バキフォンがあるならボロボロの【ボロフォン】もあるんじゃ…(笑)そんなボロフォンの修理もお任せあれ♪
知財の基本書や概説書はたくさん出ていますが、社内に知財部がないスタートアップや中小企業、デザイナーの方がうまく弁理士を使いこなすためのガイドブックという切り口は新しい。 内容は、弁理士のネットでの検索方法、弁護士との違い、頼める仕事のお品書き、知的財産を取るとどういう効果があるのかなど、平易な文章で書かれ、普段知財と関わらない人でも無理なく理解できるでしょう。 後半の特許、商標、意匠権の取り方のパートでは、権利を取るのにどれぐらいかかるかや、手続きの流れ、弁理士に相談するときに必要になる情報など、実務に役立つ内容がコンパクトにまとまっています。 特許商標事務所に新たに依頼したい、付き合いがある事務所はあるがもっと使いこなしたい方にはオススメです。 弁理士という仕事に関心がある学生、社会人の方にも仕事の入門書としても使えると思います。 これでもっと弁理士という仕事が認知、活用されると良いですね。 〇時間のないスタートアップ企業創業者、中小企業経営者、個人事業主が、特許・商標・意匠の制度についてのアウトラインを知り、様々な局面ごとに、弁理士が「できる」こと、経営者がどう使うべきかと一通り解説している。 ただ、出願書類の作成・提出等をめぐり「一刻も早く特許庁に駆け込まなければならないが、弁理士が代行してくれるのであなた自身が駆け込む必要はない」という旨の記述が複数回見受けられたが、インターネット出願（なぜか本書ではこの説明はまったくない）がほとんどを占めるのに違和感を感じた。 イラストは本来理解を助ける、記憶に残すためのものであるはずだが、個人的には１点（P. 30の転がらない鉛筆の権利範囲の話）以外は意味を感じられない。 特に、P. 39（勝ち？・負け？）、P. 41（用心棒 弁理士）、P. 64（書面をすごい勢いでタイピングする弁理士）あたりは、単に漫画的なものしかない。 なお、表については、番号が付されていないのは気にはなるところ。。
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