アンドリュー・クオモ州知事は先月、定例記者会見でこのように話した。 「我々は1人あたりの検査数を全米のほかのどの州より、そしてどの国よりも多く行っている。 検査を多くの人が受ければ受けるほど、陽性結果が増えるのは当然だ」 現在も1人あたりのテスト数は他国より多い。 クオモ知事の4月18日の会見より。 世界中から人々が集まる観光地 またクオモ知事は会見で「あくまでも個人的な見解だが」と前置きし、このようにも述べている。 「世界中から大勢の観光客が集まるというこの街の特性も、感染拡大の要因になっているのではないか」 アメリカが過去2週間中国滞在歴のある外国人の入国を禁止したのは1月31日、そして中国からは2月2日、ヨーロッパからは1ヵ月以上も遅れ3月13日(UKは16日)にそれぞれ入国を禁止した。 特にヨーロッパからは今年1月以降に約220万人が訪れるなど、規制措置まで実に多くの人々が入国した。 礼拝所、葬儀、老人ホーム、介護施設でのクラスター ニューヨーク州で初めて感染者が確認されたのが3月1日だが、それからすぐに問題になったのは、郊外のニューロシェル市にあるシナゴーグ(礼拝所)での集団感染だった。 自宅待機が始まってからも、ユダヤ教などの葬儀に参加した大勢の人の間でソーシャルディスタンシング(社会的距離)が保たれていないことが確認されている。 また州内には老人や身体障害者を受け入れている特別介護施設が600以上あり、ここでの集団感染や死者数増加も深刻だ。 満員電車? 最近、マサチューセッツ工科大学のジェフリー・ハリス教授の調査をもとに、混み合った地下鉄が原因ではないかというニュースが報じられた。 では、3月中旬まで平日の地下鉄利用は1日500万人だったとある。 確かに3月22日に自宅待機令が出るまで、ラッシュアワーの地下鉄車両は混んでいた。 しかし満員電車が要因なら混雑がもっとひどい東京での感染者数が、より早い時期から急増していそうだがそうではない。 初動体制の遅れ? トランプ大統領は当初「恐れることは何もない」と、新型コロナウイルスの封じ込めに自信を持っていた。 イタリアでは2月にすでにウイルスが大流行していたが、中国からの入国ばかりに気を取られていた。 ヨーロッパからの入国禁止措置に踏み切ったのは随分遅れ、3月13日のことだ。 記者会見を見ながら、筆者も高を括っていた。 政治家の発言を鵜呑みにした多くの人が自分事と捉えなかったことで油断し、ソーシャルディスタンシングの意識が遅れたのではないだろうか。 実際のところ、人々はつい4週間までリラックスしていた。 しかし「このウイルス、本当にヤバイかも」と自分事として誰もが危機感を持つようになったのは、3月半ば以降だ。 道ゆく人々がマスクを着け始め、お互いをあからさまに避けるようになり、1日中救急車の音が聞こえ、崩壊しつつある医療現場の惨状がソーシャルメディアで流れ、「全米で100、200万人規模の死者が出る」可能性を大統領自らが言及したあたりだ。 マスクの習慣がないから? 実際のところ、3月末までマスクを着けている人はそれほど多くなかった。 今でこそ政府主導でマスクもしくはバンダナによる顔のカバーが指導されるようになったが、この国ではこれまで「健康であればマスクは不要」と言われてきたのだ。 人々が自宅待機し、避けられない外出時にマスクを着用してソーシャルディスタンシングを保つようになってから、入院患者数を表す曲線が平坦になってきた事実がある。 人口密度の高い街で人々がこれまでマスクを着けていなかったことは、もしかすると感染拡大の要因と結びつくかもしれない。 貧困や移民の多さが関係? 高所得者は早くから在宅勤務にシフト、もしくは郊外の別荘へ避難している。 一方いくつかのデータで、感染者は移民や低所得者が多く住むエリアに多いことがわかってきた。 またそのような人々はエッセンシャルワーカー(スーパーや薬局の従事者など)が多く、日々の顧客対応や地下鉄出勤により感染の危険に晒される機会が多い。 医療現場で優先を決める選別。 例えば、救急医療で誰を先に診察するかや、人工呼吸器が1器のみで2人の患者が必要とする場合に行われる。 医療崩壊? 医療崩壊は当初から恐れられていたが、最悪の事態は回避できた。 州では常に、CDCやホワイトハウスのタスクフォースが発表した感染者数や死者の予想数値をもとに、大型展示会場を仮設病棟にしたり、連邦政府からを派遣してもらったりしながら、病床や人工呼吸器を事前に確保し準備を重ねてきた。 また州内の全医療機関を提携させ合い、ある病院で足りない医療用具がある場合にほかの病院から調達できるシステムを構築した。 この結果4月半ばになり、入院患者数やICU患者数は予想数値より大きく下回ったため、病床に空きができたり余った人工呼吸器を必要とする他州に提供するなどしている。 これらは医療従事者が防護具が不足する中、身を削る思いで働いてくれているおかげだ。 無保険や医療費が関係? 日本の報道やソーシャルメディアでは「アメリカは健康保険未加入者が多く、医療費が高いから受診できないのでは」という憶測があるが、それについては筆者は疑問だ。 クオモ知事は「健康保険未加入を理由に新型コロナの検査や治療を受けられない事態は避けるべき」と、早くからサポート体制を整えた。 またあまり知られていないが、通称オバマケアでおなじみの収入額に応じて無料もしくは低額で健康保険に加入できるシステムがまだ残っている。 仕事もやることもない人ほど平日の朝から近所の診療所に来て井戸端会議をしているものだ。 また数年前、筆者はER(救急センター)を利用したことがあるが、ものすごい混みようで、待合室では明らかに暇つぶしに来た人が立ったままテレビを観ていて憤りを感じたことがある。 (その結果、筆者は4時間も待たされた) もちろん、低所得者が病院で暇つぶしができるのは「健康保険の申請手続きをしていれば」の話である。 以上が在ニューヨーク視点を盛り込んだ、「世界最多の新型コロナ感染都市になった」考えられる要因だ。 なぜこの街で感染が拡大したのかについて、答えはおそらく1つではなく、ニューヨークという大都市ならではのさまざまな要因が重なり合ったものによるのではないかと考えている。 死者数の多さについても同様に。
次の2020. 17 新型コロナウイルス 各国の入国制限に関する一覧(2020年7月17日09:00時点)• 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴い、現在様々な国で 入国時の検疫の強化 健康申告書等の提出、隔離措置 や 入国、ビザ発給の制限を行っています。 渡航先、経由先の国がビザ発給や入国の制限をしていないか必ずご確認ください。 各国の対応は流動的なため、予告なしに入国制限が実施されることも予想されますので、都度最新情報の確認に努めてください。 最新情報、情報の詳細は必ず各自でご確認ください。 日本にご帰国される方 日本にご帰国される方は,日本入国時にPCR検査、結果判明までの指定施設での待機、空港からの公共交通機関(国内航空便を含む)の不使用、指定場所(自宅又は自ら確保した宿泊施設等)での14日間の待機等の措置の対象になります。 「水際対策の抜本的強化に関するQ&A」 マスク等の着用義務 航空便を利用する際、空港内の待機場所や航空機内は密閉空間・密集場所・密接場面となりやすいため、 マスク等の着用を各国政府や航空会社により義務付けられていることがありますのでご注意ください。 マスク等がない場合、航空機の搭乗を拒否されたり、現地の法律で罰則を受けることがあります。 詳しくは各航空会社ホームページにて運航状況をご確認ください。 当Webサイトは、コンテンツの正確性・妥当性につきましては細心の注意を払っておりますが、その保証をするものではありません。 本ホームページ掲載情報の利用によって利用者に何らかの損害が発生したとしても、かかる損害については当社は一切その責任を負いません。 日本でPCR検査が受診可能な医療機関 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により,現在複数の国が入国者に対して渡航前の遺伝子検査(PCR検査)の実施と,それに関する結果証明書の提出を求めています。 〇「ビジネス渡航者へのPCR検査の検体採取及び検査証明の発行が可能な医療機関リスト 2020. 7」(日本渡航医学会) 〇協力医療機関向けのマニュアルも公開されています。 ビジネス渡航者のための新型コロナウイルス感染症のPCR検査と証明書発行 マニュアル(暫定版)(2020. 感染状況 WHOホームページ|Coronavirus disease COVID-2019 situation reports 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(906,752) 死亡者(23,727) 【ビザ】 ・ ・ ・ ・オンラインビザは一時的に申請受付停止 ・ ・ 【航空機】 ・ 感染者(76,981) 死亡者(3,656) 【ビザ】 ・ ・ 【入国制限】 ・ 【検疫】 ・ ・ 感染者(13,512) 死亡者(289) 【 入国拒否 】 ・14日以内に湖北省を訪問した方は入国、乗継不可(韓国籍は対象外) ・湖北省で発行された中国パスポートの方は入国不可 ・中国籍の方はビザ無しでの乗継が不可 ・入国にビザが必要な国籍の方はビザ無しでの乗継が不可 【 ビザ 】 ・ ・ ・ ・ ・ 【 検疫 】 ・ ・ ・ 感染者(165) 死亡者(0) 【 入国拒否 】 ・ ・ 【 ビザ 】 ・ 【 検疫 】 ・ ・ 感染者(49,429) 死亡者(26) 【 入国制限 】 ・ ・シンガポール・中国ファストレーン対象者を除く全ての長期滞在ビザ保持者は、入国に当たり政府機関からの事前承認が必要 ・ 【 検疫 】 ・ ・ ・ ・ ・ 【 航空機 】 感染者(2,646) 死亡者(11) ・ ・ 感染者(3,227) 死亡者(58) ・ ・ (1)タイ国籍を保持する者 (2)首相により規制が免除された者,もしくは非常事態状況の解決の責任者により定められ,許可され,もしくは招待された者。 この場合,条件および期間が別途定められる場合がある。 (3)外交使節団,領事団,国際機関もしくはタイ国内で活動する外国政府ないしは政府機関の代表またはその他の国際機関に所属する個人でタイ外務省が必要性に応じて許可を与えた者,またこれらの配偶者,両親,子息。 (4)必要な商品の運送業者。 但し,用務の終了後は速やかに出国せしめる。 (5)王国への出入国の期日が明確に定まった乗務員及び運行従事者。 (6)タイ国籍を保持しない者で,タイ国籍を有する者の配偶者,両親もしくは子息。 (7)タイ国籍を保持しない者で,有効な王国の居住証明書もしくは王国に居住する許可を得ている者。 (8)タイ国籍を保持しない者で,有効な労働許可を保持している,または法令によって王国での労働が許可されている者,またこれらの配偶者や子息。 (9)タイ当局から認定されているタイ国内の教育機関に通学する,タイ国籍を保持しない生徒および学生,またこれらの両親もしくは保護者。 但し、私立学校に関する法律に基づく非公式学校、もしくは同様な形態の私立の教育機関を除く。 (10)タイ国籍を保持しない者で,タイ国内で医療を受ける必要のある者および付き添いの者。 ただし,これにはCOVID-19の治療は該当しない。 (11)タイ国籍を保持しない者で,外国との特別な合意事項(special arrangement)に則して王国へ入国することが許可された者。 ・タイ民間航空局ホームページ ・タイ保健省|Department of Disease|Corona Virus Disease COVID-19 【日本でのビザ申請】 ・ ・ 感染者(451) 死亡者(7) ・ ・ ・ ・ 1)中国からのフライト便ではないこと 2)特定の航空会社(チャイナエアライン,エバー航空,キャセイパシフィック航空のみで今後の状況で見直しの可能性あり)が運航する便を利用し、同一航空会社同士の乗り継ぎ 3)停留時間は8時間以内で、乗客の活動エリア、ルート、空港内での人との分離などの措置が実施されます。 原則,特段の事情のある方は,上陸拒否対象地域からであっても入国が許可されます。 また、 ご自宅等へは公共交通機関を使わず、ご家族やお勤めの会社等による送迎でのお帰りをお願いすることとなります。 加えて、 入国した日の過去14日以内に入管法に基づく『入国制限対象地域』に滞在歴のある方については、全員にPCR 検査が実施されます。 隔離期間は14日間又はマレーシア保健省が別途定めた期間です ・ 感染者(336) 死亡者(6) 【 検疫 】 ・ 【 入国制限 】 ・ ・ 【 ビザ 】 ・ ・ 感染者(2,762) 死亡者(13) ・ ・ ・ ・ 感染者(230) 死亡者(0) ・ ・ ・ 感染者(19) 死亡者(0) ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(34,740) 死亡者(1,045) ・ 貨物便を除く全ての国際線の乗り入れを停止(2020年4月4日~) 感染者(55,198) 死亡者(334) ・ ・ 1)ドバイ到着から96時間前までに発行されたPCR検査の陰性証明(英語)を取得する、またはドバイ空港到着時にPCR検査を受検し、陰性の結果が出るまでホテルや当局が指定する施設で待機すること(費用自己負担)検査結果が陽性となった場合は、無症状でも14日間の隔離が求められる。 2)有効な海外旅行保険に加入していること 3)出発地の飛行機搭乗前に健康申告書(Health Declaration Form)に記入すること 4)専用アプリ「COVID-19 DXB」を私用スマートフォンにインストールし、登録手続きをすること ・ ・ 感染者(1,380) 死亡者(364) ・ 貨物等を除き、陸海空全ての出入国地点を閉鎖(2020年3月17日~) 感染者(39,294) 死亡者(364) ・ 全ての外国人は原則入国不可(2020年3月18日~) 感染者(9,735) 死亡者(3,250) ・ 感染者(259,652) 死亡者(13,032) ・ ・ 感染者(58,179) 死亡者(259) ・ ・ ・ ・ 感染者(104,016) 死亡者(149) ・ 感染者(55,508) 死亡者(390) ・ ・ ・ 感染者(235,111) 死亡者(2,243) ・ 感染者(394) 死亡者(16) ・ 日本を含む25か国から渡航する外国人は居住資格・ビザの有無にかかわらず入国不可 感染者(214,001) 死亡者(5,382) ・ 感染者(33,476) 死亡者(109) ・ ・ ・ 感染者(7,441) 死亡者(41) ・ ・ 感染者(1,173) 死亡者(10) ・ 感染者(2,082) 死亡者(36) ・ ・ ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(19,689) 死亡者(1,018) ・ 全ての航空便、船便を停止、全ての陸路国境を封鎖(2020年3月17日~) 感染者(525) 死亡者(26) ・ ・ ・ 感染者(1,029) 死亡者(0) ・ 感染者(83,001) 死亡者(3,935) ・ ・ 感染者(1,389) 死亡者(20) ・2週間以内に日本を含む感染国に渡航した方は、体調が優れない場合保険機関へ報告することを推奨。 体調が良好な場合は14日間の自宅隔離を推奨。 滞在情報を提供しない者に対しては100ポンドの罰金が科せられ,また,英国籍者あるいは英国居住者でない場合には入国が拒否される可能性がある 2)入国後、事前に申告した滞在先(自宅,友人宅,ホテルなど)において14日間の自己隔離 ・ 感染者(1,993) 死亡者(69) ・ EU、シェンゲン協定加盟国、英国から到着した症状のない方を除き、 在留許可を持たない外国人は入国不可(2020年3月17日~) ・ 過去2週間の感染者の合計が人口10万人あたり16人を超えた場合,または,感染者数が10万人あたり16人を越えた国を経由して入国した場合は,入国後14日の隔離措置が必要。 隔離措置の要件は毎週金曜日に更新。 エストニア外務省ホームページ 感染者(51,038) 死亡者(6,128) ・ ・ ・ 感染者(18,859) 死亡者(708) ・ ・ 感染者(61,755) 死亡者(375) ・ ・ 感染者(252) 死亡者(13) 感染者(108) 死亡者(4) ・ 感染者(1,013) 死亡者(19) ・ 感染者(3,826) 死亡者(193) 【入国制限】 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 【検疫】 ・ ・ ・ 感染者(11,538) 死亡者(149) ・ ・ 感染者(3,775) 死亡者(119) ・ 感染者(13) 死亡者(0) ・ 感染者(5,075) 死亡者(98) ・ ・ ・ 感染者(698) 死亡者(42) 感染者(179) 死亡者(0) ・ 感染者(963) 死亡者(15) ・ ・ 感染者(329) 死亡者(31) 感染者(32,861) 死亡者(1,685) ・ ・ ・ 感染者(75,826) 死亡者(5,536) ・ ・ 感染者(255,953) 死亡者(28,406) ・ ・ ・ 感染者(1,902) 死亡者(28) ・ 感染者(1,849) 死亡者(111) ・ ・ ・ ・ 感染者(18,639) 死亡者(405) ・ ・ 感染者(6,595) 死亡者(55) ・ (2020年3月19日~) 感染者(13,238) 死亡者(353) ・ ・ ・ 【日本でのビザ申請】 ・ 感染者(13,037) 死亡者(610) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・入国後は原則14日間の自主隔離が求められる。 例外的に、国外からのビジネス出張者(日本からの出張者含む)やドイツ,アイスランド,ノルウェーから帰国した場合は、14日間の自主隔離は不要 感染者(198,963) 死亡者(9,064) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 感染者(8,981) 死亡者(253) ・ ・ 感染者(12) 死亡者(0) 感染者(4,247) 死亡者(595) ・ ・ ・ ・ 感染者(7,279) 死亡者(329) ・ (ア)フィンランドへの帰国(フィンランドに在留許可のある外国人を含む) (イ)他のEU・シェンゲン域内の国への帰国,もしくはそれらの国を経由しての帰国(EU市民またはEU・シェンゲン域内に居住している者) (ウ)業務のための移動,その他必要な移動(通勤、外交官,国際機関職員,業務のため移動する軍関係者・援助機関関係者等) ・ (ア)フィンランドへの帰国(フィンランドに在留許可のある外国人を含む) (イ)他のEU・シェンゲン域内の国への帰国,もしくはそれらの国を経由しての帰国(EU市民またはEU・シェンゲン域内に居住している者) (ウ)外国人(EU市民・シェンゲン加盟国民以外)の出国 (エ)必要な移動(保健,救急,高齢者ケア関連業務に従事する者、貨物輸送関係者、フィンランドの在留許可を得て入国する者等) ・ 感染者(188) 死亡者(0) ・ ・ 感染者(162,390) 死亡者(29,925) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 感染者(7,411) 死亡者(276) ・ ア)ブルガリア国民,EU加盟国,英国,シェンゲン領域加盟国(サンマリノ,アンドラ,モナコ,バチカンを含む),セルビア,ボスニア・ヘルツェゴビナ及びモンテネグロの国民,並びにブルガリア国民の家族及び実質的にブルガリア国民と共同生活を行っている者,ブルガリアでの永住,定住あるいは長期滞在資格を有する者及びその家族,EU加盟国,英国,シェンゲン領域加盟国(サンマリノ,アンドラ,モナコ,バチカンを含む)の長期滞在資格を有する者及びその家族 イ)職務遂行のために移動の必要のある医療・福祉関係者及びその指導者 ウ)医薬品,医療機器,個人用保護具の供給(それらの設置及び維持管理業務を含む)に携わる労働者 エ)国際的な旅客・貨物運送に従事する交通機関職員,商業旅客機乗務員,船舶乗務員等 オ)職務遂行中の外国政府要人(国家元首,閣僚他)及びその同行者,外交官,国際機関職員,軍人,公安関係機関職員,人道支援関係者,及びその家族 カ)人道的理由により移動する者 キ)次の活動に直接携わる,貿易経済・投資活動の関係者及び他の者で,経済大臣または他の主管大臣による書面による証明を有する者及びその家族; ・ブルガリア共和国の戦略的・基幹インフラの建設・維持・開発・安全確保 ・投資促進法に基づくプロジェクト遂行 ・ブルガリアの経済にとって重要な潜在的投資等に関するプロジェクトの分析 ク)季節労働者及び観光分野における労働者 ケ)国境勤務従事者 ・ ・ ・ 感染者(65,114) 死亡者(468) ・新型コロナウイルスの感染者が確認された国からの渡航者に14日間の自宅隔離を義務付け(2020年3月26日~) 感染者(62,781) 死亡者(9,787) ・ 感染者(6,979) 死亡者(224) ・ ・ 感染者(46,818) 死亡者(1,662) ・ 感染者(38,190) 死亡者(1,576) ・ ・ ・ 感染者(8,197) 死亡者(385) ・ 全ての国境を閉鎖(2020年3月16日~) ・スコピエ国際空港を閉鎖(2020年3月18日~) 感染者(672) 死亡者(9) ・ ・ 感染者(336) 死亡者(24) 感染者(108) 死亡者(4) ・日本を含む危険地域からの入国者に対して,自宅待機を推奨 感染者(19,439) 死亡者(652) ・ ・ 感染者(1,287) 死亡者(24) ・ ・ 感染者(1,141) 死亡者(30) ・ ・ ラトビア疾病管理予防センター(毎週金曜更新) 感染者(1,874) 死亡者(79) ・ ・ 感染者(83) 死亡者(1) ・ スイスを除くすべての国に対して入国制限を適用(2020年3月25日~) 感染者(4,777) 死亡者(110) ・ 感染者(32,948) 死亡者(1,901) ・ ・ 感染者(739,947) 死亡者(11,614) ・ ・ 【日本でのビザ申請】 ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(3,286,063) 死亡者(134,704) ・ ・ ・ ・ 【日本でのビザ申請】 ・ (ハワイ) ・ 感染者(105) 死亡者(3) ・居住者を含め全ての渡航者は入国不可、出国は可能 感染者(3) 死亡者(0) ・すべての空港を閉鎖(~2020年4月20日) 感染者(70) 死亡者(3) ・ ・ ・ ・ ・ 感染者(206) 死亡者(6) 感染者(8) 死亡者(1) 感染者(9,978) 死亡者(267) ・ ・ 感染者(107,590) 死亡者(8,783) ・ ・ ・ 感染者(26) 死亡者(1) 感染者(2,428) 死亡者(87) ・ 感染者(29,355) 死亡者(1,219) ・ ・ 感染者(23) 死亡者(0) ・ 感染者(201) 死亡者(1) 感染者(7,596) 死亡者(30) ・ 感染者(1) 死亡者(0) 感染者(745) 死亡者(10) ・ ・ 感染者(78) 死亡者(15) ・ 感染者(2) 死亡者(0) 感染者(16) 死亡者(0) ・ ・ ・ 感染者(29) 死亡者(0) ・ ・ 感染者(22) 死亡者(0) ・ ・ ・ ・ 感染者(72) 死亡者(2) 感染者(133) 死亡者(8) ・ 感染者(18) 死亡者(0) ・ 感染者(45,506) 死亡者(903) ・ 感染者(2,411) 死亡者(91) ・ ・ 感染者(6,727) 死亡者(139) ・ 感染者(104) 死亡者(11) ・ 感染者(98) 死亡者(7) ・入国する全ての渡航者は、政府施設において14日間の義務的隔離 感染者(45,633) 死亡者(909) ・ 感染者(146) 死亡者(9) プエルトリコ 感染者(10,010) 死亡者(167) 感染者(30) 死亡者(2) ・14日以内に中国渡航歴がある方は入国不可(ベリーズ国籍、居住者は対象外) 感染者(28,090) 死亡者(774) ・ 感染者(299,750) 死亡者(35,006) ・ 感染者(11) 死亡者(1) 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(100,166) 死亡者(1,859) ・ 感染者(974) 死亡者(29) ・ 感染者(68,459) 死亡者(5,063) ・ ・ 感染者(284) 死亡者(16) ・ 感染者(150,445) 死亡者(5,307) ・ ・ ・ ・ 感染者(594) 死亡者(14) ・ 感染者(317,657) 死亡者(7,024) ・ 感染者(2,980) 死亡者(25) ・ ・ 英国領フォークランド諸島 感染者(13) 死亡者(0) 感染者(1,864,681) 死亡者(72,100) ・ ) 感染者 (9,465) 死亡者(89) ・ ・ 感染者(326,326) 死亡者(11,870) ・ ・ 感染者(48,187) 死亡者(1,807) ・ ・ 国または地域 (確認された感染者数) 入国制限の詳細 感染者(9,980) 死亡者(108) ・ ・クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した方は入国不可(オーストラリア国籍と入国前に14日間隔離された方は対象外) ・ ・ ・州および準州は、境界線の閉鎖や追加の検疫要件など、独自の制限を設けていることがあります Australian Capital Territory() New South Wales() Northern Territory() Queensland() South Australia() Tasmania() Victoria() Western Australia() Norfolk Island() Indian Ocean Territories() 感染者(30) 死亡者(2) ・ ・ ・ 感染者(304) 死亡者(5) ・ ・ ・ ・ 感染者(62) 死亡者(0) ・ 全ての非居住者は入域不可(2020年3月19日~) ・ ・ ・ ・ ニウエ ・ ・ 感染者(21) 死亡者(0) ・ ・ 感染者(1,195) 死亡者(22) ・ ・ ・ ・ 感染者(11) 死亡者(0) ・ ・ ・ ・ 感染者(26) 死亡者(0) ・ ・ ・ ・ ・ ・2020年1月6日以降に中国に滞在した方は入国不可 ・.
次のアンドリュー・クオモ州知事は先月、定例記者会見でこのように話した。 「我々は1人あたりの検査数を全米のほかのどの州より、そしてどの国よりも多く行っている。 検査を多くの人が受ければ受けるほど、陽性結果が増えるのは当然だ」 現在も1人あたりのテスト数は他国より多い。 クオモ知事の4月18日の会見より。 世界中から人々が集まる観光地 またクオモ知事は会見で「あくまでも個人的な見解だが」と前置きし、このようにも述べている。 「世界中から大勢の観光客が集まるというこの街の特性も、感染拡大の要因になっているのではないか」 アメリカが過去2週間中国滞在歴のある外国人の入国を禁止したのは1月31日、そして中国からは2月2日、ヨーロッパからは1ヵ月以上も遅れ3月13日(UKは16日)にそれぞれ入国を禁止した。 特にヨーロッパからは今年1月以降に約220万人が訪れるなど、規制措置まで実に多くの人々が入国した。 礼拝所、葬儀、老人ホーム、介護施設でのクラスター ニューヨーク州で初めて感染者が確認されたのが3月1日だが、それからすぐに問題になったのは、郊外のニューロシェル市にあるシナゴーグ(礼拝所)での集団感染だった。 自宅待機が始まってからも、ユダヤ教などの葬儀に参加した大勢の人の間でソーシャルディスタンシング(社会的距離)が保たれていないことが確認されている。 また州内には老人や身体障害者を受け入れている特別介護施設が600以上あり、ここでの集団感染や死者数増加も深刻だ。 満員電車? 最近、マサチューセッツ工科大学のジェフリー・ハリス教授の調査をもとに、混み合った地下鉄が原因ではないかというニュースが報じられた。 では、3月中旬まで平日の地下鉄利用は1日500万人だったとある。 確かに3月22日に自宅待機令が出るまで、ラッシュアワーの地下鉄車両は混んでいた。 しかし満員電車が要因なら混雑がもっとひどい東京での感染者数が、より早い時期から急増していそうだがそうではない。 初動体制の遅れ? トランプ大統領は当初「恐れることは何もない」と、新型コロナウイルスの封じ込めに自信を持っていた。 イタリアでは2月にすでにウイルスが大流行していたが、中国からの入国ばかりに気を取られていた。 ヨーロッパからの入国禁止措置に踏み切ったのは随分遅れ、3月13日のことだ。 記者会見を見ながら、筆者も高を括っていた。 政治家の発言を鵜呑みにした多くの人が自分事と捉えなかったことで油断し、ソーシャルディスタンシングの意識が遅れたのではないだろうか。 実際のところ、人々はつい4週間までリラックスしていた。 しかし「このウイルス、本当にヤバイかも」と自分事として誰もが危機感を持つようになったのは、3月半ば以降だ。 道ゆく人々がマスクを着け始め、お互いをあからさまに避けるようになり、1日中救急車の音が聞こえ、崩壊しつつある医療現場の惨状がソーシャルメディアで流れ、「全米で100、200万人規模の死者が出る」可能性を大統領自らが言及したあたりだ。 マスクの習慣がないから? 実際のところ、3月末までマスクを着けている人はそれほど多くなかった。 今でこそ政府主導でマスクもしくはバンダナによる顔のカバーが指導されるようになったが、この国ではこれまで「健康であればマスクは不要」と言われてきたのだ。 人々が自宅待機し、避けられない外出時にマスクを着用してソーシャルディスタンシングを保つようになってから、入院患者数を表す曲線が平坦になってきた事実がある。 人口密度の高い街で人々がこれまでマスクを着けていなかったことは、もしかすると感染拡大の要因と結びつくかもしれない。 貧困や移民の多さが関係? 高所得者は早くから在宅勤務にシフト、もしくは郊外の別荘へ避難している。 一方いくつかのデータで、感染者は移民や低所得者が多く住むエリアに多いことがわかってきた。 またそのような人々はエッセンシャルワーカー(スーパーや薬局の従事者など)が多く、日々の顧客対応や地下鉄出勤により感染の危険に晒される機会が多い。 医療現場で優先を決める選別。 例えば、救急医療で誰を先に診察するかや、人工呼吸器が1器のみで2人の患者が必要とする場合に行われる。 医療崩壊? 医療崩壊は当初から恐れられていたが、最悪の事態は回避できた。 州では常に、CDCやホワイトハウスのタスクフォースが発表した感染者数や死者の予想数値をもとに、大型展示会場を仮設病棟にしたり、連邦政府からを派遣してもらったりしながら、病床や人工呼吸器を事前に確保し準備を重ねてきた。 また州内の全医療機関を提携させ合い、ある病院で足りない医療用具がある場合にほかの病院から調達できるシステムを構築した。 この結果4月半ばになり、入院患者数やICU患者数は予想数値より大きく下回ったため、病床に空きができたり余った人工呼吸器を必要とする他州に提供するなどしている。 これらは医療従事者が防護具が不足する中、身を削る思いで働いてくれているおかげだ。 無保険や医療費が関係? 日本の報道やソーシャルメディアでは「アメリカは健康保険未加入者が多く、医療費が高いから受診できないのでは」という憶測があるが、それについては筆者は疑問だ。 クオモ知事は「健康保険未加入を理由に新型コロナの検査や治療を受けられない事態は避けるべき」と、早くからサポート体制を整えた。 またあまり知られていないが、通称オバマケアでおなじみの収入額に応じて無料もしくは低額で健康保険に加入できるシステムがまだ残っている。 仕事もやることもない人ほど平日の朝から近所の診療所に来て井戸端会議をしているものだ。 また数年前、筆者はER(救急センター)を利用したことがあるが、ものすごい混みようで、待合室では明らかに暇つぶしに来た人が立ったままテレビを観ていて憤りを感じたことがある。 (その結果、筆者は4時間も待たされた) もちろん、低所得者が病院で暇つぶしができるのは「健康保険の申請手続きをしていれば」の話である。 以上が在ニューヨーク視点を盛り込んだ、「世界最多の新型コロナ感染都市になった」考えられる要因だ。 なぜこの街で感染が拡大したのかについて、答えはおそらく1つではなく、ニューヨークという大都市ならではのさまざまな要因が重なり合ったものによるのではないかと考えている。 死者数の多さについても同様に。
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