まさに神秘としかいいようのない地球外生命体の生態に驚がくする彼らだったが、細胞は次第に進化と成長を遂げ高い知能を誇るようになる。 やがて地球外生命体に翻弄(ほんろう)され、宇宙飛行士たちの関係が揺らぎ始め、ついには命を落とす者も出る。 助けを呼べない宇宙で追い詰められた彼らは……。 予告動画 まったく勝ち目が見えてこない宇宙バトルが始まるのです。 観てるこっち側も、まったく勝ち目が見えてこない。 最悪のラストしか想像できないのです。 でも、宇宙生命体見つけたら実際にこういう状況になるかも知れないですよね。 地球を支配している人間は、人間以上の者はいないと思っています。 でも、この壮大な宇宙! 人間以上の怪物が居ても不思議じゃないっすよね。 続編が全く気にならないのはなんで? 映画『ライフ』は豪華キャストでも分かるように、かなり力を入れた作品でした。 確かにかなりレベルは高かったと思います。 映像も凄いし、何より俳優陣の演技が素晴らしい!104分ドキドキ感満載で全く飽きることは無かったです。 ラストも想像はつくものの、上手くまとめ 続編がありそうな終わり方を迎えています。 特に観たいとは思わない。 続編が出れば観るけど、特別に観たいとは全く思いません。 なんども言うように面白く無かったわけじゃないんですよ。 十分面白かったし、レベルも高かった! じゃあ、なんで何だろう? 考えて見ました。 やっぱそれは… エイリアンや遊星からの物体Xの存在があるからです。 一生懸命新しい、地球外生命体との戦い物を作っても… やはりどこかで観たことがあるようなシーンです。 密室での宇宙空間での戦いはエイリアンと酷似していますし でも、 エイリアンには遠く及ばないのです。 映画のクオリティは負けて無いとは思います。 しかし、 やはり二番煎じ、しょせん二番煎じなんですね。 だからこそ、続編がまったく気にならない。 気になるのは、 『エイリアン:コヴェナント』の続編なんですよ!.
次の「実際の事件をモチーフにしている」という事前知識しか無い状態での鑑賞です。 様々なレビューサイトで結構高い評価を受けていたので、多少はハードル上がっていたと思います。 結論から申し上げて、私はこの映画を観て後悔しています。 人間の心理描写や演出、細かな部分まで計算された脚本、役者陣の演技などは本当にレベルが高くて見応えがありましたが、ストーリーがとにかく胸糞悪いのです。 最初から最後までずっとイライラするような描写が続くんです。 個人的に「面白いけど胸糞な映画」といえばデビット・フィンチャー監督の「セブン」を想起するんですが、個人的にこの作品はセブン以上の胸糞でした。 鑑賞注意です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 一切仕事をせずに知人や親類からの借金で生活をしている秋子と、秋子の息子で学校にも通えない周平を描いた作品。 様々な男と行きずりで関係を持つ自堕落な母親にすがらないと生きていけない周平。 ネグレクト(育児放棄)や束縛、慢性的な金欠。 そんな辛い状況を生きる周平が、何を考えて何を学び、どのような行動をするのか。 そして祖父母の殺害事件がどのようにして引き起こされたのか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 主人公の少年・周平が自堕落な母親からどのように育てられ、どのような環境に身を置き、そしてどのような経緯で祖父母の殺害に至ったかを描いた映画になります。 「少年が祖父母を殺害した事件についての映画」というのは、予告編やコマーシャルでもはっきりと明示されているため、ネタバレにはならないと思います。 最初から最後まで、人間のクズみたいな母親から周平が酷い仕打ちを受ける描写が続きます。 これが私には本当にきつかった。 息子を道具のように扱い、片や自分は男と遊び歩く生活を送る。 周りの男達は秋子(母親)に匹敵するクズ男だったり、まともな人でも秋子に簡単に誑かされてしまいます。 周平を救ってくれそうな人が何人か現れますが、秋子に阻まれてそれも叶わず。 途中で周平が秋子に反抗するような場面もありましたが、結局は秋子に押し通され、自分の望む選択ができませんでした。 作中に何度も「周平が秋子の呪縛から逃げられるんじゃないか」という希望的な場面を見せつつも、結局周平は秋子から離れることができず、最悪の結末を辿ることになるのです。 これが私にとってこの作品の一番胸糞な部分です。 あと、秋子が映画のラストで罰を受ける形になるのですが、それまでの様々な悪逆非道な行いに対して、「これだけ?」と思うくらいのちっぽけな罰しか受けないため、それもイマイチ納得いきませんでした。 以上のような理由で、正直観ていて辛くなってくるし観たことを後悔するほどの映画だったのですが、それは決してつまらなかった訳ではなく、ここまで心揺さぶられるほどに映画としての完成度は高くて面白かったと思います。 単純に好みの問題です。 万人にオススメできる作品ではありません。 私のように、イライラが止まらなくなる人もいると思います。 しかし、胸糞に耐性のある方は是非鑑賞してみてください。 細かな心理描写や役者陣の熱演は一見の価値ありです。 オススメです。
次の先日観た映画「「ファウンダー -ー帝国のヒミツ- 」がとても面白かったので、今回こちらでご紹介させていただきます。 この作品はナルド・コーポレーションの創業者、レイ・クロックの伝記ドラマです。 1軒のレストランを世界最大規模のファストフード・チェーンにしたレイの並外れた経営術や苦悩を描いています。 あらすじは以下のとおりです。 『1 954年、カ。 シェイクミキサーのセールスマンである52歳のレイ・クロック()は、8台もミキサーをオーダーしてきたナルドというレストランに興味を覚え訪ねてみる。 そこでレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、コスト削減、合理性、スピード性などを徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。 契約を交わしてチェーン化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は険悪になっていき……。 』 この作品が本当にあった話だとはかなり驚きました。 「人情」とか「義理」なんて言葉はこの作品の中にはありません。 ひたすら「資本主義」の厳しい現実を突きつけられる内容です。 でも、そこまでしたからこそ、世界各地で展開されている超有名ファストフードの"ナルド"の「今」があるのでしょうね。 そしてこの映画を観るとナルドの秘密も知ることができます。 私が一番驚いたのは、ナルドは単なるではない、ということです。 ここまで世界的規模で拡大・画一された商品提供ができたのは、ーを売って得たお金・ノウハウだけではなく、それ以上に考え尽くされた経営戦略によるものだったのです。 この作品を観るとナルドを見る目が少し変わるかもしれません。 そしてマックが食べたくなります。 笑 ちなみにナルド"創業者"はレイとなっていますが、本来はナルド兄弟が始めたお店がスタートになります。 このナルド兄弟が今日でも採用されているような、調理を分業化し効率的でスピーディーな商品提供ができるような店内レイアウトも考えました。 当時では従来のレストランとはかなり異なる画期的なお店だったことが伺えます。 ではなぜ、レイは店名を変えず本来の創業者の名前である"ナルド"をそのまま店名として利用し続けているのか…これも経営者ならではの視点だなと思いました。 この作品を観る上で、ナルド兄弟側の目線に立って観るか、はたまた、レイの目線に立って観るかでこの作品への印象もだいぶ変わるような気がします。
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