。 どちらが適切なのだろうか。 【解説1】「御利用いただく」は謙譲語I,「御利用くださる」は尊敬語である。 つまり, 「(自分側が相手側や第三者に)御利用いただく」,「(相手側や第三者が)御利用くださる」という基本的な違いがある。 しかし,立てるべき対象は,どちらも同じであり,また,恩恵を受けるという認識を表す点も同様であるため,どちらの言い方も適切に敬語が用いられているものである。 【解説2】謙譲語Iの「御利用いただく」の使い方には,問題があると感じている人たちもいる。 その理由としては,「利用する」のは相手側や第三者なのだから,尊敬語である「御利用くださる」を使うべきだということなどが挙げられているようである。 しかし,「御利用いただく」は,「私はあなたが利用したことを(私の利益になることだと感じ)有り難く思う」という意味を持った敬語である。 「利用する」のは相手側や第三者,「御利用いただく」のは自分側,という点がやや理解されにくい敬語であるが,自分側の立場から相手側や第三者の行為を表現した敬語であり,敬語の慣用的な用法として特に問題があるわけではない。 ただ,このような「いただく」の用法 に対しては,その受け止め方に個人差があり,不適切な用法だと感じている人たちもいる。 また,「御利用いただきまして…」と「御利用くださいまして…」のどちらが適切か,どちらが丁寧か,という判断や感じ方についても個人差が大きいようであるが,基本的には,どちらもほぼ同じように使える敬語だと言ってよい。 << 「~していただく」「~してくださる」の「~して」は、動詞の連用形を一般化した形でしょうか。 この問題に関連した部分も、「敬語の指針」からコピーしておきます。 >> ・御案内してくださる・御案内していただく (例えば「先生は私を御案内してくださった。 」「私は先生に御案内していただいた。 」は,「先生が私を案内する」ことを謙譲語I「御案内する」で述べているため,「私」を立てることになる点が不適切であり,結果として「御案内してくださる」あるいは「御案内していただく」全体も不適切である。 「して」を削除して「御案内くださる」「御案内いただく」とすれば,「お ご)……くださる」「お ご ……いただく」という適切な敬語のパターンを満たすため[本節の1の(1) 1 ,及び2の(1) 1 を参照(24ページ及び26ページ)。 ],適切な敬語となる。 「……ください」の場合についても同様である。 例「援助していただく(くださる)」 例えば,「自分が先生の指導を受けた」という内容を「くださる」あるいは「いただく」を使って述べる場合は,次のいずれかの形を使う。 ・先生が は 私を指導してくださった/御指導くださった。 ・私が は 先生に指導していただいた/御指導いただいた。 ここで「私」を表現しない場合は,次のようになる。 ・先生が は 指導してくださった/御指導くださった。 ・先生に指導していただいた/御指導いただいた。 それぞれ,敬語でない形の「くれる」「もらう」に戻して考えれば,助詞が以上のようになるべきことは容易に理解できる。 これらの内容を述べるのに,次のように述べるのは不適切である。 ・先生が は 指導していただいた/御指導いただいた。 確かに「先生が指導する」という内容であるため,上記のような述べ方をしたくなる心理が働くところではあるが,上の文全体の動詞「いただく」は「もらう,受ける」意味であるから,指導を受ける側「私」を主語として述べ,「先生」の後には「に」を付けなければならないことになる。 「私」が表現されない場合でも,この事情は変わらない。 「先生が(は)指導していただいた/御指導いただいた。 」と述べれば,「先生」が別の人物(例えば「先生の恩師」)の指導を受けたことになってしまう。 << >今までは「不在でしたので、内容を聞いて頂いてもよろしいですか?」と依頼していました。 次回からは、「不在でしたので、内容をお聞き下さいますか?」でよろしいのでしょうか この場合は、後者の方が適切です。 前者は「いただいて」を使っているのが間違いなのではなく、「聞いて」の敬度が低い点が問題です。 「お聞きいただけますか。 」とすれば何の問題もありません。 最後に、「二重敬語」という言葉の意味について、やはり「敬語の指針」からコピーしておきます。 そこに書かれていることですが、「~していただく」や「~してくださる」は敬語連結であり、二重敬語ではありません。 >>「二重敬語」とその適否 一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」という。 例えば,「お読みになられる」は,「読む」を「お読みにる」と尊敬語にした上で,更に尊敬語の「……れる」を加えたもので,二重敬語である。 「二重敬語」は,一般に適切ではないとされている。 ただし,語によっては,習慣として定着しているものもある。 【習慣として定着している二重敬語の例】 ・(尊敬語) お召し上がりになる,お見えになる ・(謙譲語I)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる 「敬語連結」とその適否 二つ 以上 の語をそれぞれ敬語にして,接続助詞「て」でつなげたものは,上で言う「二重敬語」ではない。 このようなものを,ここでは「敬語連結」と呼ぶことにする。 例えば,「お読みになっていらっしゃる」は,「読んでいる」の「読む」を「お読みになる」に,「いる」を「いらっしゃる」にしてつなげたものである。 つまり,「読む」「いる」という二つの語をそれぞれ別々に敬語(この場合は尊敬語)にしてつな げたものなので,「二重敬語」には当たらず,「敬語連結」に当たる。 「敬語連結」は,多少の冗長感が生じる場合もあるが,個々の敬語の使い方が適切であり,かつ敬語同士の結び付きに意味的な不合理がない限りは,基本的に許容されるものである。 【許容される敬語連結の例】 ・お読みになっていらっしゃる (上述。 「読んでいる」の「読む」「いる」をそれぞれ別々に尊敬語にしたもの。 ) ・お読みになってくださる (「読んでくれる」の「読む」「くれる」をそれぞれ別々に尊敬語にしたもの。 ) ・お読みになっていただく (「読んでもらう」の「読む」を尊敬語に,「もらう」を謙譲語Iにしたもの。 尊敬語と謙譲語Iの連結 であるが,立てる対象が一致しているので,意味的に不合理はなく,許容される。 ) ・御案内してさしあげる (「案内してあげる」の「案内する」「あげる」をそれぞれ別々に謙譲語Iにしたもの。 ) 【不適切な敬語連結の例】 ・伺ってくださる・伺っていただく (例えば「先生は私の家に伺ってくださった。 」「先生に私の家に伺っていただいた。 」は,「先生が私の家を訪ねる」ことを謙譲語I「伺う」で述べているため,「私」を立てることになる点が不適切であり,結果として「伺ってくださる」あるいは「伺っていただく」全体も不適切である。 「隣の窓口で伺ってください。 」のような「伺ってくだい」も,同様に,「隣の窓口」を立てることになるため,不適切である。 注 ただし,これらは,次のような限られた場合には,問題のない使い方となる。 1 「田中さんが先生のところに伺ってくださいました。 」,「田中さんに先生のところに伺っていただきました。 」 2 「鈴木さん,すみませんが,先生のところに伺ってくださいませんか。 」 1 2 では,「伺う」が<向かう先>の「先生」を立て,「くださる」あるいは「いただく」が「田中さん」や「鈴木さん」を立てている。 また,「先生」に比べれば,「田中さん」や「鈴木さん」は,この文脈では「立てなくても失礼に当たらない人物」ととらえられている(例えば, 1 2 の文を述べている人と「田中さん」や「鈴木さん」が,共に「先生」の指導を受けた間柄であるなど),というような場合である。 このように,その行為の<向かう先>が「立てるべき人物」であって,かつ行為者が<向かう先>に比べれば「立てなくても失礼に当たらない人物」である,という条件を満たす場合に限っては,「伺ってくださる」「伺っていただく」などの形を使うことができる。 ・御案内してくださる・御案内していただく << >いろんなネットや本でみました。 ネットやいわゆる敬語のハウツー本には間違いや独断が多いのでご注意ください。 bunka. pdf 公的な規範である「敬語の指針」(平成19年2月2日 文化審議会答申 下記URLに全文が載っています。 )、及び「敬語」(菊地康人 講談社学術文庫)に基づいてご説明します。 >社内で 部長・課長 はすでに敬意を表す ほぼその通りです。 他社の人間に対しても、職名に重ねて敬称はつけないのが普通です。 Q 明日、小学生の子供の担任の先生に 諸連絡の為 手紙 連絡帳に を書くことになりました。 先生への手紙の文頭はいつもは、『いつもお世話になっております。 』 なのですが 先日、始業式を終え進級に当たり、担任が変わりました。 先生は数年当校に勤務していますが、私とは面識がありません。 着任2日目の先生に『いつも~』と書くのはおかしい気がします。 『初めまして。 これから1年よろしくお願いいたします。 ~の件ですが・・・・・・・』 も 『初めまして』というのも おかしい気がします。 用件のみ書いても良いのですが、1年生のときから担任の先生への諸連絡専用の連絡帳があり、進級しても継続して使用しているので、その先生にだけ 用件のみを書くのも失礼な気がします。 あんまり馴染みのない文面ではありますがw 「一年間よろしくお願いします」は、文末が望ましいです。 どうせ、教師は文頭挨拶は業務として重視しない・・・(うぐぐ、やめろ) したがって、諸連絡の後に、「一年間よろしくお願いします」をお薦めします 「初めまして」は、質問者と新担任の関係の挨拶。 『お世話になっています』は、質問者のご子息を代弁する形状の新担任への挨拶・・・ということになります。 「いつも」が割愛されただけですが、矛盾するようで意味としては大きな齟齬・無礼はない・・と思いますが如何でしょうか? なお、新担任はおそらく去年次にご子息の学年を担当されたスライド型の担任でしょうから、まったく無縁ではないので、『お世話になっています』でも悪意・違和感を感じることはないでしょう もっとも、新担任がスライドしてきた担任ではない場合は、配慮が必要かもしれません。 年次最初の連絡帳のようですから失礼のないような文面を思慮されているのでしょうが、 よほどの余裕がある・文字通り『こだわり』をもっている教師でもない限りは、業務連絡しか気にしないもの・・・らしいです 以上・・・なお、小生の主観が相当入っていますことは寛恕してくださいな 元教員・現役予備校講師です 連絡帳ですか・・・ 小生は小学校教育は無縁なのですが、知己がいますので、そういう話を見聞したことがありますが 「初めまして お世話になっております」がいいでしょう。 あんまり馴染みのない文面ではありますがw 「一年間よろしくお願いします」は、文末が望ましいです。 どうせ、教師は文頭挨拶は業務として重視しない・・・(うぐぐ、やめろ) したがって、諸連絡の後に、「一年間よろしくお願いします」をお薦めします 「初めまして」は、質問者と新担任の関係の挨拶。

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