お見送りとさせていただきます。。 送らせていただきますは正しい敬語表現かを解説 他、類義語の使い方

今回は採用を見送らせていただきましたって英語でなんて言うの?

お見送りとさせていただきます。

We have decided not to move forward with your application. 採用を見送らせていただきました。 We decided to go with another candidate. 他の応募者を採用することになりました。 After careful consideration, we regret to inform you that you have not been selected for this position. 慎重に検討した結果、誠に残念ながら誠に残念ながらあなたがこのポジション(職種、仕事、求人)に選ばれなかったことをお伝えします。 (ご期待に添えず申し訳ありません、のようなニュアンス) 上記は海外の不合格連絡でよく使われる表現です。 英語では日本よりはストレートに伝えても、「不合格です」だけをストレートに伝えることはあまりないと思います。 「今回の求人に興味を持っていただいてありがとうございます」のような表現の後に上記のような表現が続く場合が多いです。 After careful consideration, we regret to inform you that you have not been selected for this position. 慎重に検討した結果、誠に残念ながらご期待に添えない結果となりました。 英語はストレートに表現されるものも多いですが、不採用通知に関しては以外に長い丁重なメール(レター)が送られてくる事が多いです。 例文ですが、こんな内容です。 Thank you for applying to [会社名]. After completing a careful review of your application and supporting credentials, our Admissions Committee has concluded that we are unable to offer you acceptance to the job position. This year we received nearly [応募数] applications for [採用数] places, making the competition keen and our task difficult. Regrettably, we cannot accommodate all applicants interested in [会社名]. 訳 この度は [会社名]にご応募頂き、ありがとうございました。 貴殿の応募内容と基礎資料を 社内(採用部門)で慎重に検討させていただきましたが、採用については見送らせていただくこととなりました。 (直訳:その仕事の役職への採用を差し上げる事が出来ないと結論付けました)。 今年は、[採用数]の応募に対し[応募数]近くの応募があり、選考には困難を極めました。 (直訳:激しい競争となったため、我々の仕事は難しいものになりました。 )遺憾ながら、弊社に興味を持って頂いた全ての応募者を受けれる事は出来ませんでした。 あくまでも例文ですが、この後にも色々と理由や会社の事情が連なっている事もあります。 そして最後に We wish you great success in your future. 訳 貴殿の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。 と締めくくられます。 日本のような短い不採用通知ではなく、採用通知と同じくらいの長さの時もあります。 もちろん内容は全く異なりますが・・・。 何度も不採用通知や不合格通知を受けてると「またか」とすぐにわかるようになりますけどね(実談^^;) Saying "you were not selected" will definitely sound more smooth than saying "you were not hired". Although they both have the same meaning, it is better to avoid using the word "not hired". Also remember to state a reasonable explanation before telling them that they were "not selected" or you were "not able to offer a position" For example: "Dear Steven, Due to our high number of applicants and the competitive selection process, we were unfortunately not able to offer you a position at the moment. This not a reflection of your credentials or your qualifications...... etc. So it can give the applicant a feeling of having a second chance if that's what you'd like to imply. 「you were not selected」の方が、「you were not hired」と言うよりスムーズに聞こえます。 どちらも同じ意味ですが、「not hired」という言葉を避けた方が良いです。 また、「not selected」や「not able to offer a position」という前に、きちんと合理的な説明を言うこと覚えておいてください。 例文 「親愛なるスティーブン、 Due to our high number of applicants and the competitive selection process, we were unfortunately not able to offer you a position at the moment. This not a reflection of your credentials or your qualifications...... etc. " 当社は応募者が多く、選考の結果、残念ながらあなたに現時点で業務を提供することができませんでした。 あなたの資格などのせいではございません。 などなど。 だから申請者にはまだチャンスがあるんだと暗示することができますね。 これがあなたの言いたいことだと良いのですが。 "We have decided not to move forward with your application. " This explains to the person that they do not have the job and will not have a second interview. "Unfortunately we are unable to offer you the position. " This tells the person you will not be giving them the job. "We regret to inform you that application for the position has been unsuccessful. " This is a professional way of saying sorry but we have decided to give the job to someone else. "We have decided not to move forward with your application. " これは相手に仕事は与えられないこと、そして二回目の面接はないことを説明しています。 "Unfortunately we are unable to offer you the position. " これは相手に仕事を与える予定がないことを伝えています。 "We regret to inform you that application for the position has been unsuccessful. " これは申し訳ないですが、違う人に仕事を与えることにしましたということを伝えるプロフェッショナルな言い方です。 We regret to inform you that you were not selected for the position you were interviewed for. However, please feel free to visit our 'Available Vacancies' page of our website for any vacancies that might interest you. We wish to let you know that you were unsuccessful at the interview. However, we will keep your application on file and will contact you when a suitable position occurs. This is a matter of courtesy. So, you may say in your e-mail: We regret to inform you that you were not selected for the position you were interviewed for. However, please feel free to visit our 'Available Vacancies' page of our website for any vacancies that might interest you. or We wish to let you know that you were unsuccessful at the interview. However, we will keep your application on file and will contact you whenever a suitable position occurs. 「自分はこの仕事に最もふさわしい人間」、そう思って応募してくる人が多いでしょうから、採用できなかった時には regret 残念な気持ち を表しましょう。 これは礼儀の問題です。 失礼にならないように、「一生ここで働くことはないだろう」と思われないように。 相手を励まし、また関係を維持できるように、丁寧に伝えることが重要です。 We regret to inform you that you were not selected for the position you were interviewed for. However, please feel free to visit our 'Available Vacancies' page of our website for any vacancies that might interest you. (残念ながら今回は採用を見送らせていただきます。 お仕事の募集はわが社のウェブサイトの「Available Vacancies」ページにてご確認いただけます。 今後ともよろしくお願いいたします) We wish to let you know that you were unsuccessful at the interview. However, we will keep your application on file and will contact you whenever a suitable position occurs. (残念ながら今回は採用を見送らせていただきます。 ご提出いただいた情報はこちらに残しますので、またお力が必要な時は、ご連絡致します)• I'm sorry to inform that we could not offer you the position of Financial Director to the Presidential Office. We regret to inform you that your application for Financial Director to the Presidential Office is no longer under consideration. We're sorry to inform you that we have decided to move forward with another candidate. to offer someone a job - これは誰かに役職を与えるということを意味しています、もちろん、その人があなたの提案を受け入れる前提ですが。 to be under consideration - 何かの申し込みが "under consideration" 検討中 や "under review" である時は、雇用担当者がまだ応募内容を見ていて、雇う候補者を考えていることです。 応募者に申し込んでくれてありがとうと言って手紙を終えることもできます。

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喪主の挨拶文例

お見送りとさせていただきます。

「お見送りさせていただきます」は間違い敬語?二重敬語? とご心配のあなたへ。 「お見送りさせていただきます」は敬語として正しく、ビジネスでは断りのフレーズとしてよく使われます。 使い方はたとえば、• 【例文】誠に遺憾ではございますが、想定予算を超過しており今回は購入をお見送りさせていただきます• 【例文】参加したいのはやまやまですが、あいにく先約があり今回はお見送りさせていただきます こんな感じで使います。 ただこのような断りのビジネスシーンでは、• 【例文】見送らせていただきます• 【例文】見送りとさせていただきます• 【例文】遠慮させていただきます のほうがより一般的に使われます。 「お見送りさせていただきます」という表現がどうにも気に入らないかたは言い換えしましょう。 それでは、 「お見送りさせていただきます」が正しい敬語である理由とビジネスシーンでの使い方(電話・メール・手紙・文書・社内上司・社外取引先・目上・就活・転職)、例文を紹介します。 この記事の目次• 「お見送りさせていただきます」の意味・敬語の解説 まずは基本となる「お見送りさせていただきます」の意味と敬語について。 順をおって解説していきます。 「お見送りさせていただきます」の意味は「お見送りさせてもらう」 意味としては「お見送りさせてもらいます」つまり「恐れ多くもお見送りさせてもらうよ、許してね」のようなニュアンスとなります。 元になる形「お見送りさせてもらう」は日本語としても正しいため、使っても差し支えありません。 ちなみに「見送り」のそもそもの意味は…• 実行をさしひかえてようすを見ること。 「出張が見送りとなる」「購入を見送りとする」• 見送ること。 また、その人。 「見送りを受ける」• 野球で、打者が投球に対してバットを振らずにいること。 「見送りの三振」• 相場のようすを眺めるだけで売買を手控えること。 もちろん 「空港までお見送りさせていただきます」としても使い方としては問題ありません。 断りの「お見送り」と、人を「お見送り」 「お見送りさせていただきます」の意味について少し補足を。 先ほど示したように「見送り」にはいろいろな意味があります。 ビジネスシーンで「お見送りさせていただきます」としたときには、• 購入や誘いにたいして断りの「お見送り」なのか…• 上司・目上・取引先など人を「お見送り」なのか…• 亡くなった人を「お見送り」なのか… おおきく3パターンあり。 日本語ネイティブの私たちであれば、さすがに文脈や空気でわかるかとは思いますが… いずれにせよ「お見送りさせていただきます」としたときには色んな意味がありますので、相手にわかるようにする配慮が必要です。 「お見送りさせていただきます」は間違い敬語ではない 「お見送りさせていただきます」は二重敬語ではありませんし、間違い敬語でもありません。 正しい敬語です。 敬語の成り立ちをこまかく見ていくと以下のとおり。 もとになる単語 「見送り」• 「させてもらう」の謙譲語「お(ご)~させていただく」で 「お見送りさせていただく」• さらに丁寧語「ます」で 「お見送りさせていただきます」 「させてもらう」という単語に謙譲語をつかって敬語にしており、正しい敬語の使い方をしています。 二重敬語でもなく間違い敬語でもありません。 相手の行為にたいして使い、自分の行為には使わないことが基本。 自分の行為に使い、相手の行為には使わないことが基本(例外あり)。 ここまでの解説ですべてを物語っているのですが説明不足かもしれませんので、• なぜ「お見送りさせていただきます」が正しい敬語なのか?• 「お見送りさせていただきます」のビジネスシーンにおける正しい使い方・メール例文• そもそも謙譲語って何? という部分についてもくわしく解説していきます。 「お見送りさせていただきます」は日本語としておかしい? これまでの解説から「お見送りさせていただきます」は敬語としては正しいということが分かりました。 ところが敬語うんぬんの前に… 「お見送りさせていただきます」が正しいかどうかをみるためには、そもそも日本語としておかしい表現じゃないの?というポイントに注意する必要があります。 日本語としても正しい「お見送りさせてもらう」 結論としては「お見送りさせていただきます」は日本語として正しいです。 なぜこう考えるのかというと… もとの形「お見送りさせてもらう」で考えてみると分かりやすいです。 「させてもらう」の意味は辞書によると「相手方の許しを求めて行動する意をこめ、相手への敬意を表す」です。 つまり、 許しや許可が必要なときにつかう言葉です。 で、 「お見送りさせてもらう」だと「見送るために相手からの許しを得たい」という感じのニュアンスになります。 恐れ多くもお見送りさせてもらうよ、許してね なにかを見送る、つまり断るとき相手からの許し・許可が必要でしょうか? 答えは「No、とくに必要はありません」 ただし「恐れ多くもお見送りさせてもらうよ、許してね」というニュアンスで使うため、ビジネスシーンでやんわりと誘いを断るときに活躍する敬語フレーズです。 したがって例えば「あいにく先約があり、今回はお見送りさせていただきます」というようなフレーズは正しいということになりますね。 ただしこれは受け手の感情次第であるため、なにが正解とは言えません… 気持ち悪く感じるかたは「お見送りいたします」「お見送りします」と言い換えすればOK。 「お見送りさせていただきます」がふさわしいビジネスシーン とくに誘いを丁寧に断るときに「お見送りさせていただきます」というフレーズをよく使いますね。 ビジネスシーンでは、たとえば上司からの飲み会の誘いを断るとき「恐れ多くもお見送りさせてもらいますよ、許してね」というニュアンスだと考えれば自然な流れです。 具体的にはたとえば、 ビジネス取引先から「懇親会いかがでしょうか?」とメールで飲み会の誘いを受けたとき。 あるいは 上司から「今夜どう?」と飲み会の誘いを受けたとき。 「申し訳ありません。 今回はお見送りさせていただきます。 」「~のためお見送りさせていただきます」みたいに使うのもOKです。 堅苦しいビジネスシーンで「見送る」ようなときには「恐れ多くもお見送りさせてもらいます」みたいなニュアンスで「お見送りさせていただきます」を使うと丁寧です。 「お見送りさせていただきます」使い方・ビジネスメール例文 つづいて「お見送りさせていただきます」の使い方をビジネスメール例文でご紹介します。 文字どおり目上や上司・社外取引先に「お見送りさせてほしい」と言いたいときに使えます。 上司・目上など社内メールにかぎらず社外取引先にも使える丁寧な敬語フレーズにしていますのでご参考にどうぞ。 理由は細かく伝える必要なし。 早速のご回答ありがとうございます。 さて、ご提案の商品につき検討いたしましたが、探していたデザインと違う点がやはり気になりましたので、 今回は購入をお見送りさせていただきます。 せっかくのご提案にも関わらず、このような返事となりましたことをお詫び申し上げます。 また機会がございましたら、その際にはどうぞ宜しくお願いいたします。 丁寧な断り方のメール例文。 株式会社転職・ノマドでございます。 このたびはお誘いくださいまして誠にありがとうございます。 さて、せっかくのお誘いにも関わらず心苦しい限りではございますが、どうしても外せないプライベートの予定があり、 不本意ながら今回はお見送りさせて頂きます。 大変申し訳ありません。 よろしければ、また別の機会にご一緒させていただければ幸いです。 何卒宜しくお願い申し上げます。 どんなシーンにも使える「見送らせていただきます」 上司・目上・社外取引先からの何かしらを断るとき。 もっともオーソドックスに使えるのが「見送らせていただきます」 意味は「見送らせてもらいます」 「見送らせてください」と何ら変わらないように感じる方もいらっしゃることでしょうが… 命令形「ください」よりも「いただく」を使った敬語フレーズのほうがやんわ〜りとした印象になるためGoodです。 たとえば、• 飲み会の誘いを断るときであれば… 例文「あいにく先約があり、今回は見送らせていただきます」• 仕事の依頼を断るときには… 例文「下記の理由によりご要望にお応えすることが非常に困難であるため、今回は見送らせていただきます」• 購入を断るときには… 例文「弊社で精査いたしましたが目的に合致しなかったため、今回は見送らせていただきます」 などのように使うと丁寧です。 敬語の成り立ちをこまかく見ていくと以下のとおり。 もとになる単語 「見送る」• 「させてもらう」の謙譲語「させていただく」で 「見送らせていただく」• さらに丁寧語「ます」で 「見送らせていただきます」 もちろんこれまで紹介したように…「見送りとさせていただきます」 「お見送りさせていただきます」 としてもなんら問題はありません。 あとはビジネスシーンごとに、他にも使える言い換え敬語を紹介していきます。 「仕事の依頼を見送らせてください」と言う時の敬語フレーズ 「お見送りさせていただきます」だけじゃない断りの敬語フレーズ• 例文「お受けいたしかねます」• 例文「ご要望にそいかねます」• 例文「ご要望にそうことが非常に困難な状況でございます」• 例文「ご要望にお応えすることが叶いません」• 例文「ご要望にお応えいたしかねます」• 例文「ご要望にお応えすることが難しい状況でございます」• 例文「ご対応いたしかねます」• 例文「辞退させて頂きます「辞退いたします」• 「お見送りいたします」「見送らせて頂きます」「お見送りさせて頂きます」 「申し出・提案・購入を断る」ときの丁寧なお断り敬語 「お見送りさせていただきます」だけじゃない断りの敬語フレーズ• 断りの敬語「お見送りいたします」• 断りの敬語「見送らせて頂きます」• 断りの敬語「お見送りさせて頂きます」• 断りの敬語「お気持ちだけ頂戴します」• 断りの敬語「お気持ちだけ頂戴いたします」• 断りの敬語「遠慮いたします」「ご遠慮いたします」• 断りの敬語「遠慮させて頂きます」• 断りの敬語「辞退させて頂きます」「辞退いたします」•

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ビジネスで「断る」敬語は?丁寧な断り方を例文とともに解説!

お見送りとさせていただきます。

「見送る」の意味は、主に二つありどちらの意味かによって敬語表現は、変わってきます。 ひとつは、「出かける人を送る」意味でもうひとつは、「今回は行動を起こさない」「取りやめる」「断る」という意味です。 日常生活で使われることが多いのはひとつめの「出かける人を送る」でしょう。 しかし、ビジネスの場ではふたつめの「今回は行動を起こさない」「取りやめる」「断る」という意味で使われることが多い言葉です。 「見送る」の類語 ひとつめの「出かける人を送る」という意味の「見送る」の類語を以下に紹介します。 「見送る」という言葉は「見て送る」という漢字ですが、もちろんただ単に「見て」いるだけではありません。 「送る」という言葉がつくことによって、出ていく人と一緒にある程度時間を費やすことが表されています。 従って、「見送る」の類語は以下のとおりになります。 同行 「同行」が「見送る」と同じ意味になるには、途中までの同行が前提条件になります。 最後まで同行すると「見送る」とは、違う意味になります。 ・今回は駅までご同行いただきありがとうございました。 ・近くのバス停まで同行致します。 添う 「添う」も「同行」と同じような意味を表す言葉であり、途中まで「添う」ことで「見送る」と同じ意味になります。 「添う」は「そう」と読みますが、同じ読み方をする漢字に「沿う」というものがあります。 ただし、「沿う」は「見送る」という意味にはなりません。 「添う」に「一緒にする」「近づかせる」という意味があるのに対し、「沿う」は「決まりに従う」という意味であるからです。 付き添う 「添う」をより「同行する」「見送る」という意味に近づけた表現が「付き添う」です。 「付き添う」には、「自分には仕事はないが、誰かをサポートするためについていく」というような意味があります。 ただ単に「付き添う」という場合、「最後まで」が前提となりますので注意しましょう。 付き合う 「付き合う」が「見送る」と同じ意味になるときにも、途中までのお付き合いが前提条件になります。 最後までお付き合いすると「見送る」とは、違う意味になります。 「付き合う」を「見送る」として用いた例としては、次の文が挙げられます。 ・今回は駅までごお付き合いいただきありがとうございました。 ・近くのバス停までお付き合いします。 「見送る」の使い方と例文10例 「出かける人を送る」という意味と、「今回は行動を起こさない」「取りやめる」「断る」という意味のふたつの意味合いを持つ「見送る」の使い方を例文ごとに紹介していきます。 どちらの意味合いでも使われることが多い言葉であるので、その場その場で「どちらの意味なのか」ということを正しくとらえることができるようにしましょう。 「見送る」の使い方 「見送る」という言葉は、こちらから相手に提案や報告するような状況で多く使われます。 相手に「見送る」ことを要求する場面は少ないでしょう。 また、「見送る」は通常の動詞なので、普通のルールに則って敬語や丁寧語、謙譲語になります。 敬語、丁寧語というと「ややこしい」と感じることもあるでしょうが、他の動詞とまったく同じ活用をすれば良いので簡単にマスターできるはずです。 「見送る」の例文10例 ここからは、「出かける人を送る」という意味と、「今回は行動を起こさない」「取りやめる」「断る」というふたつの意味合いによる「見送る」の例文を10個紹介します。 本当にさまざまなバリエーションで「見送る」が使われることがわかるでしょう。 小説やニュースなどでも使われているのを目にすることができます。 とても便利な言葉なのでぜひ気軽に使ってみましょう。 美容院やレストラン、洋服屋などで会計を終えた後に、店員さんが店の出口まで来て挨拶をしてくれた経験がある人は多いでしょう。 「客を見送る」ことは接客業においてとても重要なことです。 そのお店を去るときの最後の印象によって「また来たい」と思わせることができるかどうか決まることもあるでしょう。 仲の良い人どうしであれば、その別れは寂しいと感じる人は多いでしょう。 その名残惜しさから、自分がいける最後まで一緒にいたいという気持ちが表れています。 いくら別れたくなくても、さすがに電車に一緒に乗り込んでしまうわけにはいきません。 なぜなら、亡くなってしまった人は自主的に場所を移動することができないからです。 それではここでの「見送る」は何なのでしょうか。 この「見送る」は「弔う」という意味です。 物理的な「付き添う」ではなく、気持ちを死者に向ける、思いをはせるというニュアンスで使われる比喩的な言葉です。 なぜなら、「最期」という字があてられているからです。 「最期」と「最後」は意味が異なります。 「最期」は「命の終わりの瞬間」という意味があります。 つまり、「亡き父を見送る」と同じように、「弔う」「思いをはせる」という意味で使われていると考えましょう。 「今回は」という接頭詞がついているため、「今回は都合が悪く行動を起こすことができないがまだ機会はある」ということが示唆されています。 ただし、取り付く島もないような断り方になってしまうことを避けるために「世辞」として「今回は」を付けることもあります。 「予定を先延ばしにする」「延期する」「中止する」という言葉と同じような意味になります。 「見送る」という言葉には「やめる」という意味しかないので、今回中止になった「予定」が「延期」されていつか開催されるのか、完全に「中止」なのかは言葉だけではわかりません。 就職活動中に目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。 企業から「採用を見送らせていただくこととなりました」というような文句が送られてきたときは、「不採用」という意味です。 ただ、直接的な表現を避け、言葉を柔らかくするためにこのような文章で書かれていることがほとんどです。 構築されていた計画を「今回は実行しない」ということです。 計画を見送る場合、計画を実行できない原因があり、それを解決するまでは行動に移すことができないという状況にあります。 「計画」は何か目的があって立てる物なので、その原因が取り除かれ次第実行されることが多いでしょう。 「開催」は「イベントなどを開くこと」という意味です。 つまり、なにか問題があるためにそのイベントを開くことができないということです。 開催が見送られる原因としては、天候や情勢の変化、自然災害など不可抗力なものが多いでしょう。 「実施」という言葉は、キャンペーンや法律など、他の人に影響を与えるものに効力を与えるという意味があります。 つまり、「実施」はそれほど易々とできてしまえるものではなく、慎重に行わなければならない物です。 そのため、「実施を見送る」という事態も起こり得るのでしょう。 ビジネスで必須の敬語をマスターしよう 「見送る」という言葉は、日常会話でもよく使われる言葉ですが、それ以上にビジネスの場で多用される言葉です。 社会では、日常生活の語彙以上のものが問われる場面もあります。 その最たるものが「敬語」です。 敬語ができなければ、社会でキャリアアップしていくことは難しいと考えても良いでしょう。 それ位、言葉遣いは人間の評価につながります。 これを機に少し自分の敬語力を見直してみましょう。 これまでに「見送る」の意味や類語、用法を紹介してきましたが、ここからは敬語での「見送る」の使い方を見ていきます。 ビジネスで使われることが多い言葉であるからこそ、しっかりその敬語表現も身に着けておきましょう。 敬語は主語を敬うか、へりくだらせるかで用法が異なります。 誤った相手に誤った表現を用いると失礼になってしまいますので注意しましょう。 「見送る」の尊敬語 まずは、文章の主語を持ち上げて敬う尊敬語表現での「見送る」の使い方を紹介します。 尊敬語はその性質上、必ず目上の人や部外者を主語にとって用いられます。 自分や身内(部外者に向けて話すときの社内の上司も含む)に対して使ってはいけません。 誤ってこれらの人たちに使ってしまうと、自分たちを持ち上げることになり、「横柄な態度」であると捉えられてしまう可能性もあります。 お見送りになる 目上の人や、自分より社会的地位の高い人がだれか、または何かを「見送る」場合、そのことを「お見送りになる」と表現することで尊敬語になります。 ただ、そこまで重ねて丁寧に表現しなければならない場面はあまりありませんので、単に「お見送りになる」と覚えておけば十分でしょう。 「見送る」の謙譲語 逆に自分が見送る側になっているときは、尊敬語は使うことができません。 自分や身内が主語になるときは、自分たちをへりくだらせて相手を敬わなければなりません。 そのような状況で用いるのが謙譲語です。 謙譲語は主語をへりくだらせる働きがあります。 ただし、誤って相手の行動に対して使ってしまわないように注意しましょう。 お見送りします 「お見送りします」は「見送る」の謙譲語表現です。 「お見送りします」は、こちらから付き添いを申し出るときなどによく使われます。 遠慮がちに(僭越ながら)付き添わせていただきますのような意味になると考えて良いでしょう。 「見送る」の丁寧語 尊敬語、謙譲語の他にも、敬語表現には「丁寧語」というものがあります。 丁寧語はこれらの言葉の中では親しみがある方なのではないでしょうか。 知らない人と話すときには、たいていの人が「です・ます」という語尾を使いますが、これも丁寧語の一環です。 丁寧語は特別な語彙を必要とするものは少なく、語尾を少し変える程度であることがほとんどです。 お見送りいたします 謙譲語表現で紹介した「お見送りします」にさらに丁寧表現を付け加えると、「お見送りいたします」となります。 「いたします」という語尾は丁寧語です。 「します」というだけでも十分丁寧な表現ではありますが、「いたします」を使うとより丁寧さが増します。 「お見送り」だけでなく他にもさまざまな動詞につけることができますのでぜひ使ってみましょう。 「見送る」の意味を知り正しく使おう 「見送る」は、「出かける人を送る」という意味と、「今回は行動を起こさない」「取りやめる」「断る」というふたつの意味を持った言葉です。 これを正しく理解し、適切なシチュエーションのときに正しい用法で使うことができるようにしましょう。 また、それに伴う敬語表現も抑えておくことで語彙力はぐっと上がります。 知らない言葉が出てきたら、その敬語表現を調べる癖をつけておくと後々便利です。 いってらっしゃいの敬語の例文を知ろう 敬語で表現したい場合がある言葉の1つに、「いってらっしゃい」という表現があります。 目上の人が出かける際に何か声を掛けたいが、「いってらっしゃい」は敬語ではないので使えません。 いつそのような状況になるか誰にもわかりません。 「そういえばどういえばいいのだろう」と思った方は、ぜひチェックしておきましょう。

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