ボールをとらえる面部分を「フェース」といいます。 フェースは大きさにより名称が異なり、フェースが小さい順に「MID(ミッド)」「MID PLUS(ミッドプラス)」「OVER SIZE(オーバーサイズ)」「SUPER SIZE(スーパーサイズ)」と呼びます。 現行モデルの規格は、だいたい85〜135平方インチなので、例えばミッドなら約85〜95平方インチ、スーパーサイズなら大体120平方インチ以上となります。 フェースの大きさで変わるのは、ボールを打つ最適な打球点の「スイートスポット」。 フェースが大きいほどスイートスポットは広く、球の飛びがよいので、非力な人や初心者向けです。 フェースが小さいとスイートスポットは狭くなりますが、ブレが抑えられ、コントロール性が高くなります。 中級〜上級者はミッドやミッドプラス、初心者はオーバーサイズやスーパーサイズが適しているでしょう。 フェースを囲む部分を「フレーム」といいます。 フレームが厚いほどボールの飛びはよくなり、薄いほど飛ばなくなるのが基本。 厚いものは30mm、薄いものは17mmほど。 ですが、ある機能性に特化したフレームもあるので、厚みが均一とは限りません。 ラケットのトップ(先端)に厚みがあるフレームは、トップに重さがあるので、スウィングしたときに遠心力が働いて強い打球を生みます。 スイートスポットに厚みがあるフレームは、適度な反発力と面の安定性があります。 グリップ(ラケットを握る部分)に近く一番薄いフレーム部分をシャフトといいますが、特にここが細いとラケットがしなりやすいので、コントロール性が高くなります。 それぞれの特性がありますが、初心者は厚めか中厚のものを選ぶとよいでしょう。
次の市販のナチュラルガットの中では、 かなり安い方になります。 定価は、 5500円(税抜き) リーズナブルな価格で、 高性能なのが人気。 コストパフォーマンス は抜群に良いです。 ボールフィールというタイプと、 ロンジビティというタイプ があるのですが、 おすすめはボールフィール。 ナチュラルガットのため ロールはありません。 以前に紹介したVSタッチ にはかないませんが、 バボラのナチュラルストリングは、 非常に品質が高いです。 もともと、 バボラは ストリングのメーカー でしたからね。 最初にピュアドライブが日本に登場した時は、 「なんだこの 珍しいラケットは?」 というくらいの感覚でした。 ピュアドライブが、 これほどまでにラケット市場を席巻するとは、 誰も予想していなかった のではないでしょうか。 さて、閑話休題。 このトニックプラスですが、 リーズナブルな価格に対して、 非常に高品質で、 打ったときの感触も非常にいいです。 何が違うかと言うと、 表面の硬さがまるで違うんですね。 トニックプラスの場合、 ガット表面の コーティング剤が、 やや 厚めで硬いような気がします。 本来、ナチュラルガットというのは、 コーティング剤なんかが 一切ない状態で使うのがベストのはず。 しかし、それだと、 とてもではないですが、 使用に耐えられるものではなくなります。 ガットの耐久性を出すためには、 表面にガットを保護するための コーティング剤を塗布する必要が どうしてもあるのです。 ただ、 コーティング剤があまりに厚いと、 ナチュラルガット本来の打感の良さ はなくなります。 メーカーとしては、 そこが ジレンマなわけです。 耐久性と 打感は、 簡単には 両立しえないのです。 経済的に余裕があるなら VSタッチという感覚ですね。 ところが、プロレベルのスイングともなると、 ガットはバシバシ切れてしまいます。 そこで、 この トニックプラスを使っている という選手は結構います。 「 いつかVSタッチを張れるようになるぞ」 という野望を抱きながら、 トニックプラスを使っているのです。 バボラ エクセル のレビューはこちら。 選手たちもそれぞれのレベルによって、 いろいろなものを使い分けているのです。 まとめ いかがでしたでしょうか。 スポンサーリンク.
次のこの記事のポイント• テニスメーカー「バボラ」の評判は 出典: 1875年に創業したフランスのメーカー「バボラ」。 今日に至るまで、バボラはテニスの歴史にいったいどのような足跡を残してきたのでしょうか。 このメーカーのことをあまり深く知らない方のために、ここではバボラに関する基礎知識を紹介します。 19世紀からテニス界に携わっている権威あるメーカー 美食の街としても知られるフランスはリヨンで、1875年に「バボラ(Babolat)」が誕生しました。 今日では、フランスを代表するテニス、バドミントン、スカッシュ用アイテムを取り扱う一大メーカーに。 バボラは、動物の腸でテニスの弦(ガット)を作った先駆者でした。 今日でいうと「ナチュラルガット」と呼ばれるものですね。 現在でも、テニス界のトッププレーヤーが愛好するテニスガットを世に送り続けています。 なんとかつては、全世界のテニスプレーヤーのおよそ8割が、バボラ社のガットを使用していたとか。 スゴイのはそれだけではありません。 バボラはガットだけでなく、テニスグリップアイテムの市場をほぼ独占したこともあるのです。 80年代までは、テニスラケットメーカーとして輝かしい実績を積み上げてきましたが、1994年に新たなビジネスに挑戦します。 そこでバボラが掲げたのは「トータルテニス」。 テニス用品をトータルで取り扱う企業として次なる一歩を踏み出したのです。 やがてバボラは、日本を新たな市場として取り込み、着実に販路を拡大。 2000年代にはテニス大国アメリカで商業的成功を収めました。 以降、バボラ製のテニスラケットは、北米・ヨーロッパ・日本で急速に知れ渡るようになります。 1990年代にシューズメーカーとして有名になっていく テニスラケットや弦(ガット)のメーカーとして名を馳せるバボラですが、実はそれだけではありませんでした。 90年代に「トータルテニス」という理念を掲げたバボラは、テニスシューズへの開発研究を惜しみませんでした。 それにより、数々の名作が世に送り出されることになります。 とりわけて有名なのは、「プロパルス」や「ジェットマッハ」シリーズです。 以下では、これら2つのシリーズを中心に紹介していきたいと思います。 バボラでおすすめのテニスシューズ5選 出典: 90年代以降、テニスシューズ業界に本格参戦を果たしたバボラ。 2003年、初代モデルの【チーム・オール・コート】から2007年には【プロパルス】へ。 果たして、その性能はいかほどなのでしょうか?以下では、みなさんにおすすめしたいバボラのシューズを5点紹介します。 プロパルスフューリー 「テニスコートのバトルブーツ」とまで言わしめるほど業界を騒がせたプロパルスシリーズ。 安定感・耐久性・デザインの面で高い評価を受けています。 その逸品のひとつが、「プロパルスフューリー」。 このテニスシューズの最大の特徴は、足元の安定感を極限まで追求した「ホールド性能」。 コートを縦横無尽に駆け回るどんな激しいプレーでも、踏み込みの強度を一定に保ってくれます。 「プロパルスフューリー」は、姿勢状態や軸足のバランスに左右されずに安定した足元のパフォーマンスを求めるプレイヤーにおすすめの一足です。 バボラが満を持して輩出するこのシューズは、フランスのトッププレイヤー、ブノワ・ペールに託されました。 アンバサダーというかたちで世界中に周知された「プロパルスフューリー」は、いまでは他の選手からも注目されるシューズとなっています。 プロパルス ブラスト オールコート 「プロパルスブラスト」の特徴は、シューズのアッパーを覆うように設計された「パワーストラップ」。 くるぶしから足首にかけての可動域をサポートしつつ、安定性を確保してくれます。 また、かかと部分には「KPRS-X」という衝撃吸収システムを搭載。 足への負担と疲労蓄積を軽減し、快適なプレーを実現します。 プロパルス レイジ オールコート 「プロパルスレイジ」の最大の強みは、他のシューズを超えるほどの「フィット感」。 足とシューズの一体感をとことんまで追求するためのシステムが「360度インソック設計」です。 シューズとのフィット感が自分のプレーを左右すると感じているなら、ぜひ試してみてください。 ジェットマッハII 「ジェットマッハII」はプレー中に負荷のかかるアッパー部分に、特殊合成繊維を採用し剛性を確保。 ソール部分には、プロパルスシリーズでもおなじみの「KPRS-X」を採用。 耐久性だけでなく、クッショニング性能も同時に実現しています。 ジェット マッハ I オールコート 基本的な設計思想は「ジェットマッハII」と変わりませんが、ソール部分のクッショニングに違いがあります。 「ジェットマッハI」は、バボラが歴代テニスシューズで採用し続けていた「コンプレッサー」を使用。 かかとにチューブが組み込まれており、かかとに伝わる衝撃をダイレクトに吸収してくれます。 まとめ 出典: バボラはフランスの伝統ある世界的テニスメーカー。 かつてはテニスガット用品やテニスグリップ用品で市場を席捲しましたが、今日では「トータルテニス」の旗印のもと、テニスシューズで存在感を見せ始めています。 安定性の代名詞「プロパルス」シリーズ、スピードを追求した「ジェットマッハ」シリーズ。 このふたつがバボラの大金字塔。 ぜひ一度、お手にとってみてください。
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