ひぐらしのなく頃に 難しい。 ひぐらしのなく頃に「鬼隠し編」の感想

ひぐらしのなく頃に「鬼隠し編」の感想

ひぐらしのなく頃に 難しい

最初にひぐらし世界の概要を説明します。 ひぐらしには「出題編」と「解答編」があり「出題編」での謎が「解答編」で判明するという構造を持っています。 ひぐらしの世界は一種のパラレルワールド「カケラと呼ばれている」世界が舞台になっています。 毎回惨劇が発生し多くの人が命を落としますが違う物語に移れば全員生き返っているのはこのためです。 それぞれの物語にも特徴があり「出題編」と「解答編」の個々の物語が対になっています。 例えば「鬼隠し編」と「罪滅し編」は相互の関係にありますが、その間の作品に重要なヒントが隠されています。 すべては「雛見沢症候群」とよばれるフード病が根幹にあります。 これには感染レベルが有りレベル4で疑心暗鬼の症状が現れ、レベル5で激しい幻覚を起こしてしまい自らの喉をかきむしって死に至ります。 各編で次々と人が殺されていくのは、コレが原因です。 「古手 梨花」は「羽入、オヤシロ様」の力により梨花が死ぬ度に時間を巻き戻し別のカケラ(パラレルワールド)へと移動する。 死んだはずの人が編が変わる度に全員生き返るのはこのためです。 アニメでは描かれていませんが梨花の足枷となっている3つのルールが存在します。 ルールX:仲間が疑心暗鬼におちいり惨劇を生み出す、梨花の足枷の1つ。 ルールY:何者かの強い意志により毎回起こる惨劇「オヤシロ様の祟り」梨花の足枷の1つ。 ルールZ:村に蔓延する信念「協調性の無いものは排除する、北条家に対する嫌がらせ」梨花の足枷の1つ。 この3つの足枷の鍵を解除する事で永遠のループに打ち勝つ事が出来る。 それぞれの謎の真相を説明します。 これは表向きには握りつぶされてしまい「鷹野一二三」は社会的に抹殺されます。 この人に強い恩を感じていた「鷹野三四:本名、田無美代子」は、一二三の念を神格化させるため、「東京(組織名、極秘に雛見沢症候群を利用した細菌兵器を開発)」と手を組み「山狗、特殊部隊」を買収し、最終的に(古手 梨花)を惨殺して「終末作戦、村人全員を毒ガスにより抹殺」を実行します。 悟史はレベル5発症を起こし入江機関にて秘密裏に治療中 5年目:鷹野三四の陰謀により「富竹ジロウ」にレベル5を強制発症する注射を打たれる。 「鷹野三四」は山中に有った死体を利用して偽装死を図る。 以上の事が判明して「祭囃し編」で、この陰謀を阻止するため仲間と力を合わせて「山狗」と対決、見事勝利して「鷹野三四」の陰謀は消し去り(古手 梨花)の永遠のループは終わりをつげハッピーエンドとなる。 アニメのラストで出て来た梨花が大人になったような人物が登場しますが、このシーンは原作の裏エンドをアニメ化した物です。 田無美代子に対し「生きたい?死にたい?」という問いを投げかけて田無美代子は「死にたい」を選択します。 これによって鷹野三四が誕生する事なく雛見沢に惨劇が訪れる事のないIFの世界がある事を示しています。 ひぐらしの原作はサウンドノベルゲームなので、こちらをプレイする事をオススメします。 アニメでは原作の面白さの半分も表現出来ていません。

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「ひぐらしのなく頃に」あらすじ・ネタバレ・名言まとめ

ひぐらしのなく頃に 難しい

幾重もの経験に裏付けられた自信と知識、老獪さで立ち回る、徹底的な叩き上げのベテラン。 しかしそれゆえにその捜査手法はかなりなものであり、しつこく事件を調べる彼を疎ましく思う村人は多い。 定年間近の年齢ではあるが、で鍛えられた腕力や握力はかなりのもので、彼に一掴みされると大抵の者は身動きができなくなる。 非常にもったいぶった話し方や、粘着質なしつこさは聞く者に不快感を与える。 同じく興宮署に勤務する老年の鑑識の男性職員(名前は不明)から「悪タレ時代を思い出してみろ」などと言われていることから、若い頃にはそれなりのやんちゃだったことが伺える。 ヘビースモーカー。 よく麻雀を仲間内でしており、実戦に使えるレベルではないもののができるほどの腕前である。 夜遊びと酒にも強く、であるという一面もある。 外伝である「」では、ガス災害以降に相次いで発生する怪事件の一つを担当することになり、赤坂と共同で捜査に当たる。 「鬼隠し編」おまけミニゲーム中にて初めてクラウドの名を名乗り圭一、富竹と「れなぱん」攻略のために魂の兄弟(ソウルブラザー)であることを誓い、雛見沢クールボーイズを結成する。 その後この設定は目的を主にエロスや萌えに変え、本編お疲れ様会や他で多用されている。 赤坂 衛(あかさか まもる) 声:(ドラマCD・ひぐらしデイブレイク・ひぐらしの哭く頃に雀)・(アニメ・祭・絆・デイブレイクポータブル) 誕生日:8月3日 血液型:A型 登場:暇潰し編・罪滅し編・皆殺し編・祭囃し編・昼壊し編 「」の主人公で、に所属する刑事。 階級は警部。 冷静沈着で紳士的な性格だが、真面目で正義感が強い、静かに燃える熱血漢である。 のの誘拐事件の捜査のため雛見沢を訪れ、大石と梨花に出会う。 雪絵という妻がいて、「暇潰し編」の時点(昭和53年)で彼女は出産を目前にしている。 かなりの愛妻家であり、同僚達の間では熱愛夫婦として有名である。 「暇潰し編」時点で大卒後まもないにもかかわらず警部であることからであると考えられる(大石によれば「高学歴」)。 ただ、常に第一線に立ち続けているなどつじつまがあわないと思われる点もある [ ]。 入庁試験、では抜群の成績で常に主席を争っていた。 しかし「暇潰し編」時点ではまだ経験不足を否めず、大石に村に来た理由を見抜かれたり、誘拐犯人グループの制圧戦でも苦戦するなどしている。 学生時代はにはまっており、都内、特にを中心に高レートのに出入りする、「馬場の衛」の異名で知られた雀士だった。 しかしレートを上げすぎ て各地で出入り禁止になった上、当時交際中だった雪絵にこってりしぼられたため、現在は足を洗っている。 とはいえその実力は衰えておらず、今でもプロ級の実力を誇る。 外伝である「鬼曝し編」では各地で発生する怪事件の捜査に当たり、なぜか人の注文を頼む時はオレンジジュースとホットケーキを頼もうとする。 ビジュアルはこの作品にて初出。 「暇潰し編」以外では30代後半に入っているにもかかわらず、非常に若々しい外見を保っている。 これは、彼が30代後半であることを「鬼曝し編」作画担当の鬼頭えんが知らずに若くデザインしすぎたところ、打ち合わせで竜騎士07が「問題ありません。 いい男は老けませんから」と了承したためであると「鬼曝し編」第1巻で描かれている。 しかし、DS版「絆」の第2巻では「祭」と比べて微妙に立ち絵が変化し、少々年季の入った見た目となっている。 筋骨隆々たる体格で、折り畳み自転車を愛用しており、緑の帽子をかぶり常時カメラを持ち歩く。 本人によると、との撮影を専門にしているらしい。 綿流しの祭りの際には必ず雛見沢を恋人の三四と訪れており、祭りや村の様子を撮影している。 雛見沢を訪れた数は既にかなりになるため、その顔と名前は村人に広く知られており、爽やかな性格ゆえ評判も悪くない。 ただし、「富竹ジロウ」はカメラマンとしてので、本名は不明。 国鉄の沿線に住んでいると思われるが、それ以上のことは何も分かっていない。 「鬼隠し編」おまけミニゲーム中にて初めてトミーの名を名乗る(詳細は大石の記述参照)。 「ひぐらしデイブレイク」で登場した富竹フラッシュという技が有名で、公式キャラクターソングにも採用された。 また、にてナース服萌えという設定が追加されている。 純朴で人懐っこいキャラクターから、ネット上では周囲の空気を読めていないギャグキャラクターとして扱われることが多い。 原作の立ち絵では変わった色のカメラを持った姿で描かれているが、これは竜騎士07が「沢登りをしても耐えられるような頑丈で防水のカメラ」をイメージしたもの。 パチスロでも専用の「富竹フラッシュ」演出が存在する。 このとき、富竹はカメラを手に持ち、バックにSLを背負って登場する。 最終的にヒロイン格の4人の女子が写真に納まるとボーナス確定となる。 ヘアースタイルは金髪のロングヘアー。 普段は知的で物腰柔らかいが、時に他人を見下したような態度をとり、な面ものぞかせる。 「皆殺し編」ではこの性格が一挙に壊れるシーンがあり、レナのかぁいいモードに匹敵するほどのハイテンションになってしまう。 筋金入りのマニアで、一部の者にだけ知られているが、雛見沢の暗黒史や残酷な儀式に興味を持ち、的見地からそれを研究することをライフワークとしている。 しかしその好奇心は、純粋な民俗学的見地からと言うよりは、猟奇趣味に基づくところが大きい。 連続怪死事件についても様々な説を立てては、村の子供に聞かせている。 一方で野鳥観察、集めなど至って普通の趣味も持つ。 季節ごとに訪れる富竹と仲がいいことが知られており、富竹と一緒にいる時は、二人してカメラを持ち歩き、村の中をあちこち歩き回って撮影しているという。 彼からは野鳥撮影のノウハウを教わっている。 医師免許を持っているが、自分の趣味でナース服を着用しているとのこと。 村の少年野球チーム「雛見沢ファイターズ」のをやっていることから、圭一達からは親しみを込めて「監督」と呼ばれている。 他にも、綿流し実行委員会の役員など、村の行事にも積極的に関わっている。 園崎本家の侍医でもある。 悟史と沙都子の兄妹に特に優しい。 独身で外見は若そうに見えるが、実際はそこそこの年齢とのこと。 その口調や仕種から落ち着いた大人の印象を与え、年代問わず村民の信頼は厚い。 しかし、無類の好きであることを所構わず公言している。 「メイドインヘヴン」なる固有結界を持っており、興奮すると時々暴走し、メイドの魅力を周りに伝導する。 暴走中の入江は、かぁいいモードのれなぱんすら2発は喰らっても平然と復活する漢である(3発目のつるべ打ちで痙攣しながら撃沈)。 原作「祟殺し編」のお疲れ様会にて初めて「Dr. イリー」と名乗り圭一(K)、クラウド、トミーらソウルブラザーと共に四天王(命名は圭一)として女性陣制覇に挑む。 二次創作他でもこの四人グループの活躍は頻繁に描かれている。 原作では入江と大石は関係上仲はよくない。 髪の色は沙都子同様、金色で魅音と同学年。 魅音が立ち上げた当初の部活メンバーの一人。 圭一が転校する1年前、綿流しの数日後に謎のを遂げたため、圭一との関わりは薄い。 しかし、失踪後も様々な形で物語に関わってくるである。 とても優しく大人しい性格で、困ると「むぅ…」と口ごもったりと、どことなく頼りなさそうでおっとりとした雰囲気。 人の頭をなでる癖がある。 沙都子とは逆に文系タイプで、あまり運動はしないが、入江の勧誘により雛見沢ファイターズには所属していた。 チームにおいては3割という打率を誇っていたが、チャンスに弱い。 「疲れる」という理由でチームを抜けているが、実際には叔父夫婦から虐待を受ける沙都子を守るためであった。 沙都子同様、との区別が付かない。 部活のゲームスタイルは、特に深い読みもなく専ら運によるもので、よく魅音を憤慨させていたとのこと。 自分に恋心を抱く詩音に対してどう思っていたのかは、本編ではあまり語られていない。 「鬼隠し編」でレナは、「ある日急に素振りをはじめて…」から「ある日急にみんなと帰らなくなった」と失踪直前の状況を物語っている。 ひぐらしデイブレイクポータブルMEでは詩音の願いによって鏡の力によってみんなの前に現われる。 目の前に現われたのは本人ではないが、パートナーの願いを叶えるために行動をしている。 なお、この設定はストーリーモードのみで、対戦では本人として扱われている。 なお、初期の部活を知っているようで、自分がいた頃の部活とは違うと語っている。 職業は。 金持ち(息子の圭一はあまり自覚が無い)の部類に入り、雛見沢に引っ越す際にかなり大きな家を建てたことから、「前原屋敷」と村中で噂になっていた。 ただし圭一によると大半が彼ので、出入りを禁止されており、生活範囲は普通の家と変わらないとのこと。 自宅に仕事の関係者を招いて大きなパーティを催すことがある。 原作ゲームでは、画家という表現がなされているが、などにも参加しているらしき描写もある。 料理は極めて下手。 至ってマイペースで、仕事に詰まると一時的に不機嫌になることが多いムラ気な性格。 しかし自分の興味のあることには本領を発揮し、「口先の魔術師」と言われている息子の圭一をも納得させてしまうほどに口先が達者になる。 頻繁に妻とともに上京している。 重度のメイドマニアであり、エンジェルモートに通いつめている。 圭一が事件を起こしたことから、圭一を気遣わなかったことを悔い、圭一と向き合いもう一度家族でやり直すため雛見沢への引越しを決めた。 雛見沢に引っ越すかどうか思案中に梨花と羽入と初めて出会うことになる。 漫画版とアニメ版とでは、容姿が大きく異なる。 律儀な性格で、物事全般にソツがない。 料理上手でマニア。 夫・伊知郎の創作活動のでもあり、権利関係の調整や、税金の申告など裏方の仕事を手伝っている。 次回作『うみねこのなく頃に』でも登場している。 某有名出身であり、圭一の教育にも熱心。 それゆえ田舎の人間とはソリが合わないのか、村会には所属しているが村のには「婦人会」に一度出たきりで出席しておらず、村民とはあまり親しくないらしい。 ただ、レナとは親交があり、一緒に買い物をしたり漬物をおすそ分けしてもらったりしている。 戦後の混乱期、夫・宗平の遺した財産を巧みに使い、雛見沢を復興、園崎家に絶大な繁栄をもたらした。 その偉業から鬼ヶ淵死守同盟で中心に動き、雛見沢で一番の発言力をもっている。 通称は「園崎天皇」(PS2版では「園崎明王」)もしくは「鬼婆」。 魅音からは「婆っちゃ」と呼ばれる。 興宮全域から政にいたるまでの絶大な政治的影響力を誇り、警察は連続怪死事件への関与を疑っているが市上層部からの政治的圧力によっての実行はできない。 また、剣道有段者であり、梨花からは「日本刀が大好きなのです」と言われる程、お魎のエピソードには日本刀が関わることが多い。 モデルとなった人物は現実世界の昭和20年代に岐阜県白川村で結成された建設反対の住民団体「御母衣ダム絶対反対期成同盟死守会」の筆頭若山芳枝である [ ]、なおこのキャラクターの設定は次期作のの右代宮金蔵に受け継がれている。 厳格かつ頑固、非常に気難しい性格で、一度機嫌を損ねると容易には直さない。 しかし気に入った人間には助力を惜しまない一面もある。 ダム戦争が終わり北条家の両親も亡くなり、沙都子への村八分状態は意味がないうえに非情な仕打ちだということは理解している。 一方で自分を含め老人たちは一度決めたことは中々変えられないということも理解しており、朝令暮改の如く園崎家が北条家を許すことは現実的に難しいと感じている。 そういった村の状況を変えてくれる若者を求めたことで後に前原家が引っ越してくることにつながっていく。 原作及びPS2版では顔・姿は描かれていない。 彼女の立ち絵は「絆」の第2巻で登場。 しかし、アニメ・漫画とは微妙に異なった見た目となっている。 テレビドラマ版では、「園崎 魎」という名前になっている。 「目明し編」にて初登場。 詩音の世話係兼ボディーガードの任を受けている。 と派手ながトレードマーク。 銃火器の扱いを得意としていて何度か機関銃やショットガンなどを使用していることがある。 かなりの酒豪であり、医者から止められているにも拘わらずやめようとしない(このこともあり、「目明し編」や「皆殺し編」のその後では肝臓ガンで死亡したことになっている)。 また、大の甘党でもある。 祭囃し編における雛見沢での戦いでさえも葛西がこれまで経験してきた数々の修羅場に比べれば上の中程度の出来事に過ぎないらしい。 入江診療所を巡る戦いでは制圧の際、昔のように凄んでしまったことを少し気にするような面もある。 雛見沢村の村長 で、「暇潰し編」では鬼ヶ淵死守同盟の会長を務めていた。 いわゆる好々爺で人当たりがよい人物であるが、鬼ヶ淵死守同盟の頃は機動隊と衝突していた。 村長であるが、御三家の力関係からお魎には頭が上がらない。 魅音や詩音からは「公由のおじいちゃん」と呼ばれている。 立ち絵はPS2版「祭」で初登場。 とで生計を立てている。 兄夫婦が死んだことで悟史と沙都子を引き取った後、兄夫婦が残した財産を使い込み、北条兄妹にを繰り返していた。 口調も外見もヤクザ風である。 「」、「」では興宮に住んでいたが突然再び雛見沢に戻り、沙都子の親権を主張し自宅に連れ戻した。 ヘアースタイルはピンク色のショートヘアー(ただし実写版映画では、ロングヘアー)。 毎日のように竜宮家に来ていて、レナの父親と将来結婚も考えているという。 レナに好かれようと色々とアプローチしてくるが、レナはあまり好きになれない。 雛見沢ダム戦争当時、ダム推進派の方策により廃校の憂き目にあった雛見沢分校に教育委員会の指示を振り切って着任。 ダム戦争終了後町会の働きかけで正式に分校教師に赴任した。 子供達のことを第一に考える立派な先生で、村民からの信頼も厚い。 壮絶なまでの狂。 毎日三食カレーで、カレーの悪口を言う生徒は許さない。 挙句の果てには校舎裏に「カレー」なるものまで作っている。 名前の由来は、原作者がファンであった の公認キャラクターであり 、カレー好きという設定も『月姫』のシエルに由来するほか、声優も『』のシエルと同じである(「暇潰し編」のお疲れ様会では、暗闇の中で真価を発揮し、第七聖典の力で圭一を懲らしめるといったエピソードがある)。 元ネタの影響で人気投票の際は7位を狙って投票されるのが恒例になっており、公式サイトでの第1回・第2回人気投票、カップリング投票(カレーとカップリング)では実際に7位になっている。 は見るのも嫌とのこと。 園崎 茜(そのざき あかね) 声: 誕生日:11月6日 血液型:B型 魅音と詩音の実の母親。 「目明し編」にて初登場。 魅音と詩音の実父(声:)がである「園崎組」の大であり、建前上は組の持つ園崎興業の代表取締役。 ゆえに大石からは皮肉を込めて「園崎社長」「姐さん」と呼ばれている。 通称「 鹿骨の鬼姫」。 その性格は結構お茶目でノリがよく「」では魅音と詩音を足したようだと葛西に言われたこともある。 本人はそろそろ上品なイメージを持ちたいと思っており、優雅な振る舞いを心掛けているが、側近達が彼女の目を盗んで昔の武勇伝を話して回っているので、なかなか思い通りにはなっていない。 嫌いなものは嘘と。 本来は魅音でなく彼女が次期頭首なのだが、ある時家出をし結婚相手として現在の園崎組組長を連れ帰った所、勘当され次期頭首の資格を失った。 彼女の名前「茜」は、園崎家の頭首の名に鬼の一文字を加えるという慣わしにより元は「 蒐」と書いたが、本家からの勘当後は「茜」という字を使っている。 「エンジェルモート」の経営者であり、複数の店舗の経営もしている。 魅音からの頼みで、詩音を匿うためエンジェルモートでバイトとして雇う。 赤坂 雪絵(あかさか ゆきえ) 声:(ドラマCD)・(アニメ・祭カケラ遊び) 赤坂衛の妻。 容姿端麗で育ちもよく、絵に描いたような深窓の令嬢だった。 先天性の持病を抱えているため身体が弱く、「出産に母体が耐えられる保証がない」と医師に宣告されているが、彼女は衛との子をもうけたいと強く願い、「暇潰し編」では出産に臨もうと入院している。 基本的に優しくお淑やかだがかなりのイタズラ好きで、二人きりになるとまるで小悪魔のように赤坂をおちょくるらしく、赤坂は彼女には頭が上がらない。 危険な仕事をしている赤坂を心配し、彼からの連絡がなかった翌日は屋上に上がり無事を祈っている。 赤坂 美雪(あかさか みゆき) 声: 赤坂衛の娘。 赤坂によると、その行動は梨花の生き写しらしい。 美雪という名前とグラフィックが最初に登場したのは漫画版であり、漫画版とDS版「絆」以外では名前などは明らかにされていない。 大石の信頼する同僚の一人であり、「祭囃し編」では梨花たちの危機を救うために一役買う。 また、大石の雀荘仲間でもある。 赤坂が告げた5年前の梨花の予言にも理解を示すなど柔軟な思考の持ち主。 通称「熊ちゃん」。 なお、コンシュマー版とアニメとでは容姿が大きく異なる。 現場経験がまだ少なく、彼の多くの意見は大石に笑い捨てられているのだが、彼の柔軟な発想は彼をも時折驚かせるほどであり、大石は必ず耳を傾けている。 大石は彼を「経験ではどうしても補えない才能に恵まれている」と評し、将来立派な刑事になることを期待している。 尋問や交渉の際には、主に大石が脅し役、熊谷が宥め役を担当して成果を上げている。 大石の刑事ぶりに心酔しており、彼を目標の刑事像にしている。 フットワークが軽く、大石が苦手なフィールドワークを得意としている。 どこへでもいつであろうとも飛び出していく、まさに「足が武器」を地で行く刑事。 大石の勧めにより、柔道部や麻雀研究会に強制入部させられ、日々小遣いを巻き上げられている。 どこか三枚目な魅力をもっていた原作に対してアニメでは園崎家との交渉シーンや沙都子を慰めるシーン、殉職シーンなどのシリアスな描写が多めである。 彼の立ち絵はPS2版「祭」で初登場。 富田 大樹(とみた だいき) 声: 圭一の後輩で、学校のクラスメイト。 実家は豆腐屋・富田豆腐店。 痩身でメガネをかけており、どことなく理屈っぽそうな印象を与える。 実際、祟殺し編では弁当の評価をめぐって「口先の魔術師」圭一と議論で対決し互角の戦いを繰り広げた(勝負は圭一の勝利で終わったが、梨花の弁当が自分で作った物ではないことをバラして勝ったため完璧に勝ったとは言いがたい)。 親友の岡村といつも一緒にいる。 結果のためには過程を問わないタイプだが、部活メンバーほど常識を逸脱しているわけではない。 岡村と共に、その秘めた情熱はしばしば圭一の力となっている。 「祭」及び「絆」の「澪尽し編」では、魅音たち現部活メンバーによる入部試験を潜り抜け、岡村、その他の下級生組と一緒に、見事部活メンバー入りを果たす。 その際、魅音たちと衝突し、自分たちに協力を申し出た圭一とは下の名前で呼び合う関係となる。 彼の立ち絵はDS版「絆」で初登場。 岡村 傑(おかむら すぐる) 声: 圭一の後輩で、学校のクラスメイト。 純粋でぽやんとした、ちょっと小太りの田舎少年。 親友の富田といつも一緒にいる。 過程を重んじる性格で、結果が良ければ過程は問わないという部活の掟とは相容れない。 だが、圭一の部活での活躍を見ているうちに、次第にその考えに変化が現れていく。 「祭」及び「絆」の「澪尽し編」では、上記で語られている通り部活メンバー入りを果たす。 富田と同じく、圭一とは下の名前で呼び合う関係となる。 富田と同様、立ち絵はDS版「絆」で初登場。 その左腕から繰り出される豪速球は全国級で、甲子園でも「弾丸直球」の異名で恐れられている。 一見、昔ながらの体育会系で、周囲や世間にはニヒルなキャラクターとして浸透しているが、その実態はとを愛でる、限りなく圭一に近い波長の持ち主。 「エンジェルモート」の常連客でもある。 とある事件をきっかけに圭一の口先の魔術にはまり、彼を「K」と呼び崇拝するようになってしまった。 彼のビジュアルは、漫画版「祟殺し編」が初出。 その後、アニメ「厄醒し編」にて、漫画版「祟殺し編」とイメージを合わせた姿で登場する。 立ち絵はDS版「絆」で初登場。 「」では新聞に「メジャーデビューを果たした」と書かれていた。 海江田(かいえだ) 声: 圭一達の学校にいる校長先生。 普段チャイム代わりにベルを鳴らしている。 温和で生徒思いの先生であり、沙都子に異変が起こった時もずっと親身になって心配していた。 なお、武道の達人であり、「鬼隠し編」では部活の罰ゲームで頭をなでさせられた魅音と圭一は制裁を食らっている。 で活躍し、その後は世界の武術を極めた後学校を開設した。 犬飼 寿樹(いぬかい としき) 声:金田晶代(現:) 建設大臣の孫。 「」で小此木造園の関係者 に誘拐されてしまうが、赤坂と大石によって無事助け出される。 山本(やまもと) 声: 「賽殺し編」に登場。 入江の代わりに診療所にいる医師。 漫画版に登場する人物 [ ] 鬼曝し編 [ ] 以下は刊『』で連載された番外編「」で新規に登場する人物である。 同作品をベースとするDS版「」の新規シナリオ「染伝し編」「影紡し編」のメインキャラクターでもある。 声優は主に「絆」のもの。 夏美のみPS2版「」と「デイブレイク改」にも登場。 公由 夏美(きみよし なつみ) 声:。 一年ほど前に興宮から都会へ引っ越してきた少女。 明るい性格で、そこそこ友達もいる。 御三家の一つで、公由家の親族。 髪が長く、いつもお団子ツインテールに結んでいる。 (「絆」の「澪尽し編」ではストレート・ロングになっている)胸が小さいことを密かに気にしている。 雛見沢村に関しては「ご先祖様の土地」ぐらいの愛着しか持っていない。 隣のクラスにいる暁のことが好きだったのだが、逆に彼に告白される。 返事をしようとするが、雛見沢大災害など事件が重なりなかなか言うことができない。 PS2版「祭」ではゲストキャラクターとして登場。 通っている学校が創立記念日で休校となった際に両親・祖母と里帰りし、雛見沢で綿流し祭を見て回る。 魅音や詩音、梨花とは面識があるらしい。 出番は前半パートと「綿流し編」の電話のセリフ、「澪尽し編」で昏睡状態になった沙都子の代わりに綿流しのお祭りで遊ぶシーンのみだが、公式ガイドブックに「絆」で初出であるはずの発狂モードの表情が掲載されていたことなどから、開発中は今より多くの出番が予定されていたようである。 「染伝し編」では千紗登の紹介で、佐伯病院系列の介護センターでアルバイトを始める。 おまけなどに出てくるときは、かなり性格がはっちゃけており、「羞晒し編」の応援イラストでも圭一から「間違いなく御三家」だと言われている。 藤堂 暁(とうどう あきら) 声: 夏美の同級生で隣のクラス。 夏美の友達である千紗登と珠子の幼馴染。 子供の頃から絵がうまく、この高校にも美術の特待生としてこの高校に入っている。 夏美に告白するが、まだ返事は受けていない。 夏美にたいしてなかなか積極的に行動できず、千紗登にと言われる。 だが、夏美を守るという気持ちが強く、夏美の祖母の奇行を見て見ぬフリをしたり、夏美を大石たちからかばったりしている。 だが、大石たちと共に事件の真相に近づくことになる。 佐伯 千紗登(さえき ちさと) 声:、(「ひぐらしのなく頃に粋」以降) 夏美の友達で暁の幼馴染。 DS版絆の「影紡し編」の主人公の一人。 よく夏美に気がある発言をしては珠子にツッコまれている。 だが、番外編では逆に夏美たちのツッコミを彼女が担当している。 大病院のお嬢様。 「染伝し編」では「鬼曝し編」でお蔵入りとなった暁と夏美との確執も描かれている。 実は佳織という妹がいたが、数年前に病によって失っている。 千紗登が骨髄移植をすれば助かる可能性があったようで、怖気づいて移植に踏み切れなかったことを後悔している千紗登は、佳織の面影を夏美に見つけ、何があっても彼女の味方でいようと決意している。 「影紡し編」で夏美の暴走を止め、惨劇を回避した。 喫茶店兼実家で働いている山科守のことを気に掛けている。 牧村珠子(まきむら たまこ) 声: 夏美の友達で暁の幼馴染。 少々ぽっちゃりした女の子で千紗登のストッパーとして彼女の行き過ぎた行動を止めている。 公由 あき(きみよし あき) 声: 夏美の母方の祖母。 夏美を可愛がっている。 雛見沢村出身でオヤシロさまに対する信仰心が非常に厚く、娘夫婦と共に転居することを頑なに拒んでいた。 雛見沢大災害の発生以降「オヤシロさまの祟り」を恐れて奇行に走り、魔除けで埋め尽くされた自宅の様子が週刊誌に掲載されてしまう。 公由 春子(きみよし はるこ) 声: 夏美の母。 大災害以降「オヤシロさまの祟り」を恐れる実母・あきの奇行がマスメディアに取り上げられて一家が周囲から奇異の目に曝されていることに気付き、あきを恨む。 性格はしっかりしているが時折怖い場面もある。 公由 冬司(きみよし とうじ) 声: 夏美の父。 のため、春子に頭が上がらない。 ローンがありながらも念願のマイホームを手に入れ、家族と共に平穏な日々を送っている。 番外編では暴走する夏美たちを普通に流したりとなかなか肝が据わっている場面もある。 宵越し編 [ ] 以下は刊『』で連載された番外編「」で新規に登場する人物である。 同作品をベースとするDS版「」の新規シナリオ「宵越し編」のメインキャラクターでもある。 乙部 彰(おとべ あきら) 声: 主人公。 都会に憧れて都会での生活を満喫するが後先を考えない金遣いの荒さにより大変な金額の借金を背負ってしまう。 借金取りに追い回され友人たちにも愛想を尽かされるものの、大見得を切って都会へ出たため両親にも相談できず、練炭で命を絶とうとする集まりに参加して雛見沢を訪れる。 ところが同行者が大金の持ち主であることを知り皆が命を絶った後でも自分だけ生き残るよう計画。 その企みは成功し大金を下ろせる預金通帳を手に逃亡を図るものの地理に疎い雛見沢という地で迷ってしまう。 雨の中でぬかるんだ地面に足を取られて崖から転落。 そこへ通りかかった魅音と遭遇し「同行者とはずれた」というとっさの嘘により雛見沢を脱出する活路を見出そうとする。 魅音曰く、24年前「鬼隠し」に遭って行方不明となった北条悟史に似た面影を持つらしい。 荒川 龍ノ介(あらかわ りゅうのすけ) 声: 「週刊セブン」編集部に出入りしているフリーライター。 心霊スポット特集で雛見沢を取り上げ、23年前の大災害を「オヤシロ様の祟り」とする説に疑問を呈する新説の真偽を確かめるべく現地取材を強行するが、車の中でにより死した複数人の死体を発見。 救援を求めるべく灯りが点いていた古手神社の集会所へ駆け込み、乙部たちと遭遇する。 極度の見栄っ張りな臆病者だったが、次第に乙部達と親しくなり、物語後半では怖じ気づくどころか毅然とした態度で乙部達を援護している。 ラスト近くで雛見沢に関する一連の謎は解けたものの、記事にする際、魅音の件をどう説明するかで悩んでいる。 「絆」に収録された「宵越し編」では、ストーリーの都合上乙部に代わり主人公となっている。 また、父・龍一も同じくフリーライターであり、「祟殺し編」のラストで登場した記者と同一人物であることが示唆された(「絆」の「宵越し編」での龍一は雛見沢大災害から生き残った人物を取材し、その十数年後水難事故で死亡している)。 十和田 八重(とわだ やえ) 声: 閉鎖が解除された雛見沢に興味を持ち、同棲相手の工と車で訪れた女性。 黒澤 工(くろさわ たくみ) 声: 八重と同棲している男。 大学時代に八重と付き合い始めた。 プロのミュージシャンになることが夢。 八重の運転する車に同乗して雛見沢村を訪れ、古手神社の集会所でビールを飲み明かすが酔い覚ましに外へ出た際忽然と姿を消し、直後に集会所の布団の中から死体として発見される。 死因は絞殺。 芥川(あくたがわ) 乙部が乗って来た車を運転する初老の男性。 23年前の大災害発生時、雛見沢村だけでなく日本中で起きた騒動について昔語りをする。 知人の借金を連帯保証人として肩代わりしていた。 千秋(ちあき) 芥川の運転する車に乙部と同乗していた若き未亡人。 資産家の夫に先立たれ、莫大な遺産を受け継いでいる。 「絆」ではフルネームは堀千秋(ほり ちあき)となっている。 マチ 芥川の運転する車に乙部と同乗していた若い女性。 他人には知られたくない過去を抱えているらしい。 マチというハンドルネームは本名の「真知子」からとったもの。 「絆」では、家族全員を交通事故で亡くしたことになっている。 三船(みふね) 声: 園崎組組長(魅音の父)の片腕だった男。 現壊し編 [ ] 以下は角川書店刊『コンプエース』で連載された番外編「」で新規に登場する人物である。 鳳 咲(おおとり さき) 瑞穂の前に現れた謎の少女。 容姿・言動共に中性的。 謎の少女 詩音の前に現れた謎の双子。 二人一組で行動している。 カールしたロングヘアが特徴的。 住友 ゆかり(すみとも ゆかり) 詩音たちのクラス・1年花組の級長。 瑞穂がクラスの平均点を下げていることに苛立っている。 非常に真面目な性格で融通が利かない。 シスター・マリア 学園の風紀を担当しているシスター。 「絆」に登場する人物 [ ] 以下は版「」で新規に登場する人物である。 ここに記載されていない人物については外伝、と共通であるため、当該項目も参照のこと。 南井 巴(みない ともえ) 声: 第一巻より登場。 「解々し編」の主人公で、「ひぐらしのなく頃に絆」における重要人物の一人。 垣内署・刑事一課所属の女刑事(階級は)。 第四巻では警視庁広報室所属となっている。 29歳。 良く言えば職務に忠実、悪く言えば頑固一徹な性格。 一方で度を越した大食漢であり、好物のハンバーガーなら10数個、ケーキならホールで4つは軽く平らげてしまう。 エンジェルモートからはブラックリストとはまた別の要注意人物として恐れられている。 実は「祭」にもTIPSにのみだが登場している。 しかし、グラフィックは用意されていない(音声はある)。 藤田 慎吾(ふじた しんご) 声: 第一巻より登場(音声と立ち絵の実装は第二巻より)。 巴の部下。 なにかとあごでこき使われている。 南井 まどか(みない まどか) 声: 第二巻より登場(第一巻ではTIPSのみの登場。 グラフィックは無し)。 巴の妹で、姉と同じく警察官。 かつてはキャバクラでホステスとして働いていた。 姉とは対照的に楽天家。 実は「鬼曝し編」にも少しだけ登場している。 山沖 薫(やまおき かおる) 声: 第二巻より登場。 垣内署の署長。 57歳。 まどかの婚約者だが、年齢はかなり離れている。 外見に似合わずお茶目な所があり、大石とは気が合う。 花田 史郎(はなだ しろう) 第二巻より登場(立ち絵の実装は第四巻のみ)。 巴の部下で藤田の同期。 畠山 一馬(はたけやま かずま) 第一巻より登場。 夏美のバイト先である、介護福祉センターにいる雛見沢出身の老人。 畠山 あおい(はたけやま あおい) 第二巻より登場。 10歳。 畠山一馬の孫で、畠山一家惨殺事件の生き残り。 警察によって保護され、現在入院中。 反町 美雪(そりまち みゆき) 声: 第三巻より登場。 飄々とした女性ライター。 尾崎 渚(おざき なぎさ) 声: 第三巻より登場。 茨城出身だったが、とある事情から垣内に移住した少女で、巴とは顔なじみ。 レナがかつて起こした傷害事件の被害者の一人は、彼女の彼氏である。 昔は明るかったらしい。 レナは小さい頃からの親友で、現在の彼氏とはレナの仲介で恋仲になった。 塚田 理(つかだ おさむ) 声: 第三巻より登場。 厚生大臣の秘書を務める。 巴の高校時代の部活の先輩。 荒川 龍一(あらかわ りゅういち) 第一巻より登場(直接登場するのは第四巻のみ)。 協定を無視した強引な取材を行う記者。 「絆」の「宵越し編」では、「祟殺し編」のラストで雛見沢大災害を生き残った圭一にインタビューを行った記者と同一人物であることが示唆されている。 第二巻には、オカルト特集で雛見沢の記事を書いた記者として名前だけ出ている。 第三巻に登場する荒川龍之介の父親。 第四巻で、巴の上司である前野の「情報屋」をやっていることが明らかになる。 携帯アプリ版のみに登場する人物 [ ] 本編 [ ] 以下はが配信している版及びEZアプリ()版の本編に追加された人物である。 牧野 沁子(まきの しみこ) セブンスマート店員。 原作では「暇潰し編」の時点で、妙子と呼ばれる女性と共に園崎本家の家政婦をしていることがTIPSで述べられている。 公由 真由美(きみよし まゆみ) 村役場(実際はの支所ないし出張所)の職員。 贄捜し編・心崩し編 [ ] 以下は・携帯ゲーム百選で配信されている番外編「」(にえさがしへん)およびその解答編「」(こころくずしへん)の登場人物である。 キャラクターデザイン・沼崎涼子。 梶原 稔(かじわら みのる) 「贄捜し編」の主人公。 元警察官の私立。 行方不明になった雑誌記者の消息を調べて欲しいと編集長の川島から依頼され、強引に付いて来た川島を連れて雛見沢村へ向かう。 鈴山 恵子(すずやま けいこ) 27歳。 活発そうな、若手の雑誌記者。 にダム工事現場で発生し、未解決となっているバラバラ殺人事件の真相を探るべく雛見沢村で取材を行っていたが、3週間前に消息を絶ってしまう。 5月6日 - 19日までの2週間、興宮の旅館「ひのきばやし」に宿泊していたが、チェックアウトは電話でしており「荷物は捨ててくれ」と伝言したという。 川島 正則(かわしま まさのり) 43歳・雑誌編集長。 雛見沢村へ取材に行ったきり行方不明になった恵子の捜索を、梶原に依頼する。 大柄な体格で強面だがっぽい容姿・言動をしており、怪しい関西弁のオカマ言葉で話す。 梶原を気に入ったのか、ことある毎に積極的に迫ってくる。 猪上 若葉(いのうえ わかば) 「心崩し編」の主人公。 雛見沢分校のクラスメイトで、梨花・沙都子と同学年。 両親を交通事故で亡くし、遠縁の親戚を自称する養父・博文と2人で暮らしている。 ほとんど全ての村民が恵子の取材活動を警戒する中、一人だけ恵子と仲良くなるが、恵子の失踪以降は塞ぎ込んでいる。 猪上 博文(いのうえ ひろふみ) 42歳。 交通事故で亡くなった若葉の実父・誠の遠縁の親戚を自称し、若葉の養父となる。 鹿納 知代(かのう ともよ) 35歳。 博文の仕事仲間で、娘の裕美を連れて毎朝、猪上家を訪れる。 鹿納 裕美(かのう ゆみ) 知代の娘で、魅音と同い年。 母と博文の結婚には賛成しているが、博文の養女である若葉がその障害になっているとの思い込みから執拗ないじめを繰り返している。 西田(にしだ) 観光案内所の職員。 「奉」に登場する人物 [ ] 采(うね) 声: 「ひぐらしアウトブレイク~神姦し編~」に登場する少女。 テレビドラマ版のみに登場する人物 [ ] 以下はで放送されたテレビドラマ版「ひぐらしのなく頃に」で新規に登場する人物である。 謎の少女 演: 詳細不明。 園崎善朗(そのざき よしろう) 演:(テレビドラマ版) 原作にも登場するおもちゃ屋の店主だが、原作のエンジェルモートの店主「園崎義郎」とは別人である。 登場人物ネタバレ [ ] 部活メンバー [ ] 羽入(はにゅう) 声:、演:かおりかりん(舞台「雛見沢停留所」) 「皆殺し編」から登場した主要人物であり、「」の後半の主人公。 この物語のキーパーソンである。 詳細は「」を参照 その他・事件に関わる者たち(ネタバレ) [ ] 大石 蔵人 [ ] 毎年雛見沢で起こる連続怪死事件を、一つの意思(園崎家)に基づいた連続殺人事件と見ており、連続怪死事件の最初の被害者が親しい人物であった ため、1年後に迫った定年退職までに事件を解決させようと執念を燃やす。 だが、接触した人物が必ず鬼隠しにあうため、村人からは「 オヤシロ様の使い」と呼ばれている。 事件の証拠に繋がる人物や、利用価値がある人間に対しては 柔らかい物腰で対応する。 実は本人が意図せずして接触した人物の疑心暗鬼を煽り(園崎家、特に当主・お魎と当主代行・魅音を敵視している彼は、有益な情報を持っていると目した人間に彼女らに関するネガティブな情報を吹き込み、自分の側に引き入れようと画策することが多い)、結果として事件を起こさせてしまう役回り を担っている。 部活メンバーと接触する際、ほとんどの可能性では事件後に接触するため、疑心暗鬼を与える存在としてあまりいい印象を与えないが、事件が起きる前に接触すると味方寄りになる。 出題編発表当時は、各編で敵味方の立場がはっきり分かれる人物と表現されてきた。 だが実際は連続怪死事件の犯人逮捕のために手段を選ばず行動しているにすぎない。 圭一たちを犯人への囮として平然と利用し(鬼隠し編・綿流し編・目明し編・罪滅し編)、捜査を妨害するなら容赦しない(祟殺し編)が、犯人側に狙われているとなったら躊躇なく人員を投入して護衛し(罪滅し編・皆殺し編)、自ら上司と対立してでも犯人側と戦って事件解決のために行動する(祭囃し編)。 事件を離れれば人情味溢れる警官といってもよく、「皆殺し編」では署長の強制排除命令に逆らって圭一の市役所側との交渉を支援し、いちはやく沙都子救出のために手を回して見せた。 駆け出しの頃融通の利かない警官であったのを「おやっさん」(一年目の被害者 声:(ドラマCD)・(アニメ))に諌められたのが、その人格形成に影響している。 このように被害者が人生の師であったことが犯人逮捕に執念を燃やした背景でもある(祭囃し編)。 また、事件の関係者や共に捜査を行った熊谷勝也など深い関わりのある人間の多くが非業の最期を遂げる中、自分だけが生き残ってしまっていることを激しく悔やんでいた。 赤坂 衛 [ ] 「暇潰し編」で語られたように、多くの世界において雛見沢村に来ることにより自分もしくは雪絵の死を迎える運命にある。 梨花はそれを救うための助言をする代わりに、自分の未来における死の運命を変えてくれることを懇願する。 これには全ての世界で答えることができず、梨花が無残な死を遂げた時、彼女の願いに初めて気付き、「彼女を救えるのは自分だけだった」と繰り返し後悔することになる。 「」では、温泉旅行の道中に雛見沢へ立ち寄り、昭和58年6月に初めて梨花の前へ姿を見せる。 だが、この時は期待に反して何ら活躍することなく、すぐに雪絵と旅立ってしまった。 これは、昭和53年に梨花の助言で東京へとんぼ帰りしていて、雪絵が救われる代わりに梨花の懇願を聞く機会がなくなってしまったことによる。 その結果「赤坂は肝心な時にいなくて使えないのです」と梨花に言われてしまい、「祭囃し編」で活躍をするまで、「温泉」という不名誉(? )なあだ名を頂戴してネタキャラ扱いされるハメにもなった。 竜騎士07によると、これは「ある一人のヒーローの存在がこの物語を解決できるわけではないという比喩」であり、「コミュニケーション・団結でしか打ち勝てないというこの物語の価値観とは矛盾するため、一人の英雄が助けてくれるという赤坂の存在は否定した」演出である。 だが、「温泉!」「温泉!」と連呼されたネットでの反応を哀れに思い(蔵出し編)、結局は「祭囃し編で挽回させてやろうと、かっこいいシーンこれでもか、これでもかと出す」ことになったという(ひぐらしのなく頃に祭 公式コンプリートガイド)。 「」では、再び昭和58年6月の雛見沢にやってくる。 旅行のついでに会いにきただけだった「皆殺し編」と違い、梨花を死の運命から救うためである(雪絵が助かる経緯が異なり、梨花の懇願も聞いている)。 この「祭囃し編」においては、昭和53年の事件以降に数多の修羅場を潜り抜けることで積んだ経験と、数多の世界で梨花と雪絵を助けられなかった後悔に「気付いた」ことが合わさって、その格闘能力は達人の域に達している。 空手という枠にとらわれないダイナミックかつ実戦的な技の数々に加え、素手で車のフレームを歪ませ、その衝撃で反対の窓を突き破るほどの威力は、「並の破壊力」と恐れられているという(この「徹甲弾」は、公式キャラクターソングでも採用)。 この格闘能力により、山狗の隊員を複数同時に相手をしても軽くあしらい、隊長である小此木をも五年越しの再戦において見事一蹴するという活躍を見せた。 その際に赤坂が梨花に最も伝えたかった言葉として「梨花ちゃん…君を助けに来た!! 」と言い放った。 「澪尽し偏」では裏方に徹し、行方不明になった冨竹に代わって「東京」の背後を探る。 鷹野の終末作戦発動時にはH173-2を乗せたヘリの離陸を間一髪で阻止した。 なお、暴走癖があるようで、山狗部隊とのカーチェイス時は普段からは考えられないほどハイテンションになって大石をあきれさせていた。 「鬼曝し編」の後日談ではオヤシロ様の祟りを追っているときに偶然暁と再会する。 富竹 ジロウ [ ] 組織「東京」の連絡員であり、階級は二等陸尉。 隊内の会合の席でも「富竹」を名乗っているので、少なくとも苗字は本名と思われる。 雛見沢に定期的に報告を聞きに来ている。 『暇潰し編』で梨花が赤坂のことを「富竹二号」と呼んでいたことから、少なくともダム計画の凍結以前から雛見沢を訪れている。 事故で目に怪我を負い事務方に移る前は、自衛隊の不正規戦部隊の射撃教官だったため、銃の扱いは非常に手馴れている。 現在でも高速走行中の車両からの精密射撃も難なくこなす。 鷹野に惹かれており、何かと孤独になりがちな彼女の力になりたいと考えている。 特殊部隊「」を呼ぶことができる。 綿流し祭の時に連続怪死事件の5年目の被害者として、毎回鷹野三四と同じ日に殺されることで有名。 綿流し祭の時に祭具殿に無断で立ち入り、オヤシロ様の祟りで殺されたと言われているが、実際は鷹野三四によって雛見沢症候群を増幅させられて殺されている。 よって常に(ほぼ)同じ日時、同じ死因で死んでしまうために、「祟殺し編」のお疲れ様会にて「 」という不名誉(? )なあだ名を頂戴するハメになった。 このことから上記述と合わせてネタキャラとして定着してしまい、「羞晒し編」では、胸板でスタングレネードを防ぐというとんでもないシーンもある。 部活メンバーと親しく、年上ながら友人として迎えられるなど、さわやかで人好きのする性格の持ち主であるが、女性に対してはうぶな面があり、そこを鷹野につけこまれ、彼女の思惑に利用されてしまう。 そのため多くの世界で無残な最期を遂げることになるが、「祭囃し編」では生き延び、実は鷹野自身「雛見沢症候群」の罹患者であると看破、その症状を指摘して鷹野を保護、全てを失った彼女の最終的な救い主となった。 とある事情で入江に「リサさん」とあだ名を付けられる。 また、「祭囃し編」で山狗の包囲突破を試みた際に自らの突進を「暴走機関車」に例えた。 鷹野 三四 [ ] 「」の主人公。 本名は 田無美代子(たなし みよこ 声:)。 雛見沢大災害の実行者、梨花の母親を残酷に殺害した後、自殺を装い処理するなど、目的のためなら手段を選ばないマッドサイエンティスト。 命の恩人で祖父と慕った研究者・ 高野一二三(たかのひふみ)の研究課題、「雛見沢症候群」と「寄生虫」を受け継ぎ、後世まで研究が語り継がれる「 神」になることで永遠の存在になろうとする狂気に取り付かれている。 スクラップは、悟史が失踪する昭和57年以前から行っていたと思われる。 三四の過去は悲惨であり、幼少時に両親が事故(原作と漫画版では鉄道事故ということになっているが、アニメ版ではバスの運転手が突然の発作を起こしたことによる交通事故に変更されている)に遭い死亡。 その後、施設職員らによる監視やが横行する劣悪な環境の施設に送られてしまう。 隙を見て施設を脱走した際、父の恩師・高野一二三の連絡先を思い出し助けを求めた美代子は、一度は職員に見つかり連れ戻されたものの、助けを聞き施設を探しあてた一二三に引き取られ、同居することになる。 三四という名は一二三の後を受け継ぎ、その先を行くという意味合いを込めてつけた。 この時点では「 鷹野三四」ではなく、「 高野三四」だったが、後に名字を「 鷹野」に改名する。 改名した理由は、高野姓を名乗ることで一二三の身内だと分かると「私情で研究を行っている」という印象を持たれ、研究費のスポンサーを得られなくなる可能性があったため。 羽入によると、強い意志を持つ者は運命を自らの願いによって変える力があるらしく、自分を救ってくれた一二三のため、研究を否定され救われることなく鬼籍に入ってしまった彼の無念を晴らそうとする鷹野の執念は凄まじく、皆殺し編までで舞台に上がった全員の力を合わせても彼女には及ばないというほどのものである。 一二三の遺産である研究を受け継いだ鷹野は勉学に勤しみ日本最高の大学を首席で卒業、「東京」と小泉という政界に重きをなすスポンサーを得て、山狗という強力な工作部隊を擁する入江機関の最高権力者となり、「」の階級と山狗の地域に浸透した諜報網、そして必要とあれば県警から日本政府に至るまでを動かすことができる絶大な権力を手中に収めた。 ただし、正式な軍人ではなく軍事訓練を受けているわけでもないので、拳銃は扱えるが小隊指揮に関しては全くの素人。 その後、鷹野は後ろ盾であった小泉の死により研究が三年後に打ち切られるという事態に直面し一度は打ちひしがれるものの、野村と名乗る女性によって終末作戦による雛見沢滅亡という事実で祖父の論文を世界に刻むという道を示され、終末作戦の実行へ邁進することとなる。 しかし実際は、一二三の無念を晴らすための研究が破滅的結末に及ぶ恐怖という弱味を野村に付け込まれただけに過ぎず、終末作戦による責任追及によって「東京」から旧小泉派などの勢力を一掃するべく利用されていただけであり、作戦が実行されれば野村の属する派閥によって口封じのため暗殺されるのは間違いなかったはずである(実際、下記のように目明し編BADENDで作戦は実行されていないものの暗殺されている)。 「皆殺し編」エンドでの正気の沙汰とは思えない言動や、祭囃し編で末期症状を起こしていることから鷹野自身、このような心労や野村に唆されたことからこの時既に「雛見沢症候群」を悪化させ、その結果「オヤシロさま=神となって祟りを下す」という妄執に取り憑かれて本来の目的を暴走させていったとも取れる。 富竹同様に5年目の被害者として焼死体が発見されるが、それは「山狗」によって用意された別人の死体であり、アクシデントにより遺体の死亡推定時刻が綿流し祭の前の時刻になっている。 医学知識を持つ鷹野はその死体を使うことで生じる矛盾を知っていたが、死人が堂々と綿流しに参加しているのも面白いと、あえてその死体を使うよう「山狗」に指示、そのため、死んでいたはずの鷹野が祭に参加していたという矛盾が生じ、部活メンバーなどが戸惑うこととなる。 彼女の収集していたスクラップ帳は後の世界にも残り、オヤシロ様の祟りの唯一の手がかりとして保管されている。 祭囃し編では皮肉にもそのことを覚えていない部活メンバーから逆に「梨花が48時間前に既に死亡している」というブラフをかけられている。 正確に言えば鷹野は連続怪死事件の犯人ではない。 ほとんどの場合、事件は鷹野の意志とは無関係に生じており、彼女はたまたま起こった事件を入江機関における雛見沢症候群の研究にうまく利用していただけに過ぎない。 原作者の竜騎士07の要約を借りれば、この物語における惨劇を生み出す最大の敵は個人の意志ではなく、雛見沢村に住む人々の思い違いや疑心暗鬼を生む村の閉鎖的環境である。 鷹野はシンボルとしての目に見える本遍の黒幕であり、彼女との戦いはエンターテインメントに過ぎず、本当の戦いは思い違いと疑心暗鬼という環境自体を打破することであるとまで言い放っている。 とはいえ、偶然から二年続いた怪死事件について園崎家が自らが黒幕であると示唆したことや、古手・園崎の両家の対立を利用し、鷹野が初めて意図的な殺人事件として三年目の事件を起こしたことは確かであり、再び生じた翌年の怪死事件を経て、鷹野が最終的に終末作戦を発動させ、雛見沢村を壊滅させる存在であることは間違いない。 デイブレイクのエンディングでは一同の目の前で世界滅亡プランの話をするが、この後の富竹の行動で終末作戦は何もせず回避できてしまう。 「祭囃し編」においては、終末作戦実行に失敗し味方に殺害されかけた末に皮肉にも彼女自身が雛見沢症候群の末期症状を起こしていたが、鷹野の前に富竹が現れ、彼女を保護する。 そして梨花が「本当に僕たちが望む世界には敗者などいらない」と、鷹野に復讐する代わりにその罪すらも許す宣言を行うことで、ついに惨劇と殺し合いから解き放たれた世界としての「祭囃し編」が完成することになる。 「澪尽し編」ではもっと悲惨で、研究反対派にプロジェクトを乗っ取られて作戦実行はおろか、もはや口封じを待つだけの状態になる。 進退窮まった事で雛見沢症候群の末期症状によって梨花とその周囲の全てを逆恨みし、H173-02を散布して村ごと滅ぼそうとするもそれも失敗。 終いには沙都子のトラップで瀕死の重傷を負いながらも半ば復讐鬼と化して羽入と一体化し神に等しい力を得た梨花と最後の決戦を挑み、あらゆる意味で敗北。 大高率いる狙撃隊に撃たれるも羽入に庇われ生還。 その後は「祭囃し編」同様富竹率いる調査部に引き渡される。 「祭囃し編」裏エンディング「お子様ランチの旗」では、ある女性によって全ての発端となる「悲劇」を回避する(これは雛見沢症候群が永久に表舞台に登場しないことを意味する)。 アニメ版「解」の最終話Cパートは、このストーリーを元にしたもの。 「罪滅し編」にて竜宮レナを凶行に走らせるきっかけを作った人物でもある。 「ひぐらしデイブレイクポータブルME」に田無美代子が別人として登場している。 小此木が愚痴で鷹野三四にかわいいところがあってもいいのにという願いが鏡によって叶えられてこの世界に来た。 美代子本人はこの世界が未来であることを気付いておらず、迷子として自分の家に戻るために小此木と行動している。 行動的で少し小悪魔的なところがあり、どことなく未来の彼女と被っている部分がある。 なお、美代子が鷹野三四だと気付いているのはストーリーモードでは梨花のみで、対戦モードでは鷹野も彼女が過去の自分であることを気付いているようである。 他の登場人物からは別人のように扱われている。 ではフワラズの勾玉によって鷹野に恋をしたレナに口説かれ本気でときめくシーンがあることから本人は自覚していないながらもの気があるようである。 もっとも本人は「勘違いをされることがあるけど、そんな趣味はないわよ」と本編で発言している。 綿流し編、目明し編では「女王感染者の死亡から48時間以内に感染者が一斉に末期症状を起こす」という説が覆されてしまった為、終末作戦を実行することができずに研究を握りつぶされてしまう。 目明し編BADENDにおいてはそのことで自暴自棄になり、デート中の圭一と魅音を偶然目撃したことで雛見沢症候群の末期症状を発症。 圭一を腹いせのように殺害するもその後、何者か(おそらくは上記のように野村の派閥)によって口封じされてしまうという哀れな最後を遂げる。 入江 京介 [ ] その実態は、「東京」から派遣され雛見沢症候群の研究をしている入江機関の名目上の最高責任者。 階級は二等陸佐。 しかし、鷹野が主導した機関創設に際して女性が所長となることを避けたいという東京の意向から招聘された立場のため、鷹野よりも立場は低く研究協力者という性格が強い。 機関の予算は防衛庁から極秘に横流しされているため、形式的に二佐の階級を受けている。 そのため戦闘能力が乏しく拳銃の扱いもよくないが医療の方面で言えばエキスパートに近い。 祭囃し編のカケラ紡ぎで、入江は、富竹に自分のことを「入江二佐」ではなく、「入江所長」と呼んでくれと頼んでいる。 子供の頃は何となく皆からもてはやされ収入も良さそうという理由で医者になりたいと思っていた程度にすぎない。 育った家は貧しかったため学校の教科書や貸本屋からの本くらいしか勉強する機会はなかったが父や母の期待に応えるべく努力し何とか進学にも成功する。 天才肌系の優男という外見と異なり、実際にはかなりの努力家であり頭脳としては至って平凡である(本来は研究者である鷹野が研究の「ついで」程度の感覚で医師免許をとったのに対し、入江は苦学の末に医師免許をとっている)。 ただし医療技術に関しては若くして比肩なき存在。 雛見沢症候群を研究する前は若くして医(当時からこの分野は医学界では異端的と見られていた)として名を知られていた。 彼が精神外科医の道を歩んだのは、優しい性格だったはずの父親が事故で頭部を強打した後、妻に暴力(DV)を振るうような乱暴な性格へと豹変、後に喧嘩の相手に返り討ちにされて殺されてしまったことがきっかけである。 入江は父親の豹変の原因が頭部の強打による脳の異常だと考えたが、自分に暴力を振るい平穏な生活を崩壊させた夫を憎むようになってしまった母親は最期まで理解してくれず、そんな両親と似た境遇の人を救いたいという思いから選んだ道であった。 後に医療界では手術と精神外科そのものが否定されたため学会から追放され、地方大学の医局で細々と医師を続けていたところを鷹野にスカウトされた(自分の意見を強く出さない風見鶏的な言動と違い先進的で野心的な論文が鷹野の目にとまった)。 「祭囃し編」の最後の戦いの後年、人間の精神に関する論文を学会に発表、そこには故高野一二三と鷹野の文献からの引用があり、多くの犠牲を払った血染めの論文とはいえ、鷹野が求め続けて叶わなかった高野の再評価を成し遂げることになる。 北条兄妹が雛見沢症候群の感染者であること、雛見沢で迫害されていることをずっと気にしている。 そのため、ストレス発散のために悟史を雛見沢ファイターズで野球することを勧めたり、沙都子が鉄平から虐待に遭っていたのを何とかしようと考えたりと必要以上に接している(法律上の問題がなければ養子に迎えたいとまで考えていた。 中でも沙都子には好意を寄せており、結婚したい願望まで吐露したこともある。 容姿や外見から単なる風見鶏の優男と見られがちだが実際は非常に強い意思の持ち主。 梨花でさえもそのことに気づくにはかなりの時間を要したほど。 入江機関所長という肩書きにもかかわらず東京による祝賀会には招かれないなど蚊帳の外におかれ、鷹野に至っては坊や扱いするなど完全に舐められている。 雛見沢症候群の解明と根絶のために協力しており軍事利用には当初から否定的、このため鷹野に対しては消極的協力姿勢。 そのような状況でも医療技術者としての優秀さを発揮し雛見沢症候群の解明と根絶にそれなりの目処をつける段階にまでこぎつける。 東京の政変後には中心メンバーが軍事利用そのものに否定的な面子となる。 このため入江が当初から希望していた雛見沢症候群の解明と根絶・軍事利用の否定が雛見沢症候群そのものの隠蔽とセットという形で思いがけず叶うことになる。 これを境に、入江が雛見沢症候群の完全解決に精を出すほど一二三の研究成果を世に認めさせたい鷹野の願いが叶わなくなるという皮肉な状況が生まれてしまう。 この歪な状況が入江機関閉鎖までの3年間という猶予を待たず、終末作戦の実施に踏み切るという凄まじい決断を鷹野に促してしまう。 梨花や富竹から鷹野の正体を知らされた後は、目指すものの違いからくる嫌悪感で必要最小限にすませていた鷹野との関係を後悔し、もっと歩み寄れるよう努力していれば鷹野が終末作戦に手を染めることはなかったと悔やんでいる。 北条 悟史 [ ] 実は失踪したのではなく、雛見沢症候群患者として入江機関以外の村の誰からも秘匿され、入江診療所の地下で治療を続けている。 その理由は、自身と沙都子を厄介者扱いする叔父夫婦の酷い虐待を受け続けたことでストレスが溜まり、それに耐えかねて昭和57年の綿流しの日に叔母を殺害したものの、数日後にピークを迎えついにL5の末期症状に至ってしまったためである。 治療開始から1年が経った昭和58年においても症状は重く、目に映る人全てが敵(自分が殺害した叔母)に見えてしまうほどのと極端な攻撃性を持っているため、薬によって強制的に眠らされ状態となっている(悟史の病状を甘く見て接してしまった入江機関の職員が整形手術を要するほどの重症を負ってしまうレベル)。 入江からもらったバットはひぐらしのなく頃に全シリーズで圭一の凶器として受け継がれている。 「祭囃し編」を経て後、沙都子には未だ知らされていないものの、詩音に寄り添われながら目覚める日を待ちつつ治療を続けられている。 「澪尽し編」では最後の最後に帰ってくる。 「目明し編」のお疲れ様会(として再録)では圭一と悟史のやり取りを見ることができる。 前原 伊知郎 [ ] 実際は画家というよりも同人作家らしくペンネームは「前原画伯」。 かなりの大手サークル「Front Field」の人気作家であって、豊かな生活はそこからの収入によるらしい(いわゆる同人成金)。 圭一が過去に起こした事件と関連し、家族の再出発を願って引越しを決断した。 ただの脇役ではあるが、昭和58年の雛見沢に圭一が引っ越してくるには、過去に伊知郎が園崎家主催の別荘地分譲のための見学ツアーにて雛見沢を訪れたときに、前原家が建つことになる空き地で梨花と羽入を目撃していることが絶対条件である。 圭一なくして雛見沢が救われることはないので、ある意味、彼なくして物語は完結しない。 梨花は前原家が雛見沢に引っ越さなかった世界を過去に二回巡っている。 前原 藍子 [ ] 「皆殺し編」の沙都子救出のための交渉の際、お魎は「藍子が雛見沢に引っ越した当初自分の所に挨拶に来なかった」という理由で前原家に対して印象が悪いことが語られている。 また、「祟殺し編」で大石が冷たい人だと思われていると語っている。 かつて圭一が起こした事件については追い詰めた自分にも非があったと反省している。 園崎 お魎 [ ] ダム戦争以降雛見沢に続いた怪事件において、実際は関与していない場合でも常に自ら黒幕であると匂わせる態度をとり、それをもって村の結束を高めて裏切り者を排除することに利用してきた(目明し編、魅音の最後の告白)。 園崎家頭首が伝統的に行ってきた「園崎ブラフシステム」とよばれるこの行動方針が、「綿流しの夜に人が死んだならばそれはオヤシロさまの意志に沿って園崎家が起こしたものである」という認識を村に広め、鷹野や悟史、圭一らがその認識を利用して殺害事件を起こすきっかけとなる。 同時に、大石、詩音、レナらが事件の真相を探る際に常に捜査の方向性を歪めることになってきた。 同じく村の結束という目的からダム賛成派の北条家や中立派の古手家への村ぐるみでの敵意、嫌がらせ行動などを促した(祭囃し編、カケラ紡ぎ)。 これらとお魎の意志に従って動いた村の人々の行動の総体が、 ルールZと呼ばれる雛見沢に起こった事件の多くにおける大本の原因である(皆殺し編冒頭)。 その一方で、家訓に逆らい詩音を殺さなかったことや、市の幹部の孫がなくなったときの言動、誘拐された犬飼建設大臣の孫にみせた配慮(もっとも園崎家は実行犯ではなく小此木ら実行グループに協力したのみ:祭囃し編)、北条兄妹に対する後悔の念などを勘案すると、本来は情の深い人物であることが伺われ、厳格ときに非情な態度は雛見沢の指導者としての立場によるものと思われる。 圭一と対決した時のように、協力はしたいが雛見沢の指導者という立場上できないという場合に表面だけ突っぱねてあとで支援するという場合もあり、理解のある人々にはその優しさが伝わっている(皆殺し編)。 ダム工事への賛否をめぐる対立から北条家への村ぐるみでの嫌がらせを開始し、北条家に続いた惨劇の原因をもたらした人物である。 だが、後にはそれによって北条兄妹を苦しめていたことを後悔していたことも明らかになる(祭囃し編)。 「皆殺し編」では圭一らの意気を評価し、鹿骨に会い沙都子を救う決定打としての働きもなしている。 圭一やレナといった「新しい風」による村の変革を願い、既に老いた自分に代わって魅音にそれを受け止める役割を期待し、自らは憎まれ役に徹している。 園崎 茜 [ ] 「宵越し編」では本編の数年前に、園崎組の内紛で三船に暗殺されている。 葛西 辰由 [ ] 現在は物静かで思量深い性格の持ち主。 部活メンバーなどの年下にも敬語で話しているが、昔は「散弾銃の辰」の異名で呼ばれその方面の業界で恐れられていた武闘派であり、その通り名の示すようにやなど、あらゆる銃器の扱いに精通している(祭囃し編)。 「祭囃し編」では山狗隊員に対して本気で凄み、かつての片鱗をのぞかせる場面もある。 いくつもの抗争で組のために活躍し、茜の過去の武勇伝にはほとんど葛西の名も登場する。 茜からは心から信頼されており、常に側におかれていた。 それゆえ、大石曰く葛西は「園崎茜の」とのこと。 現在は一線から身を引いて組の相談役に納まっているものの、未だ興宮の暗黒街の顔役として有名(罪滅し編)。 詩音の持つスタンガンは彼の手により威力が増す改造を施されている。 「宵越し編」の最終話にも登場している。 あくまで園崎母娘の味方である彼は、後から数名の若い子分と共に雛見沢に向かう。 そしてすんでの所で間に合い、詩音たちを危機から救う。 「目明し編」では詩音が「自分に園崎茜を重ねている」と表現し、ひぐらしデイブレイクでは、茜に恋心を抱いていたことがわかる。 公由 喜一郎 [ ] 子供の頃詩音を最もかわいがっていた人物の一人でもある。 北条家に対しては他の村人同様の敵意を持っているように見えるが、どちらかと言うと他の村人同様に周りから村八分を恐れ表面上だけそのように振っていただけである。 そのため、「皆殺し編」では圭一らの説得に打たれて沙都子を救うために役所への陳情への先陣を切る姿も見せた。 実は痔をわずらっている。 梨花の両親 [ ] 父の声:(アニメ)・(ドラマCD) 母の声:(アニメ・ドラマCD・絆)・(祭) 父親は古手神社の神主であり鬼ヶ淵死守同盟の副会長。 婿養子であり、立場も気も弱い。 鬼ヶ淵死守同盟内では中立の立場におり、北条家に対する過度の嫌がらせに反対していた。 入江機関の接触により雛身沢症候群についての知識も得ており、比較的協力的に治療体制の確立に協力していた。 また、入江機関からの情報提供から雛身沢が一致団結するまでもなく遠くない将来にはダム計画が凍結されることを知っており、過度な武力闘争や北条家への嫌がらせへの反対を控えめながらお魎にも意見している。 しかし知る者が限られるダム計画凍結の情報を知らない雛身沢村ではその意見が通じることはなく、「日和見主義」と悪評をたてられてしまう。 さらに内部分裂を防ぐため園崎家がタカ派を務めることになり、現在でも北条兄妹が村で冷遇されている原因になっている(皆殺し編)。 母親が古手家の直系であり、強気な性格で御三家会議では一定の発言力を有する(暇潰し編)。 また神経質で感情的なヒステリー気質の人物であり、梨花からは煙たがられていた。 梨花が予言能力を自称し他の子供が喜ぶ時に退屈するといった奇妙な言動をすることを、老人たちが甘やかす悪影響と危惧している(実際はループ能力の影響)。 しかし梨花のことを大事に思っており、梨花が女王感染者として被験者にされていることを快く思っていなかったため鷹野と対立していた。 昭和56年に父親は体調不良により急死し、母親はその直後に行方不明となり、村中ではオヤシロ様の祟りと噂される。 実際には山狗による偽装殺人であり、鷹野が梨花の両親(特に母親)が雛身沢症候群の研究の妨害になると考えて実行した事件である。 古手家と対立していた園崎家に疑いを向けさせようとした工作であり、お魎が園崎ブラフに従って関与を否定しなかったため園崎家の陰謀説が囁かれることになった。 母親は梨花の高熱を雛見沢症候群にあると決め付け研究に梨花を関わらせないと宣言した為、鷹野の逆鱗にふれることになった。 ある意味自分で災いを引き込んだともいえる。 ループを繰り返しても助けられないこと、ループ記憶や羽入が教えていることにより、親が教えるべきことを既に知っているなどの理由から、梨花が親を敬わなくなり無関心になっていったことが、母親のヒステリーの大きな要因である。 そのため、普通の子供として接した賽殺し編では温かな面も見せている。 母親の娘に対して感情的なヒステリーを起こしたり言動に不快感を起こすキャラクターは次期作のの右代宮楼座に受け継がれている。 北条 鉄平 [ ] 妻の 北条玉枝が連続怪死事件の4年目の被害者。 元々彼女と不仲だったため悲しんだりはしなかったものの、「自分が次の被害者になることを恐れ興宮のの元へ逃げていた」と村では思われているが、実際は玉枝が死んだので遠慮なく愛人の元に転がり込んだというのが真相。 なお、彼の帰還は愛人である間宮リナが園崎組の金に手を出そうとして殺され、金に困った鉄平が沙都子の実家にまだ遺産が残っているのではないかと考えるため。 その際、家事に困っている鉄平が沙都子に家事をさせるために親権を主張し連れて帰るためである。 彼の帰還は古手梨花が長い時間を繰り返す中で、絶対に覆すことができなかった運命の一つ。 梨花によると、滅多に起こらない最悪な結末。 鉄平は沙都子が雛見沢症候群にかかっていることを知らない上に、辛い仕打ちに耐えることが悟史への罪滅ぼしになると考えた沙都子が抵抗せずにストレスを溜め続けたこともあり、結果的に沙都子の雛見沢症候群を再発させてしまう。 そして、沙都子を助けるために圭一(もしくは詩音やレナ)が彼を殺害するという最悪な結末が待っている(祟殺し編)。 また、間宮リナによるレナの父親に対する美人局にも共謀するため、このことがきっかけでレナに殺される運命(罪滅し編)も存在しており、真正面から大きな斧で頭を割られて殺された(アニメでは後ろから、鉈で頭を割られて殺されている)。 「澪尽し編」では鷹野の手に掛かって富竹の代わりとして殺害された。 「皆殺し編」では後述の間宮リナ殺害の容疑で逮捕され沙都子救出の突破口になる。 沙都子に害をもたらす存在だが妻である玉枝が死ぬ前は沙都子には害になる存在ではなく、悟史によるとあまり家にもおらず、いても寝ているかTVを観ているかのどっちかだったらしい。 沙都子がまだ幼かったこと、仕打ちの仕方によっては沙都子の感情が爆発することによる児童相談所や警察の介入を恐れ、沙都子に対する暴力は怒鳴る、殴る、蹴るなど暴力的な範囲に留まっていた様子。 ただし悟史の部屋を荒らさないという条件によっては沙都子が抵抗しないということも知っており、数年後も沙都子が抵抗せず肉体的に成熟したのであれば性的暴行を加えようかと思案していた節はある(皆殺し編)。 遺産を目当てに沙都子と悟史を引き取るがダム推進派のリーダーであった沙都子たちが原因で村内から冷遇されることで、彼らを虐待する。 だが、四年目の綿流しの祭りの当日、沙都子のことを限界に思った悟史から粗大ゴミ置き場(ダム工事現場)へと呼び出され、撲殺される。 間宮 リナ [ ] 本名は「 間宮 律子(まみや りつこ)」で、「リナ」という名は、勤めている園崎グループの店のホステスとしての源氏名である。 北条鉄平の。 鉄平と共謀してを演じると同時に、金を持っている男に近づき貢がせている。 また、鉄平とは別に愛人を持っているらしく、園崎グループから金を盗み高飛びする時も鉄平とは別の男と高飛びしようとしていた。 ほとんどの可能性では特に問題を起こさないが、『祟殺し』『皆殺し』の鉄平の帰還や、『罪滅し』『宵越し』のレナの暴走など、部活メンバーの雛見沢症候群を暴発させてしまう行動を起こしている。 「罪滅し編」では竜宮家に近付いた本当の理由がお金であることをレナに知られ、絞め殺そうとするが逆にレナにゴミ山で返り討ちにあい、撲殺された(漫画版では最初から鉄パイプで撲殺されたが、アニメではガラスの破片で腹部を切られ蹲った所で撲殺される。 その後、死体はレナ自身がバラバラにして処分しようとしていたが、圭一達にみつかってしまうも、圭一達と協力して一度は谷河地に埋められたが、後に魅音によって秘密の場所へと処分された)。 園崎グループの金を盗む行動は成功することがないため、確実に園崎家から制裁を受けて殺される運命にある。 また「皆殺し編」では詳細は語られていないが高飛びのことを鉄平に知られ殺害されている。 「澪尽し編」では園崎グループの金を盗むのに失敗し(未遂のためクビのみですんでいる)、偶然窓が開いていた入江診療所に盗みに入るが、鷹野に捕まり彼女の手に掛かって死亡する。 「祟殺し編」にて鹿骨市の川で発見された死体は、劇中では明らかにされなかったが、テレビドラマ版では間宮リナであることが明言されている。 その他・本編に登場する人物(ネタバレ) [ ] 赤坂 雪絵 昭和53年に赤坂が雛見沢へ出張をしているとき、電話がなかったことで病院の屋上へ上がり、病室に戻る時に階段の剥離タイルを踏み足を滑らせて死亡する。 赤坂が梨花の忠告どおり東京の病院に帰るか、病院に電話をかければ助かる可能性がある。 だが、ほとんどの場合赤坂が梨花の忠告を真に受けることはない。 「暇潰し編」のコミック版・アニメ版では、死亡後に 美雪(みゆき)という名前の女の子を出産する。 「皆殺し編」と「祭囃し編」では死亡せず生存。 「祭囃し編」のエピローグでは夫や娘と共に綿流し祭にやってくる。 赤坂 美雪 「絆」の第2巻で条件を満たすと 終章が追加され、公安を去る赤坂と、警察官になり公安に異動になった美雪とのやり取りが見られる。 その際、父より雛見沢大災害の真相を自分の代わりに追う頼みをされる。 赤坂によると、「昔はかわいい子だったのに、今では一癖も二癖もある娘」。 第3巻で反町という男と結婚し、現在は反町美雪になっていることが明かされる。 皆殺し編以降に登場する人物 [ ] 小此木 鉄郎(おこのぎ てつろう) 声:(ドラマCD・アニメ・ひぐらしの哭く頃に雀)・(祭・羞晒し編ドラマCD・デイブレイクポータブルME・絆・粋) 誕生日:12月1日 血液型:A型 鷹野が指揮している「山狗」のリーダー。 階級は二尉。 は「鳳1」。 「東京」の人間であるが、雛見沢村に溶け込むために表向きは「小此木造園」の社長を務め、似非雛見沢訛りをしている。 昭和53年にて犬飼寿樹をさらった実行犯の一人であり、漫画版の「暇潰し編」にも彼らしき人物が登場している。 目的のためなら手段を選ばない冷酷な性格であるが、自分が認めた人間に対しては敬意を表し、自分の楽しみという面も含んで正々堂々素手で勝負をするという軍人的な性格を見せる場面もある。 戦略で魅音に完膚無きまでに敗北したことで魅音に一対一の大将戦を挑むもこれまた敗北。 戦技、戦略全てにおいて敗北を認めて潔く撤退した。 鷹野からの買収は最終的には裏切る形になるが、本来であれば戦闘職としては経験できない諜報部隊としての時間もそれなりに楽しめたということで鷹野にも一応恩義は感じている。 終末作戦失敗のスケープゴートとして命を求められていた鷹野は本来であればその場で命を奪われるしかなかった。 しかし「祭囃し編」では彼が鷹野に対してわざと威嚇射撃を実行し鷹野を単独逃亡させたことで、最終的に富竹が鷹野を救えることになる。 「澪尽し偏」では鷹野の八つ当たりに近い悪足掻きに最後まで付き従い部活メンバーを山頂まで追いつめるもそこで沙都子のトラップによる粉塵爆発に巻き込まれ、そのままフェードアウトした。 ひぐらしデイブレイクMEでは、鷹野の愚痴を言ったことが願となり、田無美代子を現代に呼び出している。 美代子を鷹野と同一人物であることを気付いておらず、ただの迷子として美代子を家まで送ろうと必死で戦うなど原作とは違う彼の姿が見られる。 彼に対してほとんどの人間は小此木造園の植木屋さんとして見られているが、事情を知っている人間や裏社会の人間からは少し警戒されている。 原作の「」によく似た風貌の小此木鉄郎という人物が登場しており 、それ以外にも彼がシナリオを担当した「」の作品『』でも小此木伶人なる本人なのではないかと思ってしまうくらい、風貌はもちろん出自、仕事の内容までよく似ている人物も登場している。 高野 一二三(たかの ひふみ) 声:(アニメ・祭)・(ドラマCD) 雛見沢症候群の研究の第一人者であり、発見者。 戦時中は中国で活動しており、前線で雛見沢出身の兵士の多くが精神異常を起こした数を不可解に考え、雛見沢症候群という風土病を見出した。 田無美代子(鷹野三四)の育ての親。 田無美代子の父にとっては恩師に当たり、彼が息を引き取る際に一二三を頼るよう美代子に告げたことが二人をつなぐきっかけとなる。 施設から虐待を受け脱出を試みた美代子が電話ボックスから一二三に電話した際はほとんど美代子に関する情報を伝えられなかったものの、後日施設を探し出し美代子を引き取りに現れた。 施設でのトラウマに苦しむ美代子を暖かく迎え、田無美代子にとって本当の親同然の存在となる。 雛見沢症候群の研究に全てをかけていたが、一二三の研究で盧溝橋の真実が明らかになると考えた政府などからの圧力により「非現実的」という半ば不当な評価を受けたままこの世を去り、彼の研究は後に三四へと受け継がれる。 研究に没頭しすぎたため本来の家族とは別居中。 晩年は不当な評価に甘んじる屈辱に加え老衰による記憶力の低下などに苦しみ、研究者として耐えることができないストレスを抱えることになる。 更に急性の認知症にかかってしまいもはや自分が研究を続けられない状態になってしまったことを悲観する身となってしまう。 自分の頭がまだ聡明である内に死を選びたいと述べ、最期は病院で自ら命を絶ってしまう。 実の家族は彼の死後になって財産取得のために現れるが、鷹野が相続権を放棄したために争いはおきなかった(ただし書斎のものだけは鷹野に引き継がれる。 本来の家族にとっては薄気味悪い研究材料としか映らず鷹野が引き取ってくれてありがたいほどだった)。 小泉死後の東京の政変や終末作戦の失敗などに伴い、本来であれば雛見沢症候群と共に高野一二三の研究成果も歴史から無かったことにされるはずであった。 しかしながら、後に入江が発表した論文の引用元には高野と鷹野の名がしっかりと刻まれたことで、誰かを犠牲にするという形ではなく後進の研究者によって再評価されるという一二三や鷹野が実現したくてもできなかった最良の形で一二三の研究成果が活かされることになる。 賽殺し編における歴史では一二三の研究結果は世間から認められスポンサーも無事に確保でき高野クリニックを開き研究と診療を両立するという幸せな生活を送っているとされている。 小泉(こいずみ) 声:(アニメ)・(ドラマCD) 「東京」の幹部。 高野一二三と親交があり、一二三の死後、養子の鷹野三四に多大な援助を行い、雛見沢症候群の研究を全面的にサポートしていたが、研究が佳境に入った頃に、急性心筋梗塞によりこの世を去る。 アニメで一二三からと呼ばれていたことから、元軍人で一二三と同じ部隊に所属していたらしい。 盧溝橋事件時、軍の中で雛見沢出身の兵士が紛れており、発砲事件に関わった可能性が高かったために、症候群が世間に露見し歴史論争が勃発することを嫌って政治的圧力を掛け一二三の研究を頓挫させた。 子供達を含め家族関係はあまりうまくいっていない様子。 ただし小泉自身が年老いても多くの若い女性たちと性的関係をもっている節があるため彼自身にも責任はあると言える。 10億円もの金額を鷹野に渡しているが、この大金は鷹野による山狗買収に使われ結果的に終末作戦の実行につながってしまう。 「絆」では、賄賂により危険性のある薬物を認可させ、それがもとで起こった「ローウェル疑獄事件」に関与している疑惑があり、そのパイプを利用して財閥並みの資産を蓄えたということになっている。 ローウェル疑獄事件においては、高野の研究や雛見沢症候群についての情報を知りつつも外国企業ローウェル社により日本が人体実験の場とされることを許した黒幕的存在。 それどころかローウェル社が多くの未認可製剤の人体実験を日本で行い海外本社にそのデータを送ることまで黙認し、最終的には多額の賄賂にものをいわせてとして認可までこぎつけている(後に精神疾患の入院患者が異常行動の末に命を絶ったことでローウェル社は日本での薬剤販売を禁止され、厚生省・製薬会社・薬事審査会のほとんどが辞職するという前代未聞の事態となる)。 アルファベットプロジェクトの設立者でもある。 入江機関の設立や莫大な予算配分などは彼の絶大な権力に皆が配慮しての結果であり、高野の研究や鷹野の努力が要人たちに評価されてのものではなかった。 このため彼の死後は入江機関をはじめ鷹野がこれまで築き上げてきたもの全てに逆風が吹き荒れることにある。 鷹野にとっては高野と自分にとっての良き理解者としては描かれているが、雛見沢症候群の解明と治療を目指した高野と違い核兵器に変わる細菌兵器としての軍事利用にまで思いを巡らしており、解明はともかく治療についてはそれほど興味をもっていた節はない。 また圧力があったとはいえ高野をあっさりと裏切っただけでなく、戦争で敗北する前の日本の地位を取り戻すと言いつつ外国企業のために日本人を犠牲にする政策に関わるなど国を憂える権力者とは言えない。 彼が関わったとされるローウェル疑獄事件をはじめ、数多くの悪事に関わっており善人とはほど遠い存在。 名前の由来は当時、自民党で多大な影響力を持っていたからである。 野村(のむら) 声: 「東京」の人間で鷹野に終末作戦の実行を唆した張本人。 鷹野には「野村」と名乗っているが、これは偽名であると思われ、本名は不明(「東京」内部の同じ派閥(小説版ではとみられる派閥)との会話で「タカギ(高城)」と名乗っていたり官房長官には舞沢と名乗っていたこともある)。 コードネームは「郭公」。 この物語の真の黒幕とされるが、竜騎士07によると、特定の思想を持たずに複数の陣営とつながるダブルもしくはトリプルスパイであり、「鷹野を美化するために作った都合のいい悪役」にすぎないともいう。 園崎 三郎(そのざき さぶろう) 声:(アニメ)・(ドラマCD) 園崎家の一員。 鹿骨市の県議会議員で、大石によると「(警察への圧力は)恫喝タイプ」。 「綿流し編」では興宮署に圧力をかけに来るが、「皆殺し編」では沙都子救出に一役買い、「祭囃し編」でも偶然ながら山狗の妨害を阻止する。 大高(おおたか) 声:(アニメ)・(ドラマCD) 県警本部のエリート刑事。 過去に大石に散々な目に遭わされただけでなく、自分よりもノンキャリアからの叩き上げの大石の方が警察内でも慕われていることもあり、大石のことを嫌っている。 過去には剣道大会の賞状の用意を忘れ大石に泣きついて代筆を頼んだりしているが、他人に聞かれた際は大石がどうしてもやらせてほしいと言ってきたと答えるなど恩知らずな部分がある。 登場は「」からだが、アニメ版では「祭囃し編」のみの登場となる。 実は本人は気づいていないが警察内に存在する 東京のスパイ(というより)で、鷹野の偽装殺人をロクな捜査をしなかったり、「祭囃し編」では梨花の死体を確かめるために興宮署に乗り込んだりもしている。 古手 桜花(ふるで おうか) 声: 古手家の先祖。 かつて「 鬼狩柳桜」を用いて羽入を封じたと言われている。 羽入の実の娘。 「澪尽し編」・「言祝し編」では父親の名前は古手陸とされている。 「祭囃し編」では普通の親子として古手家で羽入と共に暮らしていたが、「澪尽し編」・「言祝し編」では共に暮らしておらず、羽入も自分が母親だとは告げていなかった。 「澪尽し編」・「言祝し編」で描かれた容姿は古手梨花と瓜二つだが髪型が若干違い、梨花の揉み上げが長いのに対し、桜花の揉み上げは短い。 「祭囃し編」・「澪尽し編」では夫と子供がいることが明かされており、「言祝し編」では夫が公由家から婿入りした正次(しょうじ)、娘が風花(ふうか)という名前であるとされている。 鬼曝し編・宵越し編 [ ] 公由 夏美 自分自身無自覚ながら雛見沢症候群を発症し、家族全員を惨殺する。 その時の記憶を母・春子が犯行を主導したかのように記憶していた。 事件の真相が判明した後、病院で見舞いに来た暁を包丁で刺すが未遂に終わる。 後日談では一連の事件については心神喪失で無罪とされたらしく、親戚筋に引き取られた。 後に暁と結婚、「 藤堂夏美」となる。 現在は病院に定期的に診察を受けながら暮らしている。 事件当時の記憶を失い、自分の家族を殺したのは藤堂暁だと教えられ生きる目的をもらっているが、実際は事件の真相などを理解しており、暁の人生をめちゃくちゃにしてしまったことを後悔し、また同じような悲劇を繰り返さないように生きている。 「染伝し編」でも雛見沢症候群を発症し、家族全員を惨殺するが、その後症候群が末期を迎えてしまい、最後は暁の目の前で狂乱状態に陥ったまま喉を掻き毟り、そのまま息絶えた。 「影紡し編」では少々展開が異なり、中学時代に人間関係のトラブルを抱えた際、医師から与えられた薬物(かつてレナも服用していた赤いカプセル)を常用するようになったことで、家庭への不満や劣等感・嫉妬などの" 黒い感情"が表に出ることがなく蓄積していき、薬の紛失によってそれが爆発した結果重度の雛見沢症候群と同じ状態になり凶行に及んだ、となっている。 家族全員を惨殺した後保護され、一時" 黒い感情"は抑えられていたが、同じく家族を惨殺した畠山あおいに感化されて再発し、警察署から逃走。 暁との関係を邪魔したとして千紗登を殺害しようとするが、彼女の必死の説得やたしなめによって完全に自我を取り戻した。 その後、赤いカプセルが通常認可が下りないほど強力な向精神薬であることが巴の遺した書類から判明したため、裁判で責任能力がなかったと判断され無罪となった。 千紗登、暁、珠子らに支えられて社会復帰し、事件から5年後に暁と結婚する。 「絆」の「澪尽し編」では、赤いカプセルの正体が、かつて賄賂によって認可されたことが判明し販売中止になった過激な向精神薬に、雛見沢症候群の治療薬(C-103)のデータを加えて改良された未認可の薬であると明かされた。 「解解し編」で知り合った巴を「お姉ちゃん」と呼ぶまで慕うようになるが、ふとしたことで千紗登達とすれ違いが起こり夏美は「影紡し編」と同様の症状になりかけ、巴を襲うが「影紡し編」の記憶を思い出したため、自身の心の中で" 黒い感情"を打ち破り、克服する。 その後は裏では登場しないが、表で暁や千紗登、珠子と共に綿流し祭に来て魅音たちと会っている。 藤堂 暁 後日談では大学卒業後、5年をかけて夏美を探し出し、本人の意思もあって親戚に軟禁状態でかくまわれていた夏美を連れ出し入籍する。 現在は母校の助手をしながら絵の勉強をしている。 夏美に真実を隠し、事件の犯人は実は自分なのだと嘘をつき、彼女に生きる理由を与えて支えている。 「影紡し編」では上記の通り事件後早い時期から千紗登や珠子らと共に夏美に手を差し伸べ、回復し裁判でも無罪になった夏美と事件から5年後に結婚する。 乙部 彰 東京の大学に進学し、一人暮らしを始めるが多重債務に苦しみ大学を中退。 以後、経済的にも精神的にも極限状態まで追い詰められ、自殺系サイトへ入り浸っていた。 本当は自殺サイトで知り合った芥川、マチ、千秋と共に自殺するはずだったが、千秋が多額の預金のある銀行のクレジットカードを所持していたことを知り、死んだ振りをしてカードを盗み車から逃げ出した。 真実を知った魅音には軽蔑され厳しく窘められるが、魅音達と知り合ったことで一生懸命生きることの大切さを知り、カードを千秋の元に返す。 クライマックスでは、園崎組乗っ取り阻止のために活躍するまでになる。 十和田 八重 就職せずに夢を追う工と心がすれ違い、日常的に暴力を振るわれていた。 精神的に追い詰められた末に工を雛見沢へ誘い出し、集会所で酔い潰れて眠っている工を殺害。 その後、魅音達に工を殺した犯人が自分であることを告白するが、工が就職先を見つけて二人の関係をやり直そうとしていたことを知り、殺害したことを後悔。 魅音に諭され自分の選ぶべき道を考えた結果、自首をして新しい人生をやり直すと誓う。 黒澤 工 仲間がどんどん夢を諦め就職していく中で、近所の人間が「黒澤工は十和田八重のヒモ」と噂しているところに遭遇してしまい、それがきっかけで八重に暴力を振るうようになる。 八重から雛見沢への旅行に誘われたことをきっかけに、八重との関係を修復するため、夢を諦めて就職することを決意。 就職先を見つけ、雛見沢への旅行に採用通知をこっそり持参していた。 三船 組長の病死後、組の乗っ取りを画策し頭首代行であった茜(魅音の母)を謀殺。 魅音を狙い、徒党を組んで雛見沢村を急襲するが、最後は魅音(詩音)に刀で斬り殺される。 「絆」に登場する人物(ネタバレ) [ ] 南井 巴 実は本名は「南井ともえ」(名前がひらがな表記)。 警察官になる際に父親が希望していた漢字の名前に変えた。 妹のまどかが上司の山沖と婚約していることで、将来は上司が義弟になることを非常に嫌悪している。 これについて触れることは一種のタブー扱いで、触れられるとキャラが崩壊するほど取り乱す。 結婚自体は内心では反対しているわけではない。 「影紡し編」では、岐阜県で起きた焼殺体の事件の身元確認を行った歯医者もしくは岐阜県警から垣内署に戻る際、何者かに刺され、「しろ、ないちょう」というダイイングメッセージを残し死亡。 襲撃の際に荷物を奪われたが、まどか名義の通帳は最後まで離さず守り通した。 解解し編では渚から依頼を受け、渚の恋人の死の真相を探ることになり、雛見沢へ赴く。 その結果を伝えた後、レナと仲直りするためにレナの居場所を尋ねてきた渚にレナの居場所を教えるもその帰りに渚は拉致された後に死亡してしまう。 敵討ちとばかりに渚を殺害した犯人を追おうとするも、その背後にある「アルファベットプロジェクト」と関わる事の危険性を感じた山沖に広報部へ飛ばされてしまい失意に打ちひしがれるが、その矢先に現れた羽入の言葉で奮起。 広報部という現場を生かした独自の捜査方法を引っさげて再び事件の真相に迫っていく。 続く「澪尽し編・裏」でははじめは似た人物に襲われたことからレナに疑いをかけていたが、夏見の事件とレナ本人に会ってその協力を得たことで誤解を解いてアルファベットプロジェクトの首魁である千葉明彦、そして父の仇である花田史郎にたどり着く。 直前で麻取の捜査で切り札を失い、捨て身のプラシル取引現場の垣内空港自衛隊基地へ強行を単独で行おうとするが、彼女の正義心に当てられた同僚、上司他組織ほとんどが彼女につき、取引現場の一斉捜査に踏み込む。 花田は最後に輸送機で逃亡を図るも捨て身で車を突っ込ませて阻止。 奇跡的にドアが開いて重症を負うものの命は取り止め、ついに花田を逮捕。 後日千葉も逮捕され、12年に渡る因縁に決着をつけた。 表では直接雛見沢の一件にかかわることはなかったが、大石に偽装逮捕された詩音の身柄を確保しに来た大高に先んじて確保し、解決に貢献した。 その後はこの強制捜査の責任を問われて茨城県警警察学校の教官への降格人事となった。 平成の世界では、赤坂衛の大学の先輩である反町という男と結婚している(反町と病死した先妻との間の子供が、美雪の夫にあたる反町雄一である)。 畠山 あおい 畠山一家惨殺事件の真犯人。 雛見沢という土地を嫌っており、さらに一度精神疾患を引き起こしたため夏美と同じ薬を服用。 その結果、夏美と同様に 黒い感情が爆発。 父親に撃ち方を教わったライフルで一家全員を射殺する。 反町 美雪 フリーライターとして登場するが、その実態は組対四課に所属するである。 赤坂衛の娘である赤坂美雪と同一人物であり、。 義母にあたる巴は、警察学校時代の恩師であり、両親の次に尊敬している。 尾崎 渚 レナと再会の約束をしていた日に花田に拉致される。 意識を取り戻した車内で抵抗し、体当たりでドアを破ったもののそのまま道路に転落、不運にも後続のトラックに轢かれて事故死してしまう。 しかし、この時破ったドアが巴の命を救い、彼女が持っていた花の種が車内に落ちていたことが重要な証拠となり、花田を自供に追い込んだ。 花田 史郎 巴とまどかの両親を殺害し、渚を拉致して結果的に死に追いやった張本人。 過去の事件において唯一の肉親だった兄が巴達の父親に射殺され、路頭に迷ったところを千葉厚生大臣に拾われて裏稼業に身を染めることになった。 自分から兄を奪った南井家の人間、特に火事から生き残り父と同じく刑事となった巴に対して敵意を燃やすが、内通者として潜りこんだ刑事一課で巴や藤田らと過ごした日々に充実感も感じており、複雑な思いを抱えている。 ハィ=リューン・イェアソムール・ジェダ 声: 羽入の過去の姿。 崩壊した「リューンの世界」から五次元の壁を越え(簡単に言うとパラレルワールドの向こう側から)この世界にやってきた「リューンの民」の一人。 「リューンの民」の半数がこの世界にやってくる際に肉体を失い精神体となった中で、元の肉体と精神を維持したままこの世界にやってきた「純血」と呼ばれる存在。 この世界の先住民(人間)と共存することを望み、掟を破って人間に害をなす「混血(「リューンの民」の精神体が人間に取り憑いたもの)」を倒すことを目的として各地を放浪していた。 陸と結婚し人として生きることを決めるが、ある事件によって陸を失い、自らも深い傷を負って普通の人間には知覚できない存在となってしまう。 陸の死から数年後に鬼ヶ淵村に戻り、桜花が自分を知覚できることに気付いたため、自らが母親であることを隠し影から見守っていた。 古手 陸(ふるで りく) 声: まだ鬼ヶ淵村と呼ばれていた頃の太古の雛見沢にて、生まれて間もない頃「混血」の鬼ヶ淵村襲撃に巻き込まれたところをハィ=リューン・イェアソムール・ジェダに救われ、古手神社の神主の養子となり成長した青年。 ジェダに「羽入」という名を与え、彼女と結婚し娘を儲けたが、邪悪な意思を持った「純血」の起こした事件により命を落とす。 誠実な人柄で村人からも信頼されているが、実は強烈な巫女服フェチであり、一度巫女服について語り出すと止まらない。 羽入曰く「口先の妖術使い」。 現在の羽入が着ている改造巫女服も元は陸の趣味によるもの。 公由 志乃(きみよし しの) 声: 陸の幼馴染であり、代々村の村長を務める公由家の人間。 古手家に居候することになった羽入に家事などを教え、彼女の頭に角があることを知ってもなお、変わらず友人として接する。 陸の死後、羽入の娘・桜花が自らの意思で古手神社で一人暮らしを始めるまでの間、彼女を育てた。 その後、次男・正次と桜花が結婚したため、彼女の義母となる。 羽入を受け入れたように、本来は村の外の人間にも寛容で優しい性格なのだが、桜花の成長後は陸や羽入を救えなかった後悔からよそ者を拒絶する態度を取り続けているため、魔央とは仲が良くない。 園崎 魔央(そのざき まお) 声: 陸の死後、村の外から園崎家に嫁入りしてきた女性であり、とある宿場町の任侠の親分の一人娘。 よそ者である自分を受け入れてくれた桜花を妹のようにかわがっているが、志乃とは仲が良くない。 盗人に対してわざと村人の前で残虐な拷問を行い、それを桜花に止めさせることで盗みの抑止と共に桜花の求心力を強めようとするなど、後の園崎お魎に通じる部分を持つ。 取扱説明書では「麻央」という表記になっている。 贄捜し編・心崩し編(ネタバレ) [ ] 梶原 稔 正規ルート(唯一エンディングでスタッフロールが流れる)では鈴山の行方を追ううちに連続怪死事件の詳細や部活メンバーの過去を知り、疑心暗鬼から雛見沢症候群を発症。 その後症状が悪化し、古手梨花と村人数名を殺害する。 梨花殺害の直後何者かに拉致され、雛見沢大災害(終末作戦)から奇跡的に生還したものの記憶を失ってしまう。 猪上 博文 実は入江機関のメンバーで、雛見沢村への侵入者を監視している。 鈴山と梶原への対処を終えた後に、若葉を養女として引き取るつもりであった。 梶原が梨花を殺害した際、他の村人数名と共に殺害される。 猪上 若葉 鈴山の失踪に博文が関係しているのではないかという疑いから雛見沢症候群を発症。 梨花や博文の死体を発見したことで末期状態に陥り、裕美を殺害後死亡する。 鹿納 知代 入江機関メンバー。 普段は興宮に滞在しており、鈴山と梶原への対処を終えた後に、博文と結婚するつもりであった。 鹿納 裕美 入江機関の正規メンバーではないが、学校には通わず母の仕事を手伝っている。 そのため、博文が実際は猪上家の遠縁の親戚筋ではないことも承知している。 梨花の死亡後、末期発症した若葉を発見し殺害しようとしたが、返り討ちに遭い死亡する。 脚注 [ ] []• 最高レートはデカリャンピン(1000点で2000円)だった• , p. 「綿流し編」のTIPSでも登場しているが、立ち絵は実装されていない• ではなく雛見沢地区の連合町会長• もともとは同人活動ゆえに『月姫』の制作会社であるに無許可で出していたがTYPE-MOONとの対談の際にきちんと許可(同人活動という認識であり、公認ではなくあくまで黙認。 またクギも刺されたとも竜騎士07は語っている)を得ている。 なお、「祭」と「絆」およびアニメ(第2期以降)のスタッフロールには、TYPE-MOONの名前が「スペシャルサンクス」としてクレジットされている。 , p. 戦後間もない頃、制服警官だった時に闇米を持っていた女性を捕まえようとしたところ、彼に殴られて説教を受けたことをきっかけで知り合って親しくなり、男の器量、義理、酒の飲み方、博打の打ち方などを教えてくれた人物となった。 容貌がで亡くした父親と瓜二つであったこともあり、大石は彼を二人目の親父であり、兄貴であり、親友でもあったとしている。 , p. 「鬼隠し編」で前原圭一を、「目明し編」で園崎詩音を凶行に走らせるきっかけを作り、「罪滅し編」でも竜宮レナを凶行に走らせるのに一役買っている。 , p. , p. 実際、三年目の事件以外は雛見沢症候群の末期症状がそもそもの原因であり、五年目の袋小路を脱したとしても雛見沢症候群そのものを根絶しない限りはこれらと同様の事件が起こる可能性が極めて高い。 「鉄郎」の下の名前は公式ホームページの登場人物のプロフィール【• 公式ホームページの登場人物のプロフィール【 参考文献 [ ]•

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【速報】ワイ、ひぐらしのなく頃にを見るも想像と違って困惑wwwwwwww

ひぐらしのなく頃に 難しい

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 其の参「境界」 【この記事には「ひぐらしのなく頃に」のネタバレを含みます】 圭一に頭を撫でられたことで、過去がフラッシュバックする沙都子。 兄・悟史に頭を撫でられたこと。 叔父、叔母に虐待されたこと。 思い出したくないことを、次々に思い出し、錯乱する沙都子。 極度のストレスからか、嘔吐。 そのまま教室の隅のカーテンにしがみつき、泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」 沙都子の精神状態が限界に近いであろうことは、容易に想像できます。 そんな沙都子の姿を見た圭一は、決心します。 友達も頼れない、行政も頼れない、でも、あんな沙都子を見過ごすなんてできない。 だったら、自分が何とかするしかない。 そう、自分が沙都子の叔父を殺すしかない。 放課後、自宅に帰った圭一は、推理小説が好きな母に聞きます。 「母さんが今まで読んだ中で、一番面白かった小説の事件は?」 「一番…難しいわね…」 「完全犯罪…とか」 「完全犯罪ね…真の完全犯罪は物語にならないわよ。 だって、『起承転結』の『起』の部分が起きないわけでしょ?事件が起きなければ捜査も始まらない。 だから、完全犯罪は物語にはならないの」 『事件が起きなければ…死体が見つからなければ、事件にならない!』 圭一が目指すべきところは「完全犯罪」。 そんなに容易なことではないと思いますが…。 ただ、確かにテレビや新聞で報道される「事件」は、何かが起こったから「事件」になっているわけですからね。 沙都子の叔父を殺したとしても、死体が見つからなければ事件にならない。 いなくなったことで「失踪」や「捜索願」はあり得ますが、自分の妻がオヤシロ様の祟りで亡くなった際、自分がターゲットになることを恐れて雲隠れし、ほとぼりが冷めたころに戻ってくる…。 そして定職にも就いていないようですし、昼間から麻雀しているくらいですから。 まともな人間ではないので、「誰かが探す」という可能性も低いでしょう。 「死体が見つからない」ことを前提に考えれば、圭一の着眼点は良いのかもしれません。 「殺人」自体を是とするかは、別の議論として…。 圭一は叔父殺害の準備を始めます。 獲物は「金属バット」。 沙都子の兄・悟史が雛見沢ファイターズに所属していたころ、使用していたものが、学校のロッカーにありました。 沙都子とを助けるための武器として、これ以上適したものはないでしょう。 圭一の移動手段は徒歩か自転車。 死体を埋めることを考えると、殺害場所と死体を埋める場所は、近くなければなりません。 殺害場所を決めた後は、更にもう一つの準備。 圭一は、決行の日を「綿流しのお祭り」当日に決めていました。 人がいなくなっても、「オヤシロ様の祟り」で済まされる日。 その綿流しのお祭り当日、沙都子を家から連れ出してもらわなければなりません。 魅音に電話し、当日沙都子をお祭りに連れて行ってほしいと頼む圭一。 「圭ちゃんは、来ないの?」 あたり前な質問です。 村中の人が(祟りを恐れて)参加するお祭りに、なぜ圭一は参加しないのか。 「その日はちょっと用事があって…」 ベタな回答です。 「圭ちゃんもか…」 「『も』って、どういうことだ?」 「昔、そっくりな電話を受けたことがあってね。 悟史から。 自分はお祭りに行けないから、沙都子を連れて行ってくれ、って。 」 圭一は気づきました。 沙都子の叔母が「オヤシロ様の祟り」に遭って死んだのは、悟史が殺したのだと。 叔母を殺害するから、自分は祭りに行けないから、沙都子を頼む。 圭一の行動は、悟史の行動をトレースしていました。 決行当日。 殺害した沙都子の叔父を埋めるため、あらかじめ穴を掘る圭一。 雛見沢に越してくる前の自分を思い出します。 平凡な成績だった圭一ですが、実はIQが高く、問題のとらえ方ひとつで難問も軽く解けてしまうことが分かった圭一は、ぐんぐん成績を伸ばします。 成績を伸ばす圭一への妬みから、周りの生徒が圭一に嫌がらせを行うようになります。 端的に「いじめ」ですね。 学校が嫌になり、家に閉じこもる圭一を見かねた両親が、田舎への引っ越しを提案します。 それが雛見沢でした。 みんなで部活をした。 沙都子が食事を作ってくれた。 楽しかった日々。 その日々を取り戻すために。 「 もうすぐ終わる。 全部終わる。 ひぐらしがなく頃に…全部終わる…」 夜、おそらくまだお祭りの最中でしょう。 学校に忍び込んだ圭一は、職員室から沙都子の家に電話をかけます。 興宮警察署員を名乗り、「北条沙都子さんを保護しています」と。 ブツブツと文句を言う叔父ですが、「詳しいことは署でお話ししますので」と言うと、渋々了承する叔父。 今度は殺害予定場所へ急行する圭一。 悟史のバットを握り、叔父が通るのを待ちます。 原付に乗り、ヘルメットのあご紐をとめず、くわえタバコ。 金髪のパンチパーマに金のネックレス。 「 ザ・チンピラ」です。 コミックス版「ひぐらしのなく頃に 祟殺し編」 1巻表紙の北条沙都子 最初の一撃でバイクから転げ落とすことに成功しますが、圭一の尋常でない表情を見て、叔父は逃げ出します。 追う圭一。 後ろを振り返り、撒いた、と安心した叔父を、先回りしていた圭一がバットで殴打。 そこからは逃げる隙も与えず、ひたすら殴り続けます。 ついに事切れたか、動かなくなる叔父。 最初の一撃を食らわせた場所で、そのまま殺害する予定だった圭一。 が、叔父の逃走により、場所がだいぶ変わりました。 死体を埋めるように、と掘った穴もだいぶ遠くなり、大人の死体を中学生が一人で運ぶには厳しい距離に。 止む無く、再び穴を掘る圭一。 叔父の乗ってきた原付を、鬼が淵沼に投棄。 途中雨が降り始め、びしょ濡れになりながら穴を掘り、死体を埋め、倒木で隠します。 疲労困憊の圭一。 しかし…やり遂げました。 楽しかった日々を、沙都子の笑顔を取り戻すために…。 雨の中、スコップを担ぎ、自転車を引きながら帰途につく圭一。 疲れ切った圭一は、すぐ横を車が通り過ぎた拍子に、道に倒れこんでしまいます。 車から降りてきたのは、「鷹野 三四(たかの みよ)」さん。 入江診療所の看護婦さんです。 思わぬ邂逅に驚く圭一。 「どうしたの?こんな夜中に」 あたり前の質問に対し、 「レナと宝探しに行ったときに、スコップを忘れて…」 雨の中、傘もささずに、スコップのために、しかもダムの反対方向から歩いてきているのに…。 どうやら足をくじいた様子の圭一。 鷹野さんが車に乗せてくれることになります。 走り出してすぐに、全身の血が逆流するような、高野さんの一言。 「 死体、上手に埋められた?」 前の記事: 次の記事:.

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