TravelBookママ部 TravelBookファミリー編集部所属のママ達による「ママ部」。 幼児から中学生までのママ達で構成。 世の中のトレンドに常に敏感で日々パワフルに活動中。 文鳥ってどんな動物?生態を紹介! 文鳥は鳥綱スズメ目カエデチョウ科に属している動物です。 インドネシアの固有種ですが、インド・中国・ハワイ(アメリカ合衆国)などにも移入・定着しています。 標高1500mより低い草原や開けた低木林に生息していますが、民家の庭先でも見ることがあります。 雑食性で、種子・果実・昆虫などが主な食料。 繁殖形態は卵生です。 文鳥はスズメ目にしては気が荒いですが、ペット(愛玩鳥)として飼育できます。 日本には江戸時代初期に輸入されて現在では主に愛知県で繁殖が行われています。 しかし大半は台湾からの輸入。 文鳥は鳥かごや庭かごに入れて飼育します。 文鳥の雛は孵化して約50日で巣立ちをし、3ヶ月ほどで羽毛も生え変わって、見た目は立派なおとなになります。 文鳥は主に4種類ありますが、どの文鳥も寿命は大体同じです。 8歳の文鳥は人間の年齢に直すと約84歳になります。 他のペットと同じく文鳥の場合も野生よりもペットとして飼われた方が寿命は伸びる傾向にあり、大事に育てると10歳以上生きる文鳥も決して珍しくはありません。 栄養バランスのあるエサ・清潔なケージなど飼育に気を配り、また騒音など文鳥のストレスになるものを遠ざけることによって、文鳥とより長く付き合いましょう。 文鳥をペットショップで買うときの値段は? 広告 文鳥の鳴き声は?うるさい?動画で紹介 文鳥は賢く、鳴き声で飼い主に気持ちを伝えようと努力します。 いろいろな鳴き声を持っていて、鳴き声の違いに注意して聞いてあげればだんだんとどうして欲しいのかわかるようになっていくでしょう。 激しく鳴いたときでもそれほど大きな音はでず、騒音が気になるほどではありません。 気になる人は夜は窓を開けないなどする程度でも充分です。 文鳥の種類は? 文鳥にはおよそ10種類の品種があります。 野生の並文鳥(ナミブンチョウ)、それによく似たノーマル文鳥、突然変異で生まれた白文鳥(ハクブンチョウ)、白文鳥と並文鳥を掛け合わせた桜文鳥(サクラブンチョウ)、セピア色のシナモン文鳥などが日本では主流です。 並文鳥は現在ほとんど見かけませんが、その他の文鳥はペットとしてよく飼育されています。 ノーマル文鳥(並文鳥) on Feb 3, 2017 at 10:29pm PST ノーマル文鳥は野生の文鳥によく似た模様を持っている文鳥です。 白い頬、黒い頭部や尾尻、赤いくちばし、灰色の羽毛で包まれた胸などが特徴です。 くちばしの赤色が鮮やかなほど、健康状態は良いとされています。 ノーマル文鳥の目の周りの部分(アイリング)はピンク色で、野生の文鳥ほど鮮やかな赤色ではないです。 ノーマル文鳥が野生の文鳥と異なる点はそのほかに、「ノーマル文鳥の羽毛の色や鮮やかさは野生の文鳥ほどではない」・「ノーマル文鳥の方が脚などの肉の色が薄い」などが挙げられます。 野生の文鳥である並文鳥(ナミブンチョウ)は現在ワシントン条約で取引に制限がかかっていて、日本ではその代わりとして野生の文鳥によく似たノーマル文鳥の繁殖が行われています。 桜文鳥 on Dec 6, 2017 at 3:18am PST 桜文鳥は白文鳥と野生の並文鳥を掛け合わせることによって生まれた文鳥です。 白い頬、黒い頭部や尾尻、赤いくちばし、白色の羽毛で包まれた胸などが特徴です。 ノーマル文鳥のカラーの部分を白いまだら模様で薄くぼかしたような体色で、胸の部分の白い模様が桜のように美しいことから名付けられました。 白いまだら模様は個体によって異なっていて、そこにこだわる人もいます。 色つやや体格の良い個体が多くポピュラーな品種としてよく知られています。 初心者の飼育にもおすすめの品種のひとつです。 なお桜文鳥によく似た品種に、灰色のまだら模様の部分と多くの白色の部分が特徴の「ゴマ塩文鳥」があります。 桜文鳥はペットショップで2000円位から購入できます。 白文鳥 on Dec 6, 2017 at 7:22pm PST 白文鳥はノーマル文鳥の繁殖時の突然変異によって明治時代に愛知県弥富市で生まれた文鳥です。 色素を抑える遺伝子が発現してできた全身純白の文鳥です。 赤いくちばし、黒い目を持っています。 雛の内は背中に少しグレーの色が残っている個体もありますが、成長して換羽すると真っ白に変わります。 「Japanese Rice Bird」とも呼び、その姿はまさに大福を連想させます。 愛知県弥富市では有名で、電話ボックスの上に白文鳥のオブジェが置かれています。 なお白文鳥とよく似た品種に赤い目を持っている「アルビノ」があります。 アルビノは一概に体が弱いですが、白文鳥は一般に丈夫であることが知られています。 白文鳥はペットショップで2500円位から購入できます。 シナモン文鳥 on Dec 3, 2017 at 6:28am PST シナモン文鳥はノーマル文鳥に模様が似ていますが、茶色のカラーと赤い目が特徴である文鳥です。 黒色を出すメラニン色素が欠乏していることからセピア色・茶色をしており、オランダで1970年代に生まれました。 フォーン(子鹿色)文鳥とも呼ばれています。 メラニン色素がないので、長時間の日光浴は危険です。 一日に数十分程度にしておきましょう。 体質はやや弱めですが、ペットとして飼えないほど弱くはありません。 シナモン文鳥のうち、暗い色を持つ個体はモカブラウン文鳥と呼ばれています。 珍しい色彩で人気の高いシナモン文鳥は少し高値ですがペットショップで5000円位から購入できます。 文鳥の餌(エサ)は? 広告 文鳥は野生の条件では木の実や米などをエサにします。 飼育の条件ではフィンチ(文鳥)専用フード、青米、小松菜・チンゲン菜などの野菜を主食のエサとして与えます。 そして副食としてボレー粉(カキガラ)などがあります。 フィンチ(文鳥)専用フードはヒエ・アワ・カナリアシードなどさまざまな種類の材料が入っていて、ネットでも購入可能です。 専用フードは一般にアメリカ製よりも日本製の方が形状は小さく、原材料もより適切なものを選んでいる傾向にあります。 ボレー粉(カキガラ)もネットで購入できます。 そして無農薬で新鮮な野菜は健康にもよく長寿の原因としてもよく取り上げられています。 スーパー・コンビニ・ネットスーパーなどで購入できます。 文鳥の性格。 ペットとしてなつくの? 手乗り文鳥と言われるだけあって文鳥は基本的に人なつっこい性格です。 文鳥には少々気の荒い個体もいますが、温和でおとなしい性格の子が多いです。 体も丈夫で飼育もしやすく、雛の時から飼育をすると飼い主にとてもなつくようになって、手乗り文鳥にしやすいですよ。 成鳥してから飼育する場合でも、じっくりと時間をかけて世話をすればなついてくれて、中には手乗り文鳥にまで成長する個体もあります。 手乗り文鳥は基本的に飼い主にべったりしており、そうした愛らしい姿ががとってもキュート。 ぜひ、大事にかわいがってあげてください。 文鳥はけっこう頭が良く、飼い主が顔を見ながら名前を呼んでやることを繰り返すと、次第に名前を呼ぶだけで飼い主のところへ近づくようになると言われています。 文鳥は臭い? 文鳥の体臭はほとんど無臭です。 鼻に文鳥を近づけてみても、干した布団のような臭いがするだけだと言われています。 文鳥は日ごろから水浴びをしていて、体を清潔に保っています。 臭いに関しては特に問題になることはないでしょう。 臭う場合は、糞が体に付着した状態になっているので、水浴びできれいにさせてあげたり、体調を崩している可能性があるので病院に連れて行ったりと配慮する必要があります。 文鳥をペットとして飼うために必要なもの 1. 水浴びが大好きな文鳥ですから、水が跳ねても困らないように水に強いタイプのケージ(鳥かご)を用意しておくことをおすすめします。 そして止まり木・ブランコなどの備品も中に設置しておくといいです。 止まり木は文鳥の爪削ぎによく、ブランコは文鳥の遊具でありまた昼寝をする場所でもあります。 水浴び器 文鳥は水浴びによって羽毛を清潔にして健康を保っています。 羽毛の汚れをそのままにしておくと、体調を崩して下痢の原因となります。 ケージ内にはいつも水浴び器が必要です。 毎日水替えをしてきれいな状態に保つこと、特に夏場にはこまめに水浴び器の中の水を取り替えることをおすすめします。 ペットヒーター 文鳥は比較的寒暖差に強いと言われていますが、冬の厳しい寒さに対応するためにペットヒーターをケージ内に取り付けておくことが大切です。 冬場は特に注意する必要があります。 日本 - ペット ハムスターは、犬や猫に続くメジャーなペットとして多くの人に飼われています。 一度飼うとその可愛さのとりこになり長年飼い続ける人が多いと言われるハムスター。 飼育スペースを取らず散歩なども不要、購入費も維持費もリーズナブルで、ペットを飼う手始めとしてハムスターを選ぶ人、一人暮らしのさみしさを紛らわせるために飼う人などにも人気です。 何よりも小さな可愛らしい存在が、心を癒す存在になることは間違いありません。 毛に包まれた小さな体、短い手足を一生懸命動かしてえさを食べる姿、回し車を熱心に走る姿、つぶらな瞳でじっと見つめる表情など、いつまでも眺めていたくなる愛おしい存在です。 そんなメジャーなペットのハムスターですが、実際に飼うとなると生態や飼い方など分からないことが多いのではないでしょうか。 そこでハムスターについて特徴や飼い方を詳しくまとめました。 これさえ読めばすぐにハムスターを飼うことができますよ。 日本 - ペット 背中に針がいっぱいで痛いイメージのハリネズミ。 でも実は、ハムスターやネズミのようなあどけない表情やちょこまかしたコミカルな動きが可愛いと、今熱い注目を集めている動物です。 TwitterやYouTubeなどのSNS上では、ハリネズミの動画や画像が数多くアップされ、ハリネズミファンが急増しています。 そんなキュートなハリネズミ、ペットとして飼いたい人も増えていますが、犬や猫などのメジャーなペットと比べて情報が少ないですよね。 針ばかりだけど触れるの? なつくの? エサは何を食べるの? 何年くらい生きるの? などなど、分からないことばかりで躊躇している人もいるのではないでしょうか。 そこでハリネズミの飼い方について、種類や寿命、値段など詳しくまとめてみました。 日本 - ペット ペットとしてはイヌやネコに比べるとマイナーな印象のウサギですが、近年では注目を集めるようになっています。 かわいらしさ、愛くるしさから癒しをもらう人も増えているようです。 ウサギは声帯をもっていないので、基本的に鳴き声はなく、鼻を鳴らすような音になるため、イヌやネコに比べると比較的静かです。 また1日に短い睡眠を何度もとるため、遅く帰ってきても起きていたり、遊べたりするので一人暮らしの男性・女性に人気です。 もともと草食動物で捕食される側であるため、警戒心がとても強い動物ですが、飼い主に慣れるととてもなついてくれ、愛情を寄せてくれるようになります。 そんなかわいいウサギの種類・寿命・値段などについて紹介します。 日本 - ペット 水族館の人気者、カワウソは水族館で見るだけのものだと思っていたら大間違い。 実はペットとして自宅で飼うことができる動物だということはご存知でしょうか。 ペットのカワウソの様子をこっそり撮影した動画がTwitterにアップされて以来、そのくるくる変わる表情や動きの愛らしさに熱い注目が集まっています。 哺乳動物で水中だけでなく陸地でも活動でき、高い社会性をもつ賢い動物なのでペットにもぴったり。 つぶらな瞳や愛らしい動き、ツヤツヤの毛並みを独り占めできますよ。 それでも犬や猫など一般的なペットと比べて分からないことも多くハードルが高そう、と思う方も多いでしょう。 そこで、見ているだけで癒される可愛いカワウソについて特徴や飼い方を詳しくまとめました。 日本 - ペット 昔話にもよく出てきたり、いろいろなマスコットにもなっているキツネ。 ペットとしての馴染みはあまりありませんが、昔から私たちの生活の身近なところに存在している動物のひとつでもあります。 北海道などでは、道路などでもよく見かけることがあるキツネですが、実は日本のいたるところに生息しており、ペットとして飼うことが認められている動物でもあります。 ペットショップでよく見かけると言うわけではありませんが、日本でもペットとしてキツネを販売しているペットショップなどもあるようで、実際にペットとして飼うことに関心がある人も増えてきているようです。 とはいえ、実際キツネを飼うとなるといろいろとわからないことが多いのではないかと思います。 そこで、今回は、キツネをペットとして飼うなら参考にしてほしい、種類や値段、寿命などをまとめて紹介します。 日本 - ペット 小さい体格に大きい目と飛膜が特徴的なリス科のモモンガは、ペットとしての人気が上がっている小型哺乳類です。 小動物を取り扱うペットショップでも販売されていることが多く、値段も一昔前に比べて手頃になってきています。 飛膜を広げて滑空する姿が愛らしく、飼い主の元に着地することもあります。 なつけば手乗りや餌をねだり、甘えてくることもあるので、思わず愛情を注ぎたくなります。 ペットとしての認知度が高まっているモモンガですが、飼育する場合に何を食べ、何に気を付けなければならないのか、飼育方法には不安があるのではないでしょうか。 モモンガの習性や特徴から、飼育する上での注意点などの情報をまとめます。 愛らしいモモンガの飼育に挑戦してみましょう。 日本 - ペット テレビなどで、人間顔負けの芸を披露したり、ゆっくりと温泉に浸かったりする姿が印象的な猿。 人間に最も近い動物と言われており、その行動は見ていて微笑ましいことが多く、さまざまなマスコットなどにもなる人気の動物です。 動物園や山などでの印象が大きい猿ですが、最近はペットとして飼う人も増えてきています。 賢くて寿命も長く、家族の一員として存在感を発揮してくれそうな猿ですが、いざ飼うとなるとどんなものが必要でどのようにして育てるとよいのかなど、あまり知られていないようです。 また、ペットとして飼われる猿はどんな種類なのかなども興味深いところです。 そこで今回は、猿をペットとして飼うことに興味のある人に参考にしてもらいたい、猿の飼い方や種類、寿命から値段まで幅広くお伝えします。
次の文鳥の魅力 文鳥の最大の魅力は、何と言ってもその愛らしい姿です。 個体差はありますが、文鳥の体長はハトより小さく、スズメより大きい、約14cm。 女性の手にもすっぽり収まってしまうくらいの小さなカラダでひょこひょこと歩く様子を見て、「何時間見ても飽きない」と思う飼い主も多いようです。 とくに、飼い主の心をわしづかみにしているのが、通称「もち」と呼ばれる姿。 脚をカラダの中に隠すようにして座り、ゆったりと過ごしている姿がまるで鏡餅のように見えるため、こう呼ばれています。 ただでさえ小さくて愛らしい文鳥が、さらに愛らしくまんまるになっている姿に、とりこになる飼い主が後を絶ちません。 「もち」は文鳥がリラックスしている時にしか見せない姿です。 もち姿を見せてくれるということは、文鳥が飼い主のことを信頼しているサインといえるかもしれません。 com 文鳥の魅力はほかにもまだまだあります。 代表的なものをまとめてみました。 鳴き声でおしゃべりをする 文鳥はインコやオウムのようにおしゃべりをすることはありませんが、鳴き声で喜怒哀楽を伝えてくれます。 飼い主を呼ぶときは「チッ! チッ! チッ!」、存在を示すときは「ピッ」、驚いて警戒するときは「ゲゲゲッ!」など、様々な鳴き方をして気持ちを表現します。 飼い主が文鳥の鳴き声を真似して応えると、文鳥は「気持ちが伝わった!」と喜ぶはずです。 このようにコミュニケーションを図れるのも、文鳥の魅力の一つです。 名前を呼ぶと飛んで来る 日常的に文鳥の名前を呼んでコミュニケーションをとっていると、そのうちに自分の名前の音を聞き分けて、声のする方を見たり、飼い主のところへ飛んで来たりするようになります。 時には、返事の代わりに歌を歌ってくれることもあるようです。 手乗り文鳥になることも! 文鳥が手に乗っている姿は、とても魅力的で可愛らしいものです。 「手に乗る」という行為は、文鳥が飼い主をパートナーと認めた証拠。 文鳥の大きな魅力といえます。 ただし、手乗り文鳥に育てるには、基本的にはヒナの時からお世話をする必要があります。 また、性格的に手乗りを嫌がる個体もいるため、全ての文鳥が手乗りになるわけではないことを覚えておきましょう。 文鳥の種類 その美しくなめらかな羽毛も、文鳥の魅力の一つです。 文鳥は、羽毛の色の違いによって、いくつかの種類に分かれており、それは飼いやすさとも大きく関わっています。 代表的な文鳥の種類を、それぞれの飼いやすさとともに紹介します。 カラダが丈夫で、初心者でも飼いやすい品種の一つです。 見た目が美しいため人気が高いですが、ほかの品種に比べて虚弱で短命な傾向がみられます。 その名の通り、深い赤色の目をした品種です。 頭がシナモン、カラダがグレーの羽彩をしています。 文鳥の選び方 初めて文鳥を飼う人は、サクラや白といった育てやすい種類の文鳥を選びましょう。 シルバーやシナモンなど、色素が抜けた色変わり種は、体調面で弱いことが多いため、飼育には充分な知識と経験が必要になります。 また、初心者の場合は飼育が難しいヒナではなく、成鳥を迎えるのがよいでしょう。 文鳥の成鳥を迎える際には、以下のポイントをチェックしておくことをおすすめします。
次の文鳥の特徴と歴史 文鳥はインドネシア・ジャワ島原産の、体長約13㎝~15㎝の小鳥です。 日本には400年以上も前に、野生の文鳥が初めて輸入され、以降中国経由でオランダ船により輸入されるようになりました。 江戸時代には武士たちの目を楽しめる、高価な鑑賞用の鳥としての地位を築きました。 明治時代になると文鳥の繁殖が盛んに行われるようになり、ペットとして親しまれるようになりました。 文鳥という名は、中国語で「色鮮やかで美しい鳥」という意味を持ちます。 その名の通り、華やかな色合いと滑らかな羽毛の美しさは多くの人を魅了し、現在でもペットとして人気の高い品種です。 文鳥の種類 ノーマル文鳥 野生の文鳥、または野生の文鳥と同じ模様を持つ個体です。 黒い頭部に白く映える頬と紅く美しいクチバシ、濃灰色の胸に赤味がかった腹部を持ちます。 以前は野生の文鳥が大量に輸入されていましたが、現在はワシントン条約により守られているため、原種に近い色合いの文鳥を日本で繁殖しています。 価格は約1500円~2000円ほどで販売されています。 桜文鳥 ノーマル文鳥の色合いに近く、ペットとして最もポピュラーな種類と言われている個体です。 ノーマル文鳥の色合いに白いまだら模様やぼかしが入ったデザインで、その模様が桜のように美しいことから「桜文鳥」という名が付きました。 白いまだら模様は、白文鳥を生み出す過程で発生した、色素を抑える遺伝子がもとで生み出されました。 価格は体格や羽毛の色つやなどで変動し、約2000円~3600円で販売されています。 白文鳥 その名の通り全身真っ白な文鳥です。 原種や桜文鳥同士の掛け合わせから、色素を抑える遺伝子が作用し突然変異で生まれた種類です。 真っ白な体に黒い目と紅いクチバシが映え、愛らしい姿で根強い人気の個体です。 白文鳥は愛知県海部郡弥富町で誕生した種類で、「Japanese rice bird(ジャパニーズ・ライス・バード)」とも呼ばれています。 価格は約2500円~3600円と桜文鳥とほぼ同様の値段で販売されています。 白文鳥のように真っ白のアルビノという品種も存在しますが、こちらは色素を持たない疾患を持つ種類のため、目が赤いのが特徴です。 アルビノ文鳥は白文鳥よりも高額で取引されています。 シナモン文鳥 シナモン文鳥は1970年代にオランダで誕生した新しい種類の個体で、「フォーン文鳥」という名も持ちます。 ノーマル文鳥に似た模様ですが、黒色を発色させるメラニン色素が欠乏しているため、茶色い上品なシナモン色の色彩を持つ個体です。 価格は約5000円~6000円と高額で販売されています。 シルバー文鳥 シルバー文鳥は1980年代にヨーロッパで生み出された、シナモン文鳥よりも新しい種類の文鳥です。 ノーマル文鳥の色合いが全体的に薄くなり、きれいな銀灰色の色合いを持つ個体で、薄い銀灰色の個体をライトシルバー、濃い色の個体をダークシルバーと呼びます。 価格はシナモン文鳥と同じく高額で、約5000円~9000円と個体によって大幅に変動します。
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