しかし、日本の一部の文献では『偉大な石』や『日陰の場所』という意味があると説明されていたり、海外のウェブサイトでは『防御』や『長い眠り』を意味する言葉で説明されている。 「実はアボリジニにとって重要な意味があるため外部には伝わっていない。 」という少しオカルトめいた説もあるようで、ウルルという言葉が持つ本来の意味はよくわかっていないというのが実情のようだ。 エアーズロックの名前の由来 一方『エアーズロック』という名称は、19世紀に入りヨーロッパ人たちがオーストラリア大陸に進出してきた後に付けられた名前だ。 1873年、イギリスの探検家『ウィリアム・ゴス』は、オーストラリア大陸を探索中に巨大な一枚岩を発見した。 初代総督アーサー・フィリップ 1788年1月26日、初代総督アーサー・フィリップ率いる海兵隊らが流刑者と共にオーストラリアに上陸。 彼らは、狩猟採集民として自然と共存しながら移動を続けるアボリジナルたちの存在を知ると「アボリジニたちはオーストラリアの定住者」ではないとした。 すなわち「オーストラリアには誰も住んでいないから勝手に使っていいよね!」と主張したのだ。 入植者たちは、自分たちの土地占拠を合法化しつつ、アボリジニたちが自分たちの土地を不法に占拠しているとして迫害していくこととなる。 アボリジニの大量虐殺 さらに、アボリジナルたちは追い出されるだけに留まらず、入植者たちのスポーツハンティングの対象とされたことも分かっている。
次の(CNN) オーストラリアの観光名所だった巨大な一枚岩のウルル(エアーズロック)が、10月26日から登山禁止になる。 ウルルを聖地とみなす先住民「アナング」に敬意を表して決まった措置で、禁止区域に立ち入れば罰金が科せられる。 同地を管理するウルル・カタジュタ国立公園の管理事務所には、少なくとも週に1回は、けがをしたり動けなくなったりした観光客の救助要請が入っていた。 10月27日からは、警告を無視して立入禁止区域に侵入すれば630オーストラリアドル(約4万6000円)の罰金を命じられ、刑事責任を問われる可能性もある。 「この場所は立入禁止区域に指定され、その後まもなく登山チェーンは撤去される」「もしそれを無視する人がいれば非常に重大な事態と受け止める」。 公園管理者のマイク・ミッソー氏はそう警告した。 ウルルは標高328メートル。 気温は高く、足元は滑りやすく、強風が吹くこともある。 1950年代から登山が始まって以来、少なくとも35人が死亡した。 それでもウルルを目指す観光客は後を絶たず、登山禁止を前に過去1年半は観光ブームが巻き起こっていた。 地元の観光業者によると、今後数週間はオーストラリア国内や日本からの観光客が押し寄せる見通し。 「もしも自分だけの広々とした空間を体験できると期待しているのなら、次の数週間はその時期ではない」。 ウルル近郊で宿泊施設やキャンプ場を営む女性はそう釘を刺した。 先住民アナングの人たちは、ウルルを上り下りしてごみを捨てたり近くの池を汚染させたりする観光客によって、自分たちの聖地が荒らされることに心をいためていた。
次のこのときは3日間ほどの閉鎖でした。 ウルルでツアーガイドをしていたワーキングホリデーの方に話を聞くとエアーズロックは 365日のうち300日は登れないそうです。 といっても、1時間おきくらいに、登山ゲートが開いたり閉まったりするので、絶対に登れないということではないようです。 登山できるかどうかはいつわかる? 登れるか登れないかはツアー当日に判明 エアーズロックの登山ができるかどうかは、ツアー当日にならないと判明しません。 エアーズロックの登山ルートの入り口がこのように閉鎖していると、登山はできません。 「No Entry=閉鎖中」。 このゲートは短いときには1時間おきに開いたり閉まったりします。 ウルル登山が含まれるツアーでは、ツアー出発前にツアーガイドから登山できるか、できないかのお知らせがあります。 さらにツアー中も万が一ゲートが開くこともあるので、ツアーガイドが本部と連絡をとりながら、登山のチャンスを伺います。 エアーズロックは登って下りて来るのに約1時間はかかります。 ツアー時間を見ながらツアーガイドに従って安全な登山をお楽しみください。 ウルルの表面はつるつるですので、急いで転ばないようにしてくださいね。 月 登山催行率 季節 1月 23. そのため登山が閉鎖される日が多いです。 もちろん、旅行でエアーズロックに行ったその日に登山できる、できないがきまります。 この表はあくまでも参考にしてください。 登らなくても行く意味は十分ある!! 登山ができないときは、ふもとを散策 登山ルート封鎖中のため、エアーズロック旅行を断念される方が少なくありません。 エアーズロックに登ることは、とても貴重な経験ではありますが、ただ一つ言えることは、エアーズロックは登らなくても十分魅力的だということ。 エアーズロックは1年のうち300日は登頂が禁止されているといわれています。 雨がふったり、暑すぎたり、風が強かったり、アボリジニの祝日だったりすると登頂は禁止されます。 登頂できない場合 登頂できない場合、またはしない場合ウルルの麓めぐりツアーに参加します。 途中アボリジニアートを観察することができます。 数万年前に描かれたとされるアボリジニアートは見るだけで神妙な気持ちになります。 登頂しない人が選べる格安ツアー! 登頂以外にもおすすめのツアーをスタッフに聞きました!おすすめツアーはなんと、 【英語ガイド付きツアー】と 【キャンプツアー】です。 ウルルのツアーにはサンライズ(朝日)を見に行くツアーとサンセット(夕日)を見に行くツアーが含まれることが多いですが、8月にウルルに行く場合、ダウンジャケットがマストです。 砂漠の気候ですので、夜は0度まで下がります。 日中の太陽が出ているときは比較的25度まで気温が上がるので、暑いです。 気温も36度以上まで上がり夜でも25度くらいはありますので、サンライズ、サンセットツアーを楽しむ最適な温度です。 特にキャンプツアーに参加するのは夜が寒くない11月〜4月がオススメです。 ウルルの2つの気候.
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