そのやわらかい線で描かれた繊細な作風から、少年誌だけでなく、少女漫画誌や学年誌などでも掲載され、幅広い層に指示される漫画家となっている人物あだち充。 代表作は『タッチ』『みゆき』など多数。 この2作品は、1982年に小学館漫画賞少年少女部門を受賞しました。 特に女性の体の曲線には定評があり、度々描かれる女性キャラクターの着替えのシーンなどは見せ場の一つとなっています。 少女漫画であってもそういうシーンが出てきたりします。 とにかく女性の体のラインを描くのが上手なのです。 原作のあるもの以外は、ほぼ全て同じ世界観を持ち合わせているといわれており、一環して現代的な日常の風景の中で物語が進行していきます。 特にスポーツをからめた青春ラブコメを描く作品は、設定や時代は少々違っていたとしても、同じ匂いがするといいますか、これぞあだち充ワールドといった世界観で物語が展開していきます。 あだち充の代表作としてあげられる作品で、妹萌えの先駆けとも言われています。 主人公と二人の魅力的なヒロインが織り成す青春模様は、まさにラブコメ作品の醍醐味と言えます。 主人公である若松真人はある日、海外から6年ぶりに帰国した血縁関係のない妹若松みゆきと一緒に生活することになり、徐々に妹である彼女に惹かれていってしまいます。 しかし真人は同級生である鹿島みゆきにも憧れを抱いており、彼女もまた真人に気があるようなのです。 と、こうして真人と二人のみゆきの三角関係が始まっていくことになります。 物語を要約するならば、二人のみゆきが真人の事を好きになり、真人も二人のことが気にかかる、さぁどちらを選ぶことになるのかな?という話です。 この作品の最大の魅力は、何と言ってもその素晴らしい最終回でしょう。 3人の結末がはっきりと描かれていますし、この作品らしいほのぼのとした幸福感を感じさせます。 そしてあだち充らしく、多くを語らずに人物の表情と風景でその先を語らせるように物語が幕を閉じていく様は、読者に先を想像して楽しませるという粋なはからいなのかもしれません。 最終回には、テレビアニメ版のエンディングテーマ「思い出がいっぱい」の歌詞が使われており、その感動的な歌詞の内容と物語が絶妙にマッチしたことで、多くのファンに大きな感動を与えました。 今もなおファンを増やし続ける名作です。 5位:亡き幼なじみの思い出と共に紡がれる四葉の物語『CROSS GAME』 四葉のクローバーをモチーフにした4姉妹と、主人公樹多村光(コウと読みます。 )を中心に繰り広げられるあだち充の真骨頂。 スポーツ用品店の息子樹多村光は、バッティングセンターを営む月島家の四姉妹とは幼なじみ。 しかし特に親しかった、というか両想いだった次女の若葉が、ある日河川事故で亡くなってしいます。 そして成長し高校生となった光と、若葉の妹である青葉の恋愛模様が、亡き月島若葉の思い出と共に綴られていきます。 三女青葉は姉の若葉が大好きでした。 だからその姉を独り占めしていた光のことが最初は大っっっ嫌いなのです。 徐々に自分の気持ちに素直になり始めますが、でもやっぱり最後までツンツンしてます。 そのためツンデレ作品として名前があがることもあるのです。 物語序盤は、高校でピッチャーとなった光が、分かりやすいほど嫌味な先輩や監督と対決してそれを打ち負かしていきます。 そして中盤以降、それをきっかけにまとまったナインを率いて甲子園を目指すという部分もまた、王道の野球漫画の様相を成しています。 そういった意味では野球漫画としての見応えも十分なのですが、この作品の大きなポイントは、ヒロインである青葉も野球部員として野球をやっている、という点です。 野球という舞台を使い、青葉の野球への熱意や想いをエッセンスに加えることで、光との恋愛模様を彩っていると言えます。 恋愛感情を抱く相手としてだけでなく、同じ部活の仲間であったり、投手としてのライバルでもあるのですから。 野球部分よりもラブストーリー寄りの本作品は、野球に興味の無い方や知らない方にも楽しめる内容になっています。 恋愛ときどきスポ根漫画として、みなさんにも是非楽しんで頂きたい作品です。 4位:あだち充の代表作の26年後を読める!『MIX』 舞台はあの名作『タッチ』から26年後の明青学園。 名作の世界を受け継いだ、精神的続編として注目を浴びるファン待望の作品です。 類まれな投手としての才能を持つ立花投馬と、捕手の立花走一郎。 義理の兄弟である彼らが中学2年の頃から物語は始まります。 投馬は、中学時代は先輩からの妨害やらなんやらで実力が出せずにいますが、やがてその力を存分に発揮し兄弟バッテリーとして活躍を始めます。 そしてそこへ登場する、投馬にとってはこれまた義理の妹立花音美や、野球部マネージャー大山春夏。 そんな彼らを中心として様々な人間関係が描かれていく群像劇ともなっています。 見どころはなんといっても『タッチ』との絡み。 あの頃のあのキャラは出てくるのだろうかという期待が否応なしに高まります。 実際に出てくるかどうかというのは見てからのお楽しみとなりますが、物語の内容は勿論、名作との共通点を探しながら読み進めるのも一つの楽しみ方ではないかなと思います。 さらに本作品で気になる部分はタイトルの『MIX』。 主人公バッテリーの義兄弟という設定や、投馬と義理の妹立花音美との恋愛模様など、複雑な人間関係をミックスすることで物語が彩られていくという意味を示すのか、それは各々が読み、感じてみるしかないのかもしれません。 いやしかし、実に気になるタイトルではないでしょうか。 名作『タッチ』の設定や登場人物が見え隠れする本作品は、野球部分がより強く描かれているという点でも共通点を見いだせます。 あだち充が得意とする青春野球漫画の新しい境地が見れるのか、それとも懐かしくも王道の物語が見れるのか、期待を持たせてくれる作品となっています。 英雄(ひでお)と比呂(ひろ)二人のヒーローと、二人のヒロインとのちょっと切ない恋愛を描く傑作野球漫画。 良い意味で期待を裏切ってくれたともいえる作品になることでしょう。 子どもの頃に出会った親友でありライバルでもある二人、国見比呂と橘英雄。 やがて高校野球界で注目されるこの二人はちょっと複雑な関係にありました。 英雄と比呂の幼なじみの雨宮ひかりは学校公認のカップル、そして数年前二人が付き合うきっかけを作ったのが比呂だったのです。 当時ひかりはチビだった比呂を男性としては意識せず、大人っぽかった英雄に憧れる少女でした。 彼と親友だった比呂に紹介してもらい、ひかりと英雄は交際することになるのですが、時が経つにつれ成長した比呂は身長も伸び、よく見るとわりと男前。 いつしか彼女の心は大きく揺れ動いていきます。 橘英雄と国見比呂の間で揺れ動くひかりの心と、それと同様に、成長した幼なじみを好きだったことに気付いてしまった比呂の心。 この二人の気持ちの行き先がこの物語の最大の見どころです。 超高校級の投手となった国見比呂と真の天才スラッガー橘英雄との戦いを描く野球漫画部分も濃厚に描かれ、終盤の甲子園での対決などは名シーンと言えます。 しかしその背景に描かれている、二人のヒーローのひかりへの想いは、野球、そして甲子園という舞台を上手く使い、感動的でちょっと切ない締めくくりを迎えます。 この作品でも、登場人物に多くを語らせないあだち充の手法が盛り込まれていて、その独特な話運びによって描かれる登場人物の細やかな心情は、きっと読む人の心の琴線に触れることでしょう。 是非みなさんにも、この暖かくも切ないラブストーリーを体感してもらいたいものです。 2位:あだち充が選んだテーマは「水泳」!『ラフ』 あだち充作品の中では珍しく、野球ではなく水泳を描いた作品。 親が経営する和菓子屋が敵同士の二人。 最悪に仲の悪い二人ですが、過去の接点や、部活での交流を経て徐々に近づいていきます。 和菓子屋「やまと」の跡継ぎであり、栄泉高校の競泳選手でもある大和圭介は、和菓子屋「にのみや」の一人娘二宮亜美とは犬猿の仲でした。 過去の経緯により祖父の代からライバル同士の両家。 親から恨みつらみをきかされて育った亜美は、一方的に圭介を嫌っていたのです。 しかし実は二人は、幼いころ仲の良かった幼なじみ同士だったということが判明し……。 本作で描かれる、最初仲の悪かった圭介と亜美が、お互いの人間性に触れ徐々に惹かれ合っていくというラブストーリー。 圭介が高校水泳界で活躍し、後にライバルとして登場する、日本記録保持者である仲西弘樹と水泳対決をしますが、それもまた二人の恋模様を彩る素材の一つとなります。 最大の見どころは、読者の評価も高い最終回。 圭介に素直に好意を示すようになる亜美ですが、幼いころから知るお兄ちゃん仲西弘樹と圭介どちらを選ぶかの選択を迫られます。 圭介と仲西の対決直前、亜美は答えを出し気持ちを伝えるのですが、二人には直接それが伝わらないまま物語は幕を閉じます。 直接伝わってはいないけど、読者にはその答えがわかり、物語の行先を想像させてくれる——。 そんな最終回となっています。 あだち充の作品に一貫して言えることは、はっきりと答えは語らせないけれど、それをわかりやすく読者に示すということではないでしょうか。 彼独自の技法といってもいいかもしれませんね。 本作品はそんなあだちワールドが味わえる作品に仕上がっていると思います。 1位:あだち充による王道青春スポ根漫画!『タッチ』 言わずと知れた名作、あだち充といえばこの作品。 交通事故により亡くなってしまった弟の意志を継ぎ、ダメ兄貴が幼なじみの女の子を甲子園に連れていくため高校球児となり奮闘する感動作。 グータラでいい加減なダメ兄貴上杉達也と、頭もよく運動もでき女子にモテモテの弟上杉和也。 二人は双子の兄弟。 そして才色兼備で非の打ち所のない美少女朝倉南。 そんな幼なじみの三人が中学生になったころ、和也は幼いときに南と交わした「南を甲子園に連れて行って(『タッチ』より引用)」という約束を叶えるため野球に打ち込んでいて、その高い運動神経により高校からスカウトされるほどの才能を発揮していきます。 しかしそんな矢先、和也は突然の交通事故によって若くしてこの世を去ってしまうのでした。 「きれいな顔してるだろ。 ウソみたいだろ。 死んでるんだぜ。 それで…(『タッチ』より引用)」 あまりにも有名な達也のセリフ。 夢を叶えるための一歩を踏み出した矢先の和也の死は、多くの読者に衝撃を与えました。 そんな和也とお似合いだった南は、実は幼いころから達也のほうが好きだったのです。 そして達也もまた南のことが好きでした。 しかし弟思いの兄達也は、和也が亡くなってしまったことで南のことが好きだった弟に気を遣い、自分の本音を表に出さないようになってしまいます。 三人の幼なじみの野球への想いと、その原点となる朝倉南との約束を主軸に描かれる本作品は、野球漫画としての演出も見事です。 最初は野球のやの字もわからないようなダメ兄貴達也は、徐々に弟を越えるほどの才能を発揮し、明青学園ナインからも信用を得ていきます。 そうやって徐々にではありますが、南を甲子園に連れていくため、そして亡き弟の夢を叶えるため、死に物狂いの努力をして様々な強敵に打ち勝っていくのです。 まさに王道を行くストーリーですね。 そんな王道の野球漫画である本作品は、登場人物の細かい心理描写がなされている作品でもあります。 登場する人物たちの恋愛感情や、野球への熱い想いは、高校野球を舞台として描かれるこの青春漫画に素晴らしい色を添えてくれています。 一度は読んで欲しい作品です。 あだち充作品における最大の魅力は、各キャラクターたちの心の動きです。 絶妙な表情の変化や独特の言い回しで人物の心情を描き出す手法は、まさに青春や恋愛を描き出すには打ってつけといえます。 ついつい感情移入してしまうこと間違いなしの作品です。
次のContents• < はじめに > 日本は漫画大国というように言われていますが 「本当に漫画が多い!!」 私が子供の頃は週刊少年ジャンプ、週刊少年マガジン、週刊少年サンデーなどの メジャー雑誌しかないのかなと思っていましたが 今は当時(30年以上前)と比べて本当に漫画雑誌が多くなっていますし なんなら「web漫画」なるものも出てきています。 なので、面白い漫画を読みたいと思っていても 本当に面白いと思える漫画に出会えない! これが現状ですよね~ そんな中で、私が大好きな漫画家が一人います。 (正式にいうと漫画家ではないのかもしれないですが…) その漫画家の名前は あだち充さんです! あだち充さんはレジェンドと位置づけられる「漫画家」です。 (左:立花投馬 右:立花走一郎) 同じ誕生日の兄弟と聞くと、普通は双子を思い浮かべますが 実はこの兄弟、連れ子同士の再婚で兄弟となった義理の兄弟なんです。 投手としての実力はピカイチの投馬 そして、捕手として巧みなリードを見せる走一郎 立花兄弟を中心とした明星学園は30年ぶりに 甲子園出場を果たすことが出来るのか? そして、走一郎の実妹である立花音美 高等部の野球部監督である大山吾郎の娘である大山春夏 を加えた変則四角関係の恋の行方はどうなっていくのか? (左:立花音美 右:大山春夏) 野球と恋を中心とした さわやかな青春ストーリー 【感想】 「MIX(ミックス)」は 「タッチ」「H2」の設定をそのままあてた漫画です。 なので、設定などで真新しい部分は見当たりません。 「MIX(ミックス)」はあだち充さんが久しぶりに書いた野球漫画という事で 敢えて「タッチ」「H2」の雰囲気を引き継いでいるのかなぁ とか思ったりしています。 「タッチ」「H2」を知っているオールドファンに向けた漫画かなぁ と思っているので、今回はランキング第3位とさせて頂きました。 上記以上に詳しいレビューは以下の記事に書いていますので良かったら見て下さい。 購入方法 「MIX(ミックス)」をすぐ読みたい方は 「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。 もちろん「MIX(ミックス)」も無料で見られますよ。 第2位 タッチ < タッチ > 作者:あだち充 出版社:小学館 掲載誌:週刊少年サンデー 掲載期間:1981年8月~1986年11号 巻数 全26巻 【あらすじ】 主人公の上杉達也(うえすぎ たつや)には 双子の弟である上杉和也(うえすぎ かずや)がいました。 (主人公の 上杉 達也) 達也は性格もルーズで勉強も運動もソコソコな人間でしたが 和也は性格も良く、勉強も運動も出来る完璧な人間。 二人は比較される事も多く、 女性にモテモテで学校のヒーローの和也に対して 達也はダメ兄貴として名前が通っていました。 そんな二人には幼馴染の女の子がいました。 その女の子の名前は 浅倉南(あさくら みなみ) (タッチのヒロイン 浅倉 南) 南は和也同様に容姿端麗、運動も勉強も出来る完璧な女の子 達也と和也の隣に住んでいる事もあり 三人の勉強部屋を持っているほどでした。 和也には「甲子園に行く」という夢があり 南には「和也に甲子園に連れていって貰う」という夢があったので 和也は中等部の頃から、野球に打ち込んでいました。 明青学園高等部に進学した和也は 一年生ながらエースとして大活躍して 甲子園予選の決勝戦へと駒を進めます。 甲子園出場が確実視されていた明青学園ですが 和也は甲子園に向かう途中、交通事故に巻き込まれ亡くなってしまいます。 和也を失ったことで、ショックを受ける達也と南 甲子園への夢は途絶えたかに思えましたが 達也の素質に目をつけた、明青学園のキャプテン黒木は 達也を野球部に引き込みます。 徐々に野球にのめり込んでいく達也 そして、達也に想いを寄せる南は達也を応援します。 果たして達也率いる明青学園は甲子園出場を果たすことが出来るのか? 和也亡き後、達也と南の恋の行方はどうなっていくのか? あだち充さんの大ヒット漫画であり 日本に一大ムーブメントを起こした青春野球漫画 【感想】 「タッチ」はアラフォー世代以上なら誰でも知っている名作漫画ですよね~ 主人公の上杉達也の双子の弟、和也が死んでしまうという ショッキングな展開は日本中に衝撃を与えました。 たっぷりとした前フリから しっかりとしたストーリーを展開している名作で 30年以上経った今でも色あせる事はありません。 「あだち充 = タッチ」 と言えるほど、あだち充さんの代表作と言える漫画です。 このあたりは完全に好みですね~ 上記以上に詳しいレビューは以下の記事に書いていますので良かったら見て下さい。 購入方法 「タッチ」をすぐ読みたい方は 「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。 (iOS・Android双方で使えるアプリになっています) 「サンデーうぇぶり」は人気漫画を無料で読むことが出来ます! しかも読めば読むほど、無料で読める漫画アプリです! もちろん「タッチ」も無料で見られますよ。 第1位 H2 < H2 > 作者:あだち充 出版社:小学館 掲載誌:週刊少年サンデー 掲載期間:1992年32月~1999年50号 巻数 全34巻 【あらすじ】 主人公の国見比呂(くにみ ひろ)は 中学校時代に地区大会で二連覇を果たす原動力となった投手で その将来を期待される有名な選手でしたが あと3ヶ月投げ続けると肘が壊れると医者に診断され 野球の道を断念、野球部のない千川高校へと進学しました。 (主人公の 国見 比呂) そして、比呂とバッテリーを組んでいた野田敦(のだ あつし)も 腰に爆弾を持っていると診断されて 比呂と同じく野球への道を断念して千川高校へ進学しました。 (比呂とバッテリーを組んでいた 野田 敦) 一方、比呂と同じだけの評価を得ていたスラッガー 橘英雄(たちばな ひでお)は特に医者からの 体の異常を訴えられることはなく 野球の名門である明和第一高校へ進学し、甲子園を真っ直ぐに目指していました。 (比呂の親友でありライバルである 橘 英雄) 千川高校ではサッカー部に入っていた比呂ですが 野球同好会との試合でサッカー部員に舐めた態度を取られたことで 静かな怒りと闘志を表に出してサッカー部を退部 野球同好会へと入部をすることになりました。 同好会とサッカー部の試合を観戦していた野田敦も 成り行きで野球同好会へ入部します。 そんな、比呂と野田に衝撃的なニュースが舞い込みます。 比呂と野田にドクターストップをかけた医者が ヤブ医者だという事が判明します。 違う病院で肘を見て貰った比呂、腰をみて貰った野田は 共に全く異常がない事を医師から告げられたことで 再び野球への道を志します。 果たして、比呂と野田が率いる千川高校は 野球同好会を部へと昇格させ、甲子園に出場出来るのか? 比呂と同じ高校に入り、野球同好会のマネージャーである古賀春華との 恋の行方はどうなっていくのか? 野球漫画と青春漫画の要素が絶妙に混ざり合った青春野球漫画 【感想】 「H2」はあだち充さんの漫画の中で 最も野球色が強い漫画になっています。 青春マンガを書かせたら右に出るものはいないと言われるあだち充さんですが 野球の試合の面白さを書かせても天下一品です。 いわゆる一般的な野球漫画のように話をひっぱらないので すごくテンポが良く試合が展開されますし 野球そのものの面白さも十二分に伝えてくれます。 「H2」の試合内容を見ると あだち充さんの漫画家としての偉大さが分かります。 という事もあり、「H2」が第1位ですね~ 上記以上に詳しいレビューは以下の記事に書いていますので良かったら見て下さい。 購入方法 「H2」をすぐ読みたい方は 「サンデーうぇぶり」という無料アプリで読むことが出来ます。 (iOS・Android双方で使えるアプリになっています) 「サンデーうぇぶり」は人気漫画を無料で読むことが出来ます! しかも読めば読むほど、無料で読める漫画アプリです! もちろん「H2」も無料で見られますよ。 以上です。 いかがでしたか? あだち充さんの漫画は「青春漫画」、そして「野球漫画」 この2本柱を中心に構成されている事が、わかるランキングだったと思います。 順位については好みがありますからね。 下位にランキングしたからダメな漫画という訳ではないです。 ただ、あだち充さんの漫画は本当に面白いので 青春漫画、野球漫画が好きな人には是非見てほしいですね。
次の来歴 [ ] に生まれる。 三男一女の末っ子であり、直近の兄で3歳半年上のから甚だしい影響を受ける。 少年時代はあだち勉とともにの読者投稿コーナーの常連だった。 また、あだち勉は高校在学中から貸本漫画で原稿料を得ており、あだち充はその手伝いをしていた。 貸本漫画業界で「群馬の天才兄弟」として知られる存在となる。 絵を仕事にする希望を持ち、地元では一番商業美術に力を入れていたの商業美術部に入部する。 だが明確な展望はなく、両親の勧める通りに安定した職業へ就く可能性もあったという。 在学中に『』の新人賞で「虫と少年」が佳作2位に選ばれ、以後『COM』の新人投稿ページにしばしば掲載されるようになる。 当時は『COM』や『』、貸本漫画などを愛読しており、、、らのファンだった。 野球にはまだ人並みの関心しか持っておらず、スポーツ経験も中学時代の体操部としての活動程度しかなかった。 野球に深く関わりだしたのは商業漫画家として野球漫画を手掛けてからである。 後に熱心な野球ファンとなり、あだち勉とともにビタミンA という草野球チームを主宰するが、多忙のためあまり試合に参加できなかった。 プロの漫画家を目指す踏ん切りをつけられたのは、あだち勉が永島慎二に会い、あだち充をに採用してもらう内定を取り付けてくれたことによる。 東京のデザイン会社に就職していたあだち勉は、自身が会社員を続けているのだから弟が漫画家となることは認めるように両親を説得する(ほどなく会社を辞めて漫画家に復帰し、更に後にはあだち充のマネージャーとなる)。 しかしあだち充が高校3年生のに、永島慎二が突然の渡米。 初春、どうにか『COM』のツテで同誌にイラストを連載していたのアシスタントに就職する。 上京しての面接当日、石井いさみが「くたばれ!! 涙くん」を『』で連載していることを知って読み、これが『』との出会いとなった。 同年に一時帰郷して高校を卒業。 に『デラックス少年サンデー』にて原作付きの「消えた爆音」でデビュー。 以降しばらく、などのと組んだ作品を中心に発表し、当時のブームであった調の少年漫画を執筆。 2年間勤務した石井プロから独立する。 だがヒットには恵まれず、幼年誌でのや少女誌などに活躍の場を移し、それにつれソフトタッチな作風に変化していった。 少女誌ではの影響を受ける。 、再び少年誌に戻り、高校野球を題材にした『』を発表。 初の原作無しでの本格連載であり 、少女漫画の雰囲気を少年漫画に持ち込んだこの作品が高い評価を得る。 続く『』『』が大ヒット。 ラブコメ漫画の代表的作家としてとともに『』を牽引し、人気漫画家としての地位を確立する。 1982年、上記2作で第28回少年少女部門を受賞。 以降も『週刊少年サンデー』で野球漫画を中心に執筆。 の発行部数は、に『スローステップ』第5巻にて累計1億部を達成しており、『クロスゲーム』第12巻にてのみの累計で小学館連載作家として初めて2億部を突破した。 、『クロスゲーム』で第54回(平成20年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞。 頃より主な活躍の場を月刊誌である『』に移す。 人物 [ ]• 妻は12歳年下であだちの元アシスタントである。 のファンであり、ファンクラブのポストカードや、球団の宣伝ポスターを執筆している。 そして監督時代 1976-79 のスワローズの連日のサヨナラ勝ちを生で目にしたためにスワローズファンとなり現在に至る。 2003年からはスワローズのファンクラブのポストカードのおまけを描いていたが、2007年度からは会員カードにも起用されている。 地元球団であるの選手が移動するときに使用するチームバスのイラストを執筆している。 また、ダイヤモンドペガサスの後援会会員証のイラストも描いている。 あだちの母校であるがに出場したときには応援に駆けつけたり、夏の群馬予選時の選手名鑑の広告欄、『前商健児』にイラストを描いた。 2013年7月、長らくを題材に漫画を描いてきた実績を認められ、大会期間中にで放送される『』のキービジュアルイラストを担うことになった。 小学生の頃からファンで、中学の時には『落語大全集』を購入していた。 好きな落語家は、、。 作品にも時折落語のネタが現れる。 その影響からか落語出身タレントののファンであり、伊集院のラジオ番組『』()のヘビーリスナーでもある。 朝から昼にかけてはで等を愛聴している。 のファンであり(「憧れの人」とも表現)、岩崎がアニメ『タッチ』の主題歌を担当する以前よりアルバムを聴いたり、また岩崎がパーソナリティーを務めるラジオ番組を毎週録音したりしていた。 『タッチ』『ラフ』の実写化に関しては、の衣装に期待してオファーを受けたと冗談交じりに語った。 あだちが一番好きな 作品は『』であり、また、一番好きな主人公とヒロインそれぞれにも、同作品の六道りんねと真宮桜を挙げている。 普通の人柄であることがその理由だという。 作風 [ ]• 少女誌で原作付きの連載やオリジナルの読切を手掛けた経験から「青春ラブコメディ」を得意としている。 また野球をよく題材に取り上げている。 作中にしばしばあだち自身が登場し、平然と作品に対する弁解や宣伝を行なうのも作品の特徴の一つ。 作中に登場する際はがトレードマークだが、現実には一時期使っていたことがあるだけだという。 ほかに咥え煙草で眼鏡を掛け、身の丈程のペンを背負っているのが特徴。 『』連載時点でのあだちのインタビューによると、原作のあるもの以外、ほぼ全ての作品が同じ世界観を持ち合わせているとのこと。 の系列『』において、絵は生き物ゆえ何十年も同一人物を描いていることで微妙に顔は変わろうとも、作品に登場するキャラクターの絵のデザインの特徴が似ているのにも(そっくりなことにも)こだわりがあり、「あだち劇団」の劇団員がいろいろな役をしている考えがあるという内容のコメントが放送された。 本人曰く「あだち一座」とも。 にweb漫画サービス「サンデーうぇぶり」にて公開された「前代未聞の超難問・あだち充キャラクタークイズ」をあだち本人が挑戦したところ、100点満点中の76点だった。 コメントでは、「これは76点満点の問題です。 」と語っている。 デビュー当時を除き、小学館をメインに活動しているが、過去にで開催されていた愛読者賞に読者投票により選ばれている。 「スケジュールの都合がつかない」という理由から辞退しているが 、週刊少年ジャンプとは何の接点もなく、ジャンプの人気投票的な愛読者賞にノミネートされたという事実に当時の人気の高さを窺い知る事が出来る。 師匠にあたる石井いさみは50周年記念サイトのインタビューで「忙しいときはアシスタントが5人いました、その中に、あだち(充)くんもいて、彼が入ったときなんか、『おい、俺より上手いやつが入ってきたぞ』と女房に言ってねぇ(笑)、本当に絵が上手かった。 最後のほうは彼にほとんど描かせたくらい、それくらいキャラクターもそっくりに描いてくれました」とあだちの画力を絶賛している。 作品 [ ] 連載 [ ]• レインボーマン - 『』(1972年10月号 - 1973年10月号)、『』(1972年11月号 - 1973年1月号)、原作:、同名ドラマのコミカライズ• リトル・ボーイ - 『』(1974年春、夏休み増刊号)、『』(1974年28号 - 47号)、原作:• おらあガン太だ - 『』(1974年9月号 - 1975年3月号)、原作:才賀明、同名ドラマのコミカライズ• 牙戦(きばせん) - 『週刊少年サンデー』(1975年2号 - 34号)、原作:• ヒラヒラくん青春仁義 - 『中学コース・中一コース』(1975年4月号 - 1976年3月号)、原作:佐々木守• がむしゃら - 『週刊少年サンデー』(1976年5・6合併号 - 18号)、原作:• ヒラヒラくん青春音頭 - 『中一コース』(1976年4月号 - 1977年3月号)、原作:佐々木守• 甲子園魂 - 『週刊パワァコミック』(1976年15号 - 1977年6号)、原作:佐々木守• 初恋甲子園 - 『』(1976年34号 - 51号)、原作:やまさき十三• 泣き虫甲子園 - 『週刊少女コミック』(1977年15号 - 46号)、原作:やまさき十三• ヒラヒラくん青春太鼓 - 『中一コース』(1977年4月号 - 1978年3月号)、原作:佐々木守• おひけェなすって! 野球仁義 - 『中一コース』(1978年4月号 - 1979年3月号)、原作:佐々木守• - 『少年サンデー増刊号』(1978年10月号 - 1980年11月号)• 夕陽よ昇れ!! - 『週刊少女コミック』(1979年8号 - 19号)、原作:やまさき十三• おいら放課後若大将 - 『中一コース』(1979年4月号 - 1980年3月号)• - 『週刊少女コミック』(1980年2号 - 1981年15号)• - 『』(1980年17号 - 1984年18号)• - 『週刊少年サンデー』(1981年36号 - 1986年50号)• - 『』(1986年9月号 - 1991年3月号)• - 『週刊少年サンデー』(1987年17号 - 1989年40号)• - 『週刊少年サンデー』(1990年4・5合併号 - 1992年19号)• - 『週刊少年サンデー』(1992年32号 - 1999年50号)• - 『』(1992年6月20日号 - 1997年3月20日号、不定期連載)• - 『ビッグコミックオリジナル』(1998年10月20日号 - 2005年4月20日号、不定期連載)• - 『週刊少年サンデー』(2000年22・23合併号 - 2001年24号)• - 『週刊少年サンデー』(2001年36・37合併号 - 2005年12号)• - 『週刊少年サンデー』(2005年22・23合併号 - 2010年12号)• - 『』(2005年36・37合併号 - 2007年36・37合併号)、『』(2010年11月号 - 2011年8月号、不定期連載中)• - 『ゲッサン』(2009年創刊号 - 2012年4月号)• - 『ゲッサン』(2012年6月号 - 連載中) 短編集 [ ]• 近況 - 『少年ビッグコミック』(1987年1号)• 交差点前 - 『少年ビッグコミック』(1986年4号)• ショートプログラム - 『ヤングサンデー』(1987年創刊号)• テイク・オフ - 『ヤングサンデー』(1988年7号)• チェンジ - 『少年サンデー増刊号』(1985年10月号)• プラス1(ワン) - 『ちゃお』(1986年6月号)• むらさき - 『ちゃお』(1985年6月号)• なにがなんだか - 『少年ビッグコミック』(1985年1号 - 2号)• 春が来る前に・・・ - 『プチコミック』(1992年4月号)• 若葉マーク - 『週刊ヤングサンデー』(1995年1号)• 途中下車 - 『週刊少年サンデー』(1994年36号)• お茶をにごす• おかわりいかがですか? ちょっとお客さん• クリームソーダ• 立つ鳥 お茶をにごす• 震度4 - 『週刊少年サンデー』(1988年27号)• エースをつぶせ! - 『小学四年生』(1992年10月号 - 11月号)• スプリング・コール - 『週刊少年サンデー』(1993年15号)• ゆく春 - 『ビッグコミックスピリッツ』(1993年17号)• 帰り道 - 『ヤングサンデー』(1989年20号 - 21号)• サヨナラゲーム - 『ビッグコミック』(1991年夏の増刊号)• 下駄とダイヤモンド - 『週刊ヤングサンデー』(1998年17号)• どこ吹く風 - 『ビッグコミックスピリッツ』(1992年8号)• 天使のハンマー - 『ビッグコミック』(1998年6号)• メモリーオフ - 『週刊少年サンデー』(1999年6号 - 7号)• 白い夏 - 『週刊少年サンデー』(2002年36・37合併号)、原作:• 四角い海 - 『少年サンデー30周年記念増刊号』(1989年)• - 『週刊ヤングサンデー』(2005年36・37合併号、2006年17号、2007年5・6合併号)• 逃げた神様 - 『ビッグコミックオリジナルONE』(2005年10月16日号)• ショートメール - 『サンデー超WINTER増刊号』(2006年)• 居候よりひとこと - 『週刊少女コミック』(1978年11号)• 続・居候よりひとこと - 『週刊少女コミック』(1978年24号)• 居候はつらいよ - 『週刊少女コミック』(1979年2号)• 恋人宣言 - 『少年ビッグコミック』(1979年22号)• SEASON - 『別冊少女コミック』(1983年8月号)• エースふたり - 『週刊少女コミック』(1978年16号)• 気まぐれパンチ - 『週刊少女コミック』(1977年34号)• SHORT GAME ~あだち充が短編で紡ぐ高校野球~• リリーフ - 『』(2013年13号)• 同球生 - 『週刊』(2010年47号)• フルカウント - 『ビッグコミックスペリオール』(2014年16号)• - 『週刊少年サンデー』(2011年22・23合併号)• ゆく年くる年 - 『ビッグコミックスペリオール』(2012年2号) 読切・短編(他作品の単行本に収録) [ ]• なかよしの詩 - 『COM』(1971年9月号) 『夕陽よ昇れ!! 』第2巻(フラワーコミックス・小学館)• 命のマウンド - 『週刊少年サンデー』(1975年初夏増刊号)、原作:やまさき十三 『あだち充初期傑作集』第1巻(こだま出版)• もうひとつの甲子園 - 『週刊少年サンデー』(1975年夏休み増刊号)、原作:やまさき十三 『あだち充初期傑作集』第1巻(こだま出版)• ハートのA - 『週刊少女コミック』(1975年33号 - 38号)、原作:才賀明 『あだち充初期傑作集』第3巻(こだま出版)• 北風からから - 『週刊少女コミック』(1977年12月21日増刊号) 『ああ! 青春の甲子園』第7巻(フラワーコミックス・小学館)• 青空つれてテルテルぼうず - 『週刊少女コミック』(1978年7号) 『ああ! 青春の甲子園』第7巻(フラワーコミックス・小学館)• 青葉に風 - 『週刊少女コミック』(1978年20号) 『あだち充初期傑作集』第3巻(こだま出版)• ケン - 『週刊少女コミック』(1978年28号) 『ああ! 青春の甲子園』第6巻(フラワーコミックス・小学館)• 青春一直線(ストレート) - 『週刊少女コミック』(1978年37号) 『ああ! 青春の甲子園』第7巻(フラワーコミックス・小学館)• ティーンズ - 『週刊少女コミック』(1978年42号) 『あだち充初期傑作集』第3巻(こだま出版)• MY SWEET SUNDAY - 『週刊少年サンデー』(2009年16号)、合作: 『アイドルA』(少年サンデーコミックススペシャル・小学館) 読切・短編(単行本未収録) [ ]• 消えた爆音 - 『デラックス少年サンデー』(1970年12月号)、原作:• 学園Gメン - 『小学六年生』(1971年2月号 - 3月号)• 無常の罠 - 『デラックス少年サンデー』(1971年3月号)• 裂けた霧笛 - 『週刊少年サンデー』(1971年春休み増刊号)、原作:• ワン・ダウン - 『週刊少年サンデー』(1971年夏休み増刊号)• 劣等生しょくん!! - 『小学六年生』(1971年12月号 - 1972年1月号)、原作:夏木信夫• リングに帰れ - 『』(1971年51号)• ゴングは鳴った - 『週刊少年キング』(1972年19号)• どつかれ仁義 - 『週刊少年サンデー』(1972年40号 - 44号)、原作:井上知士• みなしご仁義 - 『週刊少年サンデー』(1973年28号 - 37号)、原作:井上知士• 鮮血の最終ラウンド - 『別冊少年サンデー』(1973年11月号)、原作:井上知士• 補欠振太郎 - 『週刊少年サンデー』(1974年お正月増刊号)• まぼろしの強打者 - 『別冊少年サンデー』(1974年2月号)、原作:関耕太• あの娘に一本! - 『週刊少女コミック』(1975年4・5合併号)• 甲子園の土に・・・ - 『週刊少女コミック』(1976年3号)、原作:井上知士• ふたりの甲子園 - 『週刊少女コミック』(1976年18号)、原作:剣崎慎一郎• 青空甲子園 - 『小学六年生』(1978年8月号 - 11月号)• 夏のらくがき - 『週刊少年サンデー』(2017年35号) その他 [ ]• がんばれ女のコ! (1984年12月18日、学習研究社)-(雑誌『SanSun』1983年5月号~1987年12月号連載時のタイトルは『真夜中のひとりごと』であった)• 続・がんばれ女のコ! (1986年4月7日、学習研究社)• 完結編・がんばれ女のコ! (1988年1月12日、学習研究社)• ムック• 少年サンデーグラフィック タッチ(1985年8月30日、小学館)• 少年サンデーグラフィック タッチ 2(1985年12月26日、小学館)• 少年サンデーグラフィック 劇場用アニメ タッチ 3 背番号のないエース(1986年5月7日、小学館)• 少年サンデーグラフィック タッチ 4(1986年10月9日、小学館)• 少年サンデーグラフィック 劇場用アニメ タッチ 5 さよならの贈り物(1987年1月5日、小学館)• 少年サンデーグラフィック 劇場用アニメ タッチ 6 君が通り過ぎたあとに(1987年5月1日、小学館)• 陽あたり良好! グラフィック(1987年12月4日、小学館)• カレンダー• プチコミック編集カレンダー 1993 少女伝説(1992年11月、小学館)• 画業30周年記念企画BOX• TIME CAPSULE(2001年6月、小学館 - 3333部、シリアルナンバー入り完全限定販売)• イラスト集• Season's Album(2002年8月1日、小学館、『TIME CAPSULE』に収録された同名の画集の増補改訂版)• 画業40周年記念本• おあとがよろしいようで(2010年12月17日、小学館)- タイトルの通り『ナイン』から『クロスゲーム』までの連載作品の最終回のみを収録・解説した一冊。 巻末付録として『QuickJapan Vol. 62』に掲載された内容を増補改訂した「あだち充大辞典」が収められている。 装画は初めての仕事。 大泉があだちの大ファンだということで叶ったもの。 16年前の大泉を模したイラストになっている。 イメージイラスト• (2013年、朝日放送)• 増刊『甲子園2015』(2015年8月3日、朝日新聞出版) - 小学館の媒体以外で「浅倉南」が表紙を飾る初の試みであった。 さらに同年9月1日発売の「週刊朝日」本誌でも「上杉達也」が表紙に起用された。 ミックスグリル弁当(2018年、阪神甲子園球場) - 「第90回記念選抜高等学校野球大会」の開催期間にあわせて販売された『MIX』とのコラボ弁当。 小説丸(2017年、小学館) - の20周年にウェブサイトをリニューアルした際、『虹色とうがらし』に登場する七味と山椒をイメージキャラクターにした。 『毎月あだち充』• あだちの過去の作品のみをとりまぜて掲載している月刊誌。 2011年4月28日より毎月刊行。 漫画家本シリーズ• 漫画家本 vol. 6 あだち充本(少年サンデーコミックススペシャル)、 映像化作品 [ ] アニメ [ ] 連続テレビアニメ• みゆき(1983-1984年) - 全37話• タッチ(1985-1987年) - 全101話• 陽あたり良好!(1987-1988年) - 全48話• H2(1995-1996年) - 全41話• クロスゲーム(2009-2010年) - 全50話• MIX(2019年-) - 全24話 単発テレビアニメ• ナイン(1983年)• ナイン2 恋人宣言(1983年)• ナイン 完結編(1984年)• タッチ Miss Lonely Yesterday あれから、君は…(1998年)• タッチ CROSS ROAD 風のゆくえ(2001年) 劇場版アニメ• ナイン オリジナル版(1983年)• タッチ 背番号のないエース(1986年)• タッチ2 さよならの贈り物(1986年)• タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-(1987年)• 陽あたり良好! KA・SU・MI 夢の中に君がいた(1988年) オリジナルビデオアニメ• スローステップ(1991年) - 全5話 実写 [ ] 連続テレビドラマ• 陽あたり良好!(1982年) - 全19話• (1983年) - 全13話• (1998年) - 全11話• (2005年) - 全11話 単発テレビドラマ• みゆき(1986年)• ナイン(1987年)• タッチ(1987年) 実写映画• みゆき(1983年)• タッチ(2005年)• ラフ ROUGH(2006年) 関連人物 [ ]• - あだちの実兄であり漫画家。 1982年から84年にかけて弟をモデルにしたギャグ漫画『実録あだち充物語』を発表している。 のチーフアシスタントを経てあだちプロの専務取締役に就任、アシスタントやマネージャーの仕事をしていた。 弟からは親しみをこめて「バカあんちゃん」と呼ばれていた。 - あだちは10代の頃永島のファンであり、よく絵の模写をしていた。 あだちは高校卒業後は永島のアシスタントに就くことになっていたが、永島が仕事を放ってアメリカに逃亡したために拾われることになった。 『ビッグコミックオリジナルONE』2005年10月16日号の「追悼・永島慎二」では永島との思い出を描いた作品『逃げた神様』を執筆している。 なおこの追悼企画はあだちが旧知の編集者に電話をかけたことが発端となったもの。 - 1980年代以降、あだちとともに『』の看板作家を務める友人でありライバル。 あだちは少年誌にこだわる理由について「高橋先生の存在が大きい」と述べている。 年に数回会い、互いの作品の感想を述べ合うことがあるという。 週刊少年サンデー2006年43号巻末コメントにて「1作だけ違うペンネームをつけるとしたら、どんな名前にしますか? 」という質問に対しての高橋は「あだち充。 」と回答している。 『』作中には高橋のサイン色紙が登場。 2009年16号の創刊50周年記念の際には合作漫画『MY SWEET SUNDAY』を掲載し、これは『』単行本に収録されている。 - あだちとは互いにファン同士である。 『タッチ』には島本の『』の主人公、滝沢昇がゲスト出演する回があるが、これは島本が『』連載終了後、アシスタントの使い方を勉強するために他の漫画家の制作現場を経験する目的で1話だけアシスタントに入った日にその場で島本が描いたもの。 なお、島本和彦との合作『』では、あだちにより1コマのみ『タッチ』の主要人物3人が登場している。 - プロレスラー。 あだちとは中学時代の同級生であり、週刊ゴングに対談が掲載された事もある。 その対談によると、『タッチ』の登場人物・はポーゴがモデルだと言うことである。 - 『タッチ』のアニメ版でを演じる声優。 2018年の連続テレビアニメ『』第5話ではゲストキャラとして、あだち充を演じた(クレジットでは「あだち充先生」表記)。 アシスタント [ ]• 服部かずみ 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 自身の作中にもAB型の登場人物が数多く登場する。 ビタミンAというチーム名の由来はあだちの「A」から。 これ以前にも読切の連作や学年誌での中編などは原作無しで執筆していたが、通常は『ナイン』を初の原作無しでの連載として扱う。 また『ナイン』の第1話は読切として描かれたが編集長に気に入られてそのまま連載化した。 しかし、『』 1987-89連載 の作中では、テレビ画面の中でジャイアンツのユニフォームを着て倒れている人物の背中に「D」と書かれた旗が突き刺してあるなど、ドラゴンズ贔屓であった様子もみられる。 作品の執筆は無かったが、辞退した事へのお詫びに、自身の自画像とコメントを週刊少年ジャンプに寄せている。 不定期連載として発表されていたが、『あだち充本』p. 197の作者による解説で「読切」とされる。 『虫と少年』、『わかれのきせつ』、『実録あだち勉物語』を収録。 前者2作はあだち充が16歳時の、後者は同作者の書き下ろし作品。 出典 [ ]• 62 』、、2005年10月12日。 『 2005年14号』、。 あだち充 『』 小学館、2007年7月18日。 『26号』号• 小学館HPより。 『』5巻巻末のエッセイより。 『熱闘甲子園』ポスタービジュアルはあだち充! ORICON STYLE 付。 「」枠においての「」ラジオCMなど。 「あだち充の美女対談」『』9月16日号、、1982年、10-13頁• 「原作者あだち充先生インタビュー」『』9月8日号、、2006年、41頁• 秋田書店. 2019年1月17日閲覧。 外部リンク [ ]•
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