オーストラリアにおけるにおける新型コロナウイルス COVID-19 に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。 大きく前進が見えていたオーストラリア各州の州境閉鎖・州間移動制限の解除ですが、先週ビクトリア州のメルボルン近郊で新規感染者が2週間前の35件から先週は160件に大幅に増加したことを受け、州境閉鎖の解除に対する楽観的なムードが変わってきました。 これを受け、早速ノーザンテリトリー準州が州境閉鎖の解除の目途を2週間ほど先へ伸ばし、8月01日とすることを発表しております。 その他の州は7月20日に再開。 これら制限措置の緩和は、各州・準州政府が各地の状況を踏まえながら今後具体的に決定します。 国家内閣は、この制限措置の緩和を3週間ごとに見直すこととしています。 主な内容は以下のとおりです。 いずれの段階においても新たな生活様式として、 ・1. 5メートルの物理的距離を取ること ・適切な衛生管理 体調不良の場合の自宅待機や感染検査を含む ・COVIDSafeアプリの利用 が成功の鍵を握るとされ、その遵守が求められています。 各州の規制内容に関しては、それぞれの都市・州の規制情報を参照ください。 入場者の上限は各施設の面積で割り出され、収容人員4万人以下の施設・スタジアムでは、座席を指定した上で1万人までの入場が出来るようになります。 但し、1. 5mのソーシャルディスタンスの制限が適用されることとなります。 収容人員4万人を超える施設・スタジアムに関しては、ステップ3以降に解禁計画が進められると発表されております。 このアプリのインストールは強制ではありません。 このアプリでは感染者との濃厚接触が判明した場合、アプリ利用者に対し、保険当局を通じ連絡が入る仕組みです。 5月8日の段階で540万ダウンロードを記録、これは14歳以上のスマートフォン保有者の29%に相当します。 また、世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国境閉鎖や入国制限措置、外出禁止令等の行動制限措置のほか、航空便の突然の減便又は運航停止などの事例も発生しております。 渡航をご予定の際は、日本国外務省や相手国の政府機関、またご利用予定の航空会社等に最新情報をご確認ください。 日本海外ツアーオペレーター協会 事務局.
次のオーストラリアの新型コロナウイルスの状況は? 現在、世界各国で新型コロナウイルス感染症の患者が確認されています。 最初の執筆時点(2020年2月21日)では世界全体で76,183件の感染症が確認され、2,244人の尊い命が亡くなっていました。 追加の執筆時点(2020年2月26日)では、世界全体で80,410件の感染症が確認され、2,752人が亡くなっています。 わずか5日間で、感染症が拡大している様子が分かります。 もちろんオーストラリアも例外ではなく、オーストラリア保健省によると、最初の執筆時点(2020年2月21日)のオーストラリア時間午前6時30分時点の情報で、 <we have confirmed 17 cases of coronavirus COVID-19 in Australia>(Australian Government Department of Healthの公式ホームページより引用) と情報が発表されていました。 日本語にすると、「オーストラリア保健省は17件の新型コロナウイルス感染症を国内で確認している」との話。 さらに追加で執筆した2020年2月26日の段階では、23件(プリンセス・クルーズから帰国した感染症患者8人は別計算で、準州ノーザンテリトリーの州都ダーウィン郊外の施設に収容されている)の感染症が確認されており、内訳は、 8件がクイーンズランド州(州都はブリスベン) 4件がニュー・サウス・ウェールズ州(州都はシドニー) 7件がビクトリア州(州都はメルボルン) 3件が南オーストラリア州(州都はアデレード) 1件が西オーストラリア州(州都はパース) だと言います。 そのうち、15件は回復が確認され、残りの感染症患者の容体も安定しているとの話です。 オーストラリアでは、まだ死亡者は確認されていません。 海外からの旅行者に空港では何をしている? オーストラリア政府観光局によると、感染症の拡大を防ぐために、オーストラリアから中国へ渡航を予定する人たちに渡航禁止が呼び掛けられていると言います。 逆に中国から来る旅行者にも、一時的な入国制限を行っているのだとか。 一方で日本からの旅行者を含む、中国以外の国に暮らす外国人旅行者については、変わらず渡航を受け付けているとの話。 オーストラリアに就航する国際線は、(中国発着の便を除いて)全て通常通り運航しているみたいですね。 空港での水際対策については、 「Flights arriving direct from Japan to Australia are not subject to these enhanced measures. The usual immigration and quarantine processes only apply. 」 との話がオーストラリア政府観光局からありました。 日本語にすると、「日本からオーストラリアへの直行便に関しては、(中国からの便で訪れた人たちに対する)特別な検査は行っていません。 通常通りの入国審査と検疫が行われるだけ」との話です。 」 との言葉がありました。 要約すると、もしも風邪やインフルエンザのような症状を訴える人が居た場合は、別の場所に移動して、質疑や検査が行われるとの話です。 日本人の旅行者はオーストラリアで何をすればいい? 前にTABIZINEでオーストラリアの山火事について、オーストラリア政府観光局の協力の下で、『』という情報を発信しました。 この際に、オーストラリア人はまち中に山火事の煙が流れ込んできてもマスクをしないという話を聞きました。 新型コロナウイルスに関しては、どうなのでしょうか。 「From time to time people do wear face masks in the major cities but only when they have a cold or flu symptoms to avoid transmission to others. 」 日本語にすると、大都市ではマスクを着用している人も居るものの、風邪やインフルエンザの症状が出て、他の人に感染の恐れがある場合だけ着用する人がほとんどみたいです。 言い換えれば、マスクの着用をする人は少数派という話ですね。 日本の厚生労働省によれば、新型コロナウイルス感染症の感染経路は、今のところ2つ考えられると言います。 飛まつ感染 接触感染 いずれも唾液と一緒にウイルスが放出され、その飛まつを吸い込む、あるいは唾液のついた何かに触れた手で自分の鼻や口を触って感染するといった形が、心配されています。 感染源に暮らす中国人の入国が制限されているオーストラリア。 さらに、2020年2月25日12時現在で、139件の感染症患者が確認されている日本ほどの感染拡大は見られないオーストラリアではありますが(だからこそ)、旅行中は自らが率先して人ごみでマスクを着用し、こまめに石けんやアルコール消毒液を使った手洗いとうがい心がけたいです。 世界保健機関によれば、 <using a mask alone is not guaranteed to stop infections and should be combined with other prevention measures including hand and respiratory hygiene and avoiding close contact — at least 1 metre 3 feet distance between yourself and other people. >(世界保健機関のホームページより引用) と言われています。 日本語で要約すれば、マスクだけでは不十分で、心配な場合は1メートル以上離れて他人と話すと安心なのだとか。 普通の会話の距離を保ち、大勢の人が身を寄せ合うような集まりには参加しない方が無難と言えそうですね。 新型コロナウイルスのQ&A 新型コロナウイルス感染症で死亡した患者の割合は、最初の執筆時点(2020年2月21日)では、中国本土に暮らす人を除いた人類全体の0. 7%でした。 追加で執筆した段階(2020年2月26日)では、1. 4%まで上がっています。 この割合を多いと考えるか、少ないと考えるかは評価が分かれる点だと言えそうですが、その数値は変化しています。 この変化を冷静に考えるために、日本の厚生労働省や世界保健機関(国連)の情報を基に、新型コロナウイルス感染症の基本的な情報をあらためて整理してみました。 Q.重症化する人はどんな人たち? A.まだはっきりとは分かっていません。 しかし、 高齢者 糖尿病や高血圧、心臓病などの病気がある人 は感染症患者になると、重症化するリスクが高まると考えられています。 Q.中国から届いた荷物や手紙、輸入食品からも感染する? A.今のところ、積み荷などが原因で新型コロナウイルス感染症になった患者は存在していないと言われています。 Q.治療方法はあるの? A.今の段階ではありません。 対症療法(患者の症状にその時その時で対応しながら回復を待つ)を行う方法が一般的です。 Q.オーストラリアから帰国後、体調不良が続いたら? A.各都道府県に設置された「帰国者・接触者相談センター」に連絡を入れてください。 保健所や指定の病院に、相談センターが置かれています。 Q.新型コロナウイルス感染症を疑いたい症状は? A.風邪に似た症状がある、37. 世界保健機関によれば、「a runny nose(鼻水), sore throat(のどの痛み), cough(せき), and fever(発熱)」などが疑わしい症状と言われています。 Q.病原体を保持しながら、まだ発症していない人(潜伏期間中の人)からも感染してしまうの? A.今のところ、病原体を保持しながら症状が出ていない(潜伏期間中の)人からの感染については、はっきりと分かっていません。
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