第72回秋季県高校野球大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は29日、市原市のゼットエーボールパークなどで準々決勝4試合が行われ、4強が決まった。 夏の甲子園出場校の習志野は成田に勝ち、専大松戸は東海大市原望洋にコールド勝ち。 木更津総合が中央学院に完封勝ちし、拓大紅陵が志学館との接戦を制して、それぞれ準決勝に駒を進めた。 準決勝は10月5日に同球場で行われ、木更津総合と習志野、専大松戸と拓大紅陵がそれぞれ対戦する。 決勝は6日。 決勝に勝ちあがった2チームは、19日から群馬県で開幕する関東大会に出場する。 「自分が守りきってチームを引っ張る」。 次打者は中前打。 中堅手からの送球に本塁前でどっしりと構え、一気に走り込んできた二塁走者をタッチアウトにしてこの回を守った。 相手は夏の甲子園出場の強豪・習志野。 「先制されることを前提としていたが、一回を3点以内に抑えれば自分たちの粘り強さで後半に好機がやってくるはず」。 そう思って守備に臨んだ。 1年秋からレギュラーとして経験を積んできた。 投手陣のそれぞれの個性を生かすため、日ごろから調子や反省点などをこまめにコミュニケーションを取ってきたつもりだったが、冷静に攻撃してくる相手打線に惑わされ、「投手陣の投げやすい環境をつくれなかった」と、初回に5点を許してしまった。 その後は徐々にペースを取り戻し、当初の目標だった3点以内に収めた。 「これまで守備のピンチで守り切れずズルズルと点を許してしまう弱さがあったが、後半でそれが徐々に改善できた。 来夏に向けてピンチでも確実に守り切る強さを備えたい」と次を見据えた。 【加古ななみ】.
次の6月12日、独自開催の「夏季北海道高等学校野球大会」の日程を発表。 地区大会は7月11日の函館、室蘭を皮切りにスタート。 南北海道大会(札幌円山)は8月3日から、北北海道大会(旭川スタルヒン)は同5日から開催され、いずれも各地区代表16校で争う。 試合は無観客で行われる。 南北はいずれも16代表で競うことを決めた。 感染拡大防止対策として、南大会は函館、北大会は十勝、北見、釧根と名寄の一部を除き、原則日帰りで移動は貸し切りバス、宿泊する場合も個室、個別の食事にするなど確認事項が盛り込まれた。 なお軟式の全道大会は7月28~30日、釧路市民で開催。 7地区の代表が出場し、札幌、函館、空知は地区大会で代表を決める。 青森=7月14日から独自大会開催 6月5日、独自大会の開催を発表。 開幕は7月14日、決勝は同28日。 トーナメント方式で優勝校を決める。 試合は9イニング制(コールドゲームもあり)、延長13回からはタイブレーク制と、できる限り例年通りのルールを適用。 新型コロナと熱中症対策も徹底し、青森市営球場など5球場を使用。 1日の試合数は1球場につき2試合まで。 原則として無観客試合だが、控えメンバーと選手の保護者の応援は認められる方向性。 ベンチ入りメンバーは20人で、最終決定は抽選会が行われる6月30日午前。 青森県では5月7日以降、新たなコロナ感染者は出ていないが、今後の状況次第で大会要項を見直していく。 開会式は行わず、閉会式で優勝旗の授与はない。 高橋聡理事長は「メダルやトロフィーなどを考えています」と、形に残る記念品の準備を進めていることを明かした。 抽選会は責任教師だけが参加する予定。 春季大会が中止になったことから「フリー抽選」で決める方針。 岩手=6月29日開幕の独自大会開催 6月9日、盛岡市内で常任理事会を開催し独自大会の開催を発表。 日程は地区予選が6月29日~7月5日、県大会が7月11~25日。 原則として無観客で行う。 10日に詳細を発表。 9イニング制(コールドゲームあり)で、延長13回からタイブレーク方式を採用。 また、今年から導入された投手の球数制限(1週間500球)と申告敬遠も適用。 「3密」を避けるため開会式は中止。 試合前のシートノックも省略し、試合後の勝利チームの校旗掲揚も行わない。 1日の試合数は1球場につき最大2試合とするなど、感染予防を徹底する。 試合は無観客とするが、控え部員の入場は認める。 また保護者については、ベンチ入りメンバー1人(記録員を含む)につき2人までを許可し、最大42人が入場可能。 登録選手は20人(記録員1人は別)で、各試合ごとに登録変更を可能にする。 地区予選の抽選会は15~19日の期間に実施され、各校の責任教師が出席する。 県大会については、すでに「枠組み抽選会」が行われており、同予選を勝ち上がった31チームで行われる。 県大会日程は7月11、12日が1回戦、18日が2回戦、21日が準々決勝、23日が準決勝、25日が決勝(岩手県営野球場)。 秋田=7月に独自大会開催の方向で調整 6月5日、運営委員会を開催し、独自大会の開催を発表。 大会名は「山形県高等学校野球大会2020」。 阿部稔会長は「甲子園への道はなくなりましたが、3年生が積み重ねてきた努力の確認の場として戦う今大会が、いつまでも記憶に残り、長く語り継がれるような思いを込めて『2020』をつけた」。 同大会はトーナメント方式で7月11日に開幕し、決勝戦は県営球場で8月1日を予定。 学業を優先し、土日祝日を利用した日程で行う。 村山、置賜、最北、庄内の各4地区で6月26日以降に抽選会を行い、同地区内で1、2回戦を勝ち上がった計16校が7月23日からの県大会に臨む。 昨秋県大会4強の鶴岡東、日大山形、東海大山形、山形中央は、3回戦進出でシード扱い。 他校は再抽選をして頂点を争う。 試合は延長10回からのタイブレーク制、1週間500球以内の球数制限を導入。 登録人数は選手20人(記録員1人は別)だが、3年生が20人を超える3校を配慮し、各試合ごとの登録を可能とした。 開会式は行わず、閉会式も簡素化し、優勝校と準優勝校には記念盾の贈呈を検討。 宮城=7月11日から独自大会開催 6月11日、理事・運営委員会を行い「東北地区高校野球宮城大会」(仮称)の開催を発表。 期間は7月11日~8月1日で楽天生命パーク宮城を含む6球場を使用。 連合チームなどを視野に、加盟73校中68チームの出場を想定したトーナメント方式で行う。 組み合わせは26日、各校顧問による代理抽選で決定する。 感染予防を考慮し、開会式は行わない。 各球場1日2試合とし、すべて無観客を原則にする。 現時点でテレビ中継の予定はないが、ウエブサイト「アマチュア野球 一球速報」の協力を得て各球場の試合経過をリアル配信する。 70周年記念プログラムの製作も延期し、大会運営費にあてる。 選手ほか、来場の関係者全員に検温と入場申請書の提出を義務付け、体温37・5度以上(平熱より1・5度以上)の場合は入場させないなどの予防対策を講じる。 一方でベンチ入り選手20人は試合ごとに入れ替え可能とし、原則1人の記録員も3年生に限り最大3人にするなど、高校最後の大会になる最上級生たちに配慮する。 福島=7月18日から独自大会開催 5月26日、臨時理事会を開き、県独自の大会を無観客で開催することを決めた。 6月9日、理事会で大会要項を審議し発表。 大会名は「2020年夏季茨城県高等学校野球大会」。 7月11日から8月4日までの土曜、日曜、祝日を中心に、ノーブルホームスタジアム水戸など、6球場を使用し行う。 雨天などで試合が延期になった場合でも、平日のナイター設備などを使用し、決勝まで行うとした。 また、昨秋の県大会ベスト8のチームをシードにトーナメント形式で行うが、1、2回戦は同地区内での対戦とし、3回戦からは再抽選し対戦を決定する。 試合は9イニング制で10回からタイブレーク。 5回10点差、7回7点差のコールドを採用するなど、できるだけ通常、行われる公式戦と近い形での試合となる。 また、1度にベンチ内に入れるのは、密を避け選手15人と監督、責任教師、マネジャー1人を上限とするが、登録人数に制限は設けない。 野球部員は全員が出場可能とする独自の方針を示した。 榎戸努専務理事は「1人でも多くの生徒が背番号をつけて試合ができるようにしたい」と話した。 試合は原則、無観客試合とするが、試合に出場しない野球部員、野球部員の保護者2人まではスタンド入場可。 選手の活躍を、チームメート、保護者も見守ることができる。 抽選会は6月23日、役員、監督らによる代理抽選。 開会式、閉会式はともに行わない。 栃木=7月18日から県独自試合決定 5月28日、臨時理事会を開き、県独自の試合を行うことを決めた。 優勝校を出す大会には、ならないかもしれない。 藤田光明理事長は「学習時間の確保、夏休みの短縮を考えると、トーナメントは難しいかも知れません。 参加校数を見て考えたい」と話した。 7月18日から8月2日までの週末、祝日、計8日間で実施。 3球場を確保しているが、感染リスクを下げるため1球場1日2試合までの可能性があり、県内61校からの参加数次第でトーナメント消化はできなくなる。 それでも、藤田理事長は「1試合で終了したり、リーグ戦だったり。 安全第一に、何かしら練習の成果を出せるようにしたい」と優勝校は出せなくても、3年生に最後の試合の場を用意したい考えだ。 群馬 6月6日、理事会並びに運営委員会を行い、県独自の大会について協議し、開催へ向けて検討を続けることを決めた。 大会開催の前提条件として、現在は「2」となっている県が定める警戒度が「1」に引き下げられ、通常登校に対応した部活動が再開し、県内の対外試合等が可能となることを挙げた。 警戒度が1にならないと、県立高は部活動が再開できない。 引き下げは最短でも6月中旬以降と想定されている。 4週間程度の準備期間が必要であることを踏まえ、大会開催は7月中旬以降としている。 城田雅人理事長は「条件がそろえば開催しようということ。 ただ、いつからと言える状況ではありません」と、現状について慎重に話した。 大会名称、大会期間、会場、大会特別規定等は今後検討する。 今月中に加盟校説明会と評議員会を併せた会議を開催し、加盟校に諮る予定。 埼玉=8月8日から独自大会開催 6月12日、理事会と運営委員会を開き、8月8日から23日まで「夏季埼玉県高等学校野球大会」を開催すると発表。 1試合7イニング制で同点の場合は決着がつくまでタイブレーク方式を採用する。 1週間で500球の投球制限を設ける。 県優勝校には、独自の優勝旗を授与する。 大会は東西南北の4ブロックのトーナメント制。 それぞれの優勝チームが再びトーナメントを行い、県優勝校を決める。 選手登録は20人だが、1試合ごとの選手変更を認める。 新型コロナウイルス感染防止策として、原則無観客で開催。 試合後、関係者すべてが球場から退場してから、次の試合の関係者は入場を認める。 試合間は消毒を徹底する。 抽選会は7月21日、ブロックごとに各校の教諭のみで行う。 また、感染状況によっては、大会の日程変更、中止もあるとした。 センバツ出場予定で、8月に甲子園での交流試合も決まっている花咲徳栄については、日本高野連との相談の上、どちらも出場できるように調整を進めていく。 千葉=8月に独自大会開催決定 5月22日、千葉市内で臨時の理事会を開き、千葉県独自の大会を8月に開催すると発表。 球場の確保、部活動の活動状況等を検討した上で、現状では日程を確定できないとし、内容も今後、高野連から発表されるガイドラインに沿った形で検討する。 千葉県は6月1日に学校を再開し分散登校に。 順調にいけば6月15日から時差登校と、部活動の再開へ向かっていくものと見られる。 しかし今後、再び感染状況が拡大することも考えられるため、予定通りに部活動が実施されるかは、いまだ見えていない。 現状においては、すべてを見極め8月に入り可能な日程を決めていく。 なお、秋季高校野球大会予選は予定通り8月20日から開催の予定で、代替の大会についても秋季大会に影響のないように日程を組む予定だという。 東京=7月18日から東西で独自大会、8月10日に東西V対抗戦 6月12日、横浜市で会見を開き「令和2年度 神奈川県高等学校野球大会」の開催に向け、準備を進めると発表。 8月1日から23日まで、参加校の夏季休業日と週休日を利用する。 トーナメント方式で行うが、試合形態は未定。 出場校数や球場確保数に応じて検討する。 今年の連盟加盟校数は191で、全国でも屈指の多さ。 出場校数が多く、球場も十分確保できない場合は、決勝まで行えない可能性もある。 いずれにせよ、チームの移動距離を極力少なくする方向で計画する。 無観客で行い、保護者の入場も認めない方針。 組み合わせ抽選は、同連盟による代理抽選で行う。 開、閉会式は行わない。 6月中に参加校を取りまとめ、開催要項を作成する予定。 山梨 6月5日、「2020夏季静岡県高校野球大会」の開催を決定。 7月11日に開幕し、8月1日に草薙球場で決勝戦を行う(雨天順延)。 組み合わせは、参加校を東西2ブロックに分け、6月27日に代理抽選が行われる。 ベンチ入りは25人まで。 観客席への入場は、控え部員全員と、事前に申請された保護者が最大5人まで。 試合の2週間前からの行動歴を記録し、当日朝の検温と健康チェックが条件となる。 日本高野連のガイドラインに沿って、座席は一定の間隔を空け、応援は拍手のみとなる。 人数が多い場合は、外野席も開放される見込み。 6月12日、運営委員会を開き、今月5日に開催が発表された全国高校野球選手権静岡大会の代替大会の日程案について、話し合った。 7月11日に開幕を迎え、1回戦は草薙、愛鷹、富士、清水庵原、焼津、島田、掛川、浜岡、磐田、浜松球場の10球場で行われる予定。 6月22日に参加校数が確定する。 その後、球場ごとの試合数など、詳細な大会日程が正式に決まる見通し。 県高野連の渡辺才也理事長は「全109チームが出場する前提での案。 参加校が確定次第、調整していく」と話した。 新型コロナウイルス感染予防策についても議論され、1試合ごとにベンチを消毒し、取材対象者(選手と監督)の人数も制限することが決まった。 安全な大会運営に向け、入念な準備を進めていく。 「56 焼津中央」以降が西側。 熱海、金谷、浜松湖北佐久間分校の3校連合チームは、東側に入る。 愛知=7月4日から独自大会開催 6月5日、今夏の県独自大会の要項発表。 大会名は「夏季愛知県高等学校野球大会」。 7月4日から8月2日までの計11日間(7月24日、8月8、9日を予備日)で土日祝を使用し、ノーシード制を用いてトーナメント方式で開催。 決勝戦は8月2日、岡崎市民球場で午後2時から。 開会式は行わないが、閉会式のみ決勝戦後に行う予定。 試合は無観客、控え部員や保護者の入場は許可。 選手のベンチ入り上限は20名とするが、試合ごとのメンバー変更は可能。 10回からタイブレーク制を導入する。 抽選会は6月20日、午後1時から刈谷市総合文化センターで、野球部長のみ参加する形で行う。 準々決勝以降は後日抽選とし、4回戦までは地区ごとに地元球場での組み合わせとなる。 部活動再開日が遅い学校には、初戦の日を大会4日目以降に配慮する。 使用球場は熱田愛知時計120スタジアム、パロマ瑞穂野球場、春日井市民球場、小牧市民球場、一宮市営球場、阿久比球場、刈谷球場、豊田球場、岡崎市民球場、豊橋市民球場の10球場。 6月5日時点で加盟校189校のうち、186校182チームが参加予定。 うち4つが連合チームで、名古屋商が不参加となっている。 岐阜=7月11日から独自大会開催 6月6日、府独自大会を行うと発表。 日程は7月18日から8月10日。 トーナメント形式で無観客で行う。 球場借用期間の関係で、雨天などで試合が8月11日以降となる場合は、8月10日で打ち切る。 大会期間は、平日も使用するが、平日を使用する場合は午後からの1試合のみ。 照明のない球場は午後3時から、照明がある球場は午後4時から開始する。 土曜日は午後から2試合、日曜祝日は午前から3試合行う。 開閉会式は行わない。 登録部員は例年より10人増やして30人とするが、試合当日のベンチ入りは20人。 会場では試合当該校のチーム部員のみ入場を認め、保護者の入場は許可しない。 会場は大阪シティ信用金庫スタジアムなど7球場。 大阪府の吉村知事は代替大会の甲子園開催を発案していたが、同連盟の伊原登理事長は「考えておりません」と、大阪府も兵庫県同様に甲子園球場は使用しない。 抽選会は7月3日、同連盟役員による代理抽選となる。 兵庫=7月18日から独自大会開催 6月4日、支部長会と理事長会を開催し、独自大会「令和2年度夏季兵庫県高校野球大会」を開催すると発表。 7月18日に開幕し、8月7日まで。 ベスト16までは地区単位のトーナメントとし、詳細は15日までに詰めて再度発表。 会場はほっともっと神戸など14の球場を使用。 井戸敏三兵庫県知事が甲子園球場の使用を希望する発言をしていたが、福留和年理事長は「使わない。 使えない」と独自大会での使用はしないことを明言した。 田靡(たなびき)幸夫会長は「(甲子園使用は)非常にありがたい話で、できたら一番いいが、ただ兵庫県だけが、たまたま近いからというだけではと考えている。 全国の生徒のことを考えると難しいかなと思います」と説明。 無観客で開催するが、控え部員や3年生部員の保護者は観戦可能とする。 また、感染予防の観点から、試合会場、試合時間などは非公開にする予定。 奈良=7月11日から独自大会開催 6月12日、常任理事会を開き、7月11日に開幕する県独自の大会を、当初の1チーム1試合(2時間制)方式からトーナメント方式に見直す方向で検討に入ることを決めた。 今後の理事会で正式決定すれば、試合時間の制限をなくして土日3試合、平日2試合ずつを予定する。 組み合わせ抽選を行うことも含めて検討を重ねていく。 19日に対外試合が解禁することや、県教育委員会との共催になることが大会方式を見直す要因になった。 また、これまで確保していた佐藤薬品スタジアムが7月11~31日の大会期間に加え、他団体の協力も受けて8月1、5、6日も使用可能となったため、トーナメント制の可能性が浮上したという。 大会名は「令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会」とし、雨天で順延して大会期間よりずれ込む場合は、途中で打ち切る可能性もあるという。 和歌山=独自大会開催決定 6月4日、「2020 夏季岡山県高等学校野球大会」の開催を発表。 7月18日から8月10日の日程で土日祝を中心に、トーナメント方式で実施。 ベンチ入りの上限を25人に拡大し、試合ごとの入れ替えを可能とする。 今春の春季大会が中止となったことを受け、昨秋の県大会の成績を加味し、同大会の8強を2回戦から参加のシード校とした。 試合は9イニング制とし、10回からタイブレーク制を採用。 決勝戦でも10回からタイブレークを適用する。 原則無観客だが、控え部員によるスタンド応援は認める。 現段階では保護者の観戦は承認していないが、同連盟の多田一也会長は「最終的には入れてあげたい」と前向きな姿勢を示した。 大会開幕2週間前の県内の新型コロナウイルス感染状況を見ながら検討する。 開会式は行わないが、今春のセンバツに出場予定だった、倉敷商の主将が選手宣誓を行うセレモニーを予定している。 倉敷マスカットスタジアムでの大会初日の試合前に執り行う予定。 抽選会は6月27日。 各校監督か部長の代表者1人が参加する形で行われる。 広島=7月11日から独自大会開催 6月5日、今夏の県独自大会の詳細を発表。 大会名は「2020年夏季鳥取県高等学校野球大会」。 7月11日から7月27日にかけ、トーナメント方式を用いノーシード制でコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場で開催。 大会期間中、平日を2日間使用することになるが、他県より休校解除が早く、学業への支障も少ないことや、他団体も使用する兼ね合いから日程を決定した。 7月30日までは球場を確保しているため、雨天順延で開催する。 ベンチ入り上限は例年通り18人で試合ごとの入れ替えは許可しない。 1回戦から準決勝までは10回から、決勝は13回からタイブレークを導入する。 大会は無観客とするが、控え部員、3年生の保護者、部の3人目以降の顧問の入場は認める。 開会式と閉会式は行う予定。 抽選会は6月26日、責任教師のみが出席する。 島根=7月17日から独自大会開催 6月6日、今夏の県独自大会の開催を決定。 7月11日から8月1日まで土日を中心にトーナメント方式で開催する。 昨秋の県大会8強がシード校となり、決勝は8月1日午前11時から萩スタジアム(萩市)で行う。 ベンチ入りは例年より5人増の25人までとし、試合ごとの登録変更はできない。 東堂昌治理事長は「熱中症対策や(休校の影響で)練習できていないので控えを多くする方が良い。 3年生のベンチ入りを増やしてあげるのも理由です」とコメントした。 今大会は10回からタイブレーク制を導入し、決勝も含め全試合でコールドを採用する。 8月9日まで球場を確保し、一雨天などで大会が8月9日以降に延びた場合は打ち切りとなる。 試合は原則無観客とし現時点では控え部員のみが入場でき、保護者の観戦に関しては検討中。 開会式は行わず、閉会式のみ簡素化した形で行う予定。 組み合わせ抽選は6月20日午前10時から実施。 徳島=7月11日から独自大会開催 6月5日、今夏の独自県大会の詳細決定。 大会名を「令和2年度香川県高等学校野球大会」とし、大会期間は7月23日から8月13日の計9日間。 トーナメント方式で、土日祝で開催する。 昨秋の県大会4強がシード校。 延長は10回までとし、11回からタイブレーク制を導入。 ベンチ入りの上限は20名。 試合ごとに入れ替えは可能だが、変更して入る場合は3年生部員に限ることとした。 試合は原則無観客。 控え部員のスタンド応援は許可とするが、保護者の観戦に関しては検討中。 抽選会は7月10日に各校の主将がクジを引く形で行う。 その際に簡単な開会式を行う予定で、中止となった今春のセンバツに出場予定だった尽誠学園の主将が選手宣誓を務める。 愛媛=8月1日から独自大会開催 6月12日、常任理事会を開き、独自の代替大会を開催断念する方針を一転し、開催することを決めた。 5月25日に全国で初めて開催断念を発表していた。 5月22日の理事会で代替大会の開催について協議。 消毒液の確保や感染防止マニュアル作成など準備を進めたが、感染リスクを払拭できないことなどから断念に至った。 6月に入って県高野連は県教育委員会から代替大会開催を検討するよう文書で依頼された。 これを真摯に受け止め、野口敦弘理事長は「教育委員会からの文書は重たいことで、当然無視はできない。 要請を受けているわけで、検討する事項の中の1つだと思う」と再検討を示唆していた。 6月5日には、福岡地区に所属する福岡大大濠や筑陽学園などの監督有志が立ち上がり、福岡市や近郊の33校による「福岡地区高校野球交流戦」を7月11日から行うと発表していた。 佐賀=7月11日から独自大会開催 5月23日、独自の大会を7月4日からトーナメント方式で開催することを決定。 同30日、臨時理事会を行い、出場チームの登録人数とベンチ入りを、それぞれ60人と25人まで拡大する方針を固めた。 前年はともに20人で、ベンチ入りは試合ごとに入れ替えが可能。 中村健理事長は「ベンチ入りを多くして戦いやすいように。 練習不足もあって、体力の心配もあるので交代要員のことを考えました」と説明。 部活動再開となる6月1日から大会開幕まで約1カ月と準備期間が短く、チーム状態が整わない可能性を考慮した。 無観客とし、開会式は行わない。 決勝は8月2日にタピックスタジアム名護で開催。 6月23日の組み合わせ抽選会は代表者のみ出席する形で調整中。
次の6月12日、独自開催の「夏季北海道高等学校野球大会」の日程を発表。 地区大会は7月11日の函館、室蘭を皮切りにスタート。 南北海道大会(札幌円山)は8月3日から、北北海道大会(旭川スタルヒン)は同5日から開催され、いずれも各地区代表16校で争う。 試合は無観客で行われる。 南北はいずれも16代表で競うことを決めた。 感染拡大防止対策として、南大会は函館、北大会は十勝、北見、釧根と名寄の一部を除き、原則日帰りで移動は貸し切りバス、宿泊する場合も個室、個別の食事にするなど確認事項が盛り込まれた。 なお軟式の全道大会は7月28~30日、釧路市民で開催。 7地区の代表が出場し、札幌、函館、空知は地区大会で代表を決める。 青森=7月14日から独自大会開催 6月5日、独自大会の開催を発表。 開幕は7月14日、決勝は同28日。 トーナメント方式で優勝校を決める。 試合は9イニング制(コールドゲームもあり)、延長13回からはタイブレーク制と、できる限り例年通りのルールを適用。 新型コロナと熱中症対策も徹底し、青森市営球場など5球場を使用。 1日の試合数は1球場につき2試合まで。 原則として無観客試合だが、控えメンバーと選手の保護者の応援は認められる方向性。 ベンチ入りメンバーは20人で、最終決定は抽選会が行われる6月30日午前。 青森県では5月7日以降、新たなコロナ感染者は出ていないが、今後の状況次第で大会要項を見直していく。 開会式は行わず、閉会式で優勝旗の授与はない。 高橋聡理事長は「メダルやトロフィーなどを考えています」と、形に残る記念品の準備を進めていることを明かした。 抽選会は責任教師だけが参加する予定。 春季大会が中止になったことから「フリー抽選」で決める方針。 岩手=6月29日開幕の独自大会開催 6月9日、盛岡市内で常任理事会を開催し独自大会の開催を発表。 日程は地区予選が6月29日~7月5日、県大会が7月11~25日。 原則として無観客で行う。 10日に詳細を発表。 9イニング制(コールドゲームあり)で、延長13回からタイブレーク方式を採用。 また、今年から導入された投手の球数制限(1週間500球)と申告敬遠も適用。 「3密」を避けるため開会式は中止。 試合前のシートノックも省略し、試合後の勝利チームの校旗掲揚も行わない。 1日の試合数は1球場につき最大2試合とするなど、感染予防を徹底する。 試合は無観客とするが、控え部員の入場は認める。 また保護者については、ベンチ入りメンバー1人(記録員を含む)につき2人までを許可し、最大42人が入場可能。 登録選手は20人(記録員1人は別)で、各試合ごとに登録変更を可能にする。 地区予選の抽選会は15~19日の期間に実施され、各校の責任教師が出席する。 県大会については、すでに「枠組み抽選会」が行われており、同予選を勝ち上がった31チームで行われる。 県大会日程は7月11、12日が1回戦、18日が2回戦、21日が準々決勝、23日が準決勝、25日が決勝(岩手県営野球場)。 秋田=7月に独自大会開催の方向で調整 6月5日、運営委員会を開催し、独自大会の開催を発表。 大会名は「山形県高等学校野球大会2020」。 阿部稔会長は「甲子園への道はなくなりましたが、3年生が積み重ねてきた努力の確認の場として戦う今大会が、いつまでも記憶に残り、長く語り継がれるような思いを込めて『2020』をつけた」。 同大会はトーナメント方式で7月11日に開幕し、決勝戦は県営球場で8月1日を予定。 学業を優先し、土日祝日を利用した日程で行う。 村山、置賜、最北、庄内の各4地区で6月26日以降に抽選会を行い、同地区内で1、2回戦を勝ち上がった計16校が7月23日からの県大会に臨む。 昨秋県大会4強の鶴岡東、日大山形、東海大山形、山形中央は、3回戦進出でシード扱い。 他校は再抽選をして頂点を争う。 試合は延長10回からのタイブレーク制、1週間500球以内の球数制限を導入。 登録人数は選手20人(記録員1人は別)だが、3年生が20人を超える3校を配慮し、各試合ごとの登録を可能とした。 開会式は行わず、閉会式も簡素化し、優勝校と準優勝校には記念盾の贈呈を検討。 宮城=7月11日から独自大会開催 6月11日、理事・運営委員会を行い「東北地区高校野球宮城大会」(仮称)の開催を発表。 期間は7月11日~8月1日で楽天生命パーク宮城を含む6球場を使用。 連合チームなどを視野に、加盟73校中68チームの出場を想定したトーナメント方式で行う。 組み合わせは26日、各校顧問による代理抽選で決定する。 感染予防を考慮し、開会式は行わない。 各球場1日2試合とし、すべて無観客を原則にする。 現時点でテレビ中継の予定はないが、ウエブサイト「アマチュア野球 一球速報」の協力を得て各球場の試合経過をリアル配信する。 70周年記念プログラムの製作も延期し、大会運営費にあてる。 選手ほか、来場の関係者全員に検温と入場申請書の提出を義務付け、体温37・5度以上(平熱より1・5度以上)の場合は入場させないなどの予防対策を講じる。 一方でベンチ入り選手20人は試合ごとに入れ替え可能とし、原則1人の記録員も3年生に限り最大3人にするなど、高校最後の大会になる最上級生たちに配慮する。 福島=7月18日から独自大会開催 5月26日、臨時理事会を開き、県独自の大会を無観客で開催することを決めた。 6月9日、理事会で大会要項を審議し発表。 大会名は「2020年夏季茨城県高等学校野球大会」。 7月11日から8月4日までの土曜、日曜、祝日を中心に、ノーブルホームスタジアム水戸など、6球場を使用し行う。 雨天などで試合が延期になった場合でも、平日のナイター設備などを使用し、決勝まで行うとした。 また、昨秋の県大会ベスト8のチームをシードにトーナメント形式で行うが、1、2回戦は同地区内での対戦とし、3回戦からは再抽選し対戦を決定する。 試合は9イニング制で10回からタイブレーク。 5回10点差、7回7点差のコールドを採用するなど、できるだけ通常、行われる公式戦と近い形での試合となる。 また、1度にベンチ内に入れるのは、密を避け選手15人と監督、責任教師、マネジャー1人を上限とするが、登録人数に制限は設けない。 野球部員は全員が出場可能とする独自の方針を示した。 榎戸努専務理事は「1人でも多くの生徒が背番号をつけて試合ができるようにしたい」と話した。 試合は原則、無観客試合とするが、試合に出場しない野球部員、野球部員の保護者2人まではスタンド入場可。 選手の活躍を、チームメート、保護者も見守ることができる。 抽選会は6月23日、役員、監督らによる代理抽選。 開会式、閉会式はともに行わない。 栃木=7月18日から県独自試合決定 5月28日、臨時理事会を開き、県独自の試合を行うことを決めた。 優勝校を出す大会には、ならないかもしれない。 藤田光明理事長は「学習時間の確保、夏休みの短縮を考えると、トーナメントは難しいかも知れません。 参加校数を見て考えたい」と話した。 7月18日から8月2日までの週末、祝日、計8日間で実施。 3球場を確保しているが、感染リスクを下げるため1球場1日2試合までの可能性があり、県内61校からの参加数次第でトーナメント消化はできなくなる。 それでも、藤田理事長は「1試合で終了したり、リーグ戦だったり。 安全第一に、何かしら練習の成果を出せるようにしたい」と優勝校は出せなくても、3年生に最後の試合の場を用意したい考えだ。 群馬 6月6日、理事会並びに運営委員会を行い、県独自の大会について協議し、開催へ向けて検討を続けることを決めた。 大会開催の前提条件として、現在は「2」となっている県が定める警戒度が「1」に引き下げられ、通常登校に対応した部活動が再開し、県内の対外試合等が可能となることを挙げた。 警戒度が1にならないと、県立高は部活動が再開できない。 引き下げは最短でも6月中旬以降と想定されている。 4週間程度の準備期間が必要であることを踏まえ、大会開催は7月中旬以降としている。 城田雅人理事長は「条件がそろえば開催しようということ。 ただ、いつからと言える状況ではありません」と、現状について慎重に話した。 大会名称、大会期間、会場、大会特別規定等は今後検討する。 今月中に加盟校説明会と評議員会を併せた会議を開催し、加盟校に諮る予定。 埼玉=8月8日から独自大会開催 6月12日、理事会と運営委員会を開き、8月8日から23日まで「夏季埼玉県高等学校野球大会」を開催すると発表。 1試合7イニング制で同点の場合は決着がつくまでタイブレーク方式を採用する。 1週間で500球の投球制限を設ける。 県優勝校には、独自の優勝旗を授与する。 大会は東西南北の4ブロックのトーナメント制。 それぞれの優勝チームが再びトーナメントを行い、県優勝校を決める。 選手登録は20人だが、1試合ごとの選手変更を認める。 新型コロナウイルス感染防止策として、原則無観客で開催。 試合後、関係者すべてが球場から退場してから、次の試合の関係者は入場を認める。 試合間は消毒を徹底する。 抽選会は7月21日、ブロックごとに各校の教諭のみで行う。 また、感染状況によっては、大会の日程変更、中止もあるとした。 センバツ出場予定で、8月に甲子園での交流試合も決まっている花咲徳栄については、日本高野連との相談の上、どちらも出場できるように調整を進めていく。 千葉=8月に独自大会開催決定 5月22日、千葉市内で臨時の理事会を開き、千葉県独自の大会を8月に開催すると発表。 球場の確保、部活動の活動状況等を検討した上で、現状では日程を確定できないとし、内容も今後、高野連から発表されるガイドラインに沿った形で検討する。 千葉県は6月1日に学校を再開し分散登校に。 順調にいけば6月15日から時差登校と、部活動の再開へ向かっていくものと見られる。 しかし今後、再び感染状況が拡大することも考えられるため、予定通りに部活動が実施されるかは、いまだ見えていない。 現状においては、すべてを見極め8月に入り可能な日程を決めていく。 なお、秋季高校野球大会予選は予定通り8月20日から開催の予定で、代替の大会についても秋季大会に影響のないように日程を組む予定だという。 東京=7月18日から東西で独自大会、8月10日に東西V対抗戦 6月12日、横浜市で会見を開き「令和2年度 神奈川県高等学校野球大会」の開催に向け、準備を進めると発表。 8月1日から23日まで、参加校の夏季休業日と週休日を利用する。 トーナメント方式で行うが、試合形態は未定。 出場校数や球場確保数に応じて検討する。 今年の連盟加盟校数は191で、全国でも屈指の多さ。 出場校数が多く、球場も十分確保できない場合は、決勝まで行えない可能性もある。 いずれにせよ、チームの移動距離を極力少なくする方向で計画する。 無観客で行い、保護者の入場も認めない方針。 組み合わせ抽選は、同連盟による代理抽選で行う。 開、閉会式は行わない。 6月中に参加校を取りまとめ、開催要項を作成する予定。 山梨 6月5日、「2020夏季静岡県高校野球大会」の開催を決定。 7月11日に開幕し、8月1日に草薙球場で決勝戦を行う(雨天順延)。 組み合わせは、参加校を東西2ブロックに分け、6月27日に代理抽選が行われる。 ベンチ入りは25人まで。 観客席への入場は、控え部員全員と、事前に申請された保護者が最大5人まで。 試合の2週間前からの行動歴を記録し、当日朝の検温と健康チェックが条件となる。 日本高野連のガイドラインに沿って、座席は一定の間隔を空け、応援は拍手のみとなる。 人数が多い場合は、外野席も開放される見込み。 6月12日、運営委員会を開き、今月5日に開催が発表された全国高校野球選手権静岡大会の代替大会の日程案について、話し合った。 7月11日に開幕を迎え、1回戦は草薙、愛鷹、富士、清水庵原、焼津、島田、掛川、浜岡、磐田、浜松球場の10球場で行われる予定。 6月22日に参加校数が確定する。 その後、球場ごとの試合数など、詳細な大会日程が正式に決まる見通し。 県高野連の渡辺才也理事長は「全109チームが出場する前提での案。 参加校が確定次第、調整していく」と話した。 新型コロナウイルス感染予防策についても議論され、1試合ごとにベンチを消毒し、取材対象者(選手と監督)の人数も制限することが決まった。 安全な大会運営に向け、入念な準備を進めていく。 「56 焼津中央」以降が西側。 熱海、金谷、浜松湖北佐久間分校の3校連合チームは、東側に入る。 愛知=7月4日から独自大会開催 6月5日、今夏の県独自大会の要項発表。 大会名は「夏季愛知県高等学校野球大会」。 7月4日から8月2日までの計11日間(7月24日、8月8、9日を予備日)で土日祝を使用し、ノーシード制を用いてトーナメント方式で開催。 決勝戦は8月2日、岡崎市民球場で午後2時から。 開会式は行わないが、閉会式のみ決勝戦後に行う予定。 試合は無観客、控え部員や保護者の入場は許可。 選手のベンチ入り上限は20名とするが、試合ごとのメンバー変更は可能。 10回からタイブレーク制を導入する。 抽選会は6月20日、午後1時から刈谷市総合文化センターで、野球部長のみ参加する形で行う。 準々決勝以降は後日抽選とし、4回戦までは地区ごとに地元球場での組み合わせとなる。 部活動再開日が遅い学校には、初戦の日を大会4日目以降に配慮する。 使用球場は熱田愛知時計120スタジアム、パロマ瑞穂野球場、春日井市民球場、小牧市民球場、一宮市営球場、阿久比球場、刈谷球場、豊田球場、岡崎市民球場、豊橋市民球場の10球場。 6月5日時点で加盟校189校のうち、186校182チームが参加予定。 うち4つが連合チームで、名古屋商が不参加となっている。 岐阜=7月11日から独自大会開催 6月6日、府独自大会を行うと発表。 日程は7月18日から8月10日。 トーナメント形式で無観客で行う。 球場借用期間の関係で、雨天などで試合が8月11日以降となる場合は、8月10日で打ち切る。 大会期間は、平日も使用するが、平日を使用する場合は午後からの1試合のみ。 照明のない球場は午後3時から、照明がある球場は午後4時から開始する。 土曜日は午後から2試合、日曜祝日は午前から3試合行う。 開閉会式は行わない。 登録部員は例年より10人増やして30人とするが、試合当日のベンチ入りは20人。 会場では試合当該校のチーム部員のみ入場を認め、保護者の入場は許可しない。 会場は大阪シティ信用金庫スタジアムなど7球場。 大阪府の吉村知事は代替大会の甲子園開催を発案していたが、同連盟の伊原登理事長は「考えておりません」と、大阪府も兵庫県同様に甲子園球場は使用しない。 抽選会は7月3日、同連盟役員による代理抽選となる。 兵庫=7月18日から独自大会開催 6月4日、支部長会と理事長会を開催し、独自大会「令和2年度夏季兵庫県高校野球大会」を開催すると発表。 7月18日に開幕し、8月7日まで。 ベスト16までは地区単位のトーナメントとし、詳細は15日までに詰めて再度発表。 会場はほっともっと神戸など14の球場を使用。 井戸敏三兵庫県知事が甲子園球場の使用を希望する発言をしていたが、福留和年理事長は「使わない。 使えない」と独自大会での使用はしないことを明言した。 田靡(たなびき)幸夫会長は「(甲子園使用は)非常にありがたい話で、できたら一番いいが、ただ兵庫県だけが、たまたま近いからというだけではと考えている。 全国の生徒のことを考えると難しいかなと思います」と説明。 無観客で開催するが、控え部員や3年生部員の保護者は観戦可能とする。 また、感染予防の観点から、試合会場、試合時間などは非公開にする予定。 奈良=7月11日から独自大会開催 6月12日、常任理事会を開き、7月11日に開幕する県独自の大会を、当初の1チーム1試合(2時間制)方式からトーナメント方式に見直す方向で検討に入ることを決めた。 今後の理事会で正式決定すれば、試合時間の制限をなくして土日3試合、平日2試合ずつを予定する。 組み合わせ抽選を行うことも含めて検討を重ねていく。 19日に対外試合が解禁することや、県教育委員会との共催になることが大会方式を見直す要因になった。 また、これまで確保していた佐藤薬品スタジアムが7月11~31日の大会期間に加え、他団体の協力も受けて8月1、5、6日も使用可能となったため、トーナメント制の可能性が浮上したという。 大会名は「令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会」とし、雨天で順延して大会期間よりずれ込む場合は、途中で打ち切る可能性もあるという。 和歌山=独自大会開催決定 6月4日、「2020 夏季岡山県高等学校野球大会」の開催を発表。 7月18日から8月10日の日程で土日祝を中心に、トーナメント方式で実施。 ベンチ入りの上限を25人に拡大し、試合ごとの入れ替えを可能とする。 今春の春季大会が中止となったことを受け、昨秋の県大会の成績を加味し、同大会の8強を2回戦から参加のシード校とした。 試合は9イニング制とし、10回からタイブレーク制を採用。 決勝戦でも10回からタイブレークを適用する。 原則無観客だが、控え部員によるスタンド応援は認める。 現段階では保護者の観戦は承認していないが、同連盟の多田一也会長は「最終的には入れてあげたい」と前向きな姿勢を示した。 大会開幕2週間前の県内の新型コロナウイルス感染状況を見ながら検討する。 開会式は行わないが、今春のセンバツに出場予定だった、倉敷商の主将が選手宣誓を行うセレモニーを予定している。 倉敷マスカットスタジアムでの大会初日の試合前に執り行う予定。 抽選会は6月27日。 各校監督か部長の代表者1人が参加する形で行われる。 広島=7月11日から独自大会開催 6月5日、今夏の県独自大会の詳細を発表。 大会名は「2020年夏季鳥取県高等学校野球大会」。 7月11日から7月27日にかけ、トーナメント方式を用いノーシード制でコカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク野球場で開催。 大会期間中、平日を2日間使用することになるが、他県より休校解除が早く、学業への支障も少ないことや、他団体も使用する兼ね合いから日程を決定した。 7月30日までは球場を確保しているため、雨天順延で開催する。 ベンチ入り上限は例年通り18人で試合ごとの入れ替えは許可しない。 1回戦から準決勝までは10回から、決勝は13回からタイブレークを導入する。 大会は無観客とするが、控え部員、3年生の保護者、部の3人目以降の顧問の入場は認める。 開会式と閉会式は行う予定。 抽選会は6月26日、責任教師のみが出席する。 島根=7月17日から独自大会開催 6月6日、今夏の県独自大会の開催を決定。 7月11日から8月1日まで土日を中心にトーナメント方式で開催する。 昨秋の県大会8強がシード校となり、決勝は8月1日午前11時から萩スタジアム(萩市)で行う。 ベンチ入りは例年より5人増の25人までとし、試合ごとの登録変更はできない。 東堂昌治理事長は「熱中症対策や(休校の影響で)練習できていないので控えを多くする方が良い。 3年生のベンチ入りを増やしてあげるのも理由です」とコメントした。 今大会は10回からタイブレーク制を導入し、決勝も含め全試合でコールドを採用する。 8月9日まで球場を確保し、一雨天などで大会が8月9日以降に延びた場合は打ち切りとなる。 試合は原則無観客とし現時点では控え部員のみが入場でき、保護者の観戦に関しては検討中。 開会式は行わず、閉会式のみ簡素化した形で行う予定。 組み合わせ抽選は6月20日午前10時から実施。 徳島=7月11日から独自大会開催 6月5日、今夏の独自県大会の詳細決定。 大会名を「令和2年度香川県高等学校野球大会」とし、大会期間は7月23日から8月13日の計9日間。 トーナメント方式で、土日祝で開催する。 昨秋の県大会4強がシード校。 延長は10回までとし、11回からタイブレーク制を導入。 ベンチ入りの上限は20名。 試合ごとに入れ替えは可能だが、変更して入る場合は3年生部員に限ることとした。 試合は原則無観客。 控え部員のスタンド応援は許可とするが、保護者の観戦に関しては検討中。 抽選会は7月10日に各校の主将がクジを引く形で行う。 その際に簡単な開会式を行う予定で、中止となった今春のセンバツに出場予定だった尽誠学園の主将が選手宣誓を務める。 愛媛=8月1日から独自大会開催 6月12日、常任理事会を開き、独自の代替大会を開催断念する方針を一転し、開催することを決めた。 5月25日に全国で初めて開催断念を発表していた。 5月22日の理事会で代替大会の開催について協議。 消毒液の確保や感染防止マニュアル作成など準備を進めたが、感染リスクを払拭できないことなどから断念に至った。 6月に入って県高野連は県教育委員会から代替大会開催を検討するよう文書で依頼された。 これを真摯に受け止め、野口敦弘理事長は「教育委員会からの文書は重たいことで、当然無視はできない。 要請を受けているわけで、検討する事項の中の1つだと思う」と再検討を示唆していた。 6月5日には、福岡地区に所属する福岡大大濠や筑陽学園などの監督有志が立ち上がり、福岡市や近郊の33校による「福岡地区高校野球交流戦」を7月11日から行うと発表していた。 佐賀=7月11日から独自大会開催 5月23日、独自の大会を7月4日からトーナメント方式で開催することを決定。 同30日、臨時理事会を行い、出場チームの登録人数とベンチ入りを、それぞれ60人と25人まで拡大する方針を固めた。 前年はともに20人で、ベンチ入りは試合ごとに入れ替えが可能。 中村健理事長は「ベンチ入りを多くして戦いやすいように。 練習不足もあって、体力の心配もあるので交代要員のことを考えました」と説明。 部活動再開となる6月1日から大会開幕まで約1カ月と準備期間が短く、チーム状態が整わない可能性を考慮した。 無観客とし、開会式は行わない。 決勝は8月2日にタピックスタジアム名護で開催。 6月23日の組み合わせ抽選会は代表者のみ出席する形で調整中。
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