ブリがおいしい季節。 この時期は「寒ブリ」と呼ばれ、身に脂がのって最高! 刺身やしゃぶしゃぶもおいしいのですが、なんといっても「照り焼き」、これがウマい! というわけで、今回はその照り焼きを紹介しようと思うのですが、 「時短でおいしく焼く方法はないの?」なんて、お店でもお客さまに時々聞かれることがあるんです。 答えは「あり」です! 時短といえば、ブリの切り身に小麦粉や片栗粉をまぶしてフライパンで焼く方法もあるのですが、それよりもさらに手軽なやつでいきましょう。 小麦粉などを使わずとも、後片付けが簡単なフライパンで、照りっ照りで香ばしく仕上がるブリ照りレシピを紹介しますね。 調味料も、家にあるもので大丈夫です! 魚屋三代目の「ブリの照り焼き」 【材料】2人前• ブリの切り身 2切れ• 油 少々• 水 大さじ2• 付け合せに菜の花 お好みで(塩を加えたお湯でサッとゆでて冷水で冷やしました) (A)• しょうゆ、みりん、酒 各大さじ2• 砂糖 大さじ1 作り方 1. 最初に行うのが、ブリの切り身に塩を振ること。 切り身全体に軽く塩(分量外)を振り、 10分置いておきます。 すると、切り身の表面から水分が浮いてくるのでキッチンペーパーなどでおさえて吸い取りましょう。 これは浸透圧の働きによって、身の内部からクセや臭いなどが水分と一緒に外へ出るためです。 次に照り焼きのタレを作ります。 (A)をよく混ぜ合わせてください。 フライパンに油を熱してなじませ、余分な油はキッチンペーパーなどで拭き取ります。 そこにブリの切り身を加え、 中強火くらいで表面に焼き色をつけて取り出しましょう。 火は一度、止めておきます。 ブリを取り出したフライパンに、合わせておいた(A)のタレを加えます。 フライパンを回しタレを伸ばすと余熱でグツグツと煮立つので、そこに切り身を戻します。 ふたをして中弱火~弱火で2分、焦げつかないよう、タレの様子を見ながら火の調節をしましょう。 フライパンのふたを開け切り身を返したら、 大さじ2の水を足し、 ふたをしてさらに2分蒸し焼きにしたら、 完成! 器に盛り付けタレはお好みでかけ、あれば付け合わせの野菜を添えます。 ふんわり、照り照りの秘密は…… 小麦粉などをまぶさなくても、しっかりとタレが絡んだ、照りっ照りの「ブリの照り焼き」! 切り身に焼き色をつけ、ふたをして蒸し焼きにする工程が入るので、身がふわりと仕上がります。 蒸し焼きにすることでタレの蒸発を緩やかにし、切り身に付いたタレが蒸されることで照りが強く、味もしっかり付きます。 さらに、タレが焦げる一歩手前で水を加えるので、切り身に香ばしさも加わります。 照り焼きは香ばしさも大事ですからね! とにかく注意をしてほしいのは、最後のふたをして蒸し焼きにする時です。 焦げる一歩手前と書いた通り、火加減、水加減に注意しないと本当に焦げます……。 とはいえほんの2分ほどなので、フライパンの前に立ってしっかり見てさえおけば大丈夫。 ふっくら照り照りのブリ照りが待ってますよ!.
次のぶりの照り焼き 調理時間 20分 調理器具 フライパン カロリー 1人分 230kcal 塩分 1人分 1. 余った分は焼き肉のたれや炒め物に使うとおいしいですよ。 コチュジャンの代用に豆板醤を使っても美味しかったです。 作り方 1、ピリ辛だれを作る。 材料をすべて混ぜ合わせる。 2、ぶりの切り身に塩を少々振り、10分ほどおく。 その後出てきた水けをふきとる。 3、小麦粉を全体にまぶす。 糖質が気になるからは微粒子のおからパウダーでも大丈夫です。 4、フライパンにごま油を中火で熱し、ぶりを並べ入れて蓋をして両面をこんがりと焼く。
次のぶりの照り焼きでフライパンの焼き方は? ぶりの照り焼きは、初心者の場合、 フライパンで焼くやり方がおすすめです。 スーパーのお総菜のぶりの照り焼きのたれに近い甘め味です。 小さいお子さんには煮からめると味付けが濃いので、 焼いたブリの上にたれを適量かけるようにしています。 (塩の量の目安は、魚の重さの3~4%。 )20~30分置いておきます。 (ポイント1) ぶりの照り焼きのたれ の材料をあらかじめ、小さいお椀になどに入れ、混ぜておきます。 片面3~4分、焼き目がついていることを確認し、 ひっくり返して、 3~4分焼きます。 (ポイント4) 取り出したあとのフライパンの油をキッチンペーパータオルなどでよく拭きます。 油が残らないようしっかり拭き取ってください。 あらかじめ水分を抜いておくことで、身がべたっとなることを防ぎ、ふっくら仕上がります。 *魚の振り塩の効果や量、時間については、こちらのサイトが、科学的なメカニズムやエビデンスをもとに解説されていて、分かりやすくとても詳しいです。 この粉がコーティングの役割を果たします。 ブリを焼いたときに、 うま味がある脂分が抜けるのを防ぎます。 また、たれとからんだときに とろみがつきやすくからみやすくなるので、美味しい照り焼きに仕上がります。 肉(特に鶏肉)は、火が通りにくいので、両面合わせて10分以上、ときには蒸し焼きが必要ですが、 魚の切り身だと肉のように凸凹も少なくフラットな形状ということも加わり、 火が通りやすく早く仕上がります。 切り身の厚さによっては、もっと短時間で火が通ることもありますので(逆もあり)、 様子を見ながら焼いてください。 フライパンでふっくらさせるポイント4 焼いたブリをいったん取り出す 一般的なレシピだと、ブリを焼いたあと、油を拭き、そのまま調味料(たれ)を流し込み、煮詰めていきます。 この方法だと、たれが身に染みこむのはいいのですが、 たれがとろっとするまでに 時間がかかり、ブリの身に火が通りすぎてしまい、固くなる原因になりやすいです。 そのため、ブリが焼けたら、 いったんブリを取りだし、調味料を入れて煮詰めていきます。 好みの粘度に近くなってきたら、再度ブリを投入し(ここで火を止めてもいいです。 どちらでも)からめます。 片栗粉(または小麦粉)の効果で、ブリにしっかりたれがからんで、柔らかく美味しい照り焼きになります。 では、他に「ブリの照り焼き」が パサパサになる原因って、どんなものがあるの? 思い付く原因をあげていきます。 では、油ののっていないブリとは? 例えば、 ブリの旬は冬です。 冬はブリの脂がのって、とても美味しいのですが、 逆の夏場はというと、ブリは産卵を終えた時期で、 痩せて脂ののりが悪く、おいしくないといわれています。 夏場に、「ブリの照り焼き」を食べたい場合は、 「黒瀬ぶり」という養殖のブリを使うといいですよ。 ある程度火が通ったら、フライパンから出しておくのがいいです。 余熱で火が通っていきますし、 それ以上火が通らないので身が固くなるのを防ぎます。 ぶりの照り焼きでフライパンなら油をひいた方がいい? 家庭では、テフロン加工のフライパンを使うことが多いと思います。 その場合は、 油をひかなくて大丈夫です。 ブリは脂分が多いので、焼いているとブリから油が出てきます。 鉄製の鍋などで、焦げ付きが心配・・という場合のみ、油を控えめに使用するといいです。 油が残っているとたれもうまく煮詰まりません。 追記:ぶりの照り焼きの冷凍保存はできる? ぶりの照り焼きの完成品は 冷凍保存できます。 一切れずつラップで包んでから冷凍保存します。 解凍するときは、冷蔵庫で解凍してから短時間レンジ加熱するといいです。 長時間、レンジ加熱をすると身が固くなりますので気をつけてください。 ぶりの照り焼きフライパンの焼き方でふっくらパサパサしないレシピ!油はひく?のまとめ ぶりの照り焼きをやわらかくジューシーに仕上げるコツのまとめです。
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