離乳食初期の野菜の進め方!順番はあるの? 野菜を始めるにあたって、 まず気になるのが食べさせる順番。 様々な種類がある野菜ですが、絶対この野菜から食べさせないといけない、という決まりや順番はありません。 大切なのは、 アクが少ないもの、味にクセがないものから始めるということ。 ではまず、離乳食初期から食べられる野菜はどんなものがあるのか見ていきましょう。 生後5・6ヶ月頃から食べられる野菜 にんじん かぼちゃ 大根 トマト 玉ねぎ かぶ キャベツ ほうれん草 アク抜きしたもの 小松菜 白菜 じゃがいも さつまいも ブロッコリー カリフラワー きゅうり レタス 上記の野菜が、離乳食初期から食べられる主な野菜です。 離乳食初期は、この中の野菜から少しずつ進めていきます。 進め方は10倍かゆと同様に、小さじ1から単品で、様子を見ながら増やしていきましょう! 進め方の例:• 野菜スタート1日目〜3日目…ペースト状の野菜小さじ1• 野菜スタート4日目〜6日目…ペースト状の野菜小さじ2• 野菜スタート7日目〜 …ペースト状の野菜小さじ3 このように、アレルギーが無いかを確認するために同じ野菜を2〜3日続けながら徐々に量を増やしていきます。 野菜の離乳食をはじめる時の注意!• アレルギーが出た時、どの食材がアレルギー源となったのかを特定するために、初めての食材は単品で食べさせることが必須です。 1度に2種類以上新しい野菜を取り入れることは避けましょう。 アレルギーが出てもすぐに対応できるよう、初めての食材は必ず病院があいている平日の午前中に食べさせるようにしましょう。 離乳食初期におすすめの野菜は? 離乳食初期に食べられる野菜は意外と多いですよね。 では、その中でも初めて食べさせるのに向いているのは、どの野菜なのでしょうか。 離乳食初期に食べられる野菜の中では、 にんじんやかぼちゃが初めて与えるのにおすすめの野菜。 理由は、自然な甘みがあり赤ちゃんにも食べやすい味だからです。 逆に、 ほうれん草や小松菜は少々苦味があるので、まだ野菜に慣れていない赤ちゃんには食べにくい食材。 トマトも酸味が強いので、いきなり取り入れると嫌がってしまう赤ちゃんが多いようです。 最初は甘みがあって食べやすい食材から始め、徐々に食材の幅を広げていくのがおすすめ! また、きゅうりとレタスは、初期からOKという考えもあれば、中期以降が望ましいと、賛否が分かれる食材です。 ネットや本で調べてみても、初期からOKとしているものもあれば、中期以降になっているものもあり悩みますよね。 なぜこのように賛否が分かれるかというと、味にクセがあり、あまり赤ちゃんに好まれない食材というのが大きな理由。 初期から与えてもアレルギーさえなければ体に害は無いのですが、青臭さや苦味が強いので、あえて与える必要はないように感じます。 離乳食初期は 食べることに慣らす時期。 栄養は母乳やミルクで十分足りる時期なので、バランスを考えて無理にいろいろな食材を食べさせる必要はありません。 食べやすい味のもの、赤ちゃんが好むものからあげていきましょう。 離乳食初期に食べてはいけない野菜とは? 離乳食初期に食べられる野菜・おすすめの野菜を見てきましたが、ここで気になるのが 食べてはいけない野菜。 知らずにうっかり…なんてことが無いように、こちらも確認しておきましょう! 離乳食初期に食べられない野菜 ねぎ ナス にら もやし ごぼう れんこん セロリ オクラ アスパラ ピーマン パプリカ 長芋 きのこ類全般 え!?食べられない野菜もこんなにあるの?と驚いた方もいるかもしれません。 味や風味が強いもの、繊維質で硬いもの、アクが強いものが離乳食初期に食べられない食材の特徴です。 食べられない食材の特徴を押さえておけば、自然と上記の野菜は避けられるので覚えておくと良いですよ! 長芋はアレルギーが出やすい食材です。 アレルギーが無い場合でも、口の周りにつくと長芋の成分が肌を傷つけてしまい、かゆくなったり肌荒れしやすいです。 初期に限らず慎重に進めるべき食材なので気をつけましょう。 スポンサーリンク 野菜別調理方法 にんじん・大根などの根菜 柔らかくなるまでしっかりと茹でます。 箸や竹串がすっと刺さるまでしっかり茹でるのがポイント。 茹であがったら、すりおろすか、茶こしなどに押し当てて裏ごしして完成です。 野菜そのものの水分で滑らかなペースト状になっていれば、湯でのばす必要はありません。 ほうれん草や小松菜などの葉物野菜 まずは茎の部分を取り除き、葉先のみ茹でます。 ほうれん草はアクがあるので、茹でたあと冷水にさらしてアク抜きをしましょう。 その後小さく切り、茶こしなどを用いて裏ごしします。 葉物野菜は、裏ごしすると量がかなり少なくなります。 もし、裏ごしが大変と感じたら、 茹でたあと水気を十分に切ってから棒状のまま冷凍し、使うときは少量ずつすりおろして使うという方法もあります。 どちらでもOKなので、やりやすいやり方で調理してくださいね。 じゃがいもやさつまいもなどの芋 柔らかくなるまでしっかり茹でたら潰してマッシュ状にしていきます。 冷凍する場合にはマッシュ状のままでOKですが、解凍して食べさせる際には湯や出汁でのばしてあげると食べやすくなります。 かぼちゃ 芋類と同様に、茹でて潰します。 食べさせるときに水分が足りないと感じたら、水分を足してのばしてあげてください。 トマト トマトは、離乳食初期からでも非加熱で食べられる食材とされていますが、慣れないうちは茹でてから与えると安心です。 皮に切れ目を入れてから茹でると、自然と皮がめくれます。 茹でて皮を取り除いたら、中の種も取り除きます。 赤ちゃんにとって、 種は消化しにくいものなので必ず取り除いてあげましょう。 種をとったら、茶こしなどに押し当てて裏ごしします。 トマトは水分が豊富なので特にのばす必要はないでしょう。 ドラッグストアの赤ちゃんコーナーや赤ちゃん用品店などに行くと、離乳食にとろみをつける専用の粉が販売されていますので、それを活用するのもおすすめです。 まとめ 初期の野菜の進め方についてまとめましたが、参考にしていただけたでしょうか。 初めての野菜デビューはあなたもドキドキですよね。 基本さえしっかり押さえておけば、あとは赤ちゃんとあなたのペースで大丈夫。 肩の力を抜いて、楽しみながら進めていってくださいね!.
次の離乳食の進め方 離乳食とはそもそも離乳する為の食事の事を指し、離乳とは母乳から段々と大人の食事にしていく過程を言います。 つまり離乳食の期間は食事の練習と言ってもいいと思います。 発育の段階に合わせて 食材の形状・大きさ・回数・量などを変えていきます。 進め方も、 初期・中期・後期・完了期など段階で分けられ、最近では初期から完了期までそれぞれに、ゴックン期・モグモグ期・カミカミ期・パクパク期と可愛く例えられたりもしています。 赤ちゃんの仕草をうまく表現した言い方ですよね。 ベビーフードなどのパッケージに書かれたりもしているので、私の場合は、旦那など離乳食をよく理解してない人に市販のベビーフードなどを買ってきてもらう際には「パクパクって書いてあるの買ってきてぇー」なんて頼んだこともあります。 最初の初期段階では離乳食だけでは栄養を補うことは難しく、実際赤ちゃんもミルクを求めてくることが多いと思いますので、併用して徐々に大人の食事へと慣らしていきましょう。 一般的には離乳食を開始する目安としては、月齢で開始している方が多いと思いますが、赤ちゃんが自分で食べ物を欲しがってくる場合も良い目安だと思いますので、 定期検診や各自治体の育児相談所なども利用しながら、開始するのが良いでしょう。 離乳食でママが必ず困る事 離乳食を開始すると様々な感情がママにも出てきます。 栄養は大丈夫かな、なんで食べてくれないんだろ?家事も忙しくて作るの面倒だな…。 など、ママなら誰でも1回や2回は思ったことがあるでしょう。 当然私もありました。 特に栄養を考えて頑張って作ったのに食べてくれない。 食べる野菜も偏っていることには悩まされました。 そもそも栄養を考えて作っても食べてくれなければ意味のない事ですから、離乳食を開始した当初は流石に悩みました。 下のランキングは厚生労働省などが発表しているデータで、ママさんが離乳食で困る事を調べた結果です。 1位、食べる食材が偏っていること 2位、作るのが面倒で大変なこと 3位、食べる量が少ないこと 4位、食べるのを嫌がること 5位、食べさせるのが面倒や苦痛なこと などが上げられ、この5つが主な悩みと言ってもいいくらいです。 実際に私のママ友などに聞いてみても、やはり同じように頑張って作った離乳食を食べない我が子に悩まされてる方も沢山いて、自分だけではないんだと改めて感じました。 離乳食で野菜を上手に使う方法 上記の離乳食で困る事ベスト5を見ても、作ったり食べさせたりすること自体が段々と面倒になってくる場合が見て取れます。 ただそうはいってもご飯をあげないわけにはいきませんよね。 ここでは離乳食の悩みを少しでも和らげる方法について書いていこうと思います。 スポンサードリンク 私もあったのですが、離乳食を作るのが面倒ということは往々にしてあることだと思って良いです。 ママさんも人間ですからそういう時だってあります。 なのでもし罪悪感や後ろめたさなどを感じているのなら、 まずは安心してください。 普通です。 考えなくてはいけないのは如何に上手く離乳食を乗り切るか。 それが大事なポイントになってきます。 私が経験上良かった方法は、 野菜を下調理したものを冷凍することです。 こうすることでその都度食材準備やの下ごしらえ、調理をする手間も省けます。 1品作らないことで2品3品と増やしていくことも可能になります。 それでなくとも大人の食事と赤ちゃんの食事を同時に作っていかなければいけないので、少しでも 時短させる為には冷凍は必須かなと考えています。 離乳食で冷凍野菜を使う時の注意点 よく市販の冷凍野菜などは栄養が低いと考えられがちですが、近年では冷凍技術も進歩し急速冷凍など、出来るだけ風味や栄養を損なわないようになっています。 1998年には国民生活センターが調べたデータでは、冷凍野菜と生野菜での比較テストの結果、栄養価にさほど影響なく、多くの方が使っていきたいという調査結果も出ています。 栄養が変わらない理由として、冷凍技術の進歩、そしてもう一つに野菜を旬に収穫し、 栄養価が最も高い時に加工している点があげられます。 こうする事で、場合によってはスーパーなどで売られている生野菜より、栄養があることさえあります。 なので冷凍の野菜もバカにはできません。 特に市販されている 冷凍ほうれん草はメーカー次第で栄養の損失が少ない為、利用価値は高いです。 冷凍によって失われてしまう栄養素もある ただし残念ながら野菜を冷凍することで、 水溶性ビタミン ビタミンCなど は失われてしまいます。 一方、脂溶性のビタミン(ビタミンAやDなど)はほぼ栄養価が変わることはないです。 逆にキノコ類に含まれる 旨味成分 グルタミン酸やグアニル酸など)はアップします。 ただあなたも経験がある通り、野菜を冷凍するとどうしても食感や味は、生の野菜に劣るのも事実です。 少しづつ離乳食を与えながらお子さんの好みを見て、上手に冷凍した野菜を活用すると良いと思います。 再冷凍は絶対しない 注意点としては、一度 解凍した野菜や食べ残しを再冷凍することです。 気持ちは分かるのですが 雑菌が入ってしまうので絶対に止めましょう。 自家製の冷凍野菜はいくら冷凍とはいえ、家庭での加工には限界がありますので、早めに使いきってくださいね。 保存しているタッパーなどに日付シールなどを張って管理しておくと便利ですよ。 またスーパーなどで購入してきた場合は、当然お家に帰るまでの間に解凍されてしまう恐れもある為、しっかりとドライアイスやクーラーバッグなどの保冷を意識して、早めに冷凍庫にしまうことに努めましょう。 まとめ [matome] ・離乳食は月齢によって初期・中期・後期・完了期がある。 ・離乳食は発育に合わせて、食材の形状・大きさ・回数・量などを変えてく。 ・離乳食開始の目安は、月齢と赤ちゃんの様子を見ながら総合的に判断する。 ・ママの負担を減らす為に冷凍野菜や自家製野菜の冷凍保存を活用する ・冷凍野菜の栄養価は水溶性のビタミンが失われている場合が多い。 ・保存容器には日付などを貼って管理し早めの使用を意識する。 ・一度解凍したものは衛生上使い切り再冷凍しない。 ・購入した冷凍野菜はなるべく早く冷凍庫に入れる。 大人が毎日同じ料理を食べたら飽きてしまうのと同じで、赤ちゃんも毎回手軽だからと言って冷凍野菜ばかりではよくありません。 時には栄養を考えしっかり手間暇かけ、時には手間を省いて楽したり、自分も赤ちゃんも楽しく生活していきたいですね。 ちなみに私の母は私に、大人と一緒のご飯 南瓜の煮物とか を崩してあげてたりもしていたみたいです。 母曰く、そっちの方がなんでか食べた。 だそうです。 いくら食べないからといっても、さすがに2歳まで母乳やミルクだけで育っている子はいませんから、ゆっくり焦らずいきましょう。 離乳食だけでなく育児全てにおいて正解はありません。 一番は赤ちゃんに向き合うことが重要ですよ。
次の赤ちゃんが生後5~6ヶ月ごろになると、離乳食をスタートする時期と言われています。 でも、どの食材を与えていいのか、どのように食材を増やしていいのか悩む方も多いですよね。 離乳食初期に食べられる食材といっても、実は「離乳食を開始してから1ヶ月が経ってから」などの注記がある食材もあることをご存じでしょうか。 そこで今回は、離乳食初期の基本的なお話や食材を一覧にしてご紹介していきます。 離乳食の進め方や増やし方もご説明していますが、赤ちゃんの様子を見て焦らずすすめましょう。 まずは、ママやパパと赤ちゃんがお食事タイムを楽しむことからスタートしてみてくださいね。 進め方:スプーン(小さじ)1さじから 離乳食をスタートする時は、赤ちゃんの機嫌がよい午前中にしましょう。 まずは、スプーン1さじ分の10倍がゆを与えます。 10倍がゆは、赤ちゃんが飲み込みやすいように、あらかじめすりつぶしたりブレンダーなどにかけたりしてポタージュにします。 はじめはスプーンの触感やおかゆの味を嫌がる子もいるかもしれません。 でも、焦らずゆっくり毎日続けていきましょう。 また、初めて食べさせる食材は、アレルギーに気をつけてください。 食べている時に口の周りに湿疹ができたり、顔がむくんできたりしたらアレルギーがある可能性があります。 小児科をすぐ受診できるよう、病院が開いている時間帯に離乳食を与えるのも大切です。
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