ベッドパッド・敷きパッドの役割とは? 一部被っている役割こそありますが、メインの役割は異なります。 もちろん、高価な商品の中には、双方の役割を果たすものもあります。 ベッドパッドの役割 へたってきたマットレスの寝心地改善がベッドパッドの主な役割です。 それと同時に、マットレスの汚れを防ぐ役割も担います。 というのも、ヒトは眠っている間に、約200mlも汗を流しますし、皮膚が再生のために剥がれ落ちていきます。 しかし、マットレスは汚れても洗えないため、汚れ防止のためにベッドパッドが普及しました。 ウレタンやラテックス素材のベッドパッドでなければ、洗濯機で丸洗いできるものがほとんどです(ただ、厚みがある分、自宅での洗濯は大変です)。 敷きパッドにあるようなひんやり冷感、あったか加工といったものはありません。 が、羊毛 ウール やキャメル ラクダ などを詰め物に使用している高価なものは調湿効果があります。 敷きパッドの役割 ベッドパッドと異なり、敷きパッドは直に肌と触れます。 そのため、役割も異なり、大きく分けると以下の4つになります。 肌触り• 汗の吸収・発散(湿度調整)• 温度調節• マットレスの保護 「肌触り」と「汗の吸収・発散」は、年間を通して快眠に重要な要素です。 ムレにくくサラサラした、なめらかな肌触りはとても心地よいです。 眠るときの湿度環境は、快眠に重要な要素です。 「温度調節」は暑い夏や寒い冬の寝心地を大きく左右します。 そのため、夏用に接触冷感効果のあるものや、汗の吸収・発散に優れているものがあり、冬用に保温効果の高いものがあります。 もちろん、1番上に敷くので「マットレスの保護」としても機能します。 そのため、眠るときの汚れ(汗、皮膚、皮脂など)は全部、敷きパッドが受け止めることになるので、頻繁に洗濯のできるものを選びましょう。 ベッドシーツの役割 敷きパッドを使わない限りは、シーツ(カバー、ボックスシーツ)を1番上に敷きます。 そのため以下のように、役割は敷きパッドと似ています。 肌触り• 汗の吸収・発散• マットレスの保護 とはいってもシーツは布地で薄いので、汗の吸収量やマットレスの保護は敷きパッドほど期待はできません。 かさばらないので簡単に洗濯ができる強みはあります。 なので、洗濯がしやすいという観点から、シーツを一番上に敷くのも全然ありです。 ここは好みで決めてもらうと良いかと思います。 マットレスプロテクターの役割 マットレスプロテクターの役割は、マットレスの保護です。 マットレスを出来るだけ清潔に長く使うためのサスティナブル(持続可能性)な社会ムーブメントに推されて近年定着してきました。 また、マットレスを汚さないことで睡眠環境を清潔に保つことができるので、綺麗好きの人が多い日本では普及が早く進んだ感があります。 こういった役割から、マットレスのすぐ上に敷いて使う、もしくは、マットレスにトッパーを敷いているならそのすぐ上に敷くといった使い方になります。 全部要るの?最低限の使い方 ここまで読んで、「ベッドパッド、敷きパッド、シーツ、プロテクターを全部揃える必要あるの?」と思われているかもしれませんが、必ずしもそうではありません。 そこで次に「ベッドパッド、敷きパッド、シーツ、プロテクターが不要となるケース」についてご説明します。 あなたの持ち合わせている寝具と見合わせて、買い物の際のご参考にしてください。 ベッドパッドが不要なケース マットレスの寝心地が十分であれば、敢えてベッドパッドを購入する必要はありません。 とはいえ、マットレスの保護という観点から、少なくとも敷きパッドを使用することをオススメします。 シーツだけの使用では、汗がマットレスまで浸透するので若干不十分です。 敷きパッドが不要なケース 寝室の空調が整っており、眠るときに暑さ寒さにお困りでなければ、敷きパッドを使う必要はあまりありません。 しかし、ヒトは眠るときに200mlもの汗をかくので、マットレスの保護の観点から、汗をしっかり吸収するベッドパッドの使用を推奨します。 ベッドシーツが不要なケース 汗を吸収する機能に優れている敷きパッドを使用していれば、シーツは必ずしも必要ではありません。 理由は単純で、敷きパッドのみでマットレスを十分に保護でき、寝心地をアップできるからです。 さらに、マットレスの寝心地が良ければベッドパッドすら不必要なので、マットレスの上に直接敷きパッドを敷くだけでマットレスを保護しながら、快適に眠れます。 マットレスプロテクターが不要なケース 既にベッドパッド、敷きパッドのみならずトッパーなども使っておりマットレスの汚れが心配ないという場合、あえて購入するまでの大きな必要性はないかなと思います。 おすすめの組み合わせ 上記を読んで、あなたがお持ちの寝具に何が必要か分かれば良いですが、もしあなたが敷きパッドもマットレスもお持ちでなくゼロから組み合わせを考えているなら、おすすめの合わせ方をご紹介します。 敷きパッドをしていればマットレスを寝汗で汚すこともないと思いますが、マットレスプロテクターを着用しておくことでマットレスを清潔に保ち、より長く使えるようになれます。 ひんやり敷きパッドについては以下のページで解説しているので、購入予定の方はご一読ください。 関連記事 ・寝汗がベトついて寝心地が悪い・・。 ・ 体が火照って寝つきにくい・・。 ・エアコンなしで涼しく眠りたい・・。 ・サラッと気持ちよく起きれるようになりたい・・。 ・眠っても疲れが取れにくい・・。 ベッドの中の温湿度が高すぎるせいで睡眠の質を悪くし、日常生活に不満を感じてはいないでしょうか? 「ベッド内の湿度を適切にコントロールすることで、眠りの質を高める」このような理念の元、当敷きパッドを開発しました。 まるで電化製品のようにあなたの布団をカラッと除湿します。 布団がベタつかずカラッと快適!! ムレにくくてサラサラと涼やか!! 除湿機能が布団のダニやカビの発生を抑える!! などなど、あなたが快適な眠りをする一助となります。 詳しくは下のボタンの先のページをお読みください。
次のニトリNクールの評判は実際どうなの? 日本の夏というのは、湿気が多いために蒸し暑く不快な夜を過ごすことも多いですよね。 エアコンや扇風機をつけっ放しにしたまま寝ると、冷えすぎたり体がだるくなったりと不調を感じるため、汗びっしょりで朝を迎えるなんて人も多いでしょう。 夏が近づくと、色々なお店でひんやりして涼しく感じる冷感パッドや枕などの寝具を見かけます。 冷感パッドを敷けば 冷えすぎることもなく、程よいひんやり感で快眠を得られるとともに、電気代の節約といったエコの部分もあります。 ニトリでも販売されているのが「 Nクール」と呼ばれる寝具ですが、毎年人気で完売になることもあるのだとか。 本当に良い商品であれば、ぜひとも完売前に手に入れたいですよね。 そこで、実際のNクール購入者の声について今から簡単にまとめたいと思います。 好評の声• ひんやり冷たさがちょうど良い感じ• 両面使えるので便利• 家で洗濯でき、すぐに乾くのが良い• 暑さで夜中起きることがなくなった• 表面の手触りがさらっとしているので気持ちいい 酷評の声• 肌が触れていたところがすぐにぬるくなる• 初夏は良いが、真夏は役に立たないと感じる 以上がNクールについてのユーザーレビューとなります。 どちらかといえば好評の声が多かったですが、暑さは人によって感じ方が違うので仕方ないかもしれませんね。 すぐにぬるくなるという印象は多くの人が感じていますが、対処法として「 肌が触れていない部分に移動するだけで良い」という意見もありました。 また梅雨の寝苦しい時期には 寝る時は冷たくて気持ちいいものの、朝方になると寒いと感じたという声も多かったです。 真夏はNクールの効果だけでは物足りないので、冷房(温度はいつもより高めで使用)との併用で乗り越きりましょう! Nクールは実際に店頭で触れられるので、迷っている人はニトリ触ってから購入するのがベストです。 (しばらく触り、どれだけぬるくなるのかも要確認) ちなみに Nクールは以下のニトリ公式の楽天ショップからでも、全商品が購入可能です。 それぞれ、冷却効果の違いは、 Nクール < Nクールスーパー < Nクールダブルスーパー となっていて、ひんやり度が高くなるほど値段も高くなります。 Nクール・Nクールスーパー・Nクールダブルスーパー、それぞれの寝具での商品展開は下記のとおりです。 Nクール• ピローパッド、枕カバー• 敷パッド• 掛け布団カバー• 敷き布団カバー• タオルケット• ボックスシーツ• 肌ふとん• ひんやりシート• キッズ用お昼寝マット Nクールスーパー• ピローパッド、枕カバー• 敷パッド• 掛け布団カバー• 敷き布団カバー• タオルケット• ボックスシーツ• 肌ふとん Nクールダブルスーパー• ピローパッド• 敷パッド その他、Nクールは寝具以外にも抱き枕やラグ・クッション、ペット用ベッドなども販売されています。 スポンサーリンク Nクールスーパーの評価 せっかくなので、Nクールスーパーの評価もみておきましょう。 Nクールではひんやり感が足りなかったのでスーパーにしたところ、朝までぐっすり眠れた• 暑がりなので、枕カバーとタオルケットと併用でかなり快適に過ごせた• Nクールよりひんやり感UPということで購入したが、暑くて夜中に目が覚めてしまった Nクールスーパーは湿度を上昇を抑えることで、Nクールよりひんやりと感じる時間を長くすることに成功しています。 ジメジメして寝苦しい夜には、特に吸湿・放湿に優れた生地が睡眠をサポートしてくれるはずです。 Nクールダブルスーパーの評価 続いてNクールシリーズ最上級のNクールダブルスーパーの評価もチェック。 Nクールの枕カバーと併用しているが、かなり冷たくて気持ち良く眠れた• 涼しい日は寒いくらいにひんやりしている• タオルケットをかぶって寝ていたが、Nクールダブルスーパーを購入してからは肌布団をかぶっている やはりNクールダブルスーパーのひんやり感はとてつもないレベルのようです。 しかし、暑さの感じ方や汗かきタイプなど様々なので中にはNクールダブルスーパーでもダメだった…という人もいるかもしれません。 Nクールシリーズのピローカバーや敷パッドなどを併用し、快適な眠りを手に入れましょう。 冷感寝具は他社にもある! 夏の夜が寝苦しくなった現代では、ニトリのNクール以外にもたくさんの冷感寝具が販売されています。 参考までに人気の高い商品をチェックしておきましょう。 スピードクーラー 敷パッド 熱を吸収する「相変恒温素材」を使用した特殊な冷却ジェルパッド。 口コミは?• 肌触りがよく、汗をかいてもサラサラで気持ち良かった• 冷えすぎないのが冷え症の自分にとっては良かった セブンプレミアム クール敷パッド 鉱石の翡翠という特殊な繊維を使用したイトーヨーカドーのこだわりクール寝具。 口コミは?• 初めのうちは冷たくて気持ち良かったが、だんだんぬるくなり冷房と併用することで快適になった• 子どもと一緒に使っているので家で洗濯できるのが衛生的で良い このほか、イオンやカインズなど人気店でも販売されているので、実際にお店に行って試してみましょう。 初めのうちは冷たく、時間が経つとぬるくなるというのはどこのメーカーのものにも言えることかもしれません。 エアコンと併用することを推奨しているところもあるので、このほかに• 涼しい素材のパジャマを着る• 脇や股にタオルで巻いた保冷剤をはさむ• 氷枕やアイスノンを枕に置く• タイマー付き扇風機を足元にセット• お風呂にハッカ油で清涼感を得る などなど、あきらめずにいろいろ工夫して夏の寝苦しい夜を乗り越えたいですね。 まとめ 年々蒸し暑さが増す日本の夏は、Nクールのようにひんやり感を体感できる冷感寝具がお助けグッズとして役に立ちます。 今年の夏は、冷感寝具デビューを果たして熱帯夜を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。 今回の記事を読んでNクールに興味が出てきたのであれば、売り切れる前にお店へ試しに行ってみられると良いと思います。 そして、Nクールでは物足りないかも…なんて人は、たくさんのメーカーの中から自分に合ったクール寝具を見つけられるといいですね。 ネット通販する場合は、 評価の高いレビューだけでなく低いものも含め、隅々まで読んで検討することをおすすめします。 Nクール、それ以外の寝具でも使用した感想を教えてくださると参考になります!.
次のひんやり冷感敷きパッドをおすすめしない理由 巷で売っているような安い冷感敷きパッドって布団に入った瞬間は冷たくて気持ちいいですが、すぐに暑くなってきませんか? 実際、そんな経験をしたことがある人も多いはず。 経験したことはあっても何故そうなるのかは知っている人ってあんまりいませんよね。 ここではひんやり冷感敷きパッドをおすすめしない理由について解説します。 冷感敷きパッドが冷たいのは最初だけ ひんやり冷感敷きパッドが冷たいのは最初だけ。 これがおすすめしない最大の理由です。 ずっと継続して冷たければいいですが、基本的には最初だけです。 これは冷感敷きパッドに使われている素材の特徴です。 冷感敷きパッドの多くはポリエチレンやナイロンが含まれていることが多いです。 この ポリエチレンやナイロンは熱伝導性が高く、触れている部分の熱を移す機能があります。 布団やベッドに入ったときは自分の体温の方が高く、敷きパッドの方が温度が低いので体の熱が敷きパッドの方に移るので冷たく感じます。 ただ、この吸収した熱は外気温で冷ますか他のものに熱を移さないと冷たく戻りません。 その敷きパッドの熱を冷ますためにまた自分の体に熱を移そうとしてきます。 これが最初だけ冷たく感じる理由です。 時間がたって外気に触れて冷まされればまた冷たくはなりますけどね。 あれ?お店で触った時は冷たかったのに、家だと全然冷たくない・・・ 寝室が暑い状況で冷感敷きパッドを使っても全然冷たく感じないという経験がある人もいますよね? これはお店はエアコンなどの空調が効いていて、敷きパッド自体が冷やされているため冷たく感じます。 家で冷たく感じないのも同じ理屈で、外気が暑く冷まされていないので冷たく感じないんですよね。 ぶっちゃけ、冷感敷きパッドはエアコンと併用して使わないとあんまり意味ないです。 安い冷感敷きパッドはかなりの確率で蒸れて不快 特に安い冷感系敷きパッドで多いですが、 寝ている間に蒸れてきて不快になります。 寝汗を吸わなくて蒸れてきて寝苦しいって経験はありませんか? これは安い冷感敷きパッドに多いですが、安いものはポリエステルが多く使われています。 ポリエステルは特殊な加工でもされていない限り、水分を吸いません。 人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくというのは聞いたことがある人も多いでしょう。 本来であれば敷きパッドや布団が吸ってくれて寝ていても快適に過ごせますが、ポリエステルの敷きパッドは汗を吸ってくれません。 水分を吸ってくれないので、布団の中に水分が溜まってきて蒸れを感じるようになります。 これが不快で寝苦しい原因になります。 ひんやり冷感敷きパッドを冷たく使う方法 そんなひんやり冷感敷きパッドですが、冷たく使える方法もあります。 先ほども少し書きましたが、 エアコンと併用する。 これで冷たく使うことができます。 極端な話、寒い部屋で使っていれば冷感敷きパッドは冷たいです。 熱が敷きパッドに移ったとしても外気が冷えていれば、敷きパッドをすぐに冷ましてくれますしね。 このような状況であれば寝返り打っている間に外気に触れて、どんどん冷めていくので比較的長い時間冷たく使うことができますよ。 ただ、 この方法って意味ありますかね? エアコンを使って部屋が涼しければ、別に冷感敷きパッドはいらないですよね? しかも冷感敷きパッドは基本的に吸湿性が低く、汗もあんまり吸ってくれないのでむしろデメリットの方が多いですし。 でも 夏の寝苦しい夜を快適にしてくれる素材もちゃんとあるんですよ。 次は夏におすすめの素材について解説していきます。 夏におすすめの敷きパッドの素材 基本的に夏に使う敷きパッドとしてひんやり冷感の敷きパッドはおすすめしない僕ですが、もちろんおすすめの素材もあります。 夏の寝苦しい夜におすすめなのは麻です。 昔から夏の寝具に使われ続けている麻ですが、暑くなっている現代でも快適にしてくれます。 麻は吸湿性が高く汗もよく吸ってくれますし、同時に吸った水分を発散する発散性も高いので寝汗をかきやすい夏にぴったりです。 麻の生地は洗えるので 洗濯性もバッチリですし、洗う度に柔らかくなってきて肌触りもよくなるのもおすすめポイント。 冷感と言えなくもないですが、どちらかというと涼感ですね。 さらっと快適に使えるので夏場は麻の敷きパッドがおすすめですよ。 麻の敷きパッドについてはという記事で詳しく解説しています。 値段が変わるとどこが変わるのかも記事に書いているので選ぶときの参考にしてみてください。
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