ポップ ティーン しゃべ くり。 日記: (11) 落魄天酒場日記

手作り誕生日カード20選|作り方が簡単&飛び出すデザインも|きになるきにする

ポップ ティーン しゃべ くり

ご紹介する手作り誕生日カード 手作りの誕生日カードでご紹介している作り方は下記の通りになります。 飛び出すカードの作り方【基本】• 飛び出すカードの作り方【応用】• 飛び出すカードの作り方【その他】• 飛び出すカードの無料テンプレート• 一般的なカードの作り方【シンプルで簡単な作り方2型】• 一般的なカードの作り方【形を変えてアレンジ】• 私流のアレンジは基本的に一般のカードの作り方になりますが、部分的にポップアップでも使えると思います。 誕生日カードを作る前に あなたはグリーティングカード(誕生日カード)を貰った事はありますか?そしてあげた事はありますか? 貰った事がある方は分かると思いますが、ちょっとした手書きのメッセージでも凄く嬉しい物ですよね。 自分のことを思ってくれてるのが伝わりますから。 貰ってから「こんなに思ってくれてるんだ」って更に相手との絆も深まりますしね。 あげる方も同じです。 相手のことをアレコレ考えて想いを込めて準備して、相手の喜ぶ姿を想像しながら作ったりメッセージを書いたり。 そういった相手を思う気持ちを持って大事に作って欲しいと思います。 今はメールでのやりとりが多くなっていますが、手作りの方が気持ちも伝わりやすいですからね。 私も友達の子供からカードやお手紙を貰ったりするんですが、凄い嬉しいですよ。 普段は生意気でも可愛くて全部許せちゃう程ですから(笑) 彼氏やお友達、そして家族にも感謝の気持も込めて作ってみて下さいね。 色画用紙を好きな大きさにカット• それを半分に折る• 山折り部分に両脇から対象の部分に3~4cmの切込みを入れる• 切込みを入れた所を折って折り目を付ける• 4を谷折りにする• 3と同じように3より内側に、かつ3より短めに切込みを入れる• 6を折り目を付けて谷折り• その内側に更に短めに切り込みを入れる• 4・5を繰り返す• 後は色付けと飾り付けをする 基本のポップアップはこのように作ります。 これで切る位置を変えたり長さを変えたりすると色々なデザインに出来ます。 次はやや応用篇です。 A4サイズの色画用紙をたて半分に切って半分に折る• 1をさらに半分に折る• 一番外側の山折り部分だけに両脇から3cm、折り目から3cmの長さに切り込みを入れる• 3を谷折りにする• 4の谷折りの足元から1. 5cm内側に印を付け、そこから1. 5cmの長さに切り込みを入れる• 5を谷折りにする(広げるとピアノの様な形が出来ます)• 中側から最初の谷折り部分に、2つ目の谷折りより内側に5mmくらいの切込みを2本入れる• そこを谷折りにする• 色画用紙の開いている部分をのり付けする• 好きなイラストや形に切り取った物を谷折りした台座に貼る• 次に、切込みを入れない作り方をご紹介します。 その他• お好きな色画用紙を色違いで3色~4色用意する(A4サイズでOK)• 用紙1枚はカード本体になるので、それ以外を半分に切る• 2をさらに半分に切る• 切った用紙を4つ折りにする• 袋状になっている方を三角に折る• 反対側も同じように折る• 更に両方とも三角に折る• 三角に折った所から反対側へ半円の形に切る• お花が出来る。 同じものを7枚作る• 色を変えて2~7の工程までやる• 8で切った所の半分くらいの位置で山型に切るとさっきより小さい花が出来ます• これも7枚作る(色を変えるとキレイになりますよ)• 大きい花と小さい花を貼り合わせる• 大きい花の花ビラ1枚分(山部分)を切り取り、開いた部分を閉じるように隣と貼り合わせる• 7つの花を半分に折り花のように並べる• 7つ全てを貼り合わせるため、貼る部分にのり付けして貼り合わせる(画像を確認して下さいね)• カード本体の用紙と貼り合わせる このやり方ももっとアレンジすると豪華になりますよ。 もっと色を入れたり花ビラをもっとギザギザにしたりすると雰囲気も変わりますね。 もっと凝った感じの物を作りたい方や簡単に作りたい方は次のテンプレートがオススメです。 sponsored link ポップアップカードの無料テンプレート 型がないと出来ないと言う方はテンプレートを使うと楽に出来ます。 基本から手の込んでいる物まであるので出来そうな物からTRYして下さいね。 作りたい画像をクリックするとダウンロードと手順の画面に変わります。 色の用紙でやる場合はダウンロード後、プリントして色画用紙と合わせて切り取れば出来ますよ。 画像の下の文章の最後に『Walt Disney Cinderella Carriage Pop-Up Card Free Paper Craft Template Download』と言う所をクリックすればOKです。 文章の最後の方にあります。 ぱっと見は難しそうですが凄く簡単です!ちょっと細かいですが大丈夫ですよ。 作りたい画像をクリックしてページが変わったら1. - Print the をクリックすればダウンロード出来ます。 これも色々種類があるので選べて良いですよ。 作り方の下にある水色の文字、Space invader template(インベーダー)・Skull template(ドクロ)・Envelope template(封筒)をクリックすればダウンロード出来ます。 3種類あるので1つずつダウンロードしてみてください。 凄い可愛いですよ。 何か懐かしいような(笑) カッティングテンプレート• 画像の下の文字をクリックします。 ファイルが出るので順番に開きます。 何を使ってPDFを開くかと言う事で色々出てきますが「Adobe Acrobat」が入っていれば2つ目をクリックすると出てきます。 テンプレートを使えばポップアップカードの幅も広がりますし、貰った方もビックリすると思いますよ。 一見、難しそうに見えますがプリントしてカットして折り込むだけなので簡単に出来ちゃいます(笑) sponsored link 普通のカードの作り方 次は立体ではないカードの作り方になります。 こちらはポップアップとは違い表表紙に重点を置いて飾り付けをするというタイプになります。 シンプルで簡単な作り方• カードにする用紙にスタンプを押すか文字を書く• 用紙よりやや長いヒモに2cmくらいの長さになる様にマスキングテープを挟んで止める• マスキングテープの先を三角にカット• 旗になるようにカード本体にホチキスで止める とっても簡単なのに可愛く出来ます。 画像引用元• 厚めの用紙を台紙より短めに長方形に8本切る(少しずつ長さを変える)• 1の上に好きな柄の紙や布・マスキングテープなどを貼り付ける• 同じように8枚、雫の形に切り紙や布を貼り付ける• 2と3をバランス良く台紙に貼る 貼り付ける時にクッションテープを使うと立体感が出るのでオススメです。 100均でも売っているので。 この辺のならお子さんと一緒にも出来ますね。 形を変えてアレンジ sponsored link アレンジ・アイデア例 飛び出すタイプも平面のタイプも基本は分かったと思います。 アレンジに使えるもの• スタンプ• マスキングテープ• ビジュー・アクセパーツ• スパンコール• ビーズ• ボタン• リボン• レース• 折り紙・千代紙• 押し花• 生地・フェルト• レースペーパー• ポプリ・造花• ネイル• 写真・イラスト• シール• モコモコペン• クラフトパンチ• クリップ こんな感じの物が使えます。 まだまだ有るかも知れませんけど。 これを色々組み合わせて使うとアレンジの幅が広がりますよ。 台紙になる用紙を用意し半分に折る• 薄めの色の用紙を1cm位大きさを変えて大・中・小3枚作る• 濃い目の色の用紙を1より5mm位大きく大・中・小3枚作る• 1を均等に余白が出来るように重ねて、剥がせる様に真ん中を軽く止める• 用紙全体にスタンプを押す• 3枚を剥がしその裏に濃い目の用紙を貼っていく• また3枚をスタンプのはみ出た柄と合うように貼り付ける• 台紙の表に貼り付ける• 無地の台紙を好きな大きさで半分にする(縦でも横でもOK)• 1よりやや小さめに好きな柄の用紙を貼る• フェルトをバルーンなど好きな形に切り取る(大きい物1つでも小さい物3つでもいっぱいでも)• 3を2にバランス良く表になる方に貼り付ける• 4にスパンコールやボタンひもなどで飾り付ける• 台紙になる濃い目の用紙を好きな大きさで半分にする(縦でも横でもOK)• 台紙の右下の角にレースペーパーのレース部分を合わせて切って貼り付ける(対象に両角につけても1つでも)• 2に重ねるように少し小さめにまたレースペーパーを貼る(レースの大きさが違う物でもOK)• レースペーパーにビジューやラメ、リボンなどで飾り付ける• 風船を海の生き物に例えるのでブルーの台紙を作る• 白か薄い水色で1の幅に合わせて波型に切って半分より下に貼る(形をずらして3枚位重ねてもOK)• ブルーの風船をサカナにするので目や口をマジックで書く• 台紙の真ん中くらいに風船を貼りシッポ部分を3cm位上に折って貼る(少したるませて貼るほうが立体感が出ます)• クラフトパンチは色々な型が出来るので、自由に型を取って貼れば可愛く出来ますよ• そのパンチングした型に色を付けたり、ビーズやストーンを貼ってみたり• 型に柄の折り紙や千代紙、生地などを貼り付けても良いですね• 台紙の周りをパンチングしてレースみたいにしてもオシャレですよ• 台紙の枠に沿ってレース生地を貼る• ベージュ系の色の用紙をレースが1~2cm見えるくらいの大きさに切る• 2に縦でも横でも斜めでも良いので麻ひもにボタンを通して2重くらい巻いてちょうちょ結びしてひもを貼る• 生地とレースペーパーかレース生地を重ねてホールケーキのシルエットに切ってレースが少し見えるように貼る• 4にビジューやアクセのパーツ(パールなど)を自由に貼る• ポプリや造花はそのまま使っても良いですが、ばらして1枚ずつ貼り付けて花の形にすると野暮ったくならないですよ• 和風にしたい時は折り紙と柄の千代紙をあえて揉んでシワシワにして手でちぎって貼っていくと良い感じになります• モコモコペンは貼り付けたモチーフの縁取りに使ったり柄っぽく台紙の縁取りを書くと良いですよ• 押し花もそのまま貼って使えますね。 和風にも洋風にもアレンジ出来ます• ラメはのりで文字を書きその上にパラパラ撒くとラメの文字が出来ますよ 簡単にアレンジ例をあげるとこんな感じです。 まだまだ沢山アレンジはあるんですがキリが無いので(笑) ポップアップにも使える部分はあるので、かい摘んで使える所を使ってみて下さい。 上記の材料や道具はだいたい100均で揃うので、100均探索してみると他にもアレコレ使えるものが出て来ると思います。 ああしたいとかこうしたいって想像を膨らませながら見て回ると面白いですよ。 sponsored link 貰った人・あげる人の口コミ 実際に貰った方、あげる方の投稿があるので見てください。 どちらもとっても気持ちがこもっているのが分かるので、温かい気持ちになりますよ。 あげる方 ( )さんのマスキングテープとポップアップカードを使わせていただいて娘への誕生日カード作製しました。 カタチは取っ手を付けてバッグ型に。 twitter. 20種類はがんばる。 相手のことを凄く思っているのが分かります。 そんな思いが詰まった誕生日カードを貰う方も、感動すること間違い無いと思います。 特に最近は、手紙が見直されているので流行りに乗るのも良いかも知れませんね。 私もTwitterを色々見ながらほのぼのして温かい気持ちになって感動しちゃいました(笑) まとめ いかがでしたでしょうか? 飛び出すタイプも平面のタイプも作り方は簡単です。 後はどういう風に飾り付けるかって言うことだけですが、何が正解は無いので自由に貼ったり切ったりすればOKですよ。 ポップアップの場合は、テンプレートを使ってそれを飾るだけでも豪華になります。 アレンジ方法が分からなければほんの一部ですが参考にして下さいね。 相手をイメージして相手の好きなモノや好きなコトを取り入れてあげれば良いと思います。 もちろん買っても良いと思いますが、手作りの温もりってイイ物です。 送る方も送られる方も気持ちが伝わりますからね。 興味が出たあなたも思いを込めて作ってみては? その他、参考サイト• ありがとう。 aya.

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ポップ ティーン しゃべ くり

朝5時に起きて病院へ。 今日は寒い寒い朝だ。 起きがけに外でタバコを吸ったらく らっときた。 やばい、普段は起きがけの一服はしないのだが。 こういうことは気をつ けた方がいいらしい。 風呂とかの温度差も危ないという。 もう若くないからね。 診察の結果は今回も良好。 次回は一ヶ月先の1月の中旬になった。 もう一息で通常 モードに戻れるか? でも油断は禁物、節制をこころがけよう。 薬局も10分待たないで済んだ。 朝のうちに用事が済むのは何事でも気持ちがいいも のだ。 帰り道はこれから出社の人たちがわんさか。 昔、誰かの「日比谷」という詩に、昼 飯時にビルというビルから、わんわんと人が吐き出されてくる光景が描かれていたが 東京はいつの時代も人で溢れている。 昨日テレビでソウルの退避訓練のニュースを観た。 氷点下11度の中、市民は慣れも あるのだろう、黙々と粛々と地下鉄等の避難所に避難していた。 日系企業の倉庫には 社員全員分の防毒マスクがストックしてあった。 あれが東京ならどうなんだろう、想 像もできない。 ただ、東京でサリン事件があった頃、標的になった日比谷線沿線に得意先、仕入先 が多く、あの日も小伝馬町に出かける用事があったので、もしかしたら私もテロの餌 食になっていた可能性があった。 事件後しばらくは地下鉄に乗るのが正直怖かった。 実際になるべく地下鉄は避けたような記憶がある。 村上春樹はサリン事件のルポルタージュに「アンダーグラウンド」というタイトル をつけたが私なら「チューブ」というタイトルをつけたい。 「アンダーグラウンド」 は事件の背後にうごめく組織や人間模様まで射程にいれて書いてあるのだろうが、密 閉された空間の恐怖感は「チューブ」の方が際立つような気がする。 チューブ(tube)は医学用語では「管状器官」。 まさにあの時、地下鉄は大都市の 暗いはらわたのように思えたものだ。 ・・・・・・・・・・ 新宿駅から新都心に向かう地下道の出口にいつも、いろんな宣伝ビラを配る人たち の後ろに一人立っている雑誌売りの若い男の人がいる。 ホームレスの自立を支援する 目的で発行されている「THE BIG ISSUE JAPAN(ビッグイシュー日本版)」の売り 子さんだ。 今日初めてその人から買ってみた。 その人のアイディアなのだろうか、1冊1冊透 明なPP袋に入れて手渡してくれる。 中に折り紙で作ったオレンジの蝶ネクタイがおま けで入っていた。 クリスマスプレゼントなのだろう。 ビッグイシューは1冊300円の冊子を最初10冊無料で受け取り、その売上金3000円 を元手に1冊140円で仕入れて300円で売り、160円が販売者の利益になるというシス テムらしい(当誌より)。 古い友人でブログ仲間のT君は創刊号からの愛読者、購入者だ。 帰りの電車でパラパラ読んでみたが「臓器略奪」、貧困層の腎臓や肝臓などの臓器 を奪う先進国や富裕層のネットワークの記事が衝撃的だった。 朝出かけて西川口駅に着いたらちょうど昼時分。 ラーメンリュウビでネギ味噌つけ 麺を喰った。 昼だし、今夜呑む予定もないので、大好きなおろしにんにくをたっぷり 入れて喰った。 呑んでにんにくだと、夜中じゅう私が毒ガスを吐いてかみさんがえら く厭がる。 トッピングはいつもの岩のり。 ゴマをからめた甘辛のねぎもたっぷり、にんにくも のりもわかめもたっぷり。 身体がほかほかになった。 何かと呑む機会の多い年末に向 け、身体にも労りを! だねw。 800円。 さて、腹もくちくなりいい気分で歩いているとHdちゃんから電話が。 18日のKoさ んとの忘年会の件だった。 たまには変わった場所でと、北千住ではどう? とメール を打っておいたのだが、Hdちゃんも私も北千住は「未知のエリア」。 そこは次回、私 がリサーチ(酒場探訪)してからということで、浅草にした。 北千住は地元出身のYちゃんに訪ねることにしよう。 けっこういい居酒屋、やきと り屋がいっぱいあるエリアらしいし。 みんなとの新年会もいいなぁ。 それにしても浅草の待ち合わせ場所は「雷門」前。 まるでお上りさん気分だ。 18日 はみんな休みで4時集合となった。 ゆっくり呑めそう。 最近かみさんが競馬にはまっ ているので、G1でもあれば場外で馬券でも買おうか。 帰り道、いつもの路地でハチのムサシをパチリ。 ずっと昔大ヒットしたグループの 曲がそのまま店名になっていて、経営者はグループのリーダーらしい。 以前店の前を 通ったら、懐かしいグループサウンズのOB会のようなイヴェントをやっていた。 タイガースやジャガーズ、ゴールデンカップスとかの元メンバーのポスターが貼っ てあった。 元タイガースからは加橋かつみが参加していた。 たしかニックネームはト ッポ。 彼の「廃墟の鳩」は好きだったなぁ。 「花の首飾り」もたしか彼のリードボー カルだったような記憶がある。 GS(グループサウンズ)ブームも、もう40年以上の昔になってしまった。 ジュリ ーはまだステージで歌っているし、サリーはいい役者になった。 この間NHKのドラマ で在日韓国人二世の役を好演していた。 「相棒」の官僚の役もなかなかはまり役だ。 タローの消息はあまり聞かないが、きっと音楽関連の仕事だろう。 ピーは高校の教 師になったらしい。 シローはシローでいい「落魄」の味を出している。 日曜日に久しぶりに会ったYちゃんに愛用のギターの写真を見せてもらったが、レ スポールモデルにフェンダーモデル(本物かもしれない。 何しろ酔っぱらって記憶が あやふや)だった。 Yちゃんに「バンドやろうよ」と誘われ、やってみてもいいなとちょっとこころが うずくが、ベースは? ドラムは? アンプは? 練習場所?・・・と課題はいっぱ い。 私はボーカルとハープ(ハーモニカ)しかできないし(ボーカルと決め込むとこ ろが図々しいというか、怖いもの知らずというか、恥知らずというか、親知らずとい うか)。 あの頃、「気分はもうポール・バターフィールド」で歌っていて、あげく彼の影響 (まねっこ)で哲学を学んでしまった(しまったw)。 ちなみに彼はシカゴ大学の哲 学科出身。 ミーハーもいいとこ(TT。 情けない青春。 12日一回目の忘年会終了。 5時からふるさとでYちゃん、Hdちゃん、Soと。 みん なと会うのは2月の新年会以来。 2月はYちゃんの会社のある新大久保界隈だった。 忘年会の予定はあと2つ。 次回は上野か浅草。 あと一つは日暮里あたりか? 12日は忘年会の前に母のホームへ。 父の実家(岩手)から届いたりんごを持って いった。 フロアーのソファーでテレビを観て(?)いた母の傍に座ったら、私が分か るのだろう、母はにっこり笑った。 その後食堂のテーブルに移って二人で過ごした。 母の言葉は意味不明瞭だが、こちらが合わせれば何とか会話が成り立つ。 手を添えて、リズムをとれば唄も歌う。 昔の唱歌のようだが、よく聞いていないと 何の唄か分からない。 「荒城の月」のようだったが・・・。 時折みせる悲しげな表情 が切ない。 何かが想い出されるのだろう。 母と別れて、乗換駅の南浦和で電車を待っていたら携帯が震えた。 Hdちゃんからだ った。 まだ時間まで25分ほどあったが、もうふるさとに着いて飲んでた。 Hdちゃんに 代わってママが出た。 大きな声で「早く来いよ〜〜」だって。 ほんと元気のいいひと だ。 あの元気こそがお店の宝なんだろうな。 ふるさとに着いたら、HdちゃんとSoが飲んでいたので、早速座敷に移って乾杯。 し ばらくしてYちゃんが登場し、忘年会はすぐさま佳境へ突入w。 積もる話に花が咲き、尾ひれが着いて脱線したが、日曜日ということもあり、宴た けなわでございますが、というところでお開き。 10時くらいだったか? またの再会 を期して解散。 遠く群馬まで帰るHdちゃんをしっかり者のSoに託して、私は居残り佐 平次(勘定踏み倒しはなしの)を決め込む。 当夜ふるさとは大繁盛で、座敷もフル稼働でママもてんてこ舞い。 顔見知りにもた くさん会った。 Mkさん、Dさん、Yaさん、Ydさん、Thさん、Skさん、Hrちゃん、Nk ちゃんたち。 宴会終了後、いつものテーブルでポップンジャを呑んだが、なぜか若い人と話す機 会が多かった。 初めてあったTkちゃん、Maちゃん、Tkくんと三連ちゃんでトーク( バトルはなし)。 別に若ぶっているつもりはないが、みんなと波長が合った。 自分の精神年齢が低く 青臭いからかな? Maちゃんには「もっと若返りなさいよ」とファッションのアドバ イスも受けた。 少しは気をつけてみましょう。 Mkさんとはブログの記事をめぐり、Yちゃんも交えて意見交換(そんな大げさでも ないが)。 とくに初めてアップした創作(のようなもの)に対していただいた意見は 貴重だった。 あれは、私の「赤い花」であり「青い花」。 私の「成熟と喪失」の長い物語の水源 から滴った最初の一滴。 という訳で今日の一枚はフェルナン・クノップフの「茶色の瞳と一輪の青い花」。 「茶色の瞳と一輪の青い花」 フェルナン・クノップフ 1905年 グワッシュ/パステル/紙 直径18. 5cm ゲント美術館 数年前Hdちゃんと行った埼玉県立近代美術館の「ゲント美術館展」で買った絵はが きから。 今年もまたこの季節がやってきた。 マンションのベランダを縄ばしごで登る赤い服のおぢさん。 夜じゅうピカピカLED が点滅する家。 柊? の輪っかにWelcome。 赤と白と緑のシーズン。 家の玄関でもサンタクロースがお出迎え。 この季節になると想い出すのが、呑み友だったMくんのこと。 彼はコミュニストに して仏教徒(浄土真宗らしい)。 キリスト教でもないのにクリスマスなんてやだ、や だ、ケーキなんて要らない、美味い魚で一杯がいい。 という訳で、奥さんはいつもこの日は、美味しい魚があると評判の遠くのスーパー まで買い物に・・・。 無謀な戦争に負けて、米帝の可愛いい(らしい)「工作員ねずみ」が上陸して以来 ついにお化けカボチャまで住宅地を跳梁跋扈する時代になっちゃった。 最近はそのお 化けどもが山手線にまで出没するとかも噂に聞く。 西洋の祖霊の格好をして「何かくんないと、いたずらしちゃうぞ」なんて言う前に 盂蘭盆で自分たちのご先祖様を大切にしなさい・・・なんてMくんの気持ちもかなり 分かってしまう私なのです。 ・・・・・・・・・・ ただ、クリスマスにはいい思い出があって、ほぼ同世代のMくんとはちょっと違う イメージを持っている。 それは、本物のホワイトクリスマスの夜と、本物のもみの木のツリーこと。 小学生時代しばらく暮らした母の実家は北国の山の中だったから、このシーズンは もうとっくに銀世界。 しんしんした森の奥からトナカイのソリが鈴を鳴らしながらや って来そうな夜はとてもファンタジック。 まわりのいとこは女だらけ。 昭和30年代後半とはいえ、テレビメディアの伝播力と 影響力は彼女たちの東京、アメリカ指向の乙女心ををやわやわ、ぐりぐりと刺戟しま くっていた(僕ら少年たちも、ルーシーショー、セイント、逃亡者、コンバット、じ ゃじゃ馬億万長者、ララミー牧場、ボナンザ・・・とアメリカだらけな部分もあった けどね)。 そんな女の子たちは当然、すんなりとクリスマスを受け入れた。 ケーキも、ツリー に飾る電飾ランプも、ノンアルコールのシャンパンも、しゃれたオーナメントなんて どこにもない時代だったけど。 でも、イブの朝になると伯父さん(いとこたちの父親)は山から切り出した雪をか ぶったままの緑のもみの木を、自分も雪まみれになってかついでくる。 つい十数年前 まで、中国戦線で一兵士として闘っていた伯父さんが。 そこに手作りの飾りをつければ、とても素敵なほんもののクリスマスツリーの出来 上がり。 その周りで何をしたか、もう覚えていないが、あの朝の伯父さんの姿はよく 覚えている。 ・・・・・・・・・・ おらぁ〜サンタ(三太)だ なんて覚えている人はいるかな? おぢさんの古くさ いダジャレだが、こんなダジャレが通じなくなって一昔、いやもう二昔以上前のこと になってしまった。 サンタに三太、この時期になると想い出すもみの木のことと古いテレビ番組。 ほん と牧歌的な時代だったなぁ(無批判的な手放し礼賛ではないが)。 コンビニにタバコを買いに行く途中、小学校の脇の親水公園のもみじがきれいだっ た。 他の木はもうすっかり葉を落としているのに一本だけ紅葉の盛りみたいに。 グラウンドでは子どもたちがサッカーの練習。 サッカー少年団の子たちだろう。 昨日出頭してきたという海老蔵さん暴行の容疑者も少年サッカーで活躍し、ジュニ アユースでは有望選手だったようだ。 映像で観る限り、ふてぶてしい様子だったが、 一部報道では、この人の境遇、挫折の裏には差別があったのではないかと報じられて いる。 噂の真相は余人には知ることができない。 せいぜい噂を消費することくらいが関の 山だろう。 それにしても、ひとの心がポッキリ折れてしまうのはどんな時なんだろう。 よほど のことなんだろう。 ひとの気持ちは分からない。 まさに「壊れもの」だ。 ・・・・・・・・・・ さて、木曜日はふるさとでおおいに呑んだわけだが、久しぶりにNrさんに会ってブ ログ掲載の「創作(のようなもの)」に貴重なご意見をいただいた。 Nrさんのおっしゃる通り、作中人物の泳法が「クロール」なのは、たしかに森田童 子の唄の中にも出てくるし、つげ義春の作品でも若い女と水泳(クロール)が重要な モチーフになっている(いつか、このブログでも書いたことがある)。 ただ、あそこは絶対「クロール」でなくてはいけない(自分のセンスの問題)。 平 泳ぎではダメだった(あ、「ブレスト」ならよかったか? 書き直そうか。 とにかく 硬い語感、質感がほしかったのです)。 読者のお一人Mkさんは、長い文章を書くのは疲れるだろうなと労ってくれた。 あ れだけ長ければ書く方もさぞかし大変だろうとDさんもいってくれたが、アップはコ ピー&ペースト。 書くソフトは、縦書きの原稿用紙フォームで、鉛筆や万年筆で書く 感覚に近いものがあります。 ます目も大きくて大きなサイズの書体で書いています。 ソフトはフリーソフトのitext-express。 脳内アナログ派におすすめです。 ・・・・・・・・・・ 昨日は久しぶりに友だちと外食(焼き肉)。 毎日忙しいひとで、なかなかごいっし ょできない。 短い時間だったけれど、とても楽しいひと時だった。 明日はYちゃん、Hdちゃん、Soと忘年会。 母のホームに行ってから、蕨で集まる予 定。 みんなとは、久しぶりだから楽しい集まりになりそう。 昨日、仕事仲間のSkさんから電話があって、中国絡みのビジネスの意見を求められ たが、今中国関連の人脈は薄れてしまったので的確なアイディアはない。 まあ、年内 会って呑むことにはなるだろうが、彼が暮れに中国を訪れるというので、話はそれか らになるだろう。 2011年への良い宿題(布石)になればいいのだが、中国ビジネスは難しそう。 Sk さん褌を〆てがんばってよ! 自分もだけど。 Tくん、ブログの更新しばらくなかったけれど、今朝読みました。 おたがい無理し ないで暮らしていこう。 昨日、仕事場に子供会仲間のMちゃんから久しぶりに電話があった。 「Yっちーに電話する時は分かるよね?」 ・・・はいはい分かりますよ。 「またお願いなんだけど、年上で物知り(何でも屋だろ)のYっちーに作ってほし いものがあるんだ」(あまえ上手)。 ・・・出来ないことの方が多いのに(==)。 運送屋のMちゃんの今回のお願いは、若い従業員との間に交わすある同意書のフォ ームらしい。 行政書士とか税理士に頼めばいいのだが、世知辛い世の中で不景気のど 真ん中で苦労をしている業界。 まぁ、お助けできることならば、と引き受けた。 ネットで検索したり、仕事場のどっかに紛れ込んだ文案集を探していたら、天井ま で積み上げられた古い少年サンデーが目についたのでパチリ。 現在1960年代中期から約10年分ほどあるが、高校時代、その倍近く親に焚書処分 にあってしまった。 ミュージッックライフとティーンビートも。 その後は、こういうものは後々値がつくとか言いくるめ、何とか焼失を免れた。 金 の話には弱い親で助かった。 それから、焼け残りの少年サンデーと3回引越しして、毎年虫干しもしていたのだ が、ここのところ十数年はご無沙汰。 最近どうしようかと思っているところ。 たまに回る古本街で、一冊3000円の少年サンデーを見かけたことがあった。 けっこうきれいだ から、1年セットでは、もっといい値がつくかも(むふふ)。 と、それは冗談だが、他の本でも初版限定1000部の、忘れられたベルギーの象徴派 の作家の本とか、1970年代のこれまた限定出版で、今時はまずない、革装、金刻背文 字の二重箱入りの豪華本とか。 意外とマニアが喜びそうな本も多い。 暇ができたらネットオークションにでも出してみようか。 ネット古本屋を開くのも いいなぁ。 店名はもう決まり。 「書肆十月堂」。 一日少年サンデーを二三冊売って・ ・・。 わずかな上がりを持ってすがれた居酒屋で酒を一二杯呑んで・・・。 夢だな。 仕事場にある3〜4000冊の本も、いつかはただのゴミになってしまうのももったい ない。 娘は本を読まない子だしどうしようか。 それでも、出身高校(娘も同窓)の図 書室に寄付しようか、というと娘は厭だという。 やっぱり金に弱い血筋なのか? やっぱりオークションだな。 ・・・・・・・・・・ 今日は夕方床屋に行く予定。 どこかで軽く一杯やろう。 ここのところ天気が不順なように感じられる。 どうも冬らしくない。 床に入っても じんわりと汗ばむ。 布団と毛布一枚なのに。 火曜日の朝、かみさんにまた釘を刺された。 前夜というか早朝、また「誰か」を連 れ帰ったようだ。 月曜日にふるさとでしこたま呑んだ。 朝からけっこう脳みそをハードに使い、すっ かりすり減らしてしまった。 その空白域に余計なストレスウイルスが侵入。 で、アル コールでウイルス駆除w。 ふるさとには早い時間に寄ったので、お客さんは前回初めて顔を会わせたおぢさん だけだった。 とても穏やかで優しいそうな人。 奥さんと死に別れて犬と暮らしている という。 ユンケルの顆粒剤とみかんとカットメロンをいただいた。 ユンケルはお疲れ気味の ママにあげた。 代わりにという訳ではなかろうが、ママからトック入りの特製辛ラー メンのお裾分け。 スープはともかく麺は独特のもちもち感があってなかなか旨い。 そのおぢさん、どうもしゃべり方になつかしいなまりがあるので、聞いたら栃木の 人だった。 縁の深い栃木県人をたくさん知っているから栃木弁はどこかなつかしい。 U児工事は大好きな芸人さん。 ガッツ石松も。 「だいじ、だいじ」という栃木弁が特に好き。 おらが会津弁では「さすけねぇ」みた いなものか? 韓国語の「ケンチャナヨ」にもちょこっと通じる気もする。 ふるさとでは、Taさん、Nzさん、Ssさん、Kaちゃん、Yaさん、中尉殿、Dさん、 Gちゃん、Tmちゃんたちと会った。 12日は仲間の忘年会の予定だ。 さてさて、家に連れ帰った「誰か」。 かみさんによればどうもHdちゃんかHちゃん らしいのだが、私のおぼろげな「記憶」だと。 気のせい、ならぬ「樹の精」? 便所で「誰か」としゃべっているというのだが、声色も具合よろしく、掛け合いを やらかしたらしい。 家に入る前に、玄関先のポット植えの南天の樹と久しぶりに声のない「会話」をし た(これはほんと)から、連れ帰ったのはその「友だち」かも知れない。 この南天は30年以上も前から母が大切にしてきたもの。 いくたびかの立ち枯れの危 機を乗り越えて生きている。 次の休みには母のホームを訪ねよう。 自分の病気もあっ て、しばらく会ってないから。 かみさんは、南天のことを話すといつも「ああ、そうね」といった顔で受け流す。 その後、「それはいいけど、夜中煩くしないでね」と釘をさす。 当たり前だよね。 植物との交感はオカルトじゃなくて、自然にあり得る現象だと思う。 ふるさとでは 時々Gちゃんとこのことを話すことがあるのだが、Gちゃんは一定理解してくれる。 幻覚も夢もそれは「現実」のひとつ。 うまく折り合いをつけて付き合っていけばい い。 ようはバランスの問題だろう。 海老蔵さんじゃないけど、アルコールのコントロ ールも。 あの事件、身に覚えのあるところもあって、けして他人事とは思えない。 ひとを傷つけぬよう、傷つかぬよう、身を慎みたいものだが・・・。 身はともかく こころの傷のこともある。 何とか危うきに近寄らずなのだろうが、凡夫のことゆえに とても難しい。 「研一郎君じゃない? 研一郎君でしょ」 その声に振り向くと、長い髪を濡らした女のひとがプールの水を両手で 漕ぎ分けながら僕の方に近づいてきた。 「あのぉ」 「忘れちゃったの? ほら水小屋の」 たっぷりと水を吸って肌に張り付いた濃い紺色の水着の胸が烈しい夏の 陽を跳ね返している。 薄い水着の胸の円い双つのふくらみの頂点を尖ら せた先から水滴が滴っていた。 僕は顔を伏せながら水に潜った。 水の中で細く目を開けると、真っ白 い二本の脚が水面の波紋を映しながらゆらいでいた。 「どうしたの?」 息が続かなくなった僕が水面から顔を出すと、その女のひとは両手で僕 の頬を軽くはさんで白い歯を見せて笑った。 「尚子さんですか・・・」 「そう、水小屋の尚子。 よく覚えていてくれたわね」 水小屋の尚子ちゃん。 その頃僕は彼女のことをそうよんでいた。 「今どこにいるの? お母さんといっしょだって聞いたけど。 何年ぶ りだろう」 彼女はようやく僕の頬から両手を離した。 「はい。 今、千葉の松戸にいっしょに住んでます」 僕は顔を伏せたまま答えた。 「夏休みで帰ってきたの?」 彼女は濡れた長い髪を掻き上げながら懐かしそうな目で僕を見た。 その 時初めて僕は彼女の顔をまっすぐに見た。 「尚子ぉ、もう帰るぞ」 サングラスをかけてプールサイドのベンチに座っていた男が彼女に声を かけた。 「はーい、今いくぅ。 研一郎くんまた後でね」 彼女は右手で僕の頬を撫でると、上がり梯子の方に、プールの水面を揺 らしながらゆっくりクロールで泳いでいった。 男はプールから上がった彼女の肩にバスタオルをかけ、その肩を抱い たまま二人で更衣室に入っていった。 その男の声はいつか聞いたことの ある声だった。 その夏休み、水小屋の尚子ちゃんと会うことはなかった。 「また後でね」 それから・・・夏休みが何回来ても、その言葉が僕が聞いた水小屋の 尚子ちゃんの最後の言葉になった。 * 遠くで花火が打ち上がった。 花火の音はずいぶん遅れて聞こえてくる。 「今の花火、でっかがったなぁ」 開け放たれた縁側で久しぶりに会った従姉弟たちとビールを飲みなが ら花火を見ているところに、台所から水瓜を運んできた伯母が声をかけ た。 僕は盆の上にきれいに切り分けられた水瓜をひとつ取ってかぶりつい た。 よく冷えた甘い水瓜だった。 「水瓜ってば、子どもの頃、よぐ仁さがぇの畑がら盗んで喰ったもん だよなぁ」 年長の従兄弟がそういって庭先の暗がりに水瓜の種を飛ばした。 「んだんだ、水小屋の上の沼の水口は清水が湧いでだがら水がしゃっ ごぐってよぐ水瓜が冷えだもんだ」 僕より二つばかり歳上の従兄弟がビールをグラスに注ぎながらいった。 僕は昨日プールで会った水小屋の尚子ちゃんのことを想い出しながら、 水小屋のある辺りに目をやった。 「今もほら、水小屋の水車はあんの?」 僕が誰ともなしに聞くと、伯母と従姉弟たちは黙って顔を見合わせた。 しばらく間があって、 「けんは知らながったのが?」 年長の従兄弟が食べ終わった水瓜を盆に戻しながら僕にいった。 「尚子は、あの沼に入って死んだよ」 「ええ、いつ」 僕が従兄弟に聞き返すと 「もー三年ぐれになったべなぁ。 尚子は館っつぁまの義男といっしょ に」 僕の傍でゆらゆら団扇を扇いでいた伯母が従兄弟に変わってぼそりと答 えた。 僕はプールで尚子ちゃんに声をかけた男のことを思い出した。 「おめは尚子にめんげがってもらったがらなぁ。 母ちゃんがいねがら むずせ子だってなぁ。 尚子はやさしぃ娘だったがら」 花火大会はもう終わるのだろうか、大きな花火が連発して上がった。 その音がしばらく前に向きの変わった風に乗って、すぐそこからのよう に聞こえてきた。 「沼さははー誰も近寄んねぇぞ。 今は馬もいねがら草刈りもしねし、 道だってあんだがねんだが」 朝食の後片付けをしながら、伯母は僕に教えてくれた。 「ま、いってみろ。 尚子の供養にもなんべがら」 といって仏壇の線香を上げに台所を出ていった。 * 町じゅうの家々は暗闇の中で赤々とゆらいでいた。 町を覆うおびたた しい煙の真ん中にひときわ高く火柱が立ち上がると、花火のように火の 粉が爆ぜて大きな家が崩れ落ちた。 「尚子ちゃん」 僕は彼女の細い肩にしがみついた。 「大丈夫だよ研ちゃん。 だいじょうぶ」 僕は水小屋の尚子ちゃんに背負われて、村はずれの小さな丘の上でそ の光景を見ていた。 「あれは長岡屋だなぁ」 「んだ。 まず呉服屋では燃えるもんはいっぺぇあんべがら、丸焼げだ な」 「おばんちゃは無事だったがなぁ。 だいぶ腰まがっていだったし」 「あんぢは隣りの酒屋も火ぃもらったべなぁ」 「こんな大火事は戦争中の大昭電工の空襲いれぇだな」 丘の上に集まった村の人たちは口々に焼けた町いちばんの呉服屋のこ とを話している。 「研ちゃん帰ろうか、ばあちゃん心配してっから」 そういって尚子ちゃんは、僕の尻に両手をまわして背中の上にゆすりあ げた。 火柱に怯えて尚子ちゃんの肩に顔を埋めていた僕は一瞬手を離しそう になり、必死になってその肩にしがみついた。 その時、僕の両手がとて も柔らかいものを掴んだ。 尚子ちゃんの胸だった。 今もよく思い出せな いが、何故だか僕はしばらくそうしていた。 尚子ちゃんはまだ衰えない 遠い火事の炎に真っ白い頬を紅く染めたまま黙っていた。 * 「哲夫が集団就職で東京さいってがら達夫さんどごはなんぼが暮らし がよぐなって、尚子も若宮の高校に通えるごどになって」 「んだ、あそごの兄妹はあだまよがったがんなぁ」 「哲夫だって若高に入れるぐれのあだまあったもの」 花火大会は終わっていた。 物音ひとつ聞こえない庭の泉水の上を蛍が 一匹飛んでいる。 「達夫さも戦争終わっても国に帰んねでこごさ残ごったのは時枝さの ごどがあったんだって聞いだよ。 そん時は哲夫も生まっちいだし」 従姉弟たちの話につられて、伯母も尚子の家のことを語りだした。 「戦争終わる二三年めぇに、どっかの飯場がら堀向の発電所の飯場さ 来て・・・」 「そごで賄いしてだ時枝さど仲よぐなってそのままこごで夫婦になっ たんだってな」 年長の従兄弟が伯母の話をつないだ。 「んだ。 おら家のばあやだって発電所のコンクリの砂利取りしった頃 だもの。 時枝さは上品で学のある人だったげんども、よぐわがんねぇど ごがある人でなぁ」 「東京の師範学校でだどが、いい家のお嬢さんだったのが、何があっ てどっかに売らっちゃどが。 ばあやに聞いだごどあった。 んだがら、哲 夫も尚子もきれいな言葉しゃべんだって」 この家の長女でもある従姉妹の言葉を遮るように伯母が話を続けた。 「んでも、館っつぁまは悪りぃごどしたもんだな・・・」 その声はしだいに暗く低くなっていった。 * 沼への道は舗装され巾も広くなっていた。 道の両側はコンクリートの U字溝で整備された用水が流れていた。 沼まではかなりのだらだら坂に なっている。 道の両側の田んぼが切れ、まばらな赤松の林になる頃、林 の中に見覚えのある小さな草小屋が見えた。 ・・・たしか水小屋はこの辺だ。 僕は砂利の敷かれた田んぼの畦道に 降りて辺りをみまわした。 水小屋。 それはこの村の水田の唯一の水源であった沼の水を管理する 小屋だった。 沼は館っつぁまとよばれる俵家の所有する広大な山林の中 にあり、水利権も俵家が握っていた。 尚子の父は発電所建設が終わってから俵家の山仕事をしていた。 その縁 でその水小屋に住み、用水の管理もするようになっていた。 尚子の母は機転の利く女で、水小屋に水車を作り、村の精米や蕎麦、 小麦の製粉などを請け負うことを思いついた。 やがて尚子の家の請負商 売はこの村だけに限らず、近在の村々まで及んだ。 リヤカーにいっぱい叺や俵を積んで、この長いだらだらの砂利坂を登 っていく一家四人の姿を僕はよく覚えている。 水小屋のあった辺りは小さな畑になっていてリンゴの木が数本植えら れていた。 その畑の裏は灌木の薮で、よくみると一カ所、獣道の入り口 のように小さな漕ぎ分けの跡があった。 刺のある灌木を避けながらしばらく薮の中をいくと、急に足下が危う くなってきた。 ずぶっと片足が積もった朽ち葉の中に嵌り、慌てて足を 引き抜くと、じんわりと腐ったような暗い茶色い水が滲んできた。 子どもの頃、村の子どもたちが水遊びをした沼は、変わり果てた暗い 姿で僕の目の前に現れた。 * 「あれははぁ、捨て沼だ」 仏壇から数本の花と一束の線香を持って来た伯母が僕に手渡して、そう いった。 「おめはたばご喫むんだべ。 マッチはいらねぇな。 ほら持ってげ」 夏休み、僕たちは毎日この沼で水遊びをした。 僕と母がこの土地を離 れ、新しい父と暮らすようになっても、夏休みはずっとここで過ごした。 この土地の夏は早く過ぎる。 八月の半ばを過ぎると子どもたちは学校 に戻っていく。 ひとりぼっちになった僕は毎日この沼のほとりにいた。 林ではもうひぐらしが鳴いていた。 ある昼下がり、沼のほとりの木イチゴの茂みの下で微睡んでいると、 近くでひそひそと囁き合う男と女の声がした。 しばらくすると小さな水 音がして、誰かが沼に入っていく気配がした。 「尚子、やめどげ、もー水はつめてぇって」 「大丈夫、義男さんも来なよ」 尚子ちゃんだった。 僕は木イチゴの茂みに身を隠して沼の中を見た。 尚子ちゃんは静かに身体を水に沈めるとゆっくりゆっくり沼の奥に泳い でいった。 膝を抱え、泳ぐ女を見ている男の脇に、白いワンピースがき ちんとたたまれ置かれているのが見えた。 涙に滲んだ尚子ちゃんのクロールはとてもきれいだった。 * 「農薬を流したのは尚子だっつう噂が広がって・・・」 傾いた陽が斜めに差し込む縁側に座ったままの僕に洗濯物を持った伯 母が話かけてきた。 「あれは役場の職員が殺虫剤の配合を間違えだだげだったに相違ねぇ がったのに」 僕が大学生になったばかりのある夏の朝、村じゅうの泉水と用水に魚 が浮いた。 その二三日前、若宮の高校を卒業し川越のデパートに就職していた尚 子ちゃんと、東京の大学を出て横浜で就職した館っつぁまの義男さんは いっしょに帰ってきた。 魚が浮いた朝の夕暮れ、水小屋に向かう義男さ んの父親の姿を伯母は見ている。 「跡取り息子をあんなどごの娘に取らっちゃって、それはひでぇ剣幕 で」 伯母は洗濯ものをたたむ手を止めて 「その年の秋だったがなぁ、二人して沼さ入って死んだのは。 消防が ら沼で二人があがったって聞いだ晩は、おっかなぐって、むずせぐって、 おら一晩眠むらんにがった」 といって洟をすすった。 「それで、水小屋の人たちは・・・」 僕は伯母の顔を見られなかった。 「哲夫が来て、尚子の骨焼いで、父ちゃん母ちゃん連れで、すぐどっ かさ帰ってった。 ちっちゃな男の子と女の子と嫁さんもいっしょだった」 「哲夫さんも落ち着いたんだ」 「なぁ、やぐざになっちまったなんていわれだごどもあったげんども なぁ」 「んで、水小屋も」 「その頃この辺りは農地整理で新しい用水も出来でだがら、沼の水も 要らなぐなってだし、時枝さだぢも歳だし、どうすんべぇと館っつぁま げでも頭悩ませでいだどぎだがらこんななっちまって・・・何ともしょ ーもねぇなー。 達夫さも時枝さも何でひでぇ目にばっか遭うように生ま っちきたんだべな」 その後、僕と伯母は一言も話さなかった。 「どっこいしょっと」 そういってたたみ終わった洗濯物を持って伯母は立ち上がった。 「けーん、研一郎ー、まんまでぎだぞー」 台所から伯母の声が聞こえて来た頃には辺りはすっかり暗くなっていた。 * 次の朝、僕は従兄弟の車で駅まで送ってもらった。 「まだ来ぉよ」 孫を背負って見送ってくれた伯母は見えなくなるまで手を振っていた。 電車の窓から、遠ざかる僕の生まれた村が見える。 扇状地に開けた村 のいちばん奥の林の中にあの沼がある。 捨て沼。 伯母はあの沼をそうよんだ。 窓を少し開けてみた。 通りすぎる無人駅の防風林でひぐらしが鳴いて いた。 電車は長いトンネルに入った。 この山を越えれば、僕の生まれた 村はもう見えなくなる。 無題 星男は夢を見た とがった山の八合目あたりから後光がさしている 星が銀色の細い糸でぶらさがっていて ゆれたるする その山には細い 白い道が通じていた 星男は 自転車でその道を登っている あれが 私の家です あ 流れ星ですね ええ 他に 美しいものは何もありません いいえ それだけでたくさんです ところで 今夜の夢ですね ええ あれは 実は あの流れ星のせいなんです はあ 私も そう思いました きらら君は そういってぽっと ほほを赤らめました 時計台があり 銀色の鐘が見え それはあわい光を反射している 花崗岩であろう この建物はすごくよいものです あ 見たのですか ええ くる途中ですからね ・・・・・・・・・・ 星男は、(ほしお)なんだろうか。 (ほしおとこ)なんだろうか? この詩のような、童話の構想断片のようなものは唐突に終わっている。 多分(ほし おとこ)のような気がする。 ホフマンの砂男(すなおとこ)のように。 これも1970年代初めの雑記帳から。 こんなことを今でもずっと何処かで暖めてい るような気がする・・・。 何のために? それにしても、星男にきらら君だって。 多 分、ジョバンニとカンパネルラなんだろう。 自分の顔が赤くなる。 ・・・・・・・・・・ やっと酒が抜け切れた。 金曜日は定例? の大不摂生(最近はだいたい週一のペー スに収まってきた)。 だいぶ呑んで、酔っぱらって、いっぱい吐き出して(ゲロでは ありませんw)。 ふるさとでの一夜、久しぶりに大長居になってしまった。 当夜はG ちゃんの知り合いだというNrさんという人に初めて会った。 見知らぬおぢさんにホッピーを一杯ごちそうになり、たまたま相席になった茨城出 身の先輩といろいろおしゃべり。 深更、Khさん、Scと少しエキサイト。 そして久しぶ りに会ったHnちゃんにボトル一本ごちそうした・・・よな? いろいろとあった夜。 星男くんときらら君のように「美しい」話なんて何もなかっ たけど、まあ楽しかった。 それにしても、サンテグジュペリとかランボーとか、やっぱりかっこいいよな。 い っちょーやってみるか! もう遅いだろうけど、バカに付ける薬はないことだしw。 今日も朝いちばんで新宿の医大病院で検診。 前回の視野検査の結果と定期の検診だ った。 家を出る時、すでに土砂降り。 新宿に着いたら、目視、体感、その倍ぐらい降って いた。 住友ビル辺りまでは地下道だが、そこから先はどう行っても地上に出なくては ならない。 道路は川状態。 ちょっとした坂はまるで滝川だった。 皮肉なことに、病院の手前で雨はぴたりと止みやがった(ちくしょ〜〜)。 病院の 前で靴を脱いでびしょ濡れの靴下を絞り、トイレに入ってトイレットペーパーで靴の 中の湿気を取ったが、そんなもん屁の突っ張りにもならない。 雨は嫌いじゃないし、何の目的もなかったら土砂降りの雨の中を濡れて歩いても平 気(夏山の尾根歩きなんて返って爽快な時もある)だが、こういう時は厭だ〜〜。 待 合い席でも靴を脱いで靴下を乾かした。 で、検査の結果は良好。 数値も下方安定。 診察期間も三週間でいいですよと言われ たが、慎重を期して二週間にしてもらった。 いつもぶっきらぼうなK先生だが終わり に「お足元の悪い中・・・」と気を使ってくれたのが、何かおかしかった。 薬局も10分も待たずに目薬が出た。 歳になると朝早いのが苦にならないので、まさ に「早起きは三文の得」を実感。 大学生の娘を見ていると、「何が悲しくてあんなに のべつまくなし、だらだらと時間を無駄にしてるんだろう」と思うが、自分も若い時 はそうだったのだから、文句のつけようがない。 「若い時は若い時だ!」とか、しかった方がいいんだろうか? 分かんないや。 父 親失格? 帰りに空を見上げたらまるで台風一過、夏の終わりか秋の空。 これも「異常気象」 なんですかね? 住友三角ビルの前の猫の彫刻。 猫の大黒様みたい。 朝、家の猫にそーっと指を差し出したら、ちろっと指先をなめた。 タバコをつまむ 指はなめなかったから、匂いが厭なんだろうか? これは、ちょっと昔にグラフィックソフトで描いた猫のイラスト。 ファンシー文具 のプレゼン用だが、最近こうした仕事が減ってつまらない。 しかし、こうした感性が 問われる仕事は、若いひとたちにやってもらった方がいいし、おぢさんはおぢさんで そろそろ本腰をいれてやらなければならないことがいっぱいある。 昨日は何となく忙しくてブログ更新をさぼってしまったので12月1日分(実質11 月30日夜の行状)も。 30日は病院が午後からだった。 検査は視野の検査。 目の前の直径50センチほどの 白い中華鍋みたいな半ドームに顎を乗っけて、ドームに点滅する光に反応する検査。 視神経が生きているか、死んでいるかの検査だそうだ。 さて、結果は? 西川口駅に着いたら、ちょうどいい時間だったので、とりあえず千登利へ。 カウン ターの隅っこを見たらシーズンのボジョレー・ヌーボーの瓶があったので、とりあえ ず注文。 ママが物置をごそごそしているので、どうしたかと思ったらワインの栓抜きを探し て持ってきたので、それで自らオープン。 「ワイングラスがないので日本酒のコップ でいいかしら?」。 「はいはい、何でもけっこうです」。 気分は養命酒だが、味も香 りも、やっぱりおフランスのテイストざんす(よく分からんけど)。 赤ワインには肉だっけ? まあとりあえず(とりあえず三回目w)イカ串2本ね。 とボジョレー・ヌーボー2杯の後はいつものウーロンハイ(いつもの酒が、やっぱり いいね)。 おなじみさんたちとわいわいやっていたら、隣りにYちゃんが座り、話が弾んで、 近くの居酒屋さんへ(魚が美味いので、とYちゃんに誘われて、そのままごちになり ました)。 オートレースの上手いYちゃんの鞄持ちやっちゃおうかしら? そこに(店名失念)しばらくいて、Yちゃんが「また千登利で」と一旦別れて千登 利に戻ったが、Yちゃんは現れないので、そのままタクシーでふるさとへ。 ふるさとも「お久しぶりね」だったが(40数日ぶり?)、Dさん、Thさん、Fnさ ん、Igちゃん、Gちゃんたちに会い、いつものようにお騒がせになってしまった。 ほんと久しぶりだったので心配されたが、生来の猫気質から、何故か毎年この時期 にふらふらと「家出」「漂白」をする習性がある。 千登利とかアリランとか、一年半 以上寄らなかった(戻らなかった?)ことも。 気心のしれたおなじみさんなんかに「まったくYさんは変人だね」と呆れられる。 今日は朝いちばんで歯医者。 歯茎のチエックと歯石除去。 歯槽膿漏等、緊急の問題 はなかったが、ずっと腫れたままの歯茎が一カ所あって、もうしばらく歯医者通いを しなくてはならない。 蕨駅を東口から西口に渡って、MS銀行で残高照会をして交差点に出たら、Dさんと ばったり。 これから食事だというので店の前まで同行。 二三週間前に、やはりDさん とばったり会って、ファミレスでお昼のビールを二杯ほど楽しんだが、今日は帰って 仕事なので、がまん、がまん。 ・・・・・・・・・・ 11月30日、病院の帰りに新宿駅南口上空にツェッペリン号(嘘)発見でパチリ。 ル ミネのビルが映りこみ、よしもとの看板が。 この劇場は何回か来たことがあるけど、 東京に吉本はやっぱり合わないと思う。 新喜劇、大好きだけど。 ・・・・・・・・・・ さて、我が家の二代目ノラは三日目。 丈夫にはなったけど、牝猫の習性か、毎朝ど こかに身をひそめ、探し出すのに一苦労。 早く慣れておくれ。 memo/11月のアクセス数:2061 uu:777 ページビュー:6117 内田百けん(どうしても字がでない。 門の中に月。 別号百鬼園)に「ノラや」とい う愛猫にまつわる作品がある。 大の大人、それも偏屈できこえた作家先生が飼ってい た猫の家出に、おろおろと悲しみに暮れる話らしい(まだ読んでいない)。 この百鬼園先生、独逸語(あえて漢字)の大家で、陸軍士官学校と旧制の法政大学 で教鞭をとっていた。 趣味は多彩だが、特に有名だったのが「鉄道趣味」。 国鉄に就 職した教え子をしたがえ、自ら名付けた「阿房(あほう)列車」に乗って、勝手気ま まな鉄道旅行を楽しみ、いくつもの名随筆をものにした。 一等客車のデッキの上で、どこかの駅長か車掌に扮した姿で撮った写真がほほえま しい。 世の名声を離れ、粗末な借家に住み、借金を平気で踏み倒す。 生涯だだっ子のまま 暮らした大変人だが、教え子には慕われた。 黒沢明の遺作「まあだだよ」には、その 様子があたたかく描かれている。 ・・・・・・・・・・ さて、わが家の「ノラ」だが、一代目が今春、冥途(たしか百鬼園先生にも同名の 作品があった。 先生の恐い話も傑作が多い)に旅たち、家人たちは涙にくれたが、今 日、二代目の「ノラ」がやってくる。 入院一ヶ月。 近所の通りの角に車に轢かれて哀れ瀕死のところ、娘が連れ帰ったの だが、何とか一命をとりとめた。 動物病院と協同で治療、介護に励んだかみさんだが これからがまた大変な日々が待っている。 入院初頭は目も当てられない様子だったが、目にも力が戻り、虐げられた野良の辛 い記憶も癒えたようで、人なつこい普通の仔猫に戻ったようだ。 助かる命があると思えば、また捨てられる命もある。 動物病院前には、また一匹仔 猫が捨てられていたとか。 ペルシャ混じりの何とも可愛い、性格の良い猫らしい。 何の罪科なく捨てられる命はいたましいが、命の、生存の不平等はいかんともし難 い悲しい世の常。 人間社会もかくばかり・・・。 ・・・・・・・・・・ 嘆いてばかりいてもと、過日ある新聞記事に目をやれば、行き先暗い世界も2050年 頃からは明るい方向に転回していくだろうとの経済学者(残念ながら我が国の学者で はなかった)の予測記事が載っていた。 キーワードは「女の識字率の向上」。 いまだ、世界は「産めよ、増やせよ、景気だ 金だ、力だ」の「男」? 的世界観が支配する、「経済一本槍」の世界。 「景気が悪いのは人口が減る(女が子どもを産まない)からだ」の理屈がまかり通る 世界。 女性の識字率の向上は女性の生涯の選択肢を広げ、出産年齢を高め、相対的に出生 率の低減を促し、結果、地球の人口は下方安定に向かう。 それは、資源枯渇、環境汚 染、戦争などの、人類の滅びのサイクルを逆方向にぶんまわす大きな契機になる・・ ・なるほど、なるほど。 希望的予測だが、一応は腑に落ちる理屈だ。 2050年、私はとっくに塵となって、灰左様ならだろうが、頭陀袋に「希望」を携 えていけたなら、冥途の旅路も少しは安らかなことだろう。 百鬼園先生は教え子たちの(お迎えは)「まあだかい」のエールに「まあだだよ」 と応えながら旅立った。 百鬼園先生、「希望」が見えてくるまで、「まあだかい?」。 「・・・・・」。 そろそろ師走。 仕事場の大掃除も考えなくてはならない時期になってきた。 机の下を見たら古ぼけたビニール袋があったので、中をのぞいてみたら古い大学ノ ートが目についた。 何気なく開いてみた。 学生時代の雑記帳だった。 まさに雑記帳。 当時観た映画、テレビ、芝居、東西の俳 優、女優の名前、読んだ本の感想、思考の断片、詩、短歌、俳句、川柳、小説の構想 (のようなもの)が汚い字で書き連ねてあった。 私の字の下手さ、汚さは字をおぼえたての頃から折り紙付き。 大学時代に友人の実 家に年賀状を出したら、「妹に、お兄ちゃんには小学生の友だちがいるの? とびっ くりされたよ」と、友人が教えてくれた。 その雑記帳から。 他の文章に1973年の書き込みがあるので、たぶんその頃のものだ ろう(二十歳前後)。 今の自分とどう違い、どうつながっているか、先にどうつなが っていくのか、このブログは自分の整理箱のような意味もあるので、恥ずかしい思い もあるが、その中の一文を書き込むことにした(誤字脱字、誤表現そのママ)。 形而上学 叫びの次には何がくるのかしら 夕暮れ果てたくすんだ窓ガラスの中で こんな事を考えている少女は この街にはたくさんいる事を知っている だから君は 小さな通りの帰宅を急ぐ人たちの姿なんかに目もくれず こんな騒々しい時間に好んで散歩をするんだ 人の流れにさからったり 流れに飲み込まれた振りなども時にはしなければ と思う君はかなりこのひそやかなアリス狩りを気づかれまいとしている かと言って そんな少女に会ったって君は話しかけることすらしない またじっと見つめるわけじゃない そんなこと出来ないんじゃなくて やろうとしないにきまっている 窓ガラスの外からのぞく君は全く電柱なんかより意味はない やせてゴミ箱をひっくり返している犬の方がまだましだって言うことだ 窓のさんに小さなふっくらした白い手をのっけて 自分のほほのあたたかさを幸せに感じている小さな期待者たちの部屋は イメーヂの魔物にみたされている 君はこの半透明のエーテルの中で 逆さになって吊るされている少女たちを 優しく 硬い ガラスの外から 順々に訪ねてまわる役人みたいだ まだ若いのに君は手をうしろにくんで自分のつま先を見つめながら ゆっくり ゆっくり 歩いている 暗い街外れの壁に君のくつ音だけが 澄み切った音で一つ一つひびくころ 細い 死神の大鎌の様な月がゆっくりのぼり 銀の細いしっぽをひっぱって ほうき星が流れる そして そんな時 君は幸福なため息を一つつく 君のたましいの辺境で君の哲学は緑色の名も知らぬ宝石となって だだっ広い水晶の宮殿の床に ことりと ころがる ・・・・・・・・・・ 1973年10月。 東京のホテルで「金大中事件が」起きた。 その時、そのホテルでア ルバイトをしていた私の仲間は事情聴取を受けた(私はその時はアルバイトを休ん でいた)。 そんな頃のある夜、コーヒーハウスの深夜勤務を終えてロビーを通ると、まだ戦争 中のベトナムへ向かうトランジットの米兵たちが所在なげにたむろしていた。 ロビー の長椅子に座って「こっち来いよ」といった表情でうながす一人の黒人兵がいたので 隣りに座ってつたない英語で少し話をした。 彼はベトナムではなく、韓国の基地に向かうようだった。 たしかその頃の韓国はパ ク・チョンヒ大統領で、ソウルなどではまだ夜は戒厳令が敷かれていたと思う。 「パク大統領は独裁者だから、何とかかんとか・・・」。 言いたいことは1/10も伝 わらなかったろう。 そのうち彼はタバコを差し出して来た。 銘柄は覚えていないがメンソールタバコ。 ・・・えぇ、彼はアレか?! 巷に伝聞するウワサを思い出して、丁寧に断って彼の そばから離れた(偏見と先入観でウワサの真偽も彼の気持ちも何も分からずに)。 ・・・・・・ 知り合いのコリアンに今回の延坪島のことをメールをしたら、とても心配で夜も眠 れないと返信がきた。 金大中は後に大統領になって、北との宥和政策を押し進めノーベル平和賞を受賞し た。 「漢江の奇跡」とよばれる韓国興隆の基礎を築いたパク・チョンヒ大統領の歴史 的評価は日韓基本条約をめぐる解釈の対立もあって未だ定まっていないかに見える。 1973年。 遥か時は流れても、いまだ半島に真に砲火が止む日は訪れていない。 あれから37年、私の朝鮮・韓国観・感もずいぶん変わった。 ただ日本人として、美 しくムクゲの花咲く半島とそこに生きる人々、ルーツを持つ人々と、どう向き合って いけばいいのか・・・。 よく分からないまま、こころの中に刺さった小さな「とげ」 が、時々ひりひりと痛む。 しばらく家のパソコンの前に二枚組のCDが置いてあった。 見るとビートルズのベストヒットコレクションだった。 ビートルズのヒット曲は星 の数ほどあるから、二枚組に収めることは無理だろうが、ライナーノーツをざっと読 んでディスコグラフィーをながめたら、ほとんどが口ずさめる曲だった。 このCDは娘がバイト先の先輩から借りてきたもので、聞けばその先輩はバンドを やっているみたいだ。 CDを貸してくれた人は私と同じくらいの歳らしいが、メンバ ーには若い人もいるらしい。 その人がビートルズを聞き始めた時代、たいていのロックファンはビートルズ派と ストーンズ派に分かれていたと娘に教えてくれたらしい。 私はストーンズ派。 当時、ミュージックライフとかティーンビートといった洋楽ミーハー雑誌を乏しい 小遣い(時には昼のパン代を節約して)から買っては彼らの情報を読みあさったもの だ。 ミックやキースやブライアンになりたくて、髪を少し伸ばしたり、痩せようと飯を 減らしたり、服を細工したり。 でもそれは所詮無駄な努力だった。 バカにつける薬は 昔も今もどこにも無い。 高校入学のお祝いに買ってもらったものはストーンズのアルバムで「BEGGARS BANQUET」。 トイレの壁の落書きをそのままジャケットに使って問題になり、白の ままのジャケットで発売された。 ビートルズの白いジャケットのアルバムが話題にな ったすぐ後だった。 夢はいつか醒めるもの。 高校時代、アマチュアバンドでストーンズのコピーなど少しやってみたが、80年 代に入って音楽への興味はすっかり失せてしまった。 その頃並行して夢中だった、漫 画を描くことも。 ストーンズのアルバムを買ったのは「IT'S ONLY ROCK'N ROLL」まで。 ストーン ズの日本公演もかみさんたちの付き合いで行ったようなもの。 「ブライアンのいないストーンズなんて」と頑固なストーンズファンなら、誰でもぼ やきそうな皮肉をつぶやきながら、しぶしぶと。 その頃は、かみさんと行った、ブルーハーツとかストリートスラーダーズのライブ の方がおもしろかったものだ。 しかし、YOU TUBUとかで古い映像が見られるようになって、時々ながめるとや っぱり「いいなぁ」と思ってしまう。 若かった時代がよみがえるんだろう。 懐古とか郷愁。 それだっていいんじゃない。 今の私はそこで立ち止まって、想い出 に耽っているだけじゃないけど。 ・・・・・・・・・・ 人間は厭なことがあると、それをすっぱりと忘れて楽になりたいと願う。 でも記憶 喪失にでもならない限り誰だってそれからは逃げられないものなんだって。 結局、時 間にゆだねるしかない。 時間は誰にでも平等に、厳しく与えられているんだね。 She's like a rainbow か・・・手の届かない遠くに行っちゃって、虹みたいに消えちゃ ったひといっぱいいたなぁ。 You Tubeにはたくさん、ROLLING STONESの「She's A Rainbow」が投稿されてい る。 その中でもいちばん気に入ったのがこれ。 何故かブライアンへのインタビューと マリアンヌ・フェイスフルも映っていた。 頑固なストーンズファンは世界中にいるん だね? 今日の「ぶらり途中下車の旅」は総武線。 渋谷、飯田橋、浅草橋、両国〜〜と馴染 みの深い街がでてきて楽しかった。 旅人は阿藤怪、いや快。 この人とはある冬の温泉一人旅で遇ったことがある。 秘湯 の一軒宿の湯治部族に泊まった時、快氏が取材で来ていた。 取材を終えると夜中に帰 っていったが、二人きりだった露天風呂で見た彼の裸の体格の良かったこと。 今でも この人をテレビで観ると、それを思い出す。 今朝はかみさんも総武線で生まれ故郷の千葉へ。 今住んでいる街で縁ができた画家 が出展する美術展があって出かけた。 その美術展と併せて開かれるワークショップに 私が元いた劇団の女優が出演するので誘われたが、行かなかった。 というのは、木曜日の「不摂生」と昨日半日続いた「失せもの騒動」のおかげ。 ・・・・・・・・・・ 木曜日、病院の結果が良かったので夕方西川口へ。 千登利へ入ったら、久しぶりに Tyさんと遇った。 通信工事会社を定年で辞めてもう十年近くなるのだろうか? ギャ ンブル(特に競輪)好きで博識なおじさん。 隣りに座らせてもらって、お裾分けのにんにくしょうゆ漬けをつまみながら、なつ かしい思い出話に花が咲いた。 Tyさんのふるさとの話をしていたら、そのうちにTyさんが鼻をすすりだした。 風邪 かなと思って顔を見たら、目にじんわりと涙がにじんでいる。 ちょい悪で強面、元四 回戦ボーイの任侠道好きのTyさんもそんな歳になったか、とこちらもちょいとしんみ り。 その後、Kさん、Tkちゃん、Okちゃん、Oiさん、Mちゃん、Syちゃん、Hさんと次 々顔見知りの顔を見てついつい時間オーバー。 気がついたら二階のアリランで、見知 らぬお客と唄を歌っていた。 何回か顔を会わせる沖縄出身の男の人と肩を組んで歌っ たような・・・気がする。 あ、チャンプルーズの「花」は覚えているぞ。 使い過ぎないようにと余計な金もカードも持って出なかったので、有り金はたいて しまったが、アリランのママもテキトーに勘定をしてくれたようだ。 さて、その帰り。 夜中に「失せもの」探しが始まった。 「メガネ、メガネ、メガネ」。 まるでやすきよのギャグみたいにorz。 隣りで寝ているかみさんには大迷惑だったろうが、ついにその夜は見つからず終い。 次の金曜日、朝からメガネ探しをしたが何処にもない。 「きっとアリランだろう」 と諦め、5時になったら電話をすることにして不貞寝。 昼過ぎ、何気なしに枕元の目 覚ましの裏に手をしのばせたら、あった、あった。 ちゃんと寝る前にはずしておいた のが裏に落ちたみたいだった。 という訳で今日の日記は、「失せもの」と「不摂生」の後遺症で大事な時間を失く し、かみさんとのお出かけがパスとなった「情けない話」の顛末。 ・・・・・・・・・・ さて、アリランのKママ。 韓国では軍人さんだったのだが、今回のNLL(北方限界 線)近くの島での北朝鮮軍の挑発行為(というより民間人まで殺された、もう戦争) をどう感じているのだろうか。 ふるさとのママ、焼き肉千里苑のマスターにママ、ストアBの彼女・・・顔見知り の多くのコリアンたちは、とても悲しい、悔しい思いをしているんだろうなあ。 ・・・・・・・・・・ 今日も朝飯だか昼飯だか分からない時間の食事になりそうだ。 腹が減っているんだ か、くちいんだか、よく分からない。 酒がまだ肩口辺りに残ってる。 このおでんだけにしとこうっと。 いただきます。 朝5時半に起きて新宿の医大病院で診察。 経過は良好だった。 診察前の喫煙は今日も淀橋浄水所跡。 ウンディーネの像かと思った彫刻は雨宮淳と いう作家の「独(ひとり?)」という作品だった。 どうです、ちょっと艶かしすぎま せん? ズームがあったらもっとリアルなんですが・・・。 作家の姓が雨宮さんで、 なぜか水がらみ。 女と水。 いざなみ、菊理姫、ウンディーネ、オフェーリア、アフロデイテ、ビーナス、ロー レライの少女・・・いつの世も男の心をとらえる女たちは、水の化身として地下深く 湧く泉に生をうけ、また水にかえっていく女。 沖縄の聖地、久高島の女たちも、聖なる泉に身を沈めて神人に生まれ直す。 今日はなつかしい女の人二人に遇った。 一人は入院中お世話になった看護士さん。 進んで髪を洗ってくれた若い優しい看護 士さん。 病棟から外来に勤務が変わったようだ。 相変わらずにこにこしてて、こちら も経過が良かったせいか、とてもやさしいうれしい気持ちであいさつができた。 もう一人は娘の小学校のPTA時代の役員のお母さんのSさん。 西川口駅前の銀行の 前でばったり。 何年ぶりだろうか。 Sさんが昔のPTA仲間のお母さんと会った時に、 私のことが「なつかしいね」と話題になったそうだ。 「今度同窓会でもやりましょう か」といって別れた。 指折り数えたら、あれからもう10年も経っていた。 心が芯まで晴れた朝。 帰り道の桜並木で。 桜の木は紅葉も終わり枯れ木になっていたが、藤棚はまだ鮮や かな緑のまま。 その対比が美しくて携帯でパチリしたのだが、上手く表現できていま せん。 もう少し歩いた先のあるお宅の駐車場を見たら、なんともなつかしい車を発見。 いすゞのベレットじゃありませんか。 今まで私が見た車の中でいちばん好きな車。 いわゆるおたくじゃないから、年代がどうとか何代目とかまったく分からないが、と にかく好きな車でした。 プラモも作ったものでした。 ・・・・・・・・・・ 最近あるひとをめぐる偶然が五つも重なった。 そのひとにゆかりのある人、四人と ばったり、ある病院で、あるコンビニで、ある横丁で。 そして失した電話番号が携帯 の普通ならけして入り込むことのない隅っこに残っているのが偶然見つかった。 それ で、切れかけた縁がか細くつながった。 私は運命論者でも神秘主義者でも、ひとの神は敬うが信じる者でもない。 だが、そ のいくつもの偶然は、一歩でも歩きを早め引き返したり、違うレジを選んだり、その 横丁に戻らなかったり、娘へのメールの返信操作を間違わなかったら・・・けして起 こり得ない出来事。 ・・・・・・・・・・ 人にやさしく生きていきたいと思う。 とくにこんな朝には。 この思い誰かに伝えた いと思う。 とてつもなく大きな声で。 人にやさしく THE BLUE HEARTS 作詞・作曲:甲本ヒロト 気が狂いそう やさしい歌が好きで ああ あなたにも聞かせたい このまま僕は 汗をかいて生きよう ああ いつまでもこのままさ 僕はいつでも 歌を歌うときは マイクロフォンの中から ガンバレって言っている 聞こえてほしい あなたにも ガンバレ! 人は誰でも くじけそうになるもの ああ 僕だって今だって 叫ばなければ やり切れない思いを ああ 大切に捨てないで 人にやさしく してもらえないんだね 僕が言ってやる でっかい声で言ってやる ガンバレって言ってやる 聞こえるかい ガンバレ! やさしいだけじゃ 人は愛せないから ああ なぐさめてあげられない 期待はずれの言葉を言う時に 心の中で ガンバレって言ってやる 聞こえてほしい あなたにも ガンバレ! 11時30分から歯の治療に出かけた。 途中、酒屋の自販機で健康ドリンクを買った ら「もう一本当たりました。 30秒以内にお取りください」の声。 珍しい。 今までア イスもう一本、なんてことも滅多にない「弱運の男」なのに。 それにしても、自販機の脇の張り紙。 犬の糞にしておけばいいのに、ただ「糞」だ って。 今度当たらなかったら脱糞しちゃうぞ〜! なんていう人間いないだろうよ。 これは冗談だが、私の「運」はしょせんこのくらいちっちゃな「運」。 歯医者は今日の被せもので終了かと思ったら、治療した歯の歯茎が腫れて膿んでい る模様。 簡単に切開して膿を出してもらったが、レントゲンを撮って、また通うこと になってしまった。 化膿止めの薬と抗生物質、うがい薬を処方された。 明日は眼科なので、余計に銀行 から下ろした金もぎりぎりになってしまった。 明日、結果がよかったらどこかで「不摂生」に励もうかと思っていたのに、ついて ないやorz。 まあ、いいか。 歯医者の帰り、空を見上げたらきれいな雲が広がっていた。 当たりの健康ドリンクを天にかざしてパチリ。 木陰で出来映えを確認したら結構い い出来。 どっかの販促ポスターにでも使えそう(こうみえても一応グラフィックデザ インも営業品目のひとつ)。 途中の高層マンションの近くにパトカーと消防自動車が止まっていた。 どっちもラ ンプを点滅させていたので何かあったのかしら? 消防自動車も近くでみると結構メカニカル。 元メカ萌え小僧の血が騒ぐ。 そこで後 姿をパチリ。 「働く自動車」。 いいね〜〜。 家に帰って、何か喰おうと棚をゴソゴソしたら、さんまの蒲焼き缶詰が出てきたの で茶碗に軽く飯を盛って、あっという間にごちそう様。 いつものB級昼飯、とっても 美味しゅうございやした。 これからは、夜遅くまで仕事場に「自主」缶詰。 そういえば西川口の立ち飲み「かんづめ屋」。 この間久しぶりにのぞいたら、カウ ンターの中におじさんがいたが、ママはどうしたんだろう? 結構かわいらしいママ だったのに。 明日やっぱりあの辺りに出没してみよう。 なるべく低予算で済みますように、なむなむ(願)。 人間、運命には逆らえないが、運勢は変えられるそうだ。 運勢を変えるのは強い意 志の力なんだとか。 ・・・酒に負けて梯子を登らないようにw。 いつもタバコを買いに行くコンビニと家の間にある公園の今朝の風景。 全山紅葉の金襴緞子のような風景もいいけど、こうした暮らしのすぐそばのささや かな風景もなかなか捨てたもんじゃない。 ほのぼの。 しあわせってものは 自分の両の手の巾ほどにしか おさまらないものなんだな ちかくにきたら ぎゅっと抱きしめれば いいんだな 両の手の巾をこえたら 抱えきれなくなって かえって重い荷物になってしまうんだな きっと 塩おにぎり一個 ください それと お水をコップに一杯だけ なんか山下清かあいだみつおみたいw。 あいだみつおってあんまり好きじゃないけ ど。 ・・・・・・・・・・ 西川口のアリランで大不摂生をぶっこいて以来一週間、家でも外でもずっと酒なし の日々が続いている。 禁断症状、依存症状、もちろん幻覚症状、今のところなし? 体はすこぶる(死語?)快調! でも頭が痛い。 タバコも増える。 ここのところ朝から深夜までパソコンに向き合う生活が続いている。 無い頭を振り 絞ってあれこれいろいろやってると、脳味噌がすり減っていくのが実感できる。 脳のエネルギーはブドウ糖だけなんだとか。 ものを考えたり悩んだりして頭を使う と、相当代謝エネルギーを消耗するらしい。 つまり痩せたりもするらしい。 恋の病は 不治の病とよく言うけど、それも分かる気がする。 世の痩身願望の少女諸君! すっきりスマートになりたければ、どんどん恋をしな さい。 ものをちゃんと喰って、あぶないおに〜さんからやせ薬なんか買わないで。 失 恋もまた佳し。 身は痩せるけど、こころはどんどん豊かになること間違いなし。 でも 自分のこころとからだの安売りだけは、絶対ダメ!! スマートという英語には「ひりひり痛む」という意味もあるんだよ(たしか)。 だ からどっかの銀行の「スマートローン」って、裏を読めば「激痛借金」。 よく出来て るよなぁ。 ・・・・・・・・・・ さてもうすぐ坊主も走るとかいう師走。 会社社会とは無縁で人づきあいも疎遠な身 にもちらほらと忘年会のお誘いが届いてくる。 ありがたきかな古き佳き友。 浅草でも行きますか。 坊主といえば、夕べのNHK「真打ち競演」のチャーリーカンパニー。 ちょっとした 手違いから弔問客がいない通夜に何とか「客」を揃えようとあれこれ画策する葬儀屋 と安く飲み食い出来る場所をさがすお兄ちゃんのちぐはぐコント。 「その宴会(通夜)なんか余興はあるの?」 「お経ならありますけど」 「明日(葬儀)は火を使って焼き物がでます」 「バーベキュー?」 「いえ箸をお渡ししますが、つまんでもらうだけです」 「えぇ? オレはバリバリ喰っちゃうよ」 「それでバーベキューの後は酒場とか?」 「いえ墓場です」 わが新生チャリカンさんだんだん良くなってます。 でもそのネタ、NHKにしてはちょいとブラックw。 その後の偽医者のすけべ医事漫 談がネイティブ山形弁でこれまた傑作! 布団の中で笑いを堪えるのに必死な深夜でした。 今朝は一番で医大病院で検診。 数値が安定していて久々に明るい気分になった。 それにしても不思議なのは、病状を思ってゴリゴリに節制していても数値が悪くな り、今日のように適当に不摂生をした後でも数値がよくなる。 心因性のストレスとか が身体と微妙に絡んでいるのだろうか? ま、素人考えだからまったくあてにはなら んだろうが。 不摂生といえば、最近の不摂生の話w。 ・・・・・・・・・・ 夕べ久しぶりにふるさとの知り合いHmちゃんから電話があった。 川口在住のHmち ゃんは今鎌倉を拠点に仕事をしていて、蕨界隈はご無沙汰らしい。 そのHmちゃんが「お客さんと西川口で飲むので、どこかいい店を紹介してよ」と いうのだが、あまりいろいろな店で呑まない私に思い当たる店は少ない。 「どこから電話しているの」と聞けば西口すぐのアリランの前からだという。 外に出 ている看板の値書きを見ながら電話しているようだったw。 Hmちゃんは私のブログを 見ていないから、アリランが私の定店とは知らないはずだ。 Hmちゃんに「アリランは夕べ寄ったばかりだ」と伝えたら、予算を聞かれたが、 私はどこの店でも酒とかつまみの値段を気にしながら呑まない。 勘定はいつもお店の ひとに言われたまま払う(見栄とかじゃなくて単純に面倒くさいから)。 だから「よ く分からない」と言ったら、Hmちゃんは先ずは勝手知ったる広瀬川(Hmちゃんも広 瀬川のオーナーも宮城県出身)に行くと言って電話を切った。 Hmちゃん、その後アリランに寄ったのかしら? ・・・・・・・・・・ おとといの夕方、外回りの帰り、千登利で一杯と思ったら、3日間お休みしますの 張り紙が。 しばらく辺りをぶらぶらしたら、アリランの看板に灯がはいったので千登 利の脇の階段を二階へ。 ママのKさんは店に来たばかりらしく、厨房で料理の支度をしていた(即席でキム チを作っていたみたい)。 とにかく呑みたいので、真露のボトルとウーロン茶割りのセットをたのんだ。 ママ が「お腹はすいてないの」と聞くので、「少し」と答えたら、カップの辛ラーメンを 作ってくれた。 袋の辛ラーメンは喰ったことがあるが、カップ麺は初めてだ。 辛い食 物は苦手なのだが、激辛というほどでもなく、薄めのウーロンハイでごまかしながら どうにか完食。 ケーブルテレビでは韓国のバラエティー番組が流れていた。 ママは厨房で画面を見 ずに笑うが、私は字幕を読んで笑う。 そのわずかの時間差がおかしい。 店にはもう一人Yちゃんという女性(いつもセッタリョンを歌ってくれるひと)が いるのだが「出店は7時だからそれまでゆっくり飲んでよ」とママが出来立てのキム チをもってきてくれた。 それを生牡蠣と絡めて喰ったらとても美味い。 牡蠣は男性機 能を高めるとかの話が出たが、今の私に強い男性機能など無用の長物と大笑いw。 早い時間で客もいず、ママのKさんと四方山話。 韓国の出身地の話とか、親、姉妹 のこと、風習のこと、歴代大統領のこととかいろいろ・・・。 Kさん、何かと苦労も 多いみたい。 そのうちにYちゃんが来る時間になって、またまたお願いして聞いたこともない韓 国の歌をいっぱい聞かせてもらった。 二人の歳は知らないが、選ぶ歌の感覚からして 私とあまり変わらない(勿論私より下だろうが)かも知れない。 海を隔て国は違うが、吸った時代の空気は案外似通っているのだろうか。 お客が少ないのをいいことに、3人でご飯を食べ、飲んで歌っていたらいつのまに かボトルが3本空いてしまったorz。 「大丈夫なの?」とママに勘定を心配されたが、聞けば値段はリーズナブル。 コンビ ニへ金を下ろしにいくこともなく手持ちの範囲内だった。 一人でボトル3本では、大不摂生もいいとこだが、実質3人で3本。 朝帰りといえ ば朝帰りだったが、中の上の不摂生といったところ、だなw。 よいストレス発散。 と、上手く言い訳をしたところで、不摂生のお話はおしまい。 今後しばらくは節制 に努めよう。 お楽しみは少しずつ。 今日の診察前の喫煙所は、都庁の摩天楼がのぞく旧淀橋浄水場跡の一角。 近くに裸 婦のブロンズ像があるのだが、妙に肉感的で艶かしい。 水道、水、で水の妖精ウンデ ィーヌなのかも知れないが、ちょっと違和感。 次回アップしてみようか? 今日は午後に歯医者の予定。 一週間ぐらい前に中学生の時に直した左の奥歯が突然痛み出し、すぐにかかりつけ の歯医者に行った。 診てもらったらそれほど酷い状態ではなくて一安心。 右の歯が3 本欠けて部分入れ歯にしたのを常時嵌めていないからか、左右の噛み合わせのバラン スが悪く、左に過度の負担が掛かり歯の一部が欠けたらしい。 数日来、部分入れ歯を嵌めて過ごしているが、ちょっとした違和感がある程度で、 食事などにそれほど困ることはない。 固いせんべいや歯にくっつくキャラメルなどは 上手く噛めない(喰えない)ので控えめに(ちなみにキャラメルはアーモンドグリコ が大好き)。 ・・・・・・・・・・ 今朝、T君のブログをのぞいたら、早稲田界隈の散歩の様子が早稲田大学の大隈講 堂などの写真を織り交ぜアップされていた。 早稲田大学の文学部に関しては多少の関 わりと思い出があるのでT君のブログの記事に惹かれて、小一時間ネット探訪をする ことになった。 それはある人の名前が書いてあったから・・・。 山村政明。 今この人の名前を覚えている人はどれほどいるだろうか。 T君は早稲田大学近くの 神社に立ち寄って、この人を思い出したらしい。 私はT君のブログを読んで、久しぶ りに山村政明さんのことを思い出した。 1970年、この人はその神社の境内で焼身自 殺をした。 以降は今日ネットで少しだけ知った山村政明さんのこととその感想。 山口県の貧しい農家に生まれ育った在日朝鮮人2世の彼は、小中学校を主席で卒業 し高卒後就職。 そこでキリスト教の洗礼を受ける。 その後夜警の仕事の他、身を削る ような労働生活の中で早稲田大学の文学部に入学するが、まもなく金銭面の行き詰ま りから夜学に転部することになる。 在学中は、自身の文学的課題(ドストエフスキー。 神と人間の罪)と向き合い、キ リスト教の信仰と布教活動とともに、キリスト者の日本人として(彼は小学生の時に 帰化していた。 だが彼は生涯日本人としての自意識を確立することはできなかった) 朝鮮・韓国への謝罪運動へ参加し活動する。 大学の自治会活動(日本共産党系の民青に近かったらしい)にも積極的に関わり、 自身の文学を模索する中、失恋(彼の出自が原因という)と自分の民族的自意識と同 胞社会との葛藤の末に自死の道を選んでしまう。 わずか25年の生涯だった。 在日朝鮮・韓国人社会に対する様々な制約・規制・差別の「制度」的緩和が実体的 に進み始まるには、それから20年近い年月を待たなければならなかった。 ・・・・・・・・・・ 上の文章は山村政明さんの自死から約30年経った時代に私が書いたものだ。 それから10年、今、私の回りにはわずかだが在日コリアンの知人がいて、コリアン が経営する店で呑み、喰い、歌い、時には際どい(人情的にも政治的にも)が自分な りにストレートなやり取りができるようになった。 バカのように酔いしれ、絡み、絡 まれしても、おたがいの埋め切れない溝も、それを越えたひとどうしの温かみも知る ことができるようになった。 純粋も良い、原理・原則も良い。 自意識にこだわり続けるのも良い。 だが、そこに 現実を見つめる平かな眼差しと自分と他者をありのままに受け入れる愛がなければ、 その果ては悩み尽きない無間のニヒリズムに陥ってしまうことになるだけではないの だろうか。 長い時間を生きることは、けして無駄ではない。 無知、無学、鯨飲馬食のあんぽん たんの私にだって、結構楽しいことうれしいことはある。 自らこの世を去るひとがかわいそうすぎる!! 今日もまた感傷的な日記になってしまった。 これではいかん! そこで、いつも憧 れの眼差しで眺めているサイトにドリフトし、また一枚頂いた。 昔、この稜線を仲間 たちと歩いた「夏の日」を思い出して、元気出して行こう!! 朝、いつものコンビニへタバコを買いに出た。 今日のお伴買いは100円のウーロン 茶。 サントリーの黒烏龍茶は高いので止めた。 脂肪の吸収を防ぐとか、抗酸化作用が あるというポリフェノールとか、素人消費者には本当のところは分からない。 タバコとウーロン茶だけだからレジ袋を断ったのがいけなかったのかも知れない。 タバコをポケットにしまい、ペットボトルのウーロン茶をぶら下げて家の前にさし かかったら、 「だんな、朝帰り?」 家の前を掃いていた近所のおばあさんに、辺りをはばかるような小声で聞かれた。 夕べはバレーボールの日本女子久々のメダルに興奮し、風呂にも入らず、録音した 「爛漫ラジオ寄席」を聞いたまま寝てしまったのでヒゲも剃らなかった。 頭も洗わず ぼうぼうのままでウーロン茶をぶら下げて・・・。 「今日は違います」と笑って応えた。 何ていう応えだろう、今日「は」だってw。 しばらく外呑みには出ていないし、確か最近朝帰りしたのは17日も前のことだ( あれは雨の朝だったが、夜はすっかり開けていた)。 呑みに出れば、必ず朝帰り(零時を遥か回って)の身だったので、ご近所さんはよ くご存知だったのかもしれない。 そういえば、いつだったかかみさんに注意されたことがあった。 夜中とか朝方に外 で私の声が聞こえるというのだ。 生まれつき声がでかい方だが、まさか独り言ではな いだろうから、誰かと電話でもしていたのだろう。 ・・・・・・・・・・ 娘が拾ってきた瀕死の子猫は度重なる手術を経て一命をとりとめたようだ。 名前も つけられ、それに応えるようになったというので一度動物病院に行ってみたが、ゲー ジの中でうずくまり、頼り無さげな眼で私を見つめ、か細い声で何かを訴えた。 名前は我が家代々のC音で始まる名前。 事故の後遺症を引きづり、障がいを持った まま飼うことになるかも知れない。 長年暮らした猫との別れ。 同い年の友人とのあまりにも早い永訣。 自分の持病の手 術、入院、闘病。 かみさんの突然の事故と手術、入院。 そして、また違う命との出会 い。 つらい「さよなら」・・・。 ほんとうに目まぐるしい、狂おしい年だ。 2010年、開けてからずっと、凄まじいジ ェットコースターの上。 何かが芽吹く春を待って、ひたすらにこの冬を耐えよう。 少し疲れました。 しばらくブログの更新は休みます。 Tくん、Knちゃん、更新が滞る度に心配してくれてありがとう。 体調不良ではあり ませんから安心して下さい。 眼の方も万全とはいえませんが快方に向かっています。 家族など、周辺に何かあったわけでもありません。 いわば修復と充電のための休息。 「極」個人的な問題です。 少しの間だけ外との窓 を細めにしたいのです(ブログも大切な、私の外に開かれた小さな窓です)。 これから春にかけ、たいしたことはありませんが本業も忙しくなり、やりたいこと ・やらなくてはならないこと(勉強、修行といってもいいかも知れません)が結構あ るのです。 下の絵はフランスのフェルメールといわれるラ・トゥールの作品です。 こんな気持 ちで自分の中の炎と静かに向き合おうと思います。 今の自分にそんな悠長な持ち時 間などないことは、分かっていますから。 ・・・・・・・・・・ Hdちゃん、Yちゃん、Nrさん、Mkさん、Gちゃん、Omさん、Syちゃん(顔の分か る方々です)どこか、街で、飲み屋さんでお会いしたら、よろしくお願いします。 そ して、ブログ再開の折りには、またご助言とご意見をお聞かせ下さい。 あ、そうだ、Y恵さんもいつも読んでくれてありがとうね。 心配ないからね。 何の実か知らないがきれいだったのでその木をパチリ。 緯度からして、ナナカマ ドじゃないよね? たしか春に花が咲いていたからハナミズキかな? 分からん。 家の前で一本だけジャングル状態のゴムの木。 直径20数センチの鉢ではかわいそう なぐらいに伸び放題。 熱帯性の植物だけに、今年の異様な熱さで本能が弾けたか? 本格的に寒くなる前に剪定しなくちゃ。 鉢も変えて根切りをしてあげなくては。 一日雨になるかと思っていたら、薄日が射してきた。 今日は午後から新宿の病院だから晴れてよかった。 雨は嫌いではないが、出かける 時の雨はやっぱり厭なもの。 時間によっては、帰りは夕方になるかも知れない。 診察 の結果次第で、どこかの飲み屋に引っかかるかな? 今日こそあまり遅くならないように、金は余分に持って出ないようにしよう。 カー ドも厳禁w。 夕べかみさんに、一昨日の「避難事件」のことを聞いたら、「あまりにもいびきが うるさいし、夜中に立ち上がって脚を踏まれた」からとのことだった。 「今度はお腹 を踏みつぶされそうで怖かった」から布団ごとの避難だったみたいorz。 煩わせてしまって、ごめんなさい。 話は変わるが、昨日のプロ野球のドラフト会議。 早稲田の斉藤くんは、わがヤクル トスワローズかな、と思っていたら日本ハムファイターズが交渉権を獲得した。 どう するのかな、斉藤くん? スワローズのホームグラウンドは六大学野球と同じ神宮球場。 球団の編成責任者は 小田さん(安田投手時代の好打者。 後に日本ハムへ移籍)だし、荒木コーチや青木選 手など早稲田とのパイプも太くて、入団の線ありと読んだのだが。 駒沢大学苫小牧高校の田中くんが北海道を離れ、斉藤くんが北海道に渡る? 札幌 ドーム、仙台球場で二人の投げ合いが見られることになるんだろうか。 中日Vsロッテの日本シリーズが終われば野球はストーブリーグ。 ラヂオの野球中継 も来春までなくなりちらほらと各局で寄席番組が始まる。 TBSの「爛漫ラジオ寄席」 が楽しい季節がまためぐって来た。 偽医者の講釈あやし冬の夜の茶の間はアイスでAKB 昨日夕方、千登利で呑んでいたら、私の後すぐにSやんが入って来た。 結構酔っぱ らっているようで、口がよく廻る。 Sやんとママのやりとりがとても可笑しかったの で、しばらくだまって拝聴させてもらった。 漫才のようなやりとりが一段落するやSやん、唐突にレジ袋から小かごに入った花 束をママにプレゼント。 カーネーション、バラ、マーガレットがアレンジされた花束で、そんなおしゃれな プレゼントに、Sやんもなかなかやるもんだと、びっくり。 私にできる芸当ではない。 Sやん、そのうちになぜかカウンターに500円玉コインを並べはじめてた。 私と同 じで500円玉貯金でもしていて、持ちきれずに使いだしたのかと思いきや、パチスロ のメダルだった。 それは某飲み屋で現金代わりに使うメダルで、いわば立ち食いそばのチケットのよ うなもの。 経営者が従業員のちょろまかしを防ぐために導入したんだそうだ。 そこま で従業員を疑うのかと、辞めてしまった人もいたんだとか。 豆乳ハイをたのんだら、豆腐屋さんの配達がまだなので、まだできないということ で「アボカド刺」でウーロンハイを呑んだ。 二杯目のウーロンハイの途中で豆腐屋さんが来たので、次から豆乳ハイを二杯呑ん だ。 つまみは「らっきょう醤油漬け」と「かき酢」。 夕べはKさん、Maさん、Taちゃん、Hさん、Sちゃん、Ktちゃん、N M さんに会っ た。 いつも二人連れで見えるご夫婦がいて、少し話をすることもあるが名前はまだ分か らない。 夕べも来ていたが本当に仲がいい。 旦那さんがとても優しそうな人だ。 夕べは口開けだったので、誰もいないうちにかみさんから携帯メールで送られて来 た娘と姪の成人式の振り袖姿の写真をママに見てもらった。 小さい時に会ったきりだ からもう面影もないようだった。 ママと娘のことを話していたら、娘は父親に似るという話になって、ママの娘さん は、食べ物の好き嫌いから普段の行動までそっくりなのだそうだ。 うちはどうだろう か? 夕べは早く帰る予定だったが、おなじみさんたちとの話がはずみ、ついついオーバ ーペースになって二階のアリランに寄ってしまった。 また、店のおねえさんとコンビ ニに出かけたので誰かに見られ、第二のYちゃんデート「事件」が発覚するかも知れ ないw。 ・・・・・・・・・・ かみさんへのメールに、「あまり遅くなりません」なんて書く日に限って、約束を 反故にすることが多い。 だから余計に信用を失ってしまうことになる。 いらぬ気遣い ケガのもとだな、私の場合。 今朝、目が覚めたら隣りで寝ているはずのかみさんがいない。 茶の間に退避した模 様だ。 夕べにんにくは喰わなかったから例の「毒ガス」事件はないが、また何か訳のわか らんことをわめいて「毒づき」事件でもおかしたか? 昨日から茶の間にホットカーペットが登場した。 夕方は寒い北風が吹き、肌寒さを 越した冬近しの寒さだったのでグッドタイミングな温かい夕飯となった。 夕飯のおかずは名前の分からない魚(Nrさん「てれすこ」でも「すてれんきょう」 でもありませんよw)の煮付けと、南瓜の煮物、オクラの鰹節まぶし、じゃがいもの みそ汁、納豆、雑穀入りごはんに黒ゴマ塩を一ふり。 質素でヘルシーな夕飯だった。 家族の食事。 一日の献立を考え、それに合わせて食材やそれにまつわる品々の買い 物をする・・・。 家にいてそうした仕事を淡々とこなす女(今は女の専業とは限らな い)の働きは表に出ない(簡単には金銭換算できない)が、偉大だなとあらためて感 謝する(日もある)今日この頃。 療養の一環ということもあり、外呑み(家呑みは結婚当初からしない)は控えてい るので、二人きりで長い時間を茶の間で過ごすのも、ずいぶん久しぶりのような気が する。 それほど外で呑んでいた訳ではないが、苦しい言い訳orz。 とりたてて会話もないが、テレビを観ながら、時々同じ場面で笑ったり・・・。 所在なく柱時計を見上げれば、たいがいはどこかの酒場で盛り上がっている時間。 そんな時、かみさんは一人でこんな風にひっそりと過ごしているんだ、とぼんやり 横顔をながめたり・・・。 動物病院に預けた子猫の具合は悪くないらしい。 顔立ちから見ると、何やら外来種 の血が混じっているようだ。 昨日かみさんが「見舞い」に行ったら、呼びかけにかす かな声でないて応えたという。 私の眼の具合は・・・気になっていた充血もだいぶひいてきたし、医者が気にして いた自覚症状もない。 視界も明るくなり、視力もじょじょに安定してきている気がす る。 ただ、5種類の目薬を日に4回、それぞれ5分おきに注すのはやっぱり面倒だ。 いつかは終わるのだろうが。 二枚の写真はいずれも利尻岳。 ネットをやり始めた頃からずっと訪れているサイト から頂いた。 北の山は、山の形、山肌など私の好きな飯豊連峰に共通する感じがあっ ってやっぱり、いい。 サイトの管理人さんは飯豊連峰をこよなく愛している新発田市の人。 何年か前に、 家庭の事情でしばらく山に行けないと、その人がHPに書いていた時にメールを出し たら丁寧な返事をくれた。 友人、知人、仕事、ショッピング以外でメールを出すことは滅多にないが、こうい うことがあると、見知らぬ人とつながることのできるネットにはまだまだいろんな可 能性があるんだなと思えてくる。 長く音信が途絶えていた人の所在も、二人ほどネットで分かったことがあったし。 最近、私とこの飯豊のサイトの管理人さんの縁で意外なことがあった。 2、3日前、私のブログのアクセス解析のワード検索を辿っていったら、4、5件 しかリストされていないウインドウに、私のと並んでどこかで見たことのある関連サ イトを見かけた。 それは、飯豊連峰のHPにリンクしているサイトだった。 ハンドルネームIさんという管理人さんは、山と韓国(文化、食べ物、歌、もちろん 韓国の山、・・・)が好きな人で、内容は半端なく広くて深いサイトだ。 共通の「検索ワード」は「セッタリョン」。 セッタリョンはいつも私が西川口の「 アリラン」でお店のひとに聞かせてもらう歌。 セッタリョンという言葉が、飯豊連峰〜落魄天酒場日記〜アリラン〜Iさんのサイト をつないでくれたのだ。 その管理人さんが私の酒場日記を読んでくれていたとしたら・・・また何か縁が芽 生えそう、とうれしい気持ちになった。 そういえば、ネットで消息がしれた古い友人が関係する音楽会が11月中旬に三鷹で 開かれる(これもネット情報)。 もう二十年以上会っていない人だが、行ってみよう か。 昨日の夕方、仕事場のドアをノックしてかみさんが顔を出して言うには、「これか ら動物病院に行ってくるから夕飯遅くなるかも」。 娘が近所で車にはねられて弱って いる子猫を家につれて帰ったという。 「またかよ」と少し不機嫌に言い返すと、すまなさそうな顔をしてドアを閉めた。 夕飯の時に猫の様子を聞くと、脚だか背骨だかの骨がぽっきり折れ、命も危うい状 態らしく一晩入院だという。 小さな庭にまた動物の墓が増えるのかと、埋められてい る動物の数を頭の中で数えた。 拾ってきて育たなかった子猫二匹、知り合いが飼っていたインコ、雀、ムクドリ、 金魚、ヤモリ・・・とたくさんの小さな石が並んでいる。 もはやどれが何のものだか 分からない「禁じられた遊び」の庭。 今朝、動物病院から連絡があって、「体温が上がってきて助かるかも知れないんだ って」とかみさんがいう。 折れた骨はどうなるかはまだ分からないらしい。 もし上手 く歩くことができなかったらどうするつもりなんだろうか。 「誰が面倒みるの? 娘か」といわずもがなの一言を言ったが、かみさんは無言。 こ の後どうなるかは分かり切ったことだ。 ・・・・・・・・・・ 遅くまで呑んで帰る時の道すがら、ほうぼうの公園で猫がたむろしているのを見か ける。 歯の弱ったわしに安もんのキャットフードしか喰わせん。 固 すぎて難儀だ」と丸顔のじいさん猫がぼやくと、「うちはいつもブランドもののまぐ ろ缶よ」とアメショーが半分混じった若い牝猫が澄まし顔で自慢する。 「いいな、おじいさんたちは温かいお家があって、食べ物ももらえて。 僕なんていつ もゴミ捨て場のポリ袋あさりだよ」。 「わたしも、時々怖いカラスにつつかれそうに なるし、雨の日は寒いし・・・」。 兄妹なのか、二匹の子猫が寂しそうに顔を見合わ せた。 「まあ、あんまり悲観するもんじゃない。 人生、いや猫生は悪いことばかりでもない よ。 そのうちに優しいにんげんに出会うことだってあるし、野良には何処へでも自分 の好きなように動ける自由ってもんがある・・・そのうちお前さんたちにも分かる時 がきっと来る。 生きてさえいればそれでいい。 生きていくんだよ」。 虚空を見据えたまま公園に何十年もじっと座っている青銅の猫が、子猫たちにささ やいた。 ・・・・・・・・・・ 酔っぱらって帰った夜、まだ起きている娘に何度語って聞かせたことのあるファン タジーだろうか。 そんな作り話を眼をまるくして聞いていた娘も、時には父親の朝帰りを母親より激 しく責め立て、時には「ジェンダー論」で熱い論争を交わす、(りっぱな?)大学生 になった。 奇しくも、おとといのブログにちょっと猫の話を書いたが、また今日も猫の話にな った。 アイボリーブラウンのかわいい牝猫だそうだ。 昼、新宿(病院)に行く途中、西川口駅のロータリーで千登利のママに会った。 何 か店の用事だったようだ。 「そのうちに寄ります」と挨拶をして別れた。 診察の結果は予断はゆるせないものの良好。 一安心。 今日は薬の処方もなく、その まま帰宅。 最近の通院の経路の行きはもっぱら京浜東北線〜山手線使い。 いつでもそれほど混 んでいないし、行き過ぎる風景も埼京線のように殺風景でなくて乗っていてもなぜか 「ほっと」できる。 埼京線の戸田公園駅を使う時に通る道に某チョコレート会村の工場がある。 その前 を通ると甘いチョコレートの匂いがしてきて、束の間うっとりするのだが、山の手線 の田端〜駒込の間にその本社があって、いつも「あ、ここにあるんだ」となぜだか確 認してしまう(キェルケゴールの反復。 マンネリの大事さ)。 家を出てから病院まで、埼京線使いより所用時間は10分増しくらいなものだが、時 間を争わずに生きている(やっとだけど)実感を得ることができる(どーでもいいよ うなことにも大事なことってあるんだよね)。 診察が終わって、いざ帰るとなったら、いかにも中途半端な時間。 天気も良くない し、どこかをぶらりの気分も湧いてこない(実は新宿ゴールデン街パチリ散歩を画策 していたのだが)。 西川口駅までまっすぐ帰ったら、ゆっくり煙草が喫みたくなってきた。 路上喫煙も 嫌だし、と思ってどこか軽く呑みながらと、駅前をふらふら。 一度は前を通っ てのぞいて帰りかけたが、たまに千登利で会う人だし、のれんをくぐってあいさつだ けした。 嫌いな人ではないが、今日は独りで過ごしたい。 かなり酔 っぱらっているようなのであいさつをすることも、話すこともないやと、背中合わせ のカウンターで先ず煙草を一服してウーロンハイとやきとり、かわ、しろを二本ずつ タレでたのんだ。 私にちょっと遅 れて入って来た若い人(ゆっくりしたかったのだろう文庫本を読んでいたのに)が、 たのんだやきとり二本を食べかけで残して、ホッピー一杯で帰ってしまった。 だが、口論もたわいのない内容でそのうちに自然消滅。 店のおばちゃんたちの上手 なとりなしが見事。 私はウーロンハイ二杯で終わり、勘定は1100円。 雨もよいで暗くなりかけたいつ もの帰り道を歩いていたら、とある家の前に出た。 旦那さんは顔見知りで、そこの奥さんはいつも穏やかな優しそうな人。 時々挨拶を 交わす程度つきあいのある、普通に幸せそうな家。 いつだったか、そこの家の前を通ったらリビングのカーテンが少し開いていて、見 る気もなしに視線をやったら、灯りも点けないな暗がりで奥さんが一人、食卓に頬づ えをついて泣いていた(ように見えた)。 ひとってなんでそんなに悲しいの? 何気ない、通りがかりの刹那の風景から、またまた悪い癖でちょっと考え込んでし まった。 ・・・家が近くなって、ぽつり、雨が一粒、手に落ちてきた。 この前、久しぶりに酒場巡りをした時、どこかの店に買ったばかりのお気に入りの ベネトングリーンの傘を忘れてきたのを思い出した。 グリーングラスかな、ふるさとかな。 それともタクシーかな。 今日も留守番。 かみさんは美術学校時代の友人たちと都内散策の会。 娘はインカレ ハンドボールの試合で多摩の中央大学へ(私の家族はアート系と体育会系か)。 京王線経由なので、朝一緒に出かけた。 父と自分の夕食のおさんどん役は私だが、 大鍋にカレーが作ってあるので何もすることはないが、サラダくらい作ろう。 もう秋も深まりずいぶん寒くなってきた。 猫がいた頃は、嫌がる猫を膝に乗せて暖 まったものだがその猫もいない。 そろそろホットカーペットを出してもらおう。 昼に煙草を買いにコンビニへ行ったら、小学校から賑やかな音楽と歓声が。 町内会 の運動会らしい。 街に七つある町会の対抗リレーの真っ最中だった。 私が生まれ育った地方は米作中心の農村地帯だったので、秋は忙しく運動会は春 に行なわれる。 小学校の運動会でも父兄参加の地区対抗リレーがあるのだが、母の二人上の姉(伯 母)がとても足の速い人で、いつもアンカー役。 みるみる前の走者を抜き去って駆け る姿は足の遅かった私にはとても眩しく見えた。 その伯母も今は認知症が進み施設暮 らし。 今から46、7年も昔の話だから、伯母はまだ30代前半だったのだろう、とにか く陽気で元気なひとだった。 祖父母と3人で暮らしていた子ども時代、小学校入学の身体検査や知能検査(今も やっているのだろうか?)に母代わりに付き添ってくれたひとだ。 母親がいない私を ふびんだと思ったのか、「今日はかあちゃんは用事でこれないって言うんだよ」と小 声で言ってくれたのを覚えている。

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12月後半提供開始予定!

ポップ ティーン しゃべ くり

ご紹介する手作り誕生日カード 手作りの誕生日カードでご紹介している作り方は下記の通りになります。 飛び出すカードの作り方【基本】• 飛び出すカードの作り方【応用】• 飛び出すカードの作り方【その他】• 飛び出すカードの無料テンプレート• 一般的なカードの作り方【シンプルで簡単な作り方2型】• 一般的なカードの作り方【形を変えてアレンジ】• 私流のアレンジは基本的に一般のカードの作り方になりますが、部分的にポップアップでも使えると思います。 誕生日カードを作る前に あなたはグリーティングカード(誕生日カード)を貰った事はありますか?そしてあげた事はありますか? 貰った事がある方は分かると思いますが、ちょっとした手書きのメッセージでも凄く嬉しい物ですよね。 自分のことを思ってくれてるのが伝わりますから。 貰ってから「こんなに思ってくれてるんだ」って更に相手との絆も深まりますしね。 あげる方も同じです。 相手のことをアレコレ考えて想いを込めて準備して、相手の喜ぶ姿を想像しながら作ったりメッセージを書いたり。 そういった相手を思う気持ちを持って大事に作って欲しいと思います。 今はメールでのやりとりが多くなっていますが、手作りの方が気持ちも伝わりやすいですからね。 私も友達の子供からカードやお手紙を貰ったりするんですが、凄い嬉しいですよ。 普段は生意気でも可愛くて全部許せちゃう程ですから(笑) 彼氏やお友達、そして家族にも感謝の気持も込めて作ってみて下さいね。 色画用紙を好きな大きさにカット• それを半分に折る• 山折り部分に両脇から対象の部分に3~4cmの切込みを入れる• 切込みを入れた所を折って折り目を付ける• 4を谷折りにする• 3と同じように3より内側に、かつ3より短めに切込みを入れる• 6を折り目を付けて谷折り• その内側に更に短めに切り込みを入れる• 4・5を繰り返す• 後は色付けと飾り付けをする 基本のポップアップはこのように作ります。 これで切る位置を変えたり長さを変えたりすると色々なデザインに出来ます。 次はやや応用篇です。 A4サイズの色画用紙をたて半分に切って半分に折る• 1をさらに半分に折る• 一番外側の山折り部分だけに両脇から3cm、折り目から3cmの長さに切り込みを入れる• 3を谷折りにする• 4の谷折りの足元から1. 5cm内側に印を付け、そこから1. 5cmの長さに切り込みを入れる• 5を谷折りにする(広げるとピアノの様な形が出来ます)• 中側から最初の谷折り部分に、2つ目の谷折りより内側に5mmくらいの切込みを2本入れる• そこを谷折りにする• 色画用紙の開いている部分をのり付けする• 好きなイラストや形に切り取った物を谷折りした台座に貼る• 次に、切込みを入れない作り方をご紹介します。 その他• お好きな色画用紙を色違いで3色~4色用意する(A4サイズでOK)• 用紙1枚はカード本体になるので、それ以外を半分に切る• 2をさらに半分に切る• 切った用紙を4つ折りにする• 袋状になっている方を三角に折る• 反対側も同じように折る• 更に両方とも三角に折る• 三角に折った所から反対側へ半円の形に切る• お花が出来る。 同じものを7枚作る• 色を変えて2~7の工程までやる• 8で切った所の半分くらいの位置で山型に切るとさっきより小さい花が出来ます• これも7枚作る(色を変えるとキレイになりますよ)• 大きい花と小さい花を貼り合わせる• 大きい花の花ビラ1枚分(山部分)を切り取り、開いた部分を閉じるように隣と貼り合わせる• 7つの花を半分に折り花のように並べる• 7つ全てを貼り合わせるため、貼る部分にのり付けして貼り合わせる(画像を確認して下さいね)• カード本体の用紙と貼り合わせる このやり方ももっとアレンジすると豪華になりますよ。 もっと色を入れたり花ビラをもっとギザギザにしたりすると雰囲気も変わりますね。 もっと凝った感じの物を作りたい方や簡単に作りたい方は次のテンプレートがオススメです。 sponsored link ポップアップカードの無料テンプレート 型がないと出来ないと言う方はテンプレートを使うと楽に出来ます。 基本から手の込んでいる物まであるので出来そうな物からTRYして下さいね。 作りたい画像をクリックするとダウンロードと手順の画面に変わります。 色の用紙でやる場合はダウンロード後、プリントして色画用紙と合わせて切り取れば出来ますよ。 画像の下の文章の最後に『Walt Disney Cinderella Carriage Pop-Up Card Free Paper Craft Template Download』と言う所をクリックすればOKです。 文章の最後の方にあります。 ぱっと見は難しそうですが凄く簡単です!ちょっと細かいですが大丈夫ですよ。 作りたい画像をクリックしてページが変わったら1. - Print the をクリックすればダウンロード出来ます。 これも色々種類があるので選べて良いですよ。 作り方の下にある水色の文字、Space invader template(インベーダー)・Skull template(ドクロ)・Envelope template(封筒)をクリックすればダウンロード出来ます。 3種類あるので1つずつダウンロードしてみてください。 凄い可愛いですよ。 何か懐かしいような(笑) カッティングテンプレート• 画像の下の文字をクリックします。 ファイルが出るので順番に開きます。 何を使ってPDFを開くかと言う事で色々出てきますが「Adobe Acrobat」が入っていれば2つ目をクリックすると出てきます。 テンプレートを使えばポップアップカードの幅も広がりますし、貰った方もビックリすると思いますよ。 一見、難しそうに見えますがプリントしてカットして折り込むだけなので簡単に出来ちゃいます(笑) sponsored link 普通のカードの作り方 次は立体ではないカードの作り方になります。 こちらはポップアップとは違い表表紙に重点を置いて飾り付けをするというタイプになります。 シンプルで簡単な作り方• カードにする用紙にスタンプを押すか文字を書く• 用紙よりやや長いヒモに2cmくらいの長さになる様にマスキングテープを挟んで止める• マスキングテープの先を三角にカット• 旗になるようにカード本体にホチキスで止める とっても簡単なのに可愛く出来ます。 画像引用元• 厚めの用紙を台紙より短めに長方形に8本切る(少しずつ長さを変える)• 1の上に好きな柄の紙や布・マスキングテープなどを貼り付ける• 同じように8枚、雫の形に切り紙や布を貼り付ける• 2と3をバランス良く台紙に貼る 貼り付ける時にクッションテープを使うと立体感が出るのでオススメです。 100均でも売っているので。 この辺のならお子さんと一緒にも出来ますね。 形を変えてアレンジ sponsored link アレンジ・アイデア例 飛び出すタイプも平面のタイプも基本は分かったと思います。 アレンジに使えるもの• スタンプ• マスキングテープ• ビジュー・アクセパーツ• スパンコール• ビーズ• ボタン• リボン• レース• 折り紙・千代紙• 押し花• 生地・フェルト• レースペーパー• ポプリ・造花• ネイル• 写真・イラスト• シール• モコモコペン• クラフトパンチ• クリップ こんな感じの物が使えます。 まだまだ有るかも知れませんけど。 これを色々組み合わせて使うとアレンジの幅が広がりますよ。 台紙になる用紙を用意し半分に折る• 薄めの色の用紙を1cm位大きさを変えて大・中・小3枚作る• 濃い目の色の用紙を1より5mm位大きく大・中・小3枚作る• 1を均等に余白が出来るように重ねて、剥がせる様に真ん中を軽く止める• 用紙全体にスタンプを押す• 3枚を剥がしその裏に濃い目の用紙を貼っていく• また3枚をスタンプのはみ出た柄と合うように貼り付ける• 台紙の表に貼り付ける• 無地の台紙を好きな大きさで半分にする(縦でも横でもOK)• 1よりやや小さめに好きな柄の用紙を貼る• フェルトをバルーンなど好きな形に切り取る(大きい物1つでも小さい物3つでもいっぱいでも)• 3を2にバランス良く表になる方に貼り付ける• 4にスパンコールやボタンひもなどで飾り付ける• 台紙になる濃い目の用紙を好きな大きさで半分にする(縦でも横でもOK)• 台紙の右下の角にレースペーパーのレース部分を合わせて切って貼り付ける(対象に両角につけても1つでも)• 2に重ねるように少し小さめにまたレースペーパーを貼る(レースの大きさが違う物でもOK)• レースペーパーにビジューやラメ、リボンなどで飾り付ける• 風船を海の生き物に例えるのでブルーの台紙を作る• 白か薄い水色で1の幅に合わせて波型に切って半分より下に貼る(形をずらして3枚位重ねてもOK)• ブルーの風船をサカナにするので目や口をマジックで書く• 台紙の真ん中くらいに風船を貼りシッポ部分を3cm位上に折って貼る(少したるませて貼るほうが立体感が出ます)• クラフトパンチは色々な型が出来るので、自由に型を取って貼れば可愛く出来ますよ• そのパンチングした型に色を付けたり、ビーズやストーンを貼ってみたり• 型に柄の折り紙や千代紙、生地などを貼り付けても良いですね• 台紙の周りをパンチングしてレースみたいにしてもオシャレですよ• 台紙の枠に沿ってレース生地を貼る• ベージュ系の色の用紙をレースが1~2cm見えるくらいの大きさに切る• 2に縦でも横でも斜めでも良いので麻ひもにボタンを通して2重くらい巻いてちょうちょ結びしてひもを貼る• 生地とレースペーパーかレース生地を重ねてホールケーキのシルエットに切ってレースが少し見えるように貼る• 4にビジューやアクセのパーツ(パールなど)を自由に貼る• ポプリや造花はそのまま使っても良いですが、ばらして1枚ずつ貼り付けて花の形にすると野暮ったくならないですよ• 和風にしたい時は折り紙と柄の千代紙をあえて揉んでシワシワにして手でちぎって貼っていくと良い感じになります• モコモコペンは貼り付けたモチーフの縁取りに使ったり柄っぽく台紙の縁取りを書くと良いですよ• 押し花もそのまま貼って使えますね。 和風にも洋風にもアレンジ出来ます• ラメはのりで文字を書きその上にパラパラ撒くとラメの文字が出来ますよ 簡単にアレンジ例をあげるとこんな感じです。 まだまだ沢山アレンジはあるんですがキリが無いので(笑) ポップアップにも使える部分はあるので、かい摘んで使える所を使ってみて下さい。 上記の材料や道具はだいたい100均で揃うので、100均探索してみると他にもアレコレ使えるものが出て来ると思います。 ああしたいとかこうしたいって想像を膨らませながら見て回ると面白いですよ。 sponsored link 貰った人・あげる人の口コミ 実際に貰った方、あげる方の投稿があるので見てください。 どちらもとっても気持ちがこもっているのが分かるので、温かい気持ちになりますよ。 あげる方 ( )さんのマスキングテープとポップアップカードを使わせていただいて娘への誕生日カード作製しました。 カタチは取っ手を付けてバッグ型に。 twitter. 20種類はがんばる。 相手のことを凄く思っているのが分かります。 そんな思いが詰まった誕生日カードを貰う方も、感動すること間違い無いと思います。 特に最近は、手紙が見直されているので流行りに乗るのも良いかも知れませんね。 私もTwitterを色々見ながらほのぼのして温かい気持ちになって感動しちゃいました(笑) まとめ いかがでしたでしょうか? 飛び出すタイプも平面のタイプも作り方は簡単です。 後はどういう風に飾り付けるかって言うことだけですが、何が正解は無いので自由に貼ったり切ったりすればOKですよ。 ポップアップの場合は、テンプレートを使ってそれを飾るだけでも豪華になります。 アレンジ方法が分からなければほんの一部ですが参考にして下さいね。 相手をイメージして相手の好きなモノや好きなコトを取り入れてあげれば良いと思います。 もちろん買っても良いと思いますが、手作りの温もりってイイ物です。 送る方も送られる方も気持ちが伝わりますからね。 興味が出たあなたも思いを込めて作ってみては? その他、参考サイト• ありがとう。 aya.

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