本日、7月18日に青葉真司容疑者が京都アニメーションの第1スタジオをガソリンで爆破した、戦後最大とも言える、現在で35人の死者を出した事件が発生しましたが、あまりに悲惨な事件だったこともあり、京都アニメーションが犠牲者の個人情報を公開しないスタンスを取っており、あの京都府警ですら被害者名を公開しない方向で、殆ど犠牲者が公開されていませんでした。 それが、犠牲者の名前が公開されたようで、日本のアニメ業界ではレジェンド級って誰もが認めている木上益治さんの名前が掲載されていて、まあ、事件直後から木上益治さんも犠牲になっているのではないか?とネットでは噂になっていたのですが、京都府警が正式に犠牲者として公開しましたので、大変残念ですが、京都アニメーションの基軸も失われてしまいました。 この木上益治さんって知らない人もいるかも知れませんが、現在の京都アニメーションの驚異的な作画や表現を不動のものとした有名なアニメ関係者の事で、けいおん2期のOPでぐるぐる回るシーンもこの人が手掛けていて、あれって最初は全てCGかと思っていたんですが、あずにゃんとか唯等のキャラクターは手書きとの事で、公開当時に相当な話題になったものです。 更に最近では、響けユーフォニアムで12話だったかな?、主人公の黄前久美子が泣きながら橋の上を走るシーンがあるんですが、そのシーンも木上益治さんが作画されているというか、あんな圧倒的なシーンは全てこの木上益治さんが本人名義以外でも関わってきているのと、多くの若い才能があるアニメーターに技術を継承していた人ですから、相当な損害だと思われます。 京都アニ爆破事件の被害者名に木上益治さんの名前!ショック 響けユーフォニアムのあのぐるぐる回るOPも当然ですが、木上益治さんが作画されているでしょうし、京都アニメーションの感動的な作画やシーンには大抵この人が関わっていると言っても間違いではないと思いますので、今後京都アニメーションが、今までの品質を保って新規アニメーションの制作をするには、10年、20年レベルの年月が必要になるのでは・・・。 今回の事件で、青葉真司容疑者が考えた小説から、響けユーフォニアムがパクったとか、けいおんの映画版がパクったとか、意味不明な情報がネットで沢山掲載されていますけど、響けユーフォニアムの原作者は当時大学生だった吹奏楽経験のある若い女性だったと思いますし、有名になる前に京都アニメーションがアニメ化を決定していて、パクリなんかありえないでしょう。 他にも有名な監督さんやキャラクターデザイナー、作画のプロ、若くて才能があり木上益治さん等の技術を学んでいたアニメーター等、多くの人が同時にお亡くなりになっているので、今後、京都アニメーションの作画が氷菓、響けユーフォニアム、けいおん等の圧倒的な作画、品質での制作になると、10億円、100億円とか、そんなレベルの損害ではなく、国宝級の被害です。 木上益治さんの卓越したアニメの作画技術を学んでいた若いアニメーターの方も、今回の爆破テロで数多くお亡くなりになられているらしいので、これまでの技術が継承されているのか?、失われたロストテクノロジーになるのではないか?、それくらいの偉大なクリエイターを筆頭に、35名の方が同時にお亡くなりになっているというのは、日本の犯罪史上でも異常な訳です。 まだ見たことがない人は、響けユーフォニアムのアニメについては、京都アニメーションが公式動画としてYoutubeで公開していますので、見てみると、その凄さが分かると思います。 現在入院中の被害者の方も速く回復して頂きたいですね 軽症だった方は、もう退院されているのでしょうけど、未だに重篤状態の社員の方もいると聞いていますし、両足切断とか、大やけどをおって会話もできない社員の方もいるらしく、本当、少しでも速く怪我の症状が回復してくれると嬉しいんですけど、映像を見れば分かりますが、あれだけの建物内でのガソリン爆発ですから、全身大やけどで苦しんでいる方もいますね。 やけどの被害って、相当苦しくて見た目の問題、後遺症もありますし、皮膚移植などの多額の費用、日数が必要になる訳ですから、相当きついって聞いてますし、アニメーターにとって大切な仕事が退院後も可能なのか?といえば、リハビリも含めてどれだけの年数がかかるか分かりませんし、元の状態に戻るかどうかも分からないのと、PTSDの問題もでてきますからね。 京都アニメーションの弁護士が、会社の回復には100億円規模の財団が必要になるって報道をしていましたが、これからの京都アニメーションの事を考えると、毎年の売上が大きく減少するでしょうし、業務再開がいつになるのかもわからないですし、それにより地元に安定して入ってきていた税金も途絶えることになる事、地域の飲食店などの売上等への影響もあります。 生活保護で社会になんの貢献もしていない、生きている価値すらない青葉真司容疑者がたった一人でおこした、京都アニメーションの爆破テロにより、35名の世界でもトップクラスのクリエイターの命を奪っただけではなく、連鎖的に多くの被害を発生させており、実際の被害額は正直計算が難しいと思いますが、何より、特殊技術を持った人材を無差別に殺害したのが最悪です。 本日、京都府警が公開した犠牲者名簿を見て、私は京都アニメーションの作画を作り上げた木上益治さん、ハルヒの武本監督、キャラクターデザインで有名な西屋さん以外の方は知らない方が多かったんですけど、実際に死亡確定の報道を見ていると、予想していたけど、最悪の事件だったことがよく分かりますので、NHKの取材等受けなければよかったのにと思ってしまいます。 よろしくおねがいします。 表示数• - 326,474 views• - 123,442 views• - 103,549 views• - 102,389 views• - 83,082 views• - 82,946 views カテゴリー• 128• 224• 193• 300• 133• 179• 143• 303• 200• 126• 149• 198• 192• 170• 154• 113• 133• 1,396 メタ情報• Proudly powered by Theme: Yoko by.
次の被害にあわれた方々にはおくやみ申し上げます。 今回の事件、身元確認が非常に時間がかかっていましたが、全員の確認が取れたそうです。 その上で、被害者の方々の名前の公開に対し、京都アニメーションと警察で協議しているとのこと。 これは何を協議しているのでしょうか。 報道記事 共同通信 産経新聞 未だ身元公表に至っていない 上の2つの記事は、時系列が逆で、まず産経新聞の記事があり、その後、共同通信の記事となります。 産経新聞記事は、次のように書いています。 被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねているためだ。 府警幹部は「被害者に寄り添いたい」と強調。 死亡した34人全員のDNA型鑑定を実施し、慎重に身元特定を進め、被害者家族や京都アニメーションと公表方法についても協議している。 非公表なのは警察と犠牲者側の協議のため これは、他の犯罪犠牲者においても行われているプロセスなのでしょうか。 よく、犯罪犠牲者の身内の方がそっとしてくださいと言うにも関わらず、自宅前や葬儀場に取材に行く場面をテレビで見ることがあります。 これら犠牲者家族は、産経新聞の書くような公表方法についての協議をしてもらえていたのでしょうか。 それとも、京アニの場合のみ「被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねている」という特別待遇をしているのでしょうか。 そうであれば、それはなぜなのでしょうか。 京アニはテレビ側の会社 京都アニメーションは、テレビアニメ枠を買い、そこで自社のアニメを放映しているテレビ側の会社です。 テレビ会社にお金を払う立場の会社なのです。 つまり、マスコミと呼ばれる側にとってお客様の会社なのです。 この点が関係していないと言えるでしょうか。 産経新聞の記事 産経新聞の記事では、過去の犯罪被害者の例をひいて、時間がかかっていることを説明していますが、引用された過去の例にて、公表を希望しない家族がいたかいないかの言及はありません。 身元確認が難航して公表が遅れたことしか言っていません。 だから身元確認が取れたらすぐ公表されているケースかもしれません。 しかし、この京アニのケースでは、府警幹部が「被害者に寄り添いたい」からタイミングをみていると書いています。 これは身元確認とは別な話で、身元確認がすぐできていても公表されない可能性が高かった発言です。 「そっとしておいて」と被害者家族が弁護士を通じて声明を出すケースを過去に何度も見ているので、なぜ今回はこんなに丁寧かつ配慮する特別扱いなのかと思わざるを得ません。 言い方を変えると、今回のケース以外は、警察側が被害者に寄り添うつもりがないという記事の書き方になってしまっています。 そんなわけはないでしょう。 全ての被害者家族の方へ配慮を 「被害者家族らの心情に配慮し、公表の時期や方法の検討を重ねる」ということは、全ての犯罪に限らず様々な被害者本人、家族の方に行って欲しいというよりも行うべき対応でしょう。 「被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねている」というスタンスは、例外が必要となるケースは考えにくいので、これを徹底して行けば被害者家族の負担は軽くなると考えます。
次の被害にあわれた方々にはおくやみ申し上げます。 今回の事件、身元確認が非常に時間がかかっていましたが、全員の確認が取れたそうです。 その上で、被害者の方々の名前の公開に対し、京都アニメーションと警察で協議しているとのこと。 これは何を協議しているのでしょうか。 報道記事 共同通信 産経新聞 未だ身元公表に至っていない 上の2つの記事は、時系列が逆で、まず産経新聞の記事があり、その後、共同通信の記事となります。 産経新聞記事は、次のように書いています。 被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねているためだ。 府警幹部は「被害者に寄り添いたい」と強調。 死亡した34人全員のDNA型鑑定を実施し、慎重に身元特定を進め、被害者家族や京都アニメーションと公表方法についても協議している。 非公表なのは警察と犠牲者側の協議のため これは、他の犯罪犠牲者においても行われているプロセスなのでしょうか。 よく、犯罪犠牲者の身内の方がそっとしてくださいと言うにも関わらず、自宅前や葬儀場に取材に行く場面をテレビで見ることがあります。 これら犠牲者家族は、産経新聞の書くような公表方法についての協議をしてもらえていたのでしょうか。 それとも、京アニの場合のみ「被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねている」という特別待遇をしているのでしょうか。 そうであれば、それはなぜなのでしょうか。 京アニはテレビ側の会社 京都アニメーションは、テレビアニメ枠を買い、そこで自社のアニメを放映しているテレビ側の会社です。 テレビ会社にお金を払う立場の会社なのです。 つまり、マスコミと呼ばれる側にとってお客様の会社なのです。 この点が関係していないと言えるでしょうか。 産経新聞の記事 産経新聞の記事では、過去の犯罪被害者の例をひいて、時間がかかっていることを説明していますが、引用された過去の例にて、公表を希望しない家族がいたかいないかの言及はありません。 身元確認が難航して公表が遅れたことしか言っていません。 だから身元確認が取れたらすぐ公表されているケースかもしれません。 しかし、この京アニのケースでは、府警幹部が「被害者に寄り添いたい」からタイミングをみていると書いています。 これは身元確認とは別な話で、身元確認がすぐできていても公表されない可能性が高かった発言です。 「そっとしておいて」と被害者家族が弁護士を通じて声明を出すケースを過去に何度も見ているので、なぜ今回はこんなに丁寧かつ配慮する特別扱いなのかと思わざるを得ません。 言い方を変えると、今回のケース以外は、警察側が被害者に寄り添うつもりがないという記事の書き方になってしまっています。 そんなわけはないでしょう。 全ての被害者家族の方へ配慮を 「被害者家族らの心情に配慮し、公表の時期や方法の検討を重ねる」ということは、全ての犯罪に限らず様々な被害者本人、家族の方に行って欲しいというよりも行うべき対応でしょう。 「被害者家族らの心情に配慮し、京都府警が公表の時期や方法の検討を重ねている」というスタンスは、例外が必要となるケースは考えにくいので、これを徹底して行けば被害者家族の負担は軽くなると考えます。
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