もくじ• ドラマ「死にたい夜にかぎって」3話のあらすじ 浩史(青木柚)が初恋をしたのは、中学3年生の時。 初恋相手・吉野さん(中村里帆)とは学校で毎日のようにゲームボーイで対戦していた。 勝つと小さく万歳をし、負けると唇を噛む可愛らしい姿に心を奪われていた浩史。 そんな吉野さんを久しぶりに見かけたのは、彼女が駅の駐輪場で、浩史の自転車を盗もうとしている時だった・・・。 編集長になった浩史(賀来賢人)の風俗通いは続いていた。 深夜にアスカ(山本舞香)から浮気相手に送るはずのメールが間違って浩史に届き、おあいこだと割り切るため風俗に頼る生活。 これまでずっと、アスカのために懸命に尽くし、アスカを許容してきた浩史だったが、その気持ちに変化が訪れる・・・。 ドラマ「死にたい夜にかぎって」3話のネタバレ・感想 このあと深夜1時28分からは、ドラマイズム『死にたい夜にかぎって』。 今回は第3話です。 アスカが浮気相手に送るメールが間違って浩史に届き、おあいこだと割り切るため風俗に通う。 しかし、現実にはアスカと同棲している。 同棲していると言ってもアスカは自由に、奔放にやっている。 それでいて、夜になるとまた発作のように首を絞めてくる・・・。 浩史はこう色々とあって疲れていたんですね。 それで、岡田の誕生日に、岡田を誘う。 そして、誕生日プレゼントとして、何故かモデルガンをあげる。 浩史は岡田に 「妹には銃をあげたいと思って・・・」 と言う。 「妹?」 岡田は、彼女ではなく妹と言われた事に、これまでの浩史への想いが崩れていく・・・。 そしてクラブエイジアのようなところで行われていたライブ。 岡田もそこのライブでラップを披露するのですが、浩史もその場に行き、これまでのアスカへの不満などから・・・ついに告白をする。 「好きです。 」 しかし岡田は、妹と言われた事から既に浩史への想いは無くなっていた。 「小説書いてるとか、ダセーっす。 」 「いや、実は小説・・・書いてないんだ。 」 「それ、もっとダセーっす。 」 もう何を言っても岡田には響かない・・・。 そして失恋した気持ちを胸にクラブを後にしようとすると、岡田のラップが聴こえてくる・・・。 「下手くそだなぁ・・・」 「失恋のショックからか、ドの音しか耳に入ってこない・・・。 」 傷心しながら自宅に帰ると、アスカはダイエットのためにダンスをしている・・・。 ドスドスと横に飛び跳ねているアスカ。 それの音も全て「ド」に聴こえてくる。 そこで浩史は 「こっちへ来なさい。 話があります。 踊るのをやめてここに座りなさい。 」 と言うも、アスカは 「踊りながらでも聞けるし。 どうやって聞こうが私の勝手でしょ?」 と聞き入れない。 それに対して浩史はキレてしまう。 脚を静かに、そしてちょっと早く動かす、TRFのダンスの中で見られるようなダンスだ。 そして浩史はこう言う。 「SAMが言っていた。 ダンスは、何があっても首から上を動かさない。 それを聞いてアスカは 「SAMが・・・本当に言ってたの?」 もうこればっかりはね、SAMが言うんなら仕方がない! というような感じで、怒っていたアスカの気持ちもほぐれ、笑い出してしまう。 SAMさん、ありがとう。 浩史とアスカは、今日も元気です。 3話、いかがでしたでしょうか。 見逃した方、TVer、TSUTAYAプレミアムで観れますので、是非。 — 賀来賢人 kentkaku それにしても、このドラマは本当に素敵です。 このダメな人間たちの物語が・・・なんだかやけに刺さるし、なんだかやけに共感してしまいます。 この物語、なんだか泣けます・・・。 ドラマ「死にたい夜にかぎって」4話のあらすじ 2011年。 アスカ(山本舞香)は体調の良い日が増え、作曲活動に熱中する一方、浮気も変わらず続いていた。 アスカとの生活がマンネリ化してきているなと感じ始めていた浩史(賀来賢人)に、ラッパーの部下がペットを飼うように勧める。 浩史は小学生の時に「乱歩」と名付けたあさりを飼っていたことを思い出し、再びあさりを飼い始めることに。 浩史があさりに夢中になっている最中、アスカは営業の押しに負けて新聞を契約してしまったと打ち明ける。 ある朝、浩史は出来心から、新聞が投函される瞬間に新聞を引き抜くイタズラを仕掛ける。 ドラマ「死にたい夜にかぎって」の動画配信 ドラマ「死にたい夜にかぎって」の見逃し配信はTVerで配信されます。 また、全話配信は、最近MBSのドラマの配信が多くなっているビデオパスになると思っていたのですが、今回はTSUTAYAプレミアムでの配信になります。 ドラマ「死にたい夜にかぎって」の放送局は以下になります。 【放送局】 ・MBS(毎日放送) 2020年2月23日 日 放送開始 毎週日曜 深夜0時50分~ ・TBS 2020年2月25日 火 放送開始 毎週火曜 深夜1時28分~ TBSで放送されるので、かなりの地域で観れると思いますが、観れない場合はTVerで楽しみましょう! それでは、賀来賢人さんの新ドラマ、「死にたい夜にかぎって」をこれからも楽しんでいきましょう! 今期一番好きなドラマかもしれないです! 【関連記事】.
次の【第1話のあらすじ】物語はドラマの終結と想像される2011年4月12日の朝の場面から始まります。 主人公と相手女性との別れのシーンは意外と清々しいのですが、東北大震災?の大きな余震がその後の2人の運命を予感させます。 さかのぼること10年前、主人公の男性は高校時代、学校で一番美人だと言われている女子高生と隣同士になった縁からか度々屋上に呼び出され、「君の顔、昆虫の裏側に似ているね」と悪態をつかれたり、頬を何度も引っぱたかれたりした経験があります。 それでも母親から捨てられたことがある主人公は、女子に相手にされることに喜びを感じ、卒業後もそのような感情をネットのチャットで表現する毎日でした。 ある日「アスカ」という女性がそんな主人公に興味を持ち、会うことに。 焼肉屋で話していると、アスカは不特定多数の変態野郎に自分のツバを売って生計を立て、シンガーを夢見ていることなどの現況を、一方の主人公はアルバイトをしながら恋愛小説を書いていることなどを語り、急速に親密に。 2人は同棲を始めることになります。 その後アスカはてっきり普通のアルバイトをしていると信じていた主人公は、ある日後をつけたところ、アルバイトではなくまた変態男にツバを売っていることを知ります。 少しでもアスカの気持ちを知りたい主人公は、男性専門の特殊サービス店で女性にツバを飲ませてと頼みます。 (男性50代) 【第2話のあらすじ】アスカの唾売りバイトを辞めさせたい浩史は、安定を求めライターの仕事に就いた。 アスカも「私もちゃんとした仕事をしようと思うの」と、医療研究所で「使用済みの実験器具を洗浄する」仕事を始めた。 そんなある冬の日、突然「今日仕事行くの止めようかな」と言い出したアスカ。 心配した浩史と共に病院へ行くと「鬱・不安障害・睡眠障害」と診断され、仕事を辞めて自宅で療養する事になった。 「迷惑掛けてごめんね」と謝るアスカに「俺も同じだよ」と診察券を見せて安心させた。 彼女の分もと、ライターの仕事を頑張る浩史だが、彼以外全員辞めてしまい、自然と編集長に昇格となってしまう。 心機一転しようと2人で話し合い「引っ越しして、転院して、断薬する!」と、アスカも新たな目標を持ったのだが、その道はとても険しかった。 ある朝、浩史が苦しくて目を覚ますと、彼の首を絞めるアスカの姿が。 そんな事が29回続いたある日、苦しいのは俺よりアスカの方なんじゃないかと思い立ち、我慢した自分へのご褒美じゃなく、アスカへのご褒美に変更しようと決める。 (女性40代) 【第3話のあらすじ】ある夜、学校帰りの浩史が駐輪場に行くと、自分の自転車を盗もうとしている女性と遭遇してしまう。 赤い服を着て一生懸命スパナを振り下ろし、鍵を壊すその女性は浩史の初恋相手・吉野だった。 中学時代、彼女から突然「ゲームボーイでタイマンしよう」と話しかけられた。 そんな10回に1回しか勝てない、勝つと小さくガッツポーズする、負けると唇を噛む、友達でいようと思った初恋の人だったなと思い出していると、彼女が振り向き浩史に気が付いた。 自分の自転車だと言えないまま、何故か盗みに加担して自分で設定した番号「9465」を偶然当てたかの様な演技をして、二人乗りで帰って行く…という所で着信音が鳴り目が覚める。 携帯にはアスカがジョンに送ったつもりの添付付きメールが。 「女は必ず裏切る」そう理解している。 だけど、何があってもアスカがここに帰って来てくれるだけで全てを許せる。 そう思う浩史だった。 (女性40代) 【第4話のあらすじ】アスカから浮気相手に送ったメールが、浩史の携帯電話に誤って送られてきた。 アスカも浮気してる、メールを見ながら苦笑した浩史は、そのまま風俗に出向く。 風俗から深夜帰宅すると、アスカはまだ寝ておらずギターを弾いていた。 最近のアスカは体調も機嫌も良かった。 「ずっと一緒にいられたらいいね」と呟くアスカを見ながら、浩史はアスカとの関係がマンネリ気味であると痛感する。 そして浩史は編集部のメンバーからの勧めで、アサリをペットとして飼い始める。 更にひょんなことから浩史は、若くて可愛い女性の新聞配達員と知り合いになり、やがて浩史は毎朝起き、彼女と短い会話をするようになる。 1分間の恋人と名付け、ささやかな幸せを楽しんでいた浩史だったが、突然彼女が今日を最後に配達を辞めて、青森に帰ると話す。 喪失感の中、浩史がベッドから起きると、アスカがペットのアサリを鍋で煮ていた。 それを見た浩史は激怒するが、アスカはアサリより私のことを大事にして欲しいと懇願する。 たまらず浩史は家を飛び出すが、やがて帰宅し、アスカに謝り、仲直りするのだった。 (女性50代) 【第5話のあらすじ】浩史は相変わらず風俗店へ通い、アスカは曲を作り続けていた。 寝ていた浩史は、アスカに起こされて曲を聞かされる。 浩史が遠慮がちに思ったことを言うと、アスカは泣き出し、怒ってそのまま部屋を出ていってしまう。 夜、遅く帰ってきたアスカは、仕事の面接に行っていたというが、浩史は彼女の首に浮気のあとらしきものを見る。 ある日、浩史が帰ると、アスカはギターを弾いていて返事をしない。 浩史は、アスカの音楽について否定的な言葉を投げつける。 アスカは不機嫌になるが、その後浩史と牛丼屋へ向かう。 すっかり笑顔に戻ったアスカの姿に、浩史は結婚を考えるのだった.それから2011年3月、浩史とアスカが部屋でホワイトデーを楽しもうとする時、大きな地震が起こる。 その時に地震がおこった。 浩史は怖がるアスカに声をかけて落ち着かせようとしていたが、何度もおこる地震に浩史は閉所恐怖症の症状が出てしまった。 何とか落ち着きを取り戻そうと、その場を離れた浩史だったが、アスカを1人にしたことを責められてしまった。 地震から1か月が過ぎた頃、いつも通りにアスカに声をかけた浩史は、アスカから別れを告げられてしまった。 そしてまた地震がおこった。 2人は一緒に食事をしていた。 最後の食事になるかもしれないからと、浩史はいつもよりいっぱい食べた。 後片付けをしている時にアスカに好きな人がいると言われてしまった。 しかしアスカは、あっさりと浩史の家に帰ってきた。 そしてまた、同居生活がスタートした。 (女性40代).
次の作品紹介・あらすじ 「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。 Webサイト『日刊SPA! その中でも特に人気の高かった「恋愛エピソード」を中心に、大幅加筆修正のうえ再構築したのが、この『死にたい夜にかぎって』だ。 出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女、新宿で唾を売って生計を立てる女etc. 幼くして母に捨てられた男は、さまざまな女たちとの出会いを通じ、ときにぶつかり合い、たまに逃げたりしながら、少しずつ笑顔を取り戻していく……。 作者である爪切男は、同人誌即売会・文学フリマでは『夫のちんぽが入らない』主婦こだまらと「A4しんちゃん」というユニットを組んで活動。 頒布した同人誌『なし水』やブログ本は、それを求める人々が行列をなすほどの人気ぶりだった。 学校で一番可愛い女の子が言っていたのだから間違いない。 生まれてすぐに母親に捨てられ、母乳の出ない祖母のおっぱいを吸って育った。 初恋の女の子は自転車泥棒で、初体験の相手は車椅子の女性だった。 初めて出来た彼女は変な宗教を信仰しているヤリマンで、とにかくエロかった。 そして今、震度四強で揺れる大地の上で人生最愛の女にフラれている最中だ。 部屋の窓から鋭角に差し込む朝の光を浴びた彼女が、ヤジロベエのようにゆらゆらと揺れている。 母親に捨てられ、借金を抱えた父親からは鉄拳で育てられ、クラスで一番の美少女からは笑顔が虫の裏側みたいだと言われる。 童貞を出会い系サイトで知り合った車いすの女性にささげたあとは次々と女性との関係を結んだり恋したり捨てられたり…どう考えても不幸でしょ。 まったくもって不幸な人生だ、と思うのだけど、ここには全く暗くじめじめした不幸がない。 なぜだろう。 最低で最悪な人生を歩き続けているはずなのに、彼の人生には笑顔が見える。 7年間同棲していた彼女から別れを切り出され、独りぼっちの生活に戻ってしまう、その日でさえ笑顔の彼がいる。 うつ病で浮気性の彼女との7年間で何度も裏切られたり傷つけられたりしてるのに、なぜ笑顔で見送れるんだろう。 あぁそうか、最低で最悪な人生の中でも小さな幸せを見つける術を彼は知っていたからか。 その術を教えてくれたのが彼を通り過ぎて行った女たちなのね。 なるほどね。 彼と彼に関わったたくさんの女たちの幸せを祈りたくなる私も、なんだか笑顔になってしまう。 不思議だ。 何だか知らないけど元気が、笑顔がじわじわと生まれて来る。 不思議だ。 人生というものに質量があるとするなら、それは案外、拍子抜けするほど軽いものなのかも・・・そう思わされた作品。 これはエッセイでありながら、人生訓でもあると思います。 主人公(以下ツメ君)はお世辞にも幸福な人生を歩む男とはいえない人物。 でもツメ君は親父の『どんなに辛いことがあっても、その中に一つでも楽しさを見つけて笑え』という言葉を胸に(しまってるからなのかはわからないが) アスカが襲撃してくる度にスタンプポイントをため、たまったら自分にご褒美を買うようにしてみたり(それを自分のためでなくアスカに還元されるようにしたり) 母親と違いちゃんと帰ってくるというただそれだけでアスカを許してしまったり(やるせなさは風俗で発散) 借金を怒るどころか、唾を売る嫌な仕事を自ら行い、耐え抜いて借金の半分を返したアスカに対し感謝の念を抱き、ツメ君が肩代わりしたり・・・ 後書きにもあったが、どんなに辛いことがあっても『まぁいいか』で済ませるところは本当にすごいと思いました。 その分量、わずか2文、100字足らず。 『割と大きな出来事としては、作中に頻繁に登場した生き別れの母親と三十年振りに再会しました。 あれだけ蓄積していた母親への恨みが一回の出会いで全て消えてしまうのだから、人生って面白いです』 『うん、すごすぎる。 苦しいことに鈍感なんだよね』 『でも、それと同じくらい幸せにも鈍感だからダメなんだけどね』 とアスカがツメ君に対して言っていますが、それが一番いいのかもしれないなぁ、と読み終わって思いました。 自分が気付けた身の丈に合った幸せは素直に喜べばいいし、苦しいことがあったなら、楽しさを探してみる。 幸せや不幸をあれこれ考え込むより、等身大の人生を、等身大に生きる。 人生も恋も、そんなテキトウでいいのかもしれない・・・ 最高に無駄な恋が教えてくれる、最高に面白い人生訓でした。 ヒンドゥー教の苦行僧はサドゥーと呼ばれる サドゥーは苦行により人々のカルマを打ち払うとも 「死にたい夜にかぎって」はまさに文学のサドゥーだ 赤裸々に性遍歴を抉り出しながら、綴り、そして祓う。 セックスやオナニー、風俗などの性にまつわる話、父親との不思議な関係、ひと時でも優しくしてくれた女の人たち、そして、アスカさん。 すべてに愛情を感じた。 しょうもないオナニーですら、回りまわってアスカさんへの愛だった、と感じるほどだ。 様々な時期のことを面白おかしく書いているけど、実際は笑えない時間ばかりだったのではないかと思う。 でも、アスカさんとの約束で笑える洒落みたいに書かれていた。 愛だよな、やっぱり。 嬉しいだろうな。 昔からの夢が叶うことを、昔愛していた人に伝えるなんて。 かっこいいな。 愛した人にフラれて死にたくなっても、それでも生きて夢を叶えるなんて。 著者のことを知るきっかけは、 「ボクたちはみんな大人になれなかった」の燃え殻さんが本書について言及していたこと。 その呟きと、タイトル、表紙の装丁だけで、良書に違いないと確信した。 流通の壁を感じて悲しくなりましたが、このことについて綴ると無限に止まらなくなってしまいそうなので割愛。 帰宅してamazon様からの荷物を開封し、一気読み。 やはり、予感は的中した。 書いてある内容・エピソードはお上品ではないが、 著者の爪さんの生き様を感じることができ、熱が伝わってくる。 薬師や渋谷の風景が浮かんでくる。 登場する女性たちも、みんな魅力的に浮き上がる。 序盤こそ、時折出てくる、「このフレーズとか文、おもしろいでしょ?」的な雰囲気にちょっと醒めるところもあった。 が、途中からは爪さんとアスカさんとの物語にぐぐぐっと引き込まれて、それどころじゃなくなった。 もちろん、万人向けではないと思う。 というか、一部の(女性の)方々からは、 「これだから男ってクソだわー」とか批判されると思う。 いいんじゃないすかね、人それぞれで。 と思う。 ただ、僕は本書を いい!と思える人と友達になりたいし、 飲みに行って、くそくだらねー話をし続けていきたい。
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